免疫力アップ大作戦!㉙北海道3日目 [旅行]
8月22日、北海道旅行3日目。朝起きると…
前日の台風一過の、見事にきれいな阿寒湖が目の前に広がっていました
部屋の露天風呂を楽しんだ後、朝食へ。前日と同じレストランでのバイキング。
夕食並みのメニューの数。和洋中、デザートまでかなり充実していました。
それでは、こちらのお宿『あかん遊悠久の里鶴雅』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ3
総合評価は…4.6
高評価出ました~
満点の5点。
部屋は、大きな一枚窓から阿寒湖が一望出来て、その窓から景色を眺められるようにロッキングチェアとマッサージチェアが置いてあったのが粋だな~と。アメニティや備品も充実していたし、パジャマ、バスローブ、浴衣、作務衣と選択肢が多かったのも良かったです。全体的にそんなに広い部屋ではないけど、和室とフローリングの二間で一人なら充分。
お風呂、部屋の露天風呂は源泉掛け流し、自動で温度調整なのでいつでも入れます。大浴場も露天風呂も、とにかく広くて湯船の種類も多い。眺望も素晴らしくて、小雨でもすごく開放感があって気持ち良かったです。無料の岩盤浴もあったし、脱衣場も広くて清潔。ほんとに宿のお風呂が良かったので、露天風呂付の部屋じゃなくても良かったかも…
朝食、夕食と遜色ないメニューの数で、和洋中、デザートもかなり充実していて、朝からテンション上がりました。
接客サービス、別館利用者専用のロビーでのチェックイン手続きや飲み物などのサービスがあって、特別感が感じられ、フロントや客室案内係の接客もかなり丁寧でした。レストランのスタッフさんの案内もとても感じが良かったです。そして、ホテルのスタッフさんではないけど、外部業者さんが出店しているマッサージ店の若い男性スタッフさんがすごく好青年で、初めて足つぼマッサージをやってもらったけど、ほんとにリラックス出来ました。この仕事に就いてまだ半年という就職したての青年だったけど、マッサージも足つぼも施術が上手で、接客もとても丁寧で、ほんとに気持ちの良い時間を過ごすことができました。ホテルの従業員さんではなくともこれだけの接客が出来る体制、教育がしっかりとなされている感じがしました。
癒され度、部屋の露天風呂、宿のお風呂の気持ちよさに加えて、マッサージと足つぼでほんとに癒されました。
4点の夕食は、とにかくメニューが豊富でなんと100種類以上
和洋中、デザート、郷土料理も豊富で、ほんとに何でもあって、料理を見て回るだけでもワクワク。これだけ充実しているバイキングはなかなかありません。…なので5点でもおかしくないところですが、敢えて厳しいことを言うなら、一品一品の味が普通だったことかな…なので4点。
唯一の3点は、コスパ。
部屋もお風呂も夕食朝食もすべて大満足なんですが、やっぱり高い~ 休前日泊のお一人様、露天風呂付…ということを考えても大台に乗ってるのはね~ もう1万円安ければ4点、もう2万円安ければ文句なしの5点
このお宿は道東を中心にいくつかのホテルを経営している鶴雅グループさんのお宿のひとつ。大手のホテルグループが経営するお宿って、接客がマニュアル化されていたりして意外と融通が利かず、不愉快な思いをすることも過去にはあったのですが…こちらのお宿の接客にはそういうマニュアル化された感がなく、ハード面ソフト面どちらのサービスも充実していて、お客さんが満足するお宿造りをいろいろと考えてやっているなぁ~と。
値段は高いけど、また泊まってみたいお宿でした。
3日目はこのままお天気が良くなるかなぁ~と期待しつつ、摩周湖方面へ。
前回摩周湖の第一、第三展望台へは行ったので、今回は裏摩周展望台を目指します。
ところがこの裏摩周展望台、ナビでは認知せず、簡単な道路地図しかなかったので、とりあえず勘を頼りに向かいました。北海道の道って、郊外に出るととにかく一本道。分岐点となる交差点も少なくて分かりやすいといえば分かりやすいけど、大きな町の地名しか分からないので、標識があっても知らない地名だと、そちらに向かって良いのかが分からない。。。
裏摩周展望台への道も、ほんとうに適当に走ってみたってな感じで、どこに向かって走っているのか分からないまま1時間半も運転していたけど、なんと、自分でも驚いたことに、その道が正しかったのでした
さて、摩周湖といえば『霧の摩周湖』というだけあって、なかなか全景をすっきりと見ることが難しいので、季節を変え、日にちを変え、時間を変えて、何度も訪れたい場所。
とはいえ、頻繁に行ける場所じゃないので、せめて1回の旅で違うタイミングで2回行けるように日程を組むようにしています。
前回は日にちを変えて2回行ったので、なんとか湖の全景を拝むことが出来ました。が、今回は…台風11号と9号が続け様に北海道道東へ上陸した合間で、朝の快晴も一瞬のうちに曇り空に。
じゃぁ~ん 展望台からの眺めは真っ白。何にも、どこに湖があるのかさえも分かりませんでした~(;'∀') ほんとうならこの木の向こう側に湖面が見えるはずなんですぅ~
ここは全く真っ白でしたが、この日の午後に第一展望台第三展望台に行く予定なので、期待したいところ。
気を取り直して、この裏摩周展望台からは車で40分くらいのところにある、神の子池へ。
やっぱりこの神の子池も、ナビは認知してくれませんでした。裏摩周展望台からはほぼ一本道なので迷うことはなかったけど、道道1115線から林道へ入っていくんですが、この道、舗装されていない1車線のダート道。台風や大雨の影響なのか、水たまりがたくさん出来ていて凸凹の悪路。このダート道を10分ほど走ったところに、広めの駐車場があります。
池の周りには遊歩道が作られていて、一周5分も掛からないくらいの小さな池ですが、神の子池を見た途端、思わず『すご~い』と、ため息が漏れました。
摩周湖の伏流水と言われる湧水が出ている池で、透明なブルーの池の底から水が湧き出ている様子も見えました。オショロコマという魚も泳いでましたヨ。
ビューポイントで思い切り写真を撮っていたら、同じタイミングで写真を撮っていた女性に声を掛けられました。『さっき裏摩周展望台にもおられましたよね~(^^♪』
さきほどの裏摩周展望台からの真っ白な写真を撮っている時に、一人旅の女性がいたので、『私と一緒のおひとりさまだなぁ~』と思っていた…その彼女でした。
そこからは話が弾んで、二人で神の子池のことやこれから行く予定の場所などあれこれと話しました。彼女、なんと愛知県出身で今は長野県に住んでいるけど、お姉さんが弟子屈町に住んでいるので、夏休みを利用して遊びにきているとのこと。お姉さんは仕事なので、車を借りて一人で観光地を回っているとのことでした。
彼女、なんとなく先月島根で会いそびれた私の友人に似ていて…すぐに打ち解けて、一緒に神の子池を一周して駐車場で別れました。
彼女はこの後は屈斜路湖の砂湯に行く予定とのこと、私は摩周湖の第一展望台に行った後に砂湯へ行く予定だったので、『タイミングは違うけど、もしかしたらまた砂湯で会うかもね~』と。
たった10分か15分ほどしか話してないけど、すごく印象に残る楽しい出会いでした。
神の子池から摩周湖第一展望台へはぐるっと大回りしなければならず、1時間半ほど掛かります。
神の子池では少し晴れ間も出て、お天気が回復しそうだったけど、摩周湖展望台への山道に入ったころにはが…前の車が見えないほど視界も真っ白。ヤバいぞ~ヤバいぞ~と思っていたら。
第三展望台は見事に真っ白。どこに湖があるのかさえも分からず。
第一展望台は…同じく真っ白。第一展望台が一番大きな展望台で、レストハウスもあって大型バスが何台も停められるような広い駐車場もあるのですが。駐車場の出口が分からないほど、真っ白。
ほんとなら、この下の写真のような湖がそこにあるはずなのに~
仕方がないので、お土産をいっぱい買いこんで、レストハウスでいももちを食べて、摩周湖を紹介する映像を観ながら休憩しました。
真っ白な展望台で、それでも30分以上長居してから、屈斜路湖の砂湯へ向かいました。
ここも前回訪れていますが、やっぱり外せません。
が近づいてきていて、雨も激しくなってきたので、だ~れもいません。
湖の砂浜を少し掘ると、温かい温泉が出てくるんですヨ。まだ晴れている時に掘ったであろう大きな穴がたくさん出来てました。
私も傘を差しながら、少し掘ってみました。
足湯もあったけど、大雨の中ではさすがに入れませんでした。
お土産屋さんに入ると、飲める温泉があったので飲んでみました。お味は…ノーコメント。
店内をいろいろ見て回っているうちに、見覚えのあるサンダルを履いた人がいるなぁ~とよく見てみたら、なんと 先ほど神の子池でおしゃべりした彼女ではないですか~
『また、お会いしましたね~』
私は摩周湖第一展望台で小一時間過ごしたので、時間的にもう会わないだろうと思っていたら、彼女は砂湯へ行く前に硫黄山に寄ったそうで。砂湯もまだ雨の降っていない時に到着したので、一生懸命大穴を掘っていたらしい…(^-^)
彼女は翌日北海道から長野に帰るそうだけど、の影響でJRが止まって空港まで行けないかも…と言ってました。確かに翌日は朝から台風上陸で、鉄道も運休だったみたいなので、ちゃんと予定通り帰れたのかなぁ~
屈斜路湖といえば、クッシー 彼女とはこのクッシーの前で別れました。
この後は、この日のお宿川湯温泉の『欣喜湯』さんへ向かいます。砂湯からは車で10分ほど。
宿の駐車場に着くと、大雨。1日目のお宿と同じく、駐車場から宿までは少し距離があったので、スーツケースもバッグもびしょ濡れになりながらのチェックインでした
予約はおひとりさま専用の和室だったけど、和洋室の部屋にグレードアップしてくれました。
和室は8畳でゆっくり出来たし、ベッドもあったので良かった~
ただ、宿の構造上、別の部屋から見えそうだったので、カーテンを。このカーテン、以前私の家で使っていたカーテンの柄とそっくりだったので、ちょっとびっくり。
アメニティや備品はシンプルだけど、必要なものは用意されていました。北海道のお宿ってエアコンがないところ、結構あるようです。夏でも涼しいからでしょうね。でも最近は北海道でも夏が暑いので、扇風機は必需品です。
さて、ここでこれまでに買ったお土産のお披露目。いつもは最終日のブログで紹介していますが、今回はいろいろたくさん買ったので中間報告を。
摩周湖第一展望台のお土産屋さんでかなり買い込みました。会社と実家へのお土産として、北海道の人気お土産『じゃがポックル』、自分用に『ロイズの生チョコとポテトチップチョコレート』、まりものお茶、白くまラーメン、北海道限定ハイチュウ夕張メロン味。
ロイズの生チョコは賞味期限が短いので、この後食べました。。。でも全部食べ切れず、翌日以降に食べようと思っていたら、翌日かなりの晴天で観光中に車内に置いたままにしていたら、溶けてしまいました。ポテトチップチョコレートも同様。。。((+_+))
夕食までの時間は、宿の温泉へ。
こちらのお宿はかなり古い建物で、大浴場も年季が入ってましたが、北海道では珍しい明礬緑礬の強酸性泉で、療養泉。硫黄山の麓にある温泉なので、温度もかなり高温。低温、中温、高温と3種類の湯舟があるんですが、低温でもそこそこ熱い。中温は1分も浸かれない位相当に熱いお湯でした。しょっぱくって、かなり刺激が強いので、肌の弱い人は真水のお湯に浸かってからあがってくださいとのことでした。
あまりにも強酸性のため、シャワーのカランが溶けてましたヨ~(;'∀') 釘を1週間で溶かすほどだそうです。
刺激が強くとも、『に入った~』とほっこり出来るいいお湯でした。
夕食はレストランで。
おひとりさまということで、端っこ窓際の席を用意してくれていました。摩周の大地膳という地元名産のジャガイモ尽くしのコースです。
八寸。弟子屈産ジャガイモの茶巾、海老蓑揚、南京旨煮、オショロコマの塩焼。海老の蓑揚は、ジャガイモの千切りを衣にして揚げたもので、サクサク感がたまりません。
オショロコマって、神の子池でも泳いでました。初めて聞いた名前ですが、サケ科の魚で、日本では北海道にしかいないそうです。
弟子屈産ジャガイモと烏賊のしゃきしゃきサラダ。このジャガイモ、生のジャガイモを水に晒したもので、ほんとに美味しかった~
お酒は地酒を冷で。銘柄、チェックするの忘れた~
噴火陶板焼。豆乳仕立てで、鮭やホタテ、カニの爪、トウモロコシ、いももちなど北海道らしい食材が入ったお鍋で、すごく美味しかったです。
2本目の日本酒は、釧路の福司。辛口ですっきり。
弟子屈産摩周豚のジャガイモ衣包焼。この頃にはけっこうお腹いっぱいになってきていたので、このお料理が運ばれてきた時『これは無理かも』と思ったけど、意外とあっさりしてました。これでもかというほどの量のプチトマト、この酸味がすごく料理と合ってました。
弟子屈産摩周蕎麦。冷たいお蕎麦で、出汁もとても美味しくて、お腹いっぱいでも完食。
ご飯ものは、弟子屈産ジャガイモめしと昆布のおにぎり。もうほんとに満腹で限界だったので、部屋に持っていっても良いとのことで、夜食としていただきました。
あさりのお吸い物、すごく出汁が美味しかったです。
ほんとなら締めなのに、まだ酒を頼むか~って?お水代わりのチューハイですヨ。
デザートは、夕張メロン、キウイ、オレンジ。
実はこの他にもケーキバイキングがありました~ ムリ(;'∀')
宿泊プランでは、この摩周膳以外にもいろいろなお料理のコースがありましたが、ジャガイモ尽くしなんて珍しいのでこのコースにしました。選んで正解
ジャガイモがいろいろな調理方法で出されて、ワクワクしながら食べることが出来ました。
大満足の夕食になりました
夕食後は翌日のスケジュールの練り直し。翌日の朝にがこの辺りを通過するらしいということで、宿を出発する時間をずらして、行く予定だったところを取りやめたり。
私が北海道へ来てから、なんと2つものが道東に上陸するなんて… ほんとにどうなっちゃってるの~?
4日目へ続く。
前日の台風一過の、見事にきれいな阿寒湖が目の前に広がっていました
部屋の露天風呂を楽しんだ後、朝食へ。前日と同じレストランでのバイキング。
夕食並みのメニューの数。和洋中、デザートまでかなり充実していました。
それでは、こちらのお宿『あかん遊悠久の里鶴雅』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ3
総合評価は…4.6
高評価出ました~
満点の5点。
部屋は、大きな一枚窓から阿寒湖が一望出来て、その窓から景色を眺められるようにロッキングチェアとマッサージチェアが置いてあったのが粋だな~と。アメニティや備品も充実していたし、パジャマ、バスローブ、浴衣、作務衣と選択肢が多かったのも良かったです。全体的にそんなに広い部屋ではないけど、和室とフローリングの二間で一人なら充分。
お風呂、部屋の露天風呂は源泉掛け流し、自動で温度調整なのでいつでも入れます。大浴場も露天風呂も、とにかく広くて湯船の種類も多い。眺望も素晴らしくて、小雨でもすごく開放感があって気持ち良かったです。無料の岩盤浴もあったし、脱衣場も広くて清潔。ほんとに宿のお風呂が良かったので、露天風呂付の部屋じゃなくても良かったかも…
朝食、夕食と遜色ないメニューの数で、和洋中、デザートもかなり充実していて、朝からテンション上がりました。
接客サービス、別館利用者専用のロビーでのチェックイン手続きや飲み物などのサービスがあって、特別感が感じられ、フロントや客室案内係の接客もかなり丁寧でした。レストランのスタッフさんの案内もとても感じが良かったです。そして、ホテルのスタッフさんではないけど、外部業者さんが出店しているマッサージ店の若い男性スタッフさんがすごく好青年で、初めて足つぼマッサージをやってもらったけど、ほんとにリラックス出来ました。この仕事に就いてまだ半年という就職したての青年だったけど、マッサージも足つぼも施術が上手で、接客もとても丁寧で、ほんとに気持ちの良い時間を過ごすことができました。ホテルの従業員さんではなくともこれだけの接客が出来る体制、教育がしっかりとなされている感じがしました。
癒され度、部屋の露天風呂、宿のお風呂の気持ちよさに加えて、マッサージと足つぼでほんとに癒されました。
4点の夕食は、とにかくメニューが豊富でなんと100種類以上
和洋中、デザート、郷土料理も豊富で、ほんとに何でもあって、料理を見て回るだけでもワクワク。これだけ充実しているバイキングはなかなかありません。…なので5点でもおかしくないところですが、敢えて厳しいことを言うなら、一品一品の味が普通だったことかな…なので4点。
唯一の3点は、コスパ。
部屋もお風呂も夕食朝食もすべて大満足なんですが、やっぱり高い~ 休前日泊のお一人様、露天風呂付…ということを考えても大台に乗ってるのはね~ もう1万円安ければ4点、もう2万円安ければ文句なしの5点
このお宿は道東を中心にいくつかのホテルを経営している鶴雅グループさんのお宿のひとつ。大手のホテルグループが経営するお宿って、接客がマニュアル化されていたりして意外と融通が利かず、不愉快な思いをすることも過去にはあったのですが…こちらのお宿の接客にはそういうマニュアル化された感がなく、ハード面ソフト面どちらのサービスも充実していて、お客さんが満足するお宿造りをいろいろと考えてやっているなぁ~と。
値段は高いけど、また泊まってみたいお宿でした。
3日目はこのままお天気が良くなるかなぁ~と期待しつつ、摩周湖方面へ。
前回摩周湖の第一、第三展望台へは行ったので、今回は裏摩周展望台を目指します。
ところがこの裏摩周展望台、ナビでは認知せず、簡単な道路地図しかなかったので、とりあえず勘を頼りに向かいました。北海道の道って、郊外に出るととにかく一本道。分岐点となる交差点も少なくて分かりやすいといえば分かりやすいけど、大きな町の地名しか分からないので、標識があっても知らない地名だと、そちらに向かって良いのかが分からない。。。
裏摩周展望台への道も、ほんとうに適当に走ってみたってな感じで、どこに向かって走っているのか分からないまま1時間半も運転していたけど、なんと、自分でも驚いたことに、その道が正しかったのでした
さて、摩周湖といえば『霧の摩周湖』というだけあって、なかなか全景をすっきりと見ることが難しいので、季節を変え、日にちを変え、時間を変えて、何度も訪れたい場所。
とはいえ、頻繁に行ける場所じゃないので、せめて1回の旅で違うタイミングで2回行けるように日程を組むようにしています。
前回は日にちを変えて2回行ったので、なんとか湖の全景を拝むことが出来ました。が、今回は…台風11号と9号が続け様に北海道道東へ上陸した合間で、朝の快晴も一瞬のうちに曇り空に。
じゃぁ~ん 展望台からの眺めは真っ白。何にも、どこに湖があるのかさえも分かりませんでした~(;'∀') ほんとうならこの木の向こう側に湖面が見えるはずなんですぅ~
ここは全く真っ白でしたが、この日の午後に第一展望台第三展望台に行く予定なので、期待したいところ。
気を取り直して、この裏摩周展望台からは車で40分くらいのところにある、神の子池へ。
やっぱりこの神の子池も、ナビは認知してくれませんでした。裏摩周展望台からはほぼ一本道なので迷うことはなかったけど、道道1115線から林道へ入っていくんですが、この道、舗装されていない1車線のダート道。台風や大雨の影響なのか、水たまりがたくさん出来ていて凸凹の悪路。このダート道を10分ほど走ったところに、広めの駐車場があります。
池の周りには遊歩道が作られていて、一周5分も掛からないくらいの小さな池ですが、神の子池を見た途端、思わず『すご~い』と、ため息が漏れました。
摩周湖の伏流水と言われる湧水が出ている池で、透明なブルーの池の底から水が湧き出ている様子も見えました。オショロコマという魚も泳いでましたヨ。
ビューポイントで思い切り写真を撮っていたら、同じタイミングで写真を撮っていた女性に声を掛けられました。『さっき裏摩周展望台にもおられましたよね~(^^♪』
さきほどの裏摩周展望台からの真っ白な写真を撮っている時に、一人旅の女性がいたので、『私と一緒のおひとりさまだなぁ~』と思っていた…その彼女でした。
そこからは話が弾んで、二人で神の子池のことやこれから行く予定の場所などあれこれと話しました。彼女、なんと愛知県出身で今は長野県に住んでいるけど、お姉さんが弟子屈町に住んでいるので、夏休みを利用して遊びにきているとのこと。お姉さんは仕事なので、車を借りて一人で観光地を回っているとのことでした。
彼女、なんとなく先月島根で会いそびれた私の友人に似ていて…すぐに打ち解けて、一緒に神の子池を一周して駐車場で別れました。
彼女はこの後は屈斜路湖の砂湯に行く予定とのこと、私は摩周湖の第一展望台に行った後に砂湯へ行く予定だったので、『タイミングは違うけど、もしかしたらまた砂湯で会うかもね~』と。
たった10分か15分ほどしか話してないけど、すごく印象に残る楽しい出会いでした。
神の子池から摩周湖第一展望台へはぐるっと大回りしなければならず、1時間半ほど掛かります。
神の子池では少し晴れ間も出て、お天気が回復しそうだったけど、摩周湖展望台への山道に入ったころにはが…前の車が見えないほど視界も真っ白。ヤバいぞ~ヤバいぞ~と思っていたら。
第三展望台は見事に真っ白。どこに湖があるのかさえも分からず。
第一展望台は…同じく真っ白。第一展望台が一番大きな展望台で、レストハウスもあって大型バスが何台も停められるような広い駐車場もあるのですが。駐車場の出口が分からないほど、真っ白。
ほんとなら、この下の写真のような湖がそこにあるはずなのに~
仕方がないので、お土産をいっぱい買いこんで、レストハウスでいももちを食べて、摩周湖を紹介する映像を観ながら休憩しました。
真っ白な展望台で、それでも30分以上長居してから、屈斜路湖の砂湯へ向かいました。
ここも前回訪れていますが、やっぱり外せません。
が近づいてきていて、雨も激しくなってきたので、だ~れもいません。
湖の砂浜を少し掘ると、温かい温泉が出てくるんですヨ。まだ晴れている時に掘ったであろう大きな穴がたくさん出来てました。
私も傘を差しながら、少し掘ってみました。
足湯もあったけど、大雨の中ではさすがに入れませんでした。
お土産屋さんに入ると、飲める温泉があったので飲んでみました。お味は…ノーコメント。
店内をいろいろ見て回っているうちに、見覚えのあるサンダルを履いた人がいるなぁ~とよく見てみたら、なんと 先ほど神の子池でおしゃべりした彼女ではないですか~
『また、お会いしましたね~』
私は摩周湖第一展望台で小一時間過ごしたので、時間的にもう会わないだろうと思っていたら、彼女は砂湯へ行く前に硫黄山に寄ったそうで。砂湯もまだ雨の降っていない時に到着したので、一生懸命大穴を掘っていたらしい…(^-^)
彼女は翌日北海道から長野に帰るそうだけど、の影響でJRが止まって空港まで行けないかも…と言ってました。確かに翌日は朝から台風上陸で、鉄道も運休だったみたいなので、ちゃんと予定通り帰れたのかなぁ~
屈斜路湖といえば、クッシー 彼女とはこのクッシーの前で別れました。
この後は、この日のお宿川湯温泉の『欣喜湯』さんへ向かいます。砂湯からは車で10分ほど。
宿の駐車場に着くと、大雨。1日目のお宿と同じく、駐車場から宿までは少し距離があったので、スーツケースもバッグもびしょ濡れになりながらのチェックインでした
予約はおひとりさま専用の和室だったけど、和洋室の部屋にグレードアップしてくれました。
和室は8畳でゆっくり出来たし、ベッドもあったので良かった~
ただ、宿の構造上、別の部屋から見えそうだったので、カーテンを。このカーテン、以前私の家で使っていたカーテンの柄とそっくりだったので、ちょっとびっくり。
アメニティや備品はシンプルだけど、必要なものは用意されていました。北海道のお宿ってエアコンがないところ、結構あるようです。夏でも涼しいからでしょうね。でも最近は北海道でも夏が暑いので、扇風機は必需品です。
さて、ここでこれまでに買ったお土産のお披露目。いつもは最終日のブログで紹介していますが、今回はいろいろたくさん買ったので中間報告を。
摩周湖第一展望台のお土産屋さんでかなり買い込みました。会社と実家へのお土産として、北海道の人気お土産『じゃがポックル』、自分用に『ロイズの生チョコとポテトチップチョコレート』、まりものお茶、白くまラーメン、北海道限定ハイチュウ夕張メロン味。
ロイズの生チョコは賞味期限が短いので、この後食べました。。。でも全部食べ切れず、翌日以降に食べようと思っていたら、翌日かなりの晴天で観光中に車内に置いたままにしていたら、溶けてしまいました。ポテトチップチョコレートも同様。。。((+_+))
夕食までの時間は、宿の温泉へ。
こちらのお宿はかなり古い建物で、大浴場も年季が入ってましたが、北海道では珍しい明礬緑礬の強酸性泉で、療養泉。硫黄山の麓にある温泉なので、温度もかなり高温。低温、中温、高温と3種類の湯舟があるんですが、低温でもそこそこ熱い。中温は1分も浸かれない位相当に熱いお湯でした。しょっぱくって、かなり刺激が強いので、肌の弱い人は真水のお湯に浸かってからあがってくださいとのことでした。
あまりにも強酸性のため、シャワーのカランが溶けてましたヨ~(;'∀') 釘を1週間で溶かすほどだそうです。
刺激が強くとも、『に入った~』とほっこり出来るいいお湯でした。
夕食はレストランで。
おひとりさまということで、端っこ窓際の席を用意してくれていました。摩周の大地膳という地元名産のジャガイモ尽くしのコースです。
八寸。弟子屈産ジャガイモの茶巾、海老蓑揚、南京旨煮、オショロコマの塩焼。海老の蓑揚は、ジャガイモの千切りを衣にして揚げたもので、サクサク感がたまりません。
オショロコマって、神の子池でも泳いでました。初めて聞いた名前ですが、サケ科の魚で、日本では北海道にしかいないそうです。
弟子屈産ジャガイモと烏賊のしゃきしゃきサラダ。このジャガイモ、生のジャガイモを水に晒したもので、ほんとに美味しかった~
お酒は地酒を冷で。銘柄、チェックするの忘れた~
噴火陶板焼。豆乳仕立てで、鮭やホタテ、カニの爪、トウモロコシ、いももちなど北海道らしい食材が入ったお鍋で、すごく美味しかったです。
2本目の日本酒は、釧路の福司。辛口ですっきり。
弟子屈産摩周豚のジャガイモ衣包焼。この頃にはけっこうお腹いっぱいになってきていたので、このお料理が運ばれてきた時『これは無理かも』と思ったけど、意外とあっさりしてました。これでもかというほどの量のプチトマト、この酸味がすごく料理と合ってました。
弟子屈産摩周蕎麦。冷たいお蕎麦で、出汁もとても美味しくて、お腹いっぱいでも完食。
ご飯ものは、弟子屈産ジャガイモめしと昆布のおにぎり。もうほんとに満腹で限界だったので、部屋に持っていっても良いとのことで、夜食としていただきました。
あさりのお吸い物、すごく出汁が美味しかったです。
ほんとなら締めなのに、まだ酒を頼むか~って?お水代わりのチューハイですヨ。
デザートは、夕張メロン、キウイ、オレンジ。
実はこの他にもケーキバイキングがありました~ ムリ(;'∀')
宿泊プランでは、この摩周膳以外にもいろいろなお料理のコースがありましたが、ジャガイモ尽くしなんて珍しいのでこのコースにしました。選んで正解
ジャガイモがいろいろな調理方法で出されて、ワクワクしながら食べることが出来ました。
大満足の夕食になりました
夕食後は翌日のスケジュールの練り直し。翌日の朝にがこの辺りを通過するらしいということで、宿を出発する時間をずらして、行く予定だったところを取りやめたり。
私が北海道へ来てから、なんと2つものが道東に上陸するなんて… ほんとにどうなっちゃってるの~?
4日目へ続く。
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