免疫力アップ大作戦!⑩in 高知・足摺岬2・3日目 [旅行]
1月11日、高知旅行二日目です。
宿を出発して、市内の中心部を散策しながら、次の目的地足摺岬に向かいます。
宿からすぐのところ、高知県庁前で、駅伝大会の出発シーンに遭遇~
むちゃくちゃ、速かった あっという間に、選手たちは見えなくなりました。本格的なマラソンを生で観たのは初めてなので、ちょっと興奮。
高知城。天守閣と追手門が無理なく1枚の写真に収まるお城は、全国でここだけだそうですよ。
高知城の追手門前から電車通り近くまでの1.3㎞の沿道で、毎週日曜日に開催されている日曜市です。日本最大級の露天市だそうです。たくさんの人で賑わってました。
いろんなお店があって、見てるだけでも楽しかったです!見るだけじゃなくって、直径20センチもある文旦を試食させてもらったり、旅のお供にこんなものも買いました。
昔懐かしい色とりどりのどんぐり飴。
こちらの田舎寿司はこの日のお昼用に購入。足摺岬までの移動のバスの中で食べました。
タケノコ、こんにゃく、ずいき、みょうがの田舎寿司です。鯖寿司も入っていたんだけど、この鯖寿司も絶品!どれもこれも美味しかった~
さて、日曜市を後にして、高知駅から特急あしずり1号で中村駅に向かいます。
途中、海沿いに電車が差し掛かった時の風景です。
中村駅から足摺岬までは、高知西南交通の路線バスで。なんと約2時間の長旅です。
足摺岬のある土佐清水市には電車が通っていません。公共の交通機関はこの路線バスのみ。
各主要なバス停では、観光案内のアナウンスも流れます。地元の方の貴重な足となっているだけでなく、足摺岬への観光客らしきおひとりさまも乗ってました。
中村駅を出発すると、しばらくの間四万十川沿いを走って行きます。四万十川というと、本流にダムがなく、『日本三大清流』ということで有名ですね。
四万十川から離れると、今度は山間部を走ります。そして1時間ほどで土佐清水市の中心街に到着。そこから先、足摺半島に入って行くと、今度は海沿いの狭い道を走って行きます。
この集落は、ジョン万次郎が生まれ育った中浜というところです。
足摺岬が近づいてくるにつれて、こんなに素晴らしい眺めが待っていました。
足摺岬へ到着。
すると、なにやら話しかけられ・・・
高知県の観光調査員の方でした。観光に来た目的とか旅費やお土産にいくらくらい使ったかとかなどなど、今回の旅に関するアンケートを受けました。なかなか好感の持てる担当者さんで、世間話のようにいろいろ話をしました。あ、今回の旅で初めて、たくさん誰かと話しをしたのでした。。。
回答のお礼にということで、芋けんぴと絵葉書を頂きました。
高知県は観光に力を入れているようで、『リョーマの休日』というキャンペーンをやっているようです。
いたるところで、このポスターを見かけました。
前日乗ったMY遊バスのチケットを買った時にもらったパンフレットも豪華で、高知市内の見どころが詳しく書かれていたり、チケット売り場のお姉さんもとても親切で対応が良かったし、この観光アンケートでの担当者さんの対応も含めて、高知県の観光政策にはとても好感が持てました。
そして、こちらが先ほど通ってきた中浜出身のジョン万次郎さん。
14歳の時に漁で遭難し、アメリカの船に助けられてそのままアメリカへ渡り、アメリカの学校で英語や航海術などを学び、帰国後は幕末の志士たちに大きな影響を与えた人物です。
彼の数奇な運命はドラマのようで、『ジョン万次郎を大河ドラマに!』という署名にもサインしてきましたよ。
彼は『初めて〇〇した日本人』で、初めて鉄道・蒸気船に乗った、初めてネクタイをした、初めて『ABCのうた』を日本に紹介したなどなど、近代日本の先駆けとなった人物です。
さて、足摺岬観光です。
まずは展望台へ。展望台から足摺岬灯台を望む。
足摺岬といえば、小説や映画の影響で『自殺の名所』として有名になってしまったそうですが、実際に行ってみると、そんな暗いイメージは全くなくて、ただひたすら、『わぁ~ すご~い』『絶景じゃ~』という感嘆の声を連発しまうほど、とても開放的な気分になりました。
こちらは『天狗の鼻』。
展望台からは、270度の大パノラマで太平洋を望むことが出来ます。足摺岬では、日の入りと日の出の両方を同じところから見ることが出来るそうです。なんだかお得ですね。なので、初日の出を拝みに来る方も多いそうです。
ワンちゃんも、この景色を堪能しているようですヨ。
展望台から『天狗の鼻』に向かう小道。なんだか不思議な世界に入り込んだよう。
『天狗の鼻』から展望台と灯台をみたところ。
断崖絶壁ですね~ さすがにここを見ると、自殺の名所と言われても仕方ないかも…と思ってみたり。
何の鳥かなぁ?たくさん海鳥が飛んでました。
足摺岬には『足摺の七不思議めぐり』と呼ばれる観光ポイントがあります。そのひとつが、こちらの『地獄の穴』
お金を穴の中に落とすと、チリンチリンという音が鳴り続ける、という謂れのある穴だそうです。試しに10円玉を落としてみたけど・・・?何も音がしない。。。 今は穴が途中でふさがっているそうで。なぁ~んだ。
足摺岬の灯台。思ったよりも小さかった。。。
灯台付近から見た海です。
凪いできらきら光る海面と岩場にぶつかって砕ける波しぶきが印象的。
こちらはこの日のお宿『ホテル足摺園』です。15時過ぎにチェックイン。
お部屋からの眺めは、最高~
陽が挿したり翳ったりするたびに変わる海の景色が、それはとても素晴らしくて。しばらくボーっと眺めてました。
お部屋にはこんなものも。
お風呂までの時間、もうすこしだけ足摺岬観光に出掛けました。宿の目の前にある『白山洞門』と『万次郎足湯』へ。
『白山洞門』へはバス道からひたすら下りの階段が続きます。下るのは良いけど、上ることを考えると尻込みしてしまいそうなほどに、急な階段を下りて行きます。
すると・・・
『白山洞門』。以前訪れた山口県の青海島遊覧船からみた大門と同じように、長い年月を掛けて波と風に浸食されて出来た自然の驚異です。
門の間からは、船が通過していくのも見えます。すぐ近くの海岸からの眺めもすばらしく、しばらくまったりと時間を過ごしました。
が、大変なのはこの後。あの階段を上って行かなくてはなりません
思わず数えましたヨ~ なんと233段も
なんとか休み休み上って行きました。。。黒部ダムの展望台に上るのに匹敵する、心臓破りの階段でした。。。
無事にバス道まで戻ると、すぐ近くにある万次郎足湯に寄りました。実は部屋の窓からも見えるところにあります。
ここは目の前の白山洞門や太平洋を見ながら、足湯に浸かることが出来るようになっています。
こちらでも足湯に浸かりながら、しばらくまったり、ぼーっとして時間を過ごしました。
この日の日の入りは17時15分。この時間に合わせて展望露天風呂に入りたかったので、宿に戻りました。
すると・・・部屋の窓から、こんな素敵な夕景が待っていてくれました。
このお宿には内湯と展望露天風呂が別の場所にあります。先に内湯に行ってみると、けっこうたくさん先客が入っていたので、展望露天風呂へ。
そしたらなんと、誰もいなくて貸切状態
水平線辺りは雲に覆われていて残念ながら水平線に沈む夕日は見れなかったけど、雲に沈む真っ赤な夕日を見ることが出来ました。露天風呂に浸かりながらの夕日鑑賞。むちゃくちゃ癒された~
但し、風もきつかったので、すごく寒かったけど
そして、お風呂の後はお待ちかねの夕食タイム。
やっぱりこちらでも、土佐の冷酒から。
見た目も量も、とても豪勢な彩り会席です。
前菜。さざえにウズラの卵が落としてあったり、サツマイモの甘露煮もとても美味しかったです。左側の手前にあるのは干し柿とチーズが巻いてあるものなんですが、これは前日の高知の宿でも同じものが出てました。この組み合わせ、意外と美味しい。調べてみると、これを自宅で作るためのレシピがたくさんアップされてました。今度やってみよう~
地魚の姿盛り。ブリやマグロは厚切りでとても食べ応えがありました。
右側の写真は清水サバ。清水サバはこの足摺岬周辺の海で立縄漁という手法で一本釣りされるゴマサバのことで、新鮮さが売り。もしコースの刺身盛りに入ってなかったら、別注しようと決めていたので、運ばれてきた瞬間、にんまり 思わず仲居さんに『これって、清水サバですよね?!』と聞いてしまいました。
期待してた以上の美味しさに、びっくり。
普段鯖を刺身で食べられる機会は少ないけど、鯖は脂が乗っている分、生で食べるとほんとにジューシー。
また食べたいです。。。
土佐和牛の焼きしゃぶ。ごまだれでいただきました。肉の甘みがなんとも言えぬ美味しさ。
海鮮鍋。伊勢海老やたら、うどんも入っていて盛りだくさん。
鯛の兜煮。こちらも身がプリプリしていて、食べ応えのある一品でした。お酒によく合う~
そして、やっぱり鰹のたたきは外せません。
天ぷらと茶碗蒸し。どちらもアツアツで、タイミングよく出していただきました。
なんとも豪勢なカニのお姿。アサヒガニというそうです。見たことないカニですねぇ~ 身を取り出すのはかなり時間が掛かったけど、何とか完食。味噌がたっぷり詰まってました。
味は・・・ズワイガニの方が好きかな。
締めのごはんとお吸い物。デザートは果物。
とにかく量もたくさんで、味も大満足の料理でした。
都会に近い場所でもないし、季節もシーズンオフということもあって、宿泊客は少なかったようだけど、その分のんびりと食事やお風呂を楽しめました。
この日も夕食後に内湯に入って、読書をして就寝。
三日目。
部屋の窓からは日の出は見えなかったけど、朝陽に照らされた太平洋がとても美しい。
この日は足摺岬から名古屋まで、ただひたすら乗り物に乗り続ける1日。
まずは、路線バスで中村駅へ。
バスからの眺め。帰りは前日とは違う、足摺半島の東側の道を行くバスに乗りました。はるか遠くに見えているのはまだ土佐清水市の海岸。そこから更に内陸部を通過して行ったところまでバスの旅です。
中村駅に着きました。特急の時間まで2時間待ちだったので、中村駅近くのお食事処で昼食。
四万十の青さうどんと清水サバ丼。やっぱり清水サバ、美味しかったです。
特急あしずり6号で高知へ。途中、海岸に近い集落でいくつか見かけたもの。
津波避難タワーのようですね。南海トラフ地震が起こった場合、15~20mの津波が予想されているらしいです。足摺岬あたりは集落が高台にあるので、こういうタワーは見かけなかったけど、高知市周辺の海岸線は津波の脅威にさらされているんですね。。。
高知からは岡山まで、JR特急南風20号で。
大歩危小歩危の峡谷や讃岐富士を眺めた後、特急は瀬戸大橋へ。
瀬戸大橋を通過したのは17時過ぎ。ちょうど日の入りの時間と重なりました。意図した訳ではないけど、なんともラッキー 瀬戸内海に沈む夕日が、それは絶景でした。
旅の終焉に、こんなに素敵な景色を拝むことが出来ました。
が、この後、大変な目に・・・
岡山からは新幹線で名古屋まで。
ところが、もうあと15分で名古屋に着くという頃になって、気分が悪くなってきて・・・『ヤバいかも?』と思って車内のトイレに駆け込みました。
疲れなのか、食べたものがいけなかったのか・・・戻してしまいました。
新幹線のトイレで・・・なんて、ねぇ
名古屋駅から自宅までのタクシーではなんとか持ちこたえたものの、自宅に帰ると第二波が襲ってきて・・・
なんとも悲惨な旅の終わりでした
ただ、こうやって旅のブログを書いている間はすっかりそのことを忘れて、楽しい思い出に浸ってましたけど。
これに懲りずに、来月は茨城県の水戸と東京スカイツリーに行ってきます。
宿を出発して、市内の中心部を散策しながら、次の目的地足摺岬に向かいます。
宿からすぐのところ、高知県庁前で、駅伝大会の出発シーンに遭遇~
むちゃくちゃ、速かった あっという間に、選手たちは見えなくなりました。本格的なマラソンを生で観たのは初めてなので、ちょっと興奮。
高知城。天守閣と追手門が無理なく1枚の写真に収まるお城は、全国でここだけだそうですよ。
高知城の追手門前から電車通り近くまでの1.3㎞の沿道で、毎週日曜日に開催されている日曜市です。日本最大級の露天市だそうです。たくさんの人で賑わってました。
いろんなお店があって、見てるだけでも楽しかったです!見るだけじゃなくって、直径20センチもある文旦を試食させてもらったり、旅のお供にこんなものも買いました。
昔懐かしい色とりどりのどんぐり飴。
こちらの田舎寿司はこの日のお昼用に購入。足摺岬までの移動のバスの中で食べました。
タケノコ、こんにゃく、ずいき、みょうがの田舎寿司です。鯖寿司も入っていたんだけど、この鯖寿司も絶品!どれもこれも美味しかった~
さて、日曜市を後にして、高知駅から特急あしずり1号で中村駅に向かいます。
途中、海沿いに電車が差し掛かった時の風景です。
中村駅から足摺岬までは、高知西南交通の路線バスで。なんと約2時間の長旅です。
足摺岬のある土佐清水市には電車が通っていません。公共の交通機関はこの路線バスのみ。
各主要なバス停では、観光案内のアナウンスも流れます。地元の方の貴重な足となっているだけでなく、足摺岬への観光客らしきおひとりさまも乗ってました。
中村駅を出発すると、しばらくの間四万十川沿いを走って行きます。四万十川というと、本流にダムがなく、『日本三大清流』ということで有名ですね。
四万十川から離れると、今度は山間部を走ります。そして1時間ほどで土佐清水市の中心街に到着。そこから先、足摺半島に入って行くと、今度は海沿いの狭い道を走って行きます。
この集落は、ジョン万次郎が生まれ育った中浜というところです。
足摺岬が近づいてくるにつれて、こんなに素晴らしい眺めが待っていました。
足摺岬へ到着。
すると、なにやら話しかけられ・・・
高知県の観光調査員の方でした。観光に来た目的とか旅費やお土産にいくらくらい使ったかとかなどなど、今回の旅に関するアンケートを受けました。なかなか好感の持てる担当者さんで、世間話のようにいろいろ話をしました。あ、今回の旅で初めて、たくさん誰かと話しをしたのでした。。。
回答のお礼にということで、芋けんぴと絵葉書を頂きました。
高知県は観光に力を入れているようで、『リョーマの休日』というキャンペーンをやっているようです。
いたるところで、このポスターを見かけました。
前日乗ったMY遊バスのチケットを買った時にもらったパンフレットも豪華で、高知市内の見どころが詳しく書かれていたり、チケット売り場のお姉さんもとても親切で対応が良かったし、この観光アンケートでの担当者さんの対応も含めて、高知県の観光政策にはとても好感が持てました。
そして、こちらが先ほど通ってきた中浜出身のジョン万次郎さん。
14歳の時に漁で遭難し、アメリカの船に助けられてそのままアメリカへ渡り、アメリカの学校で英語や航海術などを学び、帰国後は幕末の志士たちに大きな影響を与えた人物です。
彼の数奇な運命はドラマのようで、『ジョン万次郎を大河ドラマに!』という署名にもサインしてきましたよ。
彼は『初めて〇〇した日本人』で、初めて鉄道・蒸気船に乗った、初めてネクタイをした、初めて『ABCのうた』を日本に紹介したなどなど、近代日本の先駆けとなった人物です。
さて、足摺岬観光です。
まずは展望台へ。展望台から足摺岬灯台を望む。
足摺岬といえば、小説や映画の影響で『自殺の名所』として有名になってしまったそうですが、実際に行ってみると、そんな暗いイメージは全くなくて、ただひたすら、『わぁ~ すご~い』『絶景じゃ~』という感嘆の声を連発しまうほど、とても開放的な気分になりました。
こちらは『天狗の鼻』。
展望台からは、270度の大パノラマで太平洋を望むことが出来ます。足摺岬では、日の入りと日の出の両方を同じところから見ることが出来るそうです。なんだかお得ですね。なので、初日の出を拝みに来る方も多いそうです。
ワンちゃんも、この景色を堪能しているようですヨ。
展望台から『天狗の鼻』に向かう小道。なんだか不思議な世界に入り込んだよう。
『天狗の鼻』から展望台と灯台をみたところ。
断崖絶壁ですね~ さすがにここを見ると、自殺の名所と言われても仕方ないかも…と思ってみたり。
何の鳥かなぁ?たくさん海鳥が飛んでました。
足摺岬には『足摺の七不思議めぐり』と呼ばれる観光ポイントがあります。そのひとつが、こちらの『地獄の穴』
お金を穴の中に落とすと、チリンチリンという音が鳴り続ける、という謂れのある穴だそうです。試しに10円玉を落としてみたけど・・・?何も音がしない。。。 今は穴が途中でふさがっているそうで。なぁ~んだ。
足摺岬の灯台。思ったよりも小さかった。。。
灯台付近から見た海です。
凪いできらきら光る海面と岩場にぶつかって砕ける波しぶきが印象的。
こちらはこの日のお宿『ホテル足摺園』です。15時過ぎにチェックイン。
お部屋からの眺めは、最高~
陽が挿したり翳ったりするたびに変わる海の景色が、それはとても素晴らしくて。しばらくボーっと眺めてました。
お部屋にはこんなものも。
お風呂までの時間、もうすこしだけ足摺岬観光に出掛けました。宿の目の前にある『白山洞門』と『万次郎足湯』へ。
『白山洞門』へはバス道からひたすら下りの階段が続きます。下るのは良いけど、上ることを考えると尻込みしてしまいそうなほどに、急な階段を下りて行きます。
すると・・・
『白山洞門』。以前訪れた山口県の青海島遊覧船からみた大門と同じように、長い年月を掛けて波と風に浸食されて出来た自然の驚異です。
門の間からは、船が通過していくのも見えます。すぐ近くの海岸からの眺めもすばらしく、しばらくまったりと時間を過ごしました。
が、大変なのはこの後。あの階段を上って行かなくてはなりません
思わず数えましたヨ~ なんと233段も
なんとか休み休み上って行きました。。。黒部ダムの展望台に上るのに匹敵する、心臓破りの階段でした。。。
無事にバス道まで戻ると、すぐ近くにある万次郎足湯に寄りました。実は部屋の窓からも見えるところにあります。
ここは目の前の白山洞門や太平洋を見ながら、足湯に浸かることが出来るようになっています。
こちらでも足湯に浸かりながら、しばらくまったり、ぼーっとして時間を過ごしました。
この日の日の入りは17時15分。この時間に合わせて展望露天風呂に入りたかったので、宿に戻りました。
すると・・・部屋の窓から、こんな素敵な夕景が待っていてくれました。
このお宿には内湯と展望露天風呂が別の場所にあります。先に内湯に行ってみると、けっこうたくさん先客が入っていたので、展望露天風呂へ。
そしたらなんと、誰もいなくて貸切状態
水平線辺りは雲に覆われていて残念ながら水平線に沈む夕日は見れなかったけど、雲に沈む真っ赤な夕日を見ることが出来ました。露天風呂に浸かりながらの夕日鑑賞。むちゃくちゃ癒された~
但し、風もきつかったので、すごく寒かったけど
そして、お風呂の後はお待ちかねの夕食タイム。
やっぱりこちらでも、土佐の冷酒から。
見た目も量も、とても豪勢な彩り会席です。
前菜。さざえにウズラの卵が落としてあったり、サツマイモの甘露煮もとても美味しかったです。左側の手前にあるのは干し柿とチーズが巻いてあるものなんですが、これは前日の高知の宿でも同じものが出てました。この組み合わせ、意外と美味しい。調べてみると、これを自宅で作るためのレシピがたくさんアップされてました。今度やってみよう~
地魚の姿盛り。ブリやマグロは厚切りでとても食べ応えがありました。
右側の写真は清水サバ。清水サバはこの足摺岬周辺の海で立縄漁という手法で一本釣りされるゴマサバのことで、新鮮さが売り。もしコースの刺身盛りに入ってなかったら、別注しようと決めていたので、運ばれてきた瞬間、にんまり 思わず仲居さんに『これって、清水サバですよね?!』と聞いてしまいました。
期待してた以上の美味しさに、びっくり。
普段鯖を刺身で食べられる機会は少ないけど、鯖は脂が乗っている分、生で食べるとほんとにジューシー。
また食べたいです。。。
土佐和牛の焼きしゃぶ。ごまだれでいただきました。肉の甘みがなんとも言えぬ美味しさ。
海鮮鍋。伊勢海老やたら、うどんも入っていて盛りだくさん。
鯛の兜煮。こちらも身がプリプリしていて、食べ応えのある一品でした。お酒によく合う~
そして、やっぱり鰹のたたきは外せません。
天ぷらと茶碗蒸し。どちらもアツアツで、タイミングよく出していただきました。
なんとも豪勢なカニのお姿。アサヒガニというそうです。見たことないカニですねぇ~ 身を取り出すのはかなり時間が掛かったけど、何とか完食。味噌がたっぷり詰まってました。
味は・・・ズワイガニの方が好きかな。
締めのごはんとお吸い物。デザートは果物。
とにかく量もたくさんで、味も大満足の料理でした。
都会に近い場所でもないし、季節もシーズンオフということもあって、宿泊客は少なかったようだけど、その分のんびりと食事やお風呂を楽しめました。
この日も夕食後に内湯に入って、読書をして就寝。
三日目。
部屋の窓からは日の出は見えなかったけど、朝陽に照らされた太平洋がとても美しい。
この日は足摺岬から名古屋まで、ただひたすら乗り物に乗り続ける1日。
まずは、路線バスで中村駅へ。
バスからの眺め。帰りは前日とは違う、足摺半島の東側の道を行くバスに乗りました。はるか遠くに見えているのはまだ土佐清水市の海岸。そこから更に内陸部を通過して行ったところまでバスの旅です。
中村駅に着きました。特急の時間まで2時間待ちだったので、中村駅近くのお食事処で昼食。
四万十の青さうどんと清水サバ丼。やっぱり清水サバ、美味しかったです。
特急あしずり6号で高知へ。途中、海岸に近い集落でいくつか見かけたもの。
津波避難タワーのようですね。南海トラフ地震が起こった場合、15~20mの津波が予想されているらしいです。足摺岬あたりは集落が高台にあるので、こういうタワーは見かけなかったけど、高知市周辺の海岸線は津波の脅威にさらされているんですね。。。
高知からは岡山まで、JR特急南風20号で。
大歩危小歩危の峡谷や讃岐富士を眺めた後、特急は瀬戸大橋へ。
瀬戸大橋を通過したのは17時過ぎ。ちょうど日の入りの時間と重なりました。意図した訳ではないけど、なんともラッキー 瀬戸内海に沈む夕日が、それは絶景でした。
旅の終焉に、こんなに素敵な景色を拝むことが出来ました。
が、この後、大変な目に・・・
岡山からは新幹線で名古屋まで。
ところが、もうあと15分で名古屋に着くという頃になって、気分が悪くなってきて・・・『ヤバいかも?』と思って車内のトイレに駆け込みました。
疲れなのか、食べたものがいけなかったのか・・・戻してしまいました。
新幹線のトイレで・・・なんて、ねぇ
名古屋駅から自宅までのタクシーではなんとか持ちこたえたものの、自宅に帰ると第二波が襲ってきて・・・
なんとも悲惨な旅の終わりでした
ただ、こうやって旅のブログを書いている間はすっかりそのことを忘れて、楽しい思い出に浸ってましたけど。
これに懲りずに、来月は茨城県の水戸と東京スカイツリーに行ってきます。
コメント 0