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いつもの音と違う理由? [ヴァイオリンのこと]

前回のレッスン記事で、熱がある状態でヴァイオリンを弾いた時、音がいつもの音に聴こえなくて気持ち悪かった……と書きましたが、この現象についてネットで調べてみると、興味深いサイトを見つけました。

咳止めの薬として医者からよく処方されるフラベリック錠という薬の副作用として、聴覚異常・・・音が半音ほど下がって聴こえるという異常が起こるというものです。

このサイトの主は絶対音感の持ち主で、この薬を飲んだ翌日から数週間、生活音や電子音などありとあらゆる音が半音下がって聴こえ、気分が悪くなりうつ状態になったとのこと。
色々と調べてみると、どうやらこのファイザー社のフラベリック錠の副作用ではないかと確信したようです。

そしてこのサイトには、同様の悩みを抱えている人たちの『そうだったのか!!』というコメントが、実にたくさん寄せられていました。しかもそのほとんどが絶対音感の持ち主のようでした。
この記事が書かれてから後に、ファイザー社が正式にこの聴覚異常(音感の変化)を副作用として認めたそうです。

この聴覚異常はこの薬を飲んだ人のほとんどに起きるそうですが、絶対音感の持ち主以外は、あまり深刻な副作用とはならない。つまり全部の音が同じ幅で下がって聴こえるので、違和感を感じないということです。

でも絶対音感の持ち主は、聴こえてくる全ての音には一つの絶対的な高さが自分の頭の中にあるので、それと合わないとすごく不安定になるのです。
そういう意味では、絶対音感のない人でも、いつも聞いている音や音楽の場合はその音の高さ(ヘルツ)も記憶していることが多いので、いつもの音と違うことに気がつくこともあるようです。

……と、ここまでフラベリック錠の副作用の話を書いてきましたが、私のレッスンでの音感の異常?については、この件とはたぶんまったく関係がありません。。。

理由は3つ。フラベリック錠を服用していないことと、ヴァイオリンの音以外は普通に聴こえること。そして私には絶対音感はありません。。。ちなみに、相対音感には少々自信を持ってますが。

他にもネットで調べてみても、高熱が原因で音感が悪くなる、ということは分かりませんでした。
たぶん、風邪で喉や鼻に異常があるので、つながっている耳にも同様に影響があるのではないかと、漠然と思うのですが……
熱が出てから、レッスン以外ではヴァイオリンを弾いていないので、ずっと音感が悪い状態のままかどうかも分からないんだけど。
また、調べてみたいと思います。

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