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妊娠中の抗がん剤治療 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

先日書いたドラマ『ママが生きた証』のことについて、続きです。

今日ネットで、『妊娠中に抗がん剤治療を行なっても、胎児に悪影響がない』という記事を見つけました。聖路加国際病院が11日に学会で発表するそうです。
妊娠5ヶ月以上なら抗がん剤治療を行なっても胎児に悪影響がなく、これまでの14年間で34人の赤ちゃんが無事に生まれ、その後も障害や異常等は見つかっていないのだとか。

この聖路加国際病院は、ドラマの舞台となった病院。
妊娠中の分子標的治療も日本で初めて行なった病院ということでもあり、妊娠中に乳がんが発見されても、赤ちゃんをあきらめずに頑張る患者さんにとっては、とても心強い病院ですね。

前回の記事では、ドラマの主人公である妊娠中の乳がん患者さんが、分子標的治療(ハーセプチン)だけのはずなのに、なぜ帽子を被っていたのかが疑問、と書きました。
妊娠中の場合は抗がん剤治療はしないもの、と思い込んでいたからです。
でも、このニュースを見て、実際には妊娠5ヶ月以降に抗がん剤治療もされたのかもしれない、それなら帽子姿もありだなーと。

このドラマの原作本を検索してみると、表紙には赤ちゃんを愛おしそうに抱く帽子姿のお母さんの写真が装丁されていました。

ということで、一つの疑問が解消されました。

もう一つ、『パーセプチン』について。
前回の記事以降、このブログのアクセス解析でみると、この『パーセプチン』という言葉で検索されてこのブログを読んで下さった方が何人かおられました。
やっぱり、私と同様『パーセプチン』という言葉に?と思った人がいたってことみたいですね。
ブログを読んでもらって?を解消するお手伝いが出来たかなーなんて思っております。

ドラマのことで、前回書き忘れたことを最後に一つ。
原作があるのでなかなか中身をいじれないかもしれないけど、せっかく乳がんのことを知らない一般の人も見る良い機会なのだから、もっと乳がんのことについて説明してほしかったなと。もっと早期発見が大切だってことを啓蒙してほしかったなと。

前回も書いたけど、いきなり腫瘍が10センチもの大きさでステージⅣと告知されたということについて、なぜもっと早く検査しなかったのか、なぜ気が付かなかったのか、そのことを後悔する場面がもっとあっても良かったのではないか。
胸の張りがあっても妊娠中だからと気が付かなかったとしたら、今現在妊娠している人やこれからするであろう女性たちに、胸の張りも妊娠からくるものだけとは限らないということを伝えてほしかった。

それ以前に、やはり定期検診の大切さを訴えるセリフが欲しかったな。。。
『なんで、検診に行ってなかったの?』
『まだ30歳だよ、婦人科健診なんて、まだしないよ』
『若年性乳がんってこともあるんだから・・・』
なんてセリフで。

自分で触ってみることの大切さも。
ほんとうは、自分で触って分かるくらいだとすでに浸潤がんと言って早期がんではなく、手術や抗がん剤治療等が必要となってくるのだけど、それでもステージⅠやⅡのレベルであれば完治する可能性だってある。
とにかく、早く見つけることが大事[exclamation]

そういうことを主人公たちが後悔する姿や主治医の説明などで示してくれたら、観ている人たちへの啓蒙になると思うんだけどなー。







タグ:乳がん
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