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会社、辞めてもいいかな? [おしごとのこと]

今、帰ってきたところです。

今日は、私が兼任している二つの課のうち、審査専担者として一担当者と同じ仕事ををやっている方の課、2年と7ヶ月前異動になった事業部門の方の課、21年過ごした良い意味でおおらか、悪い意味で甘い文化・カラーを持つ事業部門とは違う課の、3月期末追込み決起集会と題した飲み会でした。(むっちゃ、長い説明・・・)

正直、今、むちゃくちゃ納得感なしの、“それを求められても、困る”的な、でも言われることはごもっともな苦言を、部下から本音で訴えられ、それについていろいろ感じることを抱えたまま、帰路についたのでした。

具体的にどんなことを言われたのか。

二つの会社が合併して、名古屋支店は同じフロアで仕事をしています。合併には当たり前のことだけど、企業文化が違う会社が一緒に仕事をしているので、表に出さないところでそれぞれ不満を感じている訳です。

毎日時間との戦いで朝早く出勤して、夜遅くまで残業して、自分の限界と思えるところまでのレベルで仕事をしている人と、定時になったらぴったり帰宅したり、日中仕事とは関係ないことをおしゃべりをしたりして過ごしている人がいて。
当然、前者の人は後者の人に対して、かなりの不満を持っています。

そして、彼の最大の不満は、二つの課を兼任している課長…つまり私が、そういう不満をなくするように後者に対してもっと厳しく接して、調整すべきだと。二つの課が同じレベルの仕事ぶりが出来るようにするべきだと。

彼が指摘している後者のメンバーの仕事ぶりは、確かに私も転勤してきた時びっくりするくらいで、“あり得ない~!!”仕事ぶりで、全社的に有名な話になるくらいでした。過去歴代の支店長や課長たちが散々言ってきたにもかかわらず、見事に手に余していた状態だったようです。
それでも合併して、トップが今の支店長になったり、他のメンバーが産休などで休んだりして自分がやらなければ課の事務が回らないという状況にもなって、彼女なりに出来るところで頑張ってきているのです。

まあ、彼女なりに頑張っているというレベルがまだまだ低いので、以前と比べたらかなり良くなったレベルでも、さっきの彼を始めとするもう一方の事業部のメンバーからすれば、まだまだ遊んでるとしか見えないようです。

私としては、彼女なりに頑張ろうと思っているのがわかるし、会社にはいろんな能力の人がいてレベルも違う人がいると思っているので、それぞれのレベルに応じた頑張り方をすればいいと思ったりしています。

これは、たぶん、私が21年間過ごした会社の企業文化だと。

でも、1年8ヶ月過ごした方の事業部の企業文化…会社に対する考え方は違う。
“会社が要求する仕事ができない人は、要らない。辞めるべき”
そういう考え方。

この話は、以前2年7ヶ月前に後者の事業部に私が異動になった時、一緒に異動になった事務職の女性が辞めた時にも突き当たったテーマです。

もちろん、会社の利益を追求するなら、後者の考えが正しい。業績目標達成至上主義なら、数字を上げない人は、要らない。
銀行が親会社になって、経営者も当然親会社の意向に沿っているので、今は会社の意向としては、後者の考え方なのかもしれない。

後者の考え方からすれば、前者の考え方は受け入れ難い。
そんな甘い考え方だから、実質的に潰れたんじゃないかと。
そう思っている。

でも、前者の方が、人として温かく感じるのは私だけだろうか・・・?

“出来ない人は要らない。辞めてもらって結構”
それは当たり前のことのようだけど、それじゃあ、あまりにも。

そういう葛藤が、今日のテーマでした。
そして、それを私が調整すべきだと。

彼が言っていることは正しいだけに、でもそれに素直に同意出来ないもどかしさ。

…もうこんなことなら、私自身、辞めてもいいかな…と思ったり。
このことだけじゃなく、もっといろいろ納得感ない会話で終わった飲み会でした。

最近、例えば、失業保険の給付額を調べてみたり、貯金の残高を確認したり、マンション売却を想定したりして、今辞めても何とかなりそうかな~なんて考えることが多くなりました。正直言って。







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たかあさ

世の中には平等はありえません。自分だけがしんどいとか、人は楽そうに仕事をして同じくらい給料をもらっていてずるい。言い出したら切がありません。人の批評する前に自分はどうなのか?完璧に仕事ができているのでしょうか?もっと、仕事のできる人から見るとまだまだ、と思われているのかもしれません。だとしたらその人自身も要らない人。ならぱ、他人の仕事ぶりに目を向けるのではなくて、ただ目の前の自分のやるべき仕事だけに集中すればよいと思うのです。欲を言えば、人の仕事も引き受けるた゛けの器の大きさがあれば直義。それは、今の自分のスキルアップの時期、他人に評価してもらえなくても、しっかり人として徳は積んでいるのです。その寛容さと愛をもつことがすべての人にも言えることですが人生の宿題とおもいます。                                          因みに、会社の中にあまり働かない人がいるほうが、効率が良いという面白いデーターがあるそうです。

















by たかあさ (2013-03-04 11:10) 

ももん

こんばんわ、たかあささん。
コメントありがとうございます。

本当に、たかあささんの言われる通りかもしれません。

以前、別の職場でも事務職の女性が同じ職場の先輩が仕事をしないと言って、憎しみに近い感情を抱いて不満を募らせ、問題化したことがありました。
“とにかく、許せない。あの人がいるから、私はとても我慢できない”と。

そういう不満を募らせる女性は、また別の職場にもいました。

そんな彼女たちに私が言ったのは、
“会社にはいろんな人がいるのだから、他人と自分を比べても自分がしんどくなるだけだし、何も解決しないよ。見ている人はちゃんと見ているから、自分のやるべきことをするだけだよ”ということです。

たかあささんと同じようなことですね。
でも結局、なかなかその考え方は変わらなかったようです。

そのことについて、今一緒に営業をやっている女性と話していると、
彼女が“それは、その人自身に目標がないからではないですか?事務職はみんなやっている仕事も同じだし、昇進とかも少ないから、他人と比べるしか自分を図ることができないんじゃないですか”と。

それを聞いて、目からうろこが落ちる的に“なるほど~”と思いました。

そういうこともあり、自分より仕事をしていない人を見て批判するのは女性特有なのかなぁ~と思っていましたが、今回不満を言っていたのは男性でした。しかも、もうすぐ課長になる位置にいる人です。

なので、彼からそういう不満を聞かされるのはちょっと以外でしたが、彼が言いたかったのは、“管理職だったら、仕事をしていない人をやらせるようにしっかり指導しろ”ということだと思います。

それから、不満を持つ人にそう思うなと言っても、これもやはり、そういう不満を持つ人は必ずいる。その人たちのモチベーションが下がるということは、やはり管理職としては、避けなければいけないことだとも思うのです。

とはいえ、“叱る”というのはとても難しいことで、昨日参加した管理職向けの外部研修のテーマにもあるくらいですが、すこしでも叱れる上司になるようになりたいなぁ~と思っています。


by ももん (2013-03-06 23:31) 

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