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高嶋ちさ子12人のヴァイオリニストの [観ル・聴ク・読ム]

コンサートに行ってきましたヨ~ 高嶋さんのコンサートは今回で2回目。といっても前回は『ヴァイオリンサミット2006』メンバーの一人としてだったのですが。
今回は高嶋さんと11名の若くて美人なヴァイオリニストたちの演奏会です。このユニットでのCDデビューや、いろいろなコンサート活動を行っているそうです。

桐朋学園大学をなどの音大を出てほやほやの彼女たちですが、100名以上の中からオーディションで選ばれただけあって、上手な人ばかり。……といっても、やっぱりその中でも演奏技術の優劣はあるようでしたが。

高嶋さんとサラサーテの『ナヴァラ』を演奏した松本蘭さんがすごく良かったデス。しかも背が高くて長い黒髪がよく似合う美人!高嶋さんも可愛いし演奏技術も上手いんだけど、ちょっと線が細いような……なんだか松本さんの方がオーラが出てたような気がしました(高嶋さんファンの方、ゴメンなさいね) 
一度、彼女のソロを聴いてみたいなぁって思いました。

でも、高嶋さんはやっぱりメディアへの露出度が高いのがわかります。MCがすごく上手なんですね~ トークの時は、終始会場中が笑いでいっぱいになりました。

今日のホールは関西のメジャーなホールではなくて、ある街の市民ホールだったせいか、普段あまりクラシックを聴かなさそうな、地元のおっちゃんやおばちゃんたちがいっぱいでした。
この前のN響と神尾真由子さんの時も、年配の人は多かったけど、『ベト七の1楽章のテンポ、この指揮者はすごくゆっくり振るのネ』とか『今日のオケの編成は、いつもと違ってコントラバスが多いな』ってな感じの年配の人が多かったような。
でも今日は、『お、高嶋ちさ子ってTVに出てる人やろ。美人やからいっぺん観に行っとこか』とか『クラシックのコンサートなんて行ったことないけど、チケットもろたから行ってみよか』ってなおばちゃんたちが多かったみたい。

でも高嶋さんのMCは、そういうお客さんたちに、クラシックやヴァイオリンがどれだけ魅力のあるものかってことを伝えるのがすごく上手でした。
プログラムでも『ヴァイオリン講座』という会場参加型のコーナーがあったりして、普段ヴァイオリンに馴染みのない人でも、ヴァイオリンのことを好きになってくれそうなコンサートでした。(ヴァイオリン講座の内容は、また行かれる方もおられると思うので、詳しくは書きませんが) 
演奏曲目も、誰もが一度は聴いたことがあるっていうようなメジャーな曲も多かったし。

演奏の技術的なことから言えば、やっぱりこの前聴きに行った神尾さんの方がぜんぜんスゴイと思ったけど、今日の高嶋さんたちのコンサートは“エンターテイメント”として楽しめるコンサートでした。
それと高嶋さんの愛器“ルーシー”こと、ストラディバリウス(1736年製)の音色を生で聴けたのは、ほんとにお得でした~
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