SSブログ

北京ヴァイオリン、観て [観ル・聴ク・読ム]

ヴァイオリンを先生についてレッスンを受けている人からすれば、けっこう思うこといろいろある映画です。
中国の作品だけど、いい作りになってました。脚本もいい。
なにより主人公の男の子、設定では13歳。彼、子供なのに、タイプなの。。。

中国でヴァイオリン、ちょっと想像つかない世界だったけど、お父さんの頑張りといい、いろいろとへたくそな生き方をしてきたセンセイといい、中国のヴァイオリン=日本でヴァイオリンやってる人 ってなかんじで、あ、これってすごくおもしろいって思った。
観てみて。

最近仕事が忙しくって、3月の終わりからずっとテンパッテル状態で、しかもあんまり寝てない状態だし体調もあんまり良くないし、すごく自分自身に余裕がないの。

それに、だいじな人がいなくなって、生きる活力みないなものがあんまりなくって、
けっこうきつい。
この映画を見たから、元気になったってことはないけど、ちょっとはプラスになった。

そうそう、主人公の彼の名前、“チュン”っていうんだよ~
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 2

ken

ヴァイオリンを習っている人が観ると、また違った面白さがあるんでしょうね。
少年のお父さんの気持ちが心に染みるいい映画だったと思います。
by ken (2007-04-19 02:06) 

ももん

Kenさん、コメント、ありがとうございま~す(*^_^*)

私も月間8~10本ほど、DVDなどでいろいろな映画・ドラマを観ていますが、この作品は、自分がヴァイオリンをやっていることもあってか、最近観た作品の中では、結構上位ランクの作品です。

ユニセックスなチュンの大人びた雰囲気と、いろいろな事情をものともせず、ただひたすらに子供を愛する父ちゃんの愛、ヴァイオリンの先生の葛藤(上手くても表舞台に立つにはいろいろあるといった、現実的な、これはたぶん日本でもそう、ヴァイオリン事情を微妙に現しているところ)、なんだかすごくリアルに描かれている作品だと思います。

また、ヴァイオリン弾きには、劇中の演奏曲、たとえば、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲二長調とか、たまりません。
あの指使いとか、“13歳で、ここまで弾けるの~!!弓を飛ばす弾き方、ああやってやるのか~”など、演奏技術にも目がいって。演奏シーンは、けっこう何度もリピートして観ましたよ。

ヴァイオリン弾きには、けっこう別の意味で、興味深い作品でしたが、脚本のテーマとしては、やっぱり親子の愛だと思うんですね。
私自身には子供がありませんが、知人で、ものすご~く、中学生の息子のことを大事に思っている父親を知っているので、よけいに感情移入が出来たのかも知れません。彼の、息子に対する深い愛情を、よく知っているので。

Kenさんのブログ、拝見しました。
いっぱいいろいろな作品を観ておられるようで、参考にさせていただきます。私も、シナリオ、少しかじったこともあるので、なかなか興味深く、読ませていただきました。
by ももん (2007-04-20 01:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1