レッスン80回目 [ヴァイオリンのこと]
10月12日のレッスンです。いつもどおり10分前に教室に着くとシャッターが閉まっている!!以前先生が『祝日は基本的にお休み』と言っていたのを思い出し、“もしかして先生、忘れてる~?!”そしたら先生からメールが。『今、向かってます』と。
この先生に習い始めてから80回目になるけど、不定期な日時でのレッスンの割にはこれまで一度もダブルブッキングとかキャンセルもなく、開始時間も終了時間もほぼぴったりにレッスンをしてもらえる先生なので、何の疑いもなくはるばる広島から通うことが出来ていたのでした。なので、今回はけっこう焦りました~
先生はこの日、午後から結婚式でヴァイオリンを演奏するお仕事が入っているそうで、レッスンは私だけのようでした。。。私はこの日の午後、イ・ムジチ合奏団の演奏会のチケットを取っていたので、午前中にレッスンを入れてもらったのでした。恐縮していると、『どっちみち、結婚式の演奏の前に練習するためにここに来るつもりだったから、全然気にしなくていいですヨ~』とのことでした。
そう言えば、毎回レッスンの後に次の日時を決めるんだけど、3週間前くらいに予約することになるので、ほぼ希望通りの日時にレッスンしてもらってます。そういう意味では、遠くから通っていてもレッスンを続けられているんですねぇ。ありがたいことです。
さてレッスンは、まずは『小野アンナ音階教本』 C-majorのスケール、分散和音。ところでこのスケールを始めて丸1年が経ちました~ なのに、12音のスラーで速いテンポで弾いた時、ハイポジションでの音程がもう一つ決まりません。3オクターブ目のC→Cの上昇音階のところだけを集中して練習しなさい、とのこと。
たったドレミファソラシドを続けて6回弾くだけのスケールなのに、1年経っても完璧ではないなんて・・・奥が深いデス。
次に、オクターブ重音のスケール。1音ずつ分解して、1音ずつ、2音ずつのスラー、4音ずつのスラーを各2回ずつ。こちらはハイポジションでも力まずに、音程も合ってきました。
6度の重音のスケール。1音ずつ分解して、1音ずつで各2回。ハイポジションでは、指をずらす感覚がかなり狭く、ピタッと音程が合うのにはもう少し時間が掛かりそうです。
『やさしいカイザー』35番。1音だけF♯をFで取っていたところがあったけど、1回通したところでOKもらえました~
36番。初回なので音程を確認しながら1回通す。自宅での練習ではかなり音が取りにくい箇所が2箇所あったけど、レッスンではちゃんと弾けて、ちょっとびっくり。音程の注意はなかったけど、最後の和音連続のところ、
①
①上の音から取っていくように。和音のところもおろそかにせず、ジャン、ジャン、ジャンと止まることなく弾けるようになるまで練習すること。
35番が合格になったので、次はいよいよ『DONT op37 クロイチェルとローデへの準備練習 ガラミアン編』の1番です。
YAMAHAでお取り寄せしてもらいました。ヴァイオリンを習い始めてから初めての日本語が載ってない教本で、なんだかちょっと前に進んだ感じで、ウレシイです。
1番はこんなかんじです。まだなんだか取っ付き易そう。
でも・・・最終曲の24番はこんなかんじ。
和音ばっかりの練習曲!目が眩みそう~(^_^メ)
カイザーは36曲中実際にやったのは26曲。2年と3ヶ月かかったので、ドントもそのくらいのペースで出来るといいな。
『コレルリ ラ・フォリア』今回で終了したかったけど、そうはなかなかいきません。今回はスケールの時だけでなく曲も、先生が一緒にヴァイオリンを弾いてくれました。
②
②ヴィブラートの後の8分休符はしっかり休むこと。
③
③スタッカートをもっとはっきりと弾くこと。でも、走らないこと。
④
④ここも、スタッカートをもっとくっきりと弾くこと。でもテンポは守ること。C♯の音程が悪い。
⑤
⑤シンコペーションのリズムがおかしい。4分音符を8分音符に分解して練習すること。
⑥
⑥GEの重音からAFの重音に移動するところがスムーズではない。GE→C→AF→Cだけを2回ずつ繰り返して練習すること。
GEを1と3の指で弾く時、1の指は同時にCを押さえたまま、つまりE線とA線を同時に押さえています。その次のAFは1の指でA線Cを押さえたまま、E線のAを2の指で、A線のFを4の指で取ります。この時の、1の指でCを押さえたまま、というのがかなり難しいのでした。2つの弦を同時に押さえて、それぞれちゃんとした音程で、しかもきれいな音で弾く、というのはかなりのテクニックが必要。このときだけ左手首はかなり反った状態になってしまいます。このトレモロの部分、ラ・フォリアの中では一番難しい所かもしれないです。
⑦
⑦力が入りすぎている。押さえつけるのではなく、弓の重みだけで弾くこと。アップの時の重音、上の音が聴こえない。以下同じパターンの所、全部。
⑧
⑧和音をアップで弾くところ、下の2音、上の2音に分けて弾く間が空き過ぎ。3つの音が同時に聴こえるくらいの感じで。
今回は、これまで注意されなかった細かい部分での注意点がいっぱいでした。『次回は、仕上げましょう~』と先生は言ってたけど、課題がまだまだたくさんあるのでどうかなぁ~?
それから。レッスンでは特に何も言われなかったんだけど、自宅での練習で苦労しているところで、どうしてもわからないところがあります。で、レッスンの時に先生に質問しようと思ってたけど、今回は聞きそびれてしまいました。リズムのカウント方法のことです。
⑨
⑩
写真の⑨では、AC♯Eの和音で上のAとC♯は2分音符なのに、下のEは4分音符になってます。その後、32分音符の10連符が続きます。でも、⑩の写真では、12連符の前の重音は2分音符。どちらも同じ4分の3拍子なので、⑨の10連符も⑩の12連符も、同じ4分音符1拍分ではないかとは思っているんだけど、32分音符×10と32分音符×12が同じ4分音符1拍分というのも変だし。なにより、連符の前の和音がなんで2分音符と4分音符なんだ~?と考えると、頭がこんがらがってしまいまして。
と、これを書きながら連符について調べてみると、1拍の中で均等に弾く、ということみたいです。単純に掛け算とか足算しても合わないものだと。・・・よく考えてみると、これまでにもしょっちゅう出てきた3連符も、8分音符を3つつなげて書くけど、8分音符×3=4分音符じゃないしねぇ。と、納得。
でも、写真⑨の一つの和音の中の拍数が違うのは・・・? 単なる楽譜の誤植?こちらの疑問の方は、未解決のままです。。。
ちなみに、この10連符、12連符の練習方法は、5+5、6+6に分けてしっかり音程を身につける練習がよいそうです。写真④の後に出てくる32分音符×8と8分音符×1のスラーの所で、4つと5つに分けて練習しなさい、と言われたのと同じ練習方法です。
実際、この練習方法でやったところ、今回のレッスンでは写真④の後のところや10連符12連符の所も、注意されずに弾けました。
他の方のサイトでも、同じことを書いている人がいました。この練習方法はけっこう大事なのかもしれないですね。
この先生に習い始めてから80回目になるけど、不定期な日時でのレッスンの割にはこれまで一度もダブルブッキングとかキャンセルもなく、開始時間も終了時間もほぼぴったりにレッスンをしてもらえる先生なので、何の疑いもなくはるばる広島から通うことが出来ていたのでした。なので、今回はけっこう焦りました~
先生はこの日、午後から結婚式でヴァイオリンを演奏するお仕事が入っているそうで、レッスンは私だけのようでした。。。私はこの日の午後、イ・ムジチ合奏団の演奏会のチケットを取っていたので、午前中にレッスンを入れてもらったのでした。恐縮していると、『どっちみち、結婚式の演奏の前に練習するためにここに来るつもりだったから、全然気にしなくていいですヨ~』とのことでした。
そう言えば、毎回レッスンの後に次の日時を決めるんだけど、3週間前くらいに予約することになるので、ほぼ希望通りの日時にレッスンしてもらってます。そういう意味では、遠くから通っていてもレッスンを続けられているんですねぇ。ありがたいことです。
さてレッスンは、まずは『小野アンナ音階教本』 C-majorのスケール、分散和音。ところでこのスケールを始めて丸1年が経ちました~ なのに、12音のスラーで速いテンポで弾いた時、ハイポジションでの音程がもう一つ決まりません。3オクターブ目のC→Cの上昇音階のところだけを集中して練習しなさい、とのこと。
たったドレミファソラシドを続けて6回弾くだけのスケールなのに、1年経っても完璧ではないなんて・・・奥が深いデス。
次に、オクターブ重音のスケール。1音ずつ分解して、1音ずつ、2音ずつのスラー、4音ずつのスラーを各2回ずつ。こちらはハイポジションでも力まずに、音程も合ってきました。
6度の重音のスケール。1音ずつ分解して、1音ずつで各2回。ハイポジションでは、指をずらす感覚がかなり狭く、ピタッと音程が合うのにはもう少し時間が掛かりそうです。
『やさしいカイザー』35番。1音だけF♯をFで取っていたところがあったけど、1回通したところでOKもらえました~
36番。初回なので音程を確認しながら1回通す。自宅での練習ではかなり音が取りにくい箇所が2箇所あったけど、レッスンではちゃんと弾けて、ちょっとびっくり。音程の注意はなかったけど、最後の和音連続のところ、
①
①上の音から取っていくように。和音のところもおろそかにせず、ジャン、ジャン、ジャンと止まることなく弾けるようになるまで練習すること。
35番が合格になったので、次はいよいよ『DONT op37 クロイチェルとローデへの準備練習 ガラミアン編』の1番です。
YAMAHAでお取り寄せしてもらいました。ヴァイオリンを習い始めてから初めての日本語が載ってない教本で、なんだかちょっと前に進んだ感じで、ウレシイです。
1番はこんなかんじです。まだなんだか取っ付き易そう。
でも・・・最終曲の24番はこんなかんじ。
和音ばっかりの練習曲!目が眩みそう~(^_^メ)
カイザーは36曲中実際にやったのは26曲。2年と3ヶ月かかったので、ドントもそのくらいのペースで出来るといいな。
『コレルリ ラ・フォリア』今回で終了したかったけど、そうはなかなかいきません。今回はスケールの時だけでなく曲も、先生が一緒にヴァイオリンを弾いてくれました。
②
②ヴィブラートの後の8分休符はしっかり休むこと。
③
③スタッカートをもっとはっきりと弾くこと。でも、走らないこと。
④
④ここも、スタッカートをもっとくっきりと弾くこと。でもテンポは守ること。C♯の音程が悪い。
⑤
⑤シンコペーションのリズムがおかしい。4分音符を8分音符に分解して練習すること。
⑥
⑥GEの重音からAFの重音に移動するところがスムーズではない。GE→C→AF→Cだけを2回ずつ繰り返して練習すること。
GEを1と3の指で弾く時、1の指は同時にCを押さえたまま、つまりE線とA線を同時に押さえています。その次のAFは1の指でA線Cを押さえたまま、E線のAを2の指で、A線のFを4の指で取ります。この時の、1の指でCを押さえたまま、というのがかなり難しいのでした。2つの弦を同時に押さえて、それぞれちゃんとした音程で、しかもきれいな音で弾く、というのはかなりのテクニックが必要。このときだけ左手首はかなり反った状態になってしまいます。このトレモロの部分、ラ・フォリアの中では一番難しい所かもしれないです。
⑦
⑦力が入りすぎている。押さえつけるのではなく、弓の重みだけで弾くこと。アップの時の重音、上の音が聴こえない。以下同じパターンの所、全部。
⑧
⑧和音をアップで弾くところ、下の2音、上の2音に分けて弾く間が空き過ぎ。3つの音が同時に聴こえるくらいの感じで。
今回は、これまで注意されなかった細かい部分での注意点がいっぱいでした。『次回は、仕上げましょう~』と先生は言ってたけど、課題がまだまだたくさんあるのでどうかなぁ~?
それから。レッスンでは特に何も言われなかったんだけど、自宅での練習で苦労しているところで、どうしてもわからないところがあります。で、レッスンの時に先生に質問しようと思ってたけど、今回は聞きそびれてしまいました。リズムのカウント方法のことです。
⑨
⑩
写真の⑨では、AC♯Eの和音で上のAとC♯は2分音符なのに、下のEは4分音符になってます。その後、32分音符の10連符が続きます。でも、⑩の写真では、12連符の前の重音は2分音符。どちらも同じ4分の3拍子なので、⑨の10連符も⑩の12連符も、同じ4分音符1拍分ではないかとは思っているんだけど、32分音符×10と32分音符×12が同じ4分音符1拍分というのも変だし。なにより、連符の前の和音がなんで2分音符と4分音符なんだ~?と考えると、頭がこんがらがってしまいまして。
と、これを書きながら連符について調べてみると、1拍の中で均等に弾く、ということみたいです。単純に掛け算とか足算しても合わないものだと。・・・よく考えてみると、これまでにもしょっちゅう出てきた3連符も、8分音符を3つつなげて書くけど、8分音符×3=4分音符じゃないしねぇ。と、納得。
でも、写真⑨の一つの和音の中の拍数が違うのは・・・? 単なる楽譜の誤植?こちらの疑問の方は、未解決のままです。。。
ちなみに、この10連符、12連符の練習方法は、5+5、6+6に分けてしっかり音程を身につける練習がよいそうです。写真④の後に出てくる32分音符×8と8分音符×1のスラーの所で、4つと5つに分けて練習しなさい、と言われたのと同じ練習方法です。
実際、この練習方法でやったところ、今回のレッスンでは写真④の後のところや10連符12連符の所も、注意されずに弾けました。
他の方のサイトでも、同じことを書いている人がいました。この練習方法はけっこう大事なのかもしれないですね。
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