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出口のない海、で感ずること [観ル・聴ク・読ム]

この前メイキングDVDを観て、今、本編観てるところです。
原作者の横山秀夫さんが、彼の得意ジャンル、警察モノ・事件記者モノとはまったく違うジャンルで書いた“出口のない海”。
大好きな作家さんなので、興味深々で原作読みました。で、読み終わったら、泣きました。あんまりと、辛くて。
だから、映画もみなきゃ。
じつは、今はまだDVDの半分しか観てません。でも、ちょっと書いておこうと思って。

主人公の“並木”が、市川海老蔵ちゃんなので、実はちょっとビミョーだなって思ってました。ぜんぜんタイプじゃないもの。あの濃いカオは。
でもいきなり冒頭シーンで、私の大好きな田中実さんがけっこう重要な役どころ担っているじゃありませんか!! (武藤さん、やっぱ、かっこいい~!!)
ま、イマイチピンと来ない海老蔵さんでしたけど、イイ演技してますね。映画は初主演とのことだけど、やっぱ天職が役者って感じがした。
その海老蔵さんの演技のせいか、彼が自分の死に場所となる魚雷艦の訓練するシーンで、思わず観ることを中断して、このように一筆書いておかねば、と思うことがありました。
前置きが長いか(*^_^*)

最初の操縦訓練に失敗した時、彼は叫んだの。悔しくて。
あ、でも、それ観て、“男は、男の人ってものは、使命を背負って生きるモノなのね” 
一般的ではないどんなことであっても、それがどんなに理不尽であっても、男がこうって決めたことは、自分の使命として生きていくものなのね。そう思った。
それが、男の人だって。

で、女は……“使命を持って生きている男を、支える役割”なんだなって。
そういう男を理解して、支えてあげるのが女なんだって。何も出来なくても、ただ理解して、見ている、それが女なんだなって。
ま、そんなことを感じた訳でした。
……なんか、文章にすると、拙い。

でも、現実の今の自分がそんな境地なの。
“俺は、こう生きる。(そのためには、いろんなことを犠牲にするかもしれない……)”そう思ってる男を、精神的に支える役目が私だと。
そして遠くにいても、彼にとって私がそういう存在でいられることに幸せを感じている。

“出口のない海” 
ほんとは、もっといろいろ書きたいけど、けっこう焼酎が回ってきたので、これで。
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