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モツレク [観ル・聴ク・読ム]

モーツァルト、生誕250周年で、今年はけっこう盛り上がってます。
さっきも、第一生命スポンサーのスペシャル番組やってました。モーツァルトの天才ぶりを検証する内容で、脳科学的な見地からもスポットを当て、なかなかおもしろい番組でした。天才であるためには、幼少の頃の音楽環境がけっこう大事だって。彼のパパは、彼が天才と言われる所以のひとつであったらしい

モーツァルトと言えば、レクイエム。
モーツァルトのミサ曲は、学生時代、毎年定期演奏会で歌ってました。1回生のときは、MISSA BREVIS(KV.65)。 モーツァルト、12歳の時に作曲した曲でした。
2回生のときは、MISSA BREVIS(KV.259)。3回生では、MISSA BREVIS IN D (KV.194)。MISSA BREVIS とは、ミサ曲の短縮版のことですね。
で、4回生の時は、Messe -dur KV.317 いわゆる戴冠ミサ。モーツァルトのミサ曲では、Benedictus はソロパートがメインなんですね。4回生なので、この時のBenedictusでソロはりました~ 未だにその時のビデオ残っているので、赤面ものですが。

そして3回生の合唱コンクール。うちの大学とは別に参加した一般合唱団で臨んだのが、モーツァルトのレクイエム、『Dies irae』『Racrimosa』。
この『Lacrimosa』、第8小節目がモーツァルトの絶筆だそうです。さっきの番組の後、モツレクの楽譜見たら、そう書いてありました。自分の死の訪れを予感しながら、書いた最後の曲。当時はただ歌うことだけに神経がいってたけど、この曲にそんなスゴイ背景があったなんてぜんぜん考えてもいなかったので、あらためて感慨深く、歌ってしまいました。(夜中に……)

モツレクを歌いたい!そういう願望のもと、社会人になって1年目、合唱部のマドンナと一緒に、大阪の市民合唱団に入部しました。次の演奏会でモツレクやるからということで。演奏会はシンフォニーホールでやりました。

今でもモツレクの楽譜は宝です。時々引っ張り出しては、歌っています。
それにしても。モーツァルトの曲って、すごすぎる。
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テル

モーツァルト、確かにすごいと思います。
歴史上の音楽家の中でも全く違うステージにいると思います。
明るさの中に憂いと寂しさを秘めて、時々神経が繊細になっているときに聴くと、恐ろしささえ感じます。
やはり、神に選ばれし人なのでしょうか。
by テル (2006-11-04 23:50) 

ももん

モーツァルトとベートーベン、どっちが好きかとよく考えることがあります。
ベートーベンも、交響曲をはじめ、好きな曲が多いからです。
モーツァルトの、音が跳ねている、踊っている感じの曲調も好きだし、とてもスリリングな畳み掛けてくるような音運びもすごく好き。
ベートーベンの交響曲は、とても重厚で圧倒的なものがあって曳き込まれてしまうし。ピアノソナタも好き。歌詞がついていないのに音だけで感情を表している気がします。
けっきょくのところ、モーツァルトもベートーベンも、神に選ばれし人ってことですね。
by ももん (2006-11-05 15:00) 

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