免疫力アップ大作戦!⑬ in 福岡秋月温泉・柳川1日目 [旅行]
4月25日から1泊で、福岡県に行ってきました。行先は、1日目が秋月温泉、2日目が柳川です。
福岡県は、これまで通過したり日帰りで行ったことはあったけど、宿泊するのは初めて。
『免疫力アップ大作戦!毎月温泉の旅』も2年目を迎えました。サブテーマの『お泊り47都道府県制覇の旅』も、あと残り10県となり、今年度中には達成予定です!
これまでの旅行費用は・・・恐る恐る計算してみたところ、1回平均72,500円!贅沢すぎる感はありますが・・・そんなに長生きしない気がするので、今楽しんでおこうと思って。仕事をしているうちは、許容範囲かと。
ということで、今回は6年ぶりに九州上陸!いざ、出発
名古屋からはまず新幹線で博多まで、3時間20分の長旅。新幹線のポイントが溜まったので、グリーン車で。やっぱり3時間以上となると、グリーン車の方がリラックス出来て快適。でもよく考えてみると、行きよりも帰りの方をグリーン車にすれば良かったです。。。
博多駅に着きました。
博多から、レンタカーでの移動です。まずは駅前のトヨタレンタカーへ。
ハイブリッドカー、アクアです。今回で2回目なので、もう緊張感はありませんヨ。
実は今回の旅、当初の予定では、月曜日に会社を休んで、2泊3日で佐賀県の嬉野温泉にも泊まる計画でした。が、GWを挟んで部下の大口案件の契約が決まって仕事が忙しくなり、休んでる場合じゃなくなってしまったのでした。急きょ、2日目の宿をキャンセルして行先も計画変更。ただ、なるべく最初に計画していた所に行きたかったので、けっこうタイトなスケジュールになりました。
それに、公共の交通機関があまりない所に行くので、レンタカーの方が時間を有効に使えるということで。
1日目の目的地、秋月温泉へ。博多から秋月までは、高速環状線と長崎自動車道、国道322号線のルートで約1時間です。
秋月と言えば、大河ドラマでメジャーになった黒田官兵衛の孫黒田長興が初代藩主となり秋月藩を興したのが始まりだそうです。
観光のメインは秋月城址とそこにつながる杉の馬場というところで、そこ以外はほんとに長閑な田舎町といった感じ。おしゃれな雑貨屋さんもなく、レストランやカフェもない。お土産物屋さんも、3、4軒程度。
そんな静かな町の中で、ちょっと目立っていたのがこちらのパン屋さん。
揚げたてのカレーパン 外側が薄生地でパリパリしていて、中にカレーがど~んと。とっても美味しかったです。
公営の駐車場に車を止めて、徒歩で秋月城下を散策。こちらの駐車場では、こんな素敵な藤の花が。
秋月城址に続く杉の馬場入口では、こんなに見事なツツジが咲き乱れてましたよ。
こちらがメインストリート、杉の馬場。桜並木が続く、とても素敵な場所です。桜の季節はどれだけ見ごたえがあることでしょうねぇ~
桜の時期が過ぎても、新緑やいろいろな花を楽しむことが十分出来ました。
観光客はそこそこいるんだけど、観光というよりも散歩しに来ているってかんじ。家族連れやカップル、一眼レフで写真を撮りながら歩いているおひとり様、数名(私もその一人)。みんなのんびりと、この長閑な散歩を楽しんでいるようでした。
この猫ちゃんも、とってものんびりくつろいでいるようで。カメラを向けてもびくともしない、堂々たるカメラ目線がお見事
お堀が見えてきました。秋月城は今は現存しないのですが、城址へと続く長屋門が残っています。
お城があった所は、今は秋月中学校になっています。
城址にはほんとに何にもなかったのだけど・・・新緑が眩い楓、樹齢何百年?のとても立派な木やかわいい花たちに出会えました。
こちらは、杉の馬場散策で出迎えてくれた花たち。
ソフトクリームを食べながら、ベンチで休憩。
とにかくこの日は雲一つない快晴で、一気に夏になったような日。青空をバックに木々の緑や彩り豊かな花たちがとても映えて、目を楽しませてくれました。有名な観光地のように賑やかではなかったけど、ほんとにのんびりと出来て、幸せな気分になりました。
そして、15:00過ぎにはこの日のお宿へ。『秋月温泉 清流庵』さんです。秋月公営の駐車場からは、ほんの2、3分のところにあります。
とっても素敵な、情緒のある門構え。その名の通り、清流がすぐ傍を流れています。
門の脇に咲いていたツツジが、とっても可愛らしい。背景をぼかして撮ってみました。これ、デジカメでは撮れなかったショットです!さすが、ミラーレス一眼
チェックインは門を入ってすぐ左側の建物で。受付の方が名古屋に住んでいたことがあるとのことで、ちょっと話が盛り上がりました~
こちらの棟は受付や大浴場がある棟で、泊まる部屋はまた別の棟にあります。山の傾斜に沿って建物が建てられていて、敷地内は庭園のようになっています。広い敷地の中に、お部屋はたった6室しかありません。
こんな素敵な庭木が。
花のピンク、葉の緑と背景の青空。陽の当たっているところと陰。 あまりにも素晴らしい色のコントラストで、ほんとに見惚れてしまいました~
部屋に案内された後、もう一度ここに戻って、写真を撮ったのでした。
庭には小さな小滝があったり。部屋に続く廊下も、とっても風情があります。この廊下からは大きな池が見えるんですよ。鯉も泳いでました。
こちらがこの日泊まったお部屋。露天風呂付き離れ12畳+8畳のお部屋『さくら』です。
広~い
とても素敵な洗面台でしょ~ 有田焼だそうです。描かれている花は『サクラ』。こちらのお宿の部屋には草花の名前がついているんですが、それぞれの部屋の名前の絵が描かれているそうです。すご~い
トイレットペーパーホルダー、サニタリーボックス、ティッシュペーパーホルダー・・・なにもかも有田焼でびっくり。すごくテンション上がりました
なんと部屋の中に、岩盤浴が出来るようになっています しかもテレビを見ながら出来る位置に。
そして・・・今回のメインイベント お部屋の露天風呂
最近、露天風呂付客室が増えてきているけど、部屋のベランダに二人くらいしか入れない大きさの浴槽が置いてあるというパターンが多い中、こんなに広い岩風呂はなかなかありません。しかもその一部が大きな一枚岩になっていて浅くなっているので、寝湯が出来るようになってます。これにはほんとに感激
湯船に浸かりながら写真を撮ってみました。庭園の一部を仕切って造ってあるので、庭の木々を眺めながらのんびり浸かっていると、鳥のさえずりも聴こえてきましたよ~
とにかく露天風呂が素晴らしすぎて、大満足
宿に着いてすぐに大浴場に行ってみましたが、こちらも檜と岩風呂の内湯と露天風呂がありました。こちらも最初は貸切状態でした。
そのあと夕食までに部屋の露天風呂に入って、夕食後に1回、寝る前に1回、朝食の前に1回、朝食後に1回・・・全部で6回もお風呂に入りました 今までの最高記録デス
お風呂上りは、窓辺のソファでビールを飲みながら、まったりと。窓のすぐ外にはこんな清流が流れていて、小さな滝が2ヶ所あるので、とても心地良いせせらぎの音が聴こえてくるのです。それはそれはとても気持ちの良い、マイナスイオンたっぷりの音楽。
窓を開けていても寒くない陽気だったので、寝る時もこの音を聴くために窓を開けてました。そうすると、アラ不思議。いつも夜中に何度か目が覚めるのに、一度も起きることなく、ほんとにぐっすりと熟睡することが出来たのでした。
順番が前後しますが、こちらは部屋に案内されてから出して頂いたお抹茶とくずもちです。お隣は灰皿。部屋に置いてあるものがどれも、とてもセンスが良くて。
そして、お待ちかねの夕食です。お部屋でいただきました。
やっぱり、最初は地酒から。利き酒セットがあったので、まずはそちらをオーダー。左から、朝倉の甘めの地酒『国菊』、八女の地酒『喜多屋辛口』、久留米のすこし独特な味わいの地酒『泰山』です。それぞれに味が違って、なんだかお得な気分
お料理は、まずは先付と前菜。つわぶき田舎煮、たこと大根の炊き合せ、煮だこ、つぶ貝、白花豆、新じゃがベーコン巻・・・ どれも味付けが上品な出汁加減で美味しかったです。左側の写真はつわぶき田舎煮。こちらは蕗の仲間だそうで、胡麻油が効いていて、お箸が進む、進む~
若竹のお吸い物。
お造りは、しまあじ、かんぱちと雲丹、中トロ。かんぱちの上に雲丹が乗せてあって、一緒にいただくようになってました。面白い組み合わせですが、これがイケる
豆乳入り茶碗蒸し。緑色のものは、『カワタケ』という水前寺海苔の仲間だそうです。コリコリとしていて美味しい~ 茶碗蒸しの中身は、百合根や山芋など。
お料理も美味しいんですが、それぞれの器も素敵なものばかりで、目を楽しませてくれます。
煮物は、蟹の飛龍頭。
ここで次のお酒を。こちらも地酒、『筑紫の誉』です。冷やで。
焼物は、鯛のカダイフ巻き。カダイフとは、そうめんのような細い麺をまぶして揚げたものとのこと。木の芽のソースと辛味の赤いソースの2種類で。鯛と筍が巻いてあり、シャキシャキ感があって、すごく美味しかった
そして、和牛しゃぶしゃぶ 鹿児島の黒毛和牛だそうですよ。ゴマダレとポン酢ダレの2種類が用意してありました。
美味しすぎて、あっという間になくなっちゃいました。
そして締めのご飯ものは、筍御飯と赤だし。
デザートは、可愛い桜の最中にあんことホイップクリームを挟んで。季節のフルーツとコーヒー。
とにかく、どれもこれも美味しいものばかり。量もちょうど良い量で、完食しても満腹すぎず、物足りないこともなく。器や盛り付けも美しくて、五感全部で食事を楽しむことが出来ました。
食事の後、こんなお手紙を女将さんからいただきました。
食事の前に女将さんが挨拶に来られた時、『秋月はどうですか?』と聞かれ、『何にもない所だけど、静かで情緒があって、とても気に入りました』と答えたら、大笑いされました。他にもいろいろお話をしたのですが、こんな風に一部屋一部屋のお客様にお手紙を書かれる心遣いにとても感激して、私も思わず返事を書いてしまいましたヨ。大変満足したことを伝え、『機会があれば、また是非来たいです』と。
ちなみにお部屋係の男性の従業員の方も、とてもにこやかな方で、お料理のことでいろいろ質問しても、丁寧に答えていただいて、気持ちの良い接客をしていただきました。
夕食の後は、まだ飲み足りず?、露天風呂に入ってからもう一杯。冷蔵庫に入っていたワイン、シャルドネ・レゼルバ・テロワールです。おつまみは家から持参した乾きもの。
床の間に、こんな可愛いフクロウが。枕元には冷水のポットの用意も。ほんとに、何もかもがおもてなしの心遣いの感じられるお宿です。
二日目に続く。。。
福岡県は、これまで通過したり日帰りで行ったことはあったけど、宿泊するのは初めて。
『免疫力アップ大作戦!毎月温泉の旅』も2年目を迎えました。サブテーマの『お泊り47都道府県制覇の旅』も、あと残り10県となり、今年度中には達成予定です!
これまでの旅行費用は・・・恐る恐る計算してみたところ、1回平均72,500円!贅沢すぎる感はありますが・・・そんなに長生きしない気がするので、今楽しんでおこうと思って。仕事をしているうちは、許容範囲かと。
ということで、今回は6年ぶりに九州上陸!いざ、出発
名古屋からはまず新幹線で博多まで、3時間20分の長旅。新幹線のポイントが溜まったので、グリーン車で。やっぱり3時間以上となると、グリーン車の方がリラックス出来て快適。でもよく考えてみると、行きよりも帰りの方をグリーン車にすれば良かったです。。。
博多駅に着きました。
博多から、レンタカーでの移動です。まずは駅前のトヨタレンタカーへ。
ハイブリッドカー、アクアです。今回で2回目なので、もう緊張感はありませんヨ。
実は今回の旅、当初の予定では、月曜日に会社を休んで、2泊3日で佐賀県の嬉野温泉にも泊まる計画でした。が、GWを挟んで部下の大口案件の契約が決まって仕事が忙しくなり、休んでる場合じゃなくなってしまったのでした。急きょ、2日目の宿をキャンセルして行先も計画変更。ただ、なるべく最初に計画していた所に行きたかったので、けっこうタイトなスケジュールになりました。
それに、公共の交通機関があまりない所に行くので、レンタカーの方が時間を有効に使えるということで。
1日目の目的地、秋月温泉へ。博多から秋月までは、高速環状線と長崎自動車道、国道322号線のルートで約1時間です。
秋月と言えば、大河ドラマでメジャーになった黒田官兵衛の孫黒田長興が初代藩主となり秋月藩を興したのが始まりだそうです。
観光のメインは秋月城址とそこにつながる杉の馬場というところで、そこ以外はほんとに長閑な田舎町といった感じ。おしゃれな雑貨屋さんもなく、レストランやカフェもない。お土産物屋さんも、3、4軒程度。
そんな静かな町の中で、ちょっと目立っていたのがこちらのパン屋さん。
揚げたてのカレーパン 外側が薄生地でパリパリしていて、中にカレーがど~んと。とっても美味しかったです。
公営の駐車場に車を止めて、徒歩で秋月城下を散策。こちらの駐車場では、こんな素敵な藤の花が。
秋月城址に続く杉の馬場入口では、こんなに見事なツツジが咲き乱れてましたよ。
こちらがメインストリート、杉の馬場。桜並木が続く、とても素敵な場所です。桜の季節はどれだけ見ごたえがあることでしょうねぇ~
桜の時期が過ぎても、新緑やいろいろな花を楽しむことが十分出来ました。
観光客はそこそこいるんだけど、観光というよりも散歩しに来ているってかんじ。家族連れやカップル、一眼レフで写真を撮りながら歩いているおひとり様、数名(私もその一人)。みんなのんびりと、この長閑な散歩を楽しんでいるようでした。
この猫ちゃんも、とってものんびりくつろいでいるようで。カメラを向けてもびくともしない、堂々たるカメラ目線がお見事
お堀が見えてきました。秋月城は今は現存しないのですが、城址へと続く長屋門が残っています。
お城があった所は、今は秋月中学校になっています。
城址にはほんとに何にもなかったのだけど・・・新緑が眩い楓、樹齢何百年?のとても立派な木やかわいい花たちに出会えました。
こちらは、杉の馬場散策で出迎えてくれた花たち。
ソフトクリームを食べながら、ベンチで休憩。
とにかくこの日は雲一つない快晴で、一気に夏になったような日。青空をバックに木々の緑や彩り豊かな花たちがとても映えて、目を楽しませてくれました。有名な観光地のように賑やかではなかったけど、ほんとにのんびりと出来て、幸せな気分になりました。
そして、15:00過ぎにはこの日のお宿へ。『秋月温泉 清流庵』さんです。秋月公営の駐車場からは、ほんの2、3分のところにあります。
とっても素敵な、情緒のある門構え。その名の通り、清流がすぐ傍を流れています。
門の脇に咲いていたツツジが、とっても可愛らしい。背景をぼかして撮ってみました。これ、デジカメでは撮れなかったショットです!さすが、ミラーレス一眼
チェックインは門を入ってすぐ左側の建物で。受付の方が名古屋に住んでいたことがあるとのことで、ちょっと話が盛り上がりました~
こちらの棟は受付や大浴場がある棟で、泊まる部屋はまた別の棟にあります。山の傾斜に沿って建物が建てられていて、敷地内は庭園のようになっています。広い敷地の中に、お部屋はたった6室しかありません。
こんな素敵な庭木が。
花のピンク、葉の緑と背景の青空。陽の当たっているところと陰。 あまりにも素晴らしい色のコントラストで、ほんとに見惚れてしまいました~
部屋に案内された後、もう一度ここに戻って、写真を撮ったのでした。
庭には小さな小滝があったり。部屋に続く廊下も、とっても風情があります。この廊下からは大きな池が見えるんですよ。鯉も泳いでました。
こちらがこの日泊まったお部屋。露天風呂付き離れ12畳+8畳のお部屋『さくら』です。
広~い
とても素敵な洗面台でしょ~ 有田焼だそうです。描かれている花は『サクラ』。こちらのお宿の部屋には草花の名前がついているんですが、それぞれの部屋の名前の絵が描かれているそうです。すご~い
トイレットペーパーホルダー、サニタリーボックス、ティッシュペーパーホルダー・・・なにもかも有田焼でびっくり。すごくテンション上がりました
なんと部屋の中に、岩盤浴が出来るようになっています しかもテレビを見ながら出来る位置に。
そして・・・今回のメインイベント お部屋の露天風呂
最近、露天風呂付客室が増えてきているけど、部屋のベランダに二人くらいしか入れない大きさの浴槽が置いてあるというパターンが多い中、こんなに広い岩風呂はなかなかありません。しかもその一部が大きな一枚岩になっていて浅くなっているので、寝湯が出来るようになってます。これにはほんとに感激
湯船に浸かりながら写真を撮ってみました。庭園の一部を仕切って造ってあるので、庭の木々を眺めながらのんびり浸かっていると、鳥のさえずりも聴こえてきましたよ~
とにかく露天風呂が素晴らしすぎて、大満足
宿に着いてすぐに大浴場に行ってみましたが、こちらも檜と岩風呂の内湯と露天風呂がありました。こちらも最初は貸切状態でした。
そのあと夕食までに部屋の露天風呂に入って、夕食後に1回、寝る前に1回、朝食の前に1回、朝食後に1回・・・全部で6回もお風呂に入りました 今までの最高記録デス
お風呂上りは、窓辺のソファでビールを飲みながら、まったりと。窓のすぐ外にはこんな清流が流れていて、小さな滝が2ヶ所あるので、とても心地良いせせらぎの音が聴こえてくるのです。それはそれはとても気持ちの良い、マイナスイオンたっぷりの音楽。
窓を開けていても寒くない陽気だったので、寝る時もこの音を聴くために窓を開けてました。そうすると、アラ不思議。いつも夜中に何度か目が覚めるのに、一度も起きることなく、ほんとにぐっすりと熟睡することが出来たのでした。
順番が前後しますが、こちらは部屋に案内されてから出して頂いたお抹茶とくずもちです。お隣は灰皿。部屋に置いてあるものがどれも、とてもセンスが良くて。
そして、お待ちかねの夕食です。お部屋でいただきました。
やっぱり、最初は地酒から。利き酒セットがあったので、まずはそちらをオーダー。左から、朝倉の甘めの地酒『国菊』、八女の地酒『喜多屋辛口』、久留米のすこし独特な味わいの地酒『泰山』です。それぞれに味が違って、なんだかお得な気分
お料理は、まずは先付と前菜。つわぶき田舎煮、たこと大根の炊き合せ、煮だこ、つぶ貝、白花豆、新じゃがベーコン巻・・・ どれも味付けが上品な出汁加減で美味しかったです。左側の写真はつわぶき田舎煮。こちらは蕗の仲間だそうで、胡麻油が効いていて、お箸が進む、進む~
若竹のお吸い物。
お造りは、しまあじ、かんぱちと雲丹、中トロ。かんぱちの上に雲丹が乗せてあって、一緒にいただくようになってました。面白い組み合わせですが、これがイケる
豆乳入り茶碗蒸し。緑色のものは、『カワタケ』という水前寺海苔の仲間だそうです。コリコリとしていて美味しい~ 茶碗蒸しの中身は、百合根や山芋など。
お料理も美味しいんですが、それぞれの器も素敵なものばかりで、目を楽しませてくれます。
煮物は、蟹の飛龍頭。
ここで次のお酒を。こちらも地酒、『筑紫の誉』です。冷やで。
焼物は、鯛のカダイフ巻き。カダイフとは、そうめんのような細い麺をまぶして揚げたものとのこと。木の芽のソースと辛味の赤いソースの2種類で。鯛と筍が巻いてあり、シャキシャキ感があって、すごく美味しかった
そして、和牛しゃぶしゃぶ 鹿児島の黒毛和牛だそうですよ。ゴマダレとポン酢ダレの2種類が用意してありました。
美味しすぎて、あっという間になくなっちゃいました。
そして締めのご飯ものは、筍御飯と赤だし。
デザートは、可愛い桜の最中にあんことホイップクリームを挟んで。季節のフルーツとコーヒー。
とにかく、どれもこれも美味しいものばかり。量もちょうど良い量で、完食しても満腹すぎず、物足りないこともなく。器や盛り付けも美しくて、五感全部で食事を楽しむことが出来ました。
食事の後、こんなお手紙を女将さんからいただきました。
食事の前に女将さんが挨拶に来られた時、『秋月はどうですか?』と聞かれ、『何にもない所だけど、静かで情緒があって、とても気に入りました』と答えたら、大笑いされました。他にもいろいろお話をしたのですが、こんな風に一部屋一部屋のお客様にお手紙を書かれる心遣いにとても感激して、私も思わず返事を書いてしまいましたヨ。大変満足したことを伝え、『機会があれば、また是非来たいです』と。
ちなみにお部屋係の男性の従業員の方も、とてもにこやかな方で、お料理のことでいろいろ質問しても、丁寧に答えていただいて、気持ちの良い接客をしていただきました。
夕食の後は、まだ飲み足りず?、露天風呂に入ってからもう一杯。冷蔵庫に入っていたワイン、シャルドネ・レゼルバ・テロワールです。おつまみは家から持参した乾きもの。
床の間に、こんな可愛いフクロウが。枕元には冷水のポットの用意も。ほんとに、何もかもがおもてなしの心遣いの感じられるお宿です。
二日目に続く。。。
コメント 0