免疫力アップ大作戦!㊳長崎・熊本・福岡4日目 [旅行]
長崎・熊本・福岡旅行4日目。この日の立ち寄り場所は1ヶ所、あとはほぼ移動の1日。
ホテルでの朝食は3日続けてのバイキング(^^; GW期間中ということなのか、前日に引き続き、レストランは大混雑。席に案内されるまで15分ほど待ちました。
でもお料理が美味しかったので、
それでは、こちらのお宿『ザ・ホテル長崎』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食3、朝食4、接客サービス4、癒され度2、コスパ4
総合評価は…3.6
じゃらんの口コミは4.4です。
残念ながら5点満点はなし。
4点は、部屋、お風呂、朝食、接客サービス、コスパ。
部屋は、広くて景色も良かったし、使いやすいテーブルセット、気持ちの良いベッドとパジャマ、アメニティや備品も充実していたので、ほとんど5点でもいいところなんですが。。。残念なことが一つだけありました。それは、廊下での話し声が丸聞こえということ。1日目、隣りと向かい側の部屋のお客さんが小学生の子供を含む4部屋のグループで、子供がそれぞれの部屋を行ったり来たり。部屋のドアを開けたままや廊下でおしゃべりしているのが丸聞こえで。。。挙句の果てには、部屋を間違えて、私の部屋のチャイムを鳴らすし…(^^; あまりにもうるさくて収まりそうにもなかったので、フロントへ電話して注意してもらいました。
それで収まったものの、2日目、なんとまた隣りの部屋が前日とは違うグループ連れ。同じように部屋を行ったり来たり、話し声も良く響く。一時的なものだったのでとりあえず我慢したけど。
廊下の話し声がよく響くのはホテルの性だけど、やっぱりお客さんのマナーの問題。一人だと基本的に公共の場ではしゃべることなく黙って移動するので、逆に他の人がうるさいとすごく気になるものです。一方、2人以上、特にグループで行動する場合は、話をすることが優先してしまって、所かまわず廊下や電車の中、レストランなど、周りのことを考えずにしゃべる人が多いと思います。特に電車やレストランなどは、一定期間同じ場所で過ごさなければならないので、周りにうるさい人がいると、めちゃくちゃイライラします。。。そしてうるさいと思って見ると、たいてい女性です。女性は話に夢中になると声のトーンが高くなり大きくなります。黙っている必要はなくとも、廊下や電車では小声で話すということがマナーだということが分かっていない人が多いんじゃないでしょうか。
廊下での話し声がうるさかったのはお客さんのマナーの問題が大きいけど、ホテルのドアの防音が弱いという問題でもあるので、部屋は4点にしました。
お風呂は、バスタブが広くて手すりもついていたので、ゆっくり足を伸ばして浸かれたので、4点。
朝食は2日ともバイキングだったけど、メニューの種類が多かったので、飽きずに食べることが出来ました。味も美味しかったです。ただ、とても混んでいたのが減点要因。
接客サービスは、1日目隣りのお客さんのことでフロントに電話したら、2、3分後には様子を見に来られて、すぐに対応してくれたのが良かったですね。ただ本音を言うと、グループ客はうるさいことが多いので、一人客の隣の部屋は避けてほしいなーと。混み合っているGWだから仕方ないとも思うけど。。。そういう配慮があれば5点なんだけどなぁ。
コスパは、GW期間中でおひとり様価格としては、リーズナブルだと思います。
3点は夕食。朝食と同じレストランのバイキングでしたが、ディナーバイキングなのに朝食とあまり変わらないラインナップ。その代わりお値段も安かったけど。。。もうちょっとサプライズな感じがあれば良かったかな~
2点は癒され度。これは2日間とも隣りのグループ客のうるささに、かなりイライラさせられたので。ベッドの寝心地やパジャマの着心地も良く、全体的にくつろげる空間だっただけに、惜しいです。
交通の便利も良くて、全体的には満足できるホテルだったので、また長崎に来ることがあれば利用したいと思います。
ホテルをチェックアウトして、レンタカーを借りるために路面電車で移動。
長崎から一気に熊本県の黒川温泉へ向かいます。高速道路と一般道で約250㎞、3時間ちょっとの長旅です。
途中の大分自動車道の山田SAで休憩。
りんごのフローズンソフトです。暑い日だったので、美味しかった
大分自動車道の九重ICで降りて、やまなみハイウェイへ。高原エリアを走る道路で、とても気持ち良いドライブ。山麓から山手に上り下りする所は道も狭くけっこうなワインディングロードですが、高原エリアに来ればとても走りやすい道になります。
途中にはたくさんの見どころがありますが、立ち寄ったのはここ。飯田高原の長者原にある『タデ湿原』。このエリアでは九重夢大吊橋が有名ですが、こちらもお勧めです。
湿原をお散歩することが出来ます。ちょうど、北海道の知床五湖のような感じです。
ビジターセンターには、くじゅう地方の航空写真が床に大きく描かれていて、『あ、さっきここを通ってきたんだ~』とワクワク。
この湿原で見ることが出来るお花たちを紹介したコーナーがあって、とても丁寧に解説されています。
タデ湿原を一周してみました。だいたいゆっくり回って30~40分くらいです。
お天気は曇り空だけど、静かで爽快な感じで、ほんとに気持ちが良い
くじゅう連山の三俣山や硫黄山を見ながら、木道をお散歩します。
湿原を守るために、年に1回野焼きをするそうです。野焼きの跡です。
ビジターセンターでも紹介されていた湿原の花たち。
小さな花が多いですが、愛らしいですね。
ワンちゃんも気持ち良さそうにお散歩。
湿原のお花たちの他にも、5月の新緑がまぶしい山菜や木々もたくさん。
とても気持ちの良い所で、心身ともにリフレッシュ
足湯もありますヨ。
タデ湿原からは車で30分位の所に黒川温泉があります。黒川温泉街は道が狭くすれ違いが出来ないところも多いので、GWなど混み合う時期は手信号で誘導されます。浴衣を着て歩いているお客さんも多く、人気の高い温泉街なのも分かりますね。
この日のお宿『御処月洸樹』さんに到着。車で入って行くとこのような立派な黒門があり、門を開けてもらって中に入ります。スゴイ所に来たという感じでワクワク。
フロントを入るとエレベーターで移動。さらに坂道を上って行ったところに、食事処があります。こちらでチェックイン手続きとウェルカムサービスが振舞われます。
こちらのお宿は黒川温泉の中心からは少し離れた山手にあり、山の斜面を利用して建てられています。食事処からこちらの離れに行くまで、さらに坂道を登らなければなりません。
でもご心配なく。ゴルフで使うカートで送り迎えしてくれます。
こちらのお宿は昨年10月にオープンしたばかりの新しいお宿で、全8室、すべて離れの一軒家になっています。だいたい100㎡位の広さがあって、離れの造りもそれぞれ特色があります。
ネットで予約する時、それぞれの写真や間取りを見て散々迷って、こちらの『風待』を予約。あとでスタッフさんに聞いたところによると、8つのタイプのうちこの『風待』の部屋が一番見晴らしも良くて人気があるとか。
中に入るとまず、広い土間があります。そして正面には囲炉裏の間があります。
囲炉裏の間の奥には広いリビングとベッドルーム、畳の間があります。
とにかく広い
天井も古民家風で、趣があります。
囲炉裏の間とリビングには床暖房完備。
ベッドルームには、ダイソンの加湿器も。
こちらは畳の間にあるおしゃれな照明。
部屋着として、浴衣やパジャマ、丹田の用意が。
飲み物のサービスも充実しています。
冷蔵庫の中の飲み物は無料で、お酒は別注・・・
値段を見てびっくりした~ 最初、見間違いかとも。日本酒4合瓶で92,000円とは 正直言ってこちらのお宿、1泊のお値段的には前日のお宿を5連泊出来るくらいなんですが・・・チェックインの時『領収書は個人のお名前でいいですか?』と聞かれ『?』と思ったんですが、会社経営の社長さんとか法人の役員さんとか、そういった人たちが多いんだろうな~と納得したのでした。
そしてめちゃくちゃテンション上がったのがこちら、コーヒーセットやグラス類。錫のグラスをはじめ数種類のグラスが用意されてます。
自分でコーヒーミルで引けるコーヒー豆とすでに引いてあるコーヒーの2種類が用意されています。コーヒー好きには堪りません。
お風呂やトイレはどこ・・・? この狭い通路の奥にありました。隠れ家的な演出です。
洗面ボールも石をくり抜いたものですごいんですが、もっとすごいのはおトイレ。便器の蓋の開け閉めや洗浄が全自動なのはもちろん、なんと、トイレに入るとクラシックの音楽が流れます
手水鉢があったり。こんなおトイレ、初めて~
着心地の良いバスローブやふかふかのタオル。
アメニティも充実。髪留めがあるのが嬉しいですね。
そしてお待ちかねのお風呂は…内湯と露天風呂の2種類。
内湯は檜のお風呂で、湯船も洗い場も広い お湯に浸かりながら、山並みを見ることが出来ます。
露天風呂は・・・見てください こんなに広い露天風呂を独り占め出来るなんて~ 究極の癒しだぁ
ジャグジーになっているのでちょっと温めですが、思わず泳いでしまいました
こんなに素敵な景色が広がっています。
部屋のお風呂とは別に、天空の露天風呂を貸切出来ます。17時から45分間貸切予約したので、まずは部屋の内湯と露天風呂に入ってから、天空の露天風呂へ。
天空の露天風呂というだけあって、私の泊まっている離れから更に上に上って行きます。このお風呂も離れ風になっていて、鍵を掛けると完全に個室空間になります。
そして・・・開放感抜群の天空の露天風呂デス。
棚田や高原の山々、風車や藤の花・・・絶景です。夜、お天気が良ければ星空を見ながら入れるんでしょうね~ ただ残念ながら夕方から雨の予報だったので、明るいうちに予約して正解でした。
再び部屋の露天風呂があるデッキへ。
天使の梯子を見ながら、地ビールを頂きました。究極のひととき。
お待ちかねの夕食です。離れの囲炉裏の間でいただきます。
先付は、新緑豆腐。美味出汁ジュレ、山葵、パプリカ、一寸豆、とまと添え。
小鉢は、蛸柔らか煮、辛子蓮根、虹鱒ちまき寿司、山雲丹豆腐クレソンと蕨胡麻和え。
どれも上品な味付けで、期待感が増します。
最初のお酒は、冷酒黒川。瓶で持ってきて銘柄を確認した後に、わざわざ透明な徳利に目の前で移し替えてくれます。
椀盛り。沢煮椀。芽キャベツ、洋胡椒、黒豚、繊野菜、三つ葉、針葱。千切りにした筍や人参などの食感も良く、出汁もとても美味しかったデス。
そしてお造り。つまの代わりに大根と赤かぶと葱で作ったチューリップが。飾り切りが目に楽しいお料理です。
鮑酒煎りと天草雅鯛、そして伊勢海老のお造り。
葉山葵を包んでいただきます。
熊本の馬刺しも。
九州のお醤油は甘いので、甘くないお醤油も用意されています。
次のお酒は、冷酒ひや。
煮物は田舎煮。干し筍、蕗味噌、小国大根、揚げ、ぜんまい、蕗。
春の旬菜がとっても美味しかったです。筍の干したものは初めて食べたけど、食感が何とも言えない美味です。この蕗味噌も絶品で、煮物に付けて食べるだけでなく、チビチビとお酒の当てに。
こういう景色を見ながらの食事です。
そしていよいよ囲炉裏を使ったお料理が登場
山女魚の塩焼きは、調理場で焼いたものを囲炉裏で少し炙ってからいただきます。
川魚の塩焼きって、ほんとに美味しい。身が繊細だけどジューシー、塩味と相まって、お酒にもすごく合う。
強肴、豊後牛と阿蘇王の炭火焼き。これは文字通り、自分で囲炉裏の炭で焼いて食べます。
お肉も美味い
締めの食事は、小国米ひのひかりと伊勢海老の赤出汁。こちらの土鍋は特注品だそうで、ごはんがツヤツヤです。もちろんとっても美味しいご飯でした。
締めの御飯をいただきながらも、次のお酒を。冷酒れいざんです。
デザートは苺のエスプーマ、林檎ソルベ、小玉西瓜、肥後グリーン。そしてコーヒー。
肥後グリーンってメロンのことかな?デザートも美味しかった~
土鍋に残ったご飯をおにぎりにしてくれました。
食事を運んでくれるスタッフさんの中で、同年代の女性スタッフさんとは結構色々お話しました。私が毎月温泉旅行に行っていることやその理由とか。彼女も一人旅してみたいとか。とても話しやすくて、楽しい食事になりました。
大満足な夕食の後は、しばらくくつろいでから再び内湯と露天風呂へ。
残念ながら雨が降り出していたけど、雨の中で入る露天風呂も気持ちが良いもんです。
5日目へ続く。
ホテルでの朝食は3日続けてのバイキング(^^; GW期間中ということなのか、前日に引き続き、レストランは大混雑。席に案内されるまで15分ほど待ちました。
でもお料理が美味しかったので、
それでは、こちらのお宿『ザ・ホテル長崎』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食3、朝食4、接客サービス4、癒され度2、コスパ4
総合評価は…3.6
じゃらんの口コミは4.4です。
残念ながら5点満点はなし。
4点は、部屋、お風呂、朝食、接客サービス、コスパ。
部屋は、広くて景色も良かったし、使いやすいテーブルセット、気持ちの良いベッドとパジャマ、アメニティや備品も充実していたので、ほとんど5点でもいいところなんですが。。。残念なことが一つだけありました。それは、廊下での話し声が丸聞こえということ。1日目、隣りと向かい側の部屋のお客さんが小学生の子供を含む4部屋のグループで、子供がそれぞれの部屋を行ったり来たり。部屋のドアを開けたままや廊下でおしゃべりしているのが丸聞こえで。。。挙句の果てには、部屋を間違えて、私の部屋のチャイムを鳴らすし…(^^; あまりにもうるさくて収まりそうにもなかったので、フロントへ電話して注意してもらいました。
それで収まったものの、2日目、なんとまた隣りの部屋が前日とは違うグループ連れ。同じように部屋を行ったり来たり、話し声も良く響く。一時的なものだったのでとりあえず我慢したけど。
廊下の話し声がよく響くのはホテルの性だけど、やっぱりお客さんのマナーの問題。一人だと基本的に公共の場ではしゃべることなく黙って移動するので、逆に他の人がうるさいとすごく気になるものです。一方、2人以上、特にグループで行動する場合は、話をすることが優先してしまって、所かまわず廊下や電車の中、レストランなど、周りのことを考えずにしゃべる人が多いと思います。特に電車やレストランなどは、一定期間同じ場所で過ごさなければならないので、周りにうるさい人がいると、めちゃくちゃイライラします。。。そしてうるさいと思って見ると、たいてい女性です。女性は話に夢中になると声のトーンが高くなり大きくなります。黙っている必要はなくとも、廊下や電車では小声で話すということがマナーだということが分かっていない人が多いんじゃないでしょうか。
廊下での話し声がうるさかったのはお客さんのマナーの問題が大きいけど、ホテルのドアの防音が弱いという問題でもあるので、部屋は4点にしました。
お風呂は、バスタブが広くて手すりもついていたので、ゆっくり足を伸ばして浸かれたので、4点。
朝食は2日ともバイキングだったけど、メニューの種類が多かったので、飽きずに食べることが出来ました。味も美味しかったです。ただ、とても混んでいたのが減点要因。
接客サービスは、1日目隣りのお客さんのことでフロントに電話したら、2、3分後には様子を見に来られて、すぐに対応してくれたのが良かったですね。ただ本音を言うと、グループ客はうるさいことが多いので、一人客の隣の部屋は避けてほしいなーと。混み合っているGWだから仕方ないとも思うけど。。。そういう配慮があれば5点なんだけどなぁ。
コスパは、GW期間中でおひとり様価格としては、リーズナブルだと思います。
3点は夕食。朝食と同じレストランのバイキングでしたが、ディナーバイキングなのに朝食とあまり変わらないラインナップ。その代わりお値段も安かったけど。。。もうちょっとサプライズな感じがあれば良かったかな~
2点は癒され度。これは2日間とも隣りのグループ客のうるささに、かなりイライラさせられたので。ベッドの寝心地やパジャマの着心地も良く、全体的にくつろげる空間だっただけに、惜しいです。
交通の便利も良くて、全体的には満足できるホテルだったので、また長崎に来ることがあれば利用したいと思います。
ホテルをチェックアウトして、レンタカーを借りるために路面電車で移動。
長崎から一気に熊本県の黒川温泉へ向かいます。高速道路と一般道で約250㎞、3時間ちょっとの長旅です。
途中の大分自動車道の山田SAで休憩。
りんごのフローズンソフトです。暑い日だったので、美味しかった
大分自動車道の九重ICで降りて、やまなみハイウェイへ。高原エリアを走る道路で、とても気持ち良いドライブ。山麓から山手に上り下りする所は道も狭くけっこうなワインディングロードですが、高原エリアに来ればとても走りやすい道になります。
途中にはたくさんの見どころがありますが、立ち寄ったのはここ。飯田高原の長者原にある『タデ湿原』。このエリアでは九重夢大吊橋が有名ですが、こちらもお勧めです。
湿原をお散歩することが出来ます。ちょうど、北海道の知床五湖のような感じです。
ビジターセンターには、くじゅう地方の航空写真が床に大きく描かれていて、『あ、さっきここを通ってきたんだ~』とワクワク。
この湿原で見ることが出来るお花たちを紹介したコーナーがあって、とても丁寧に解説されています。
タデ湿原を一周してみました。だいたいゆっくり回って30~40分くらいです。
お天気は曇り空だけど、静かで爽快な感じで、ほんとに気持ちが良い
くじゅう連山の三俣山や硫黄山を見ながら、木道をお散歩します。
湿原を守るために、年に1回野焼きをするそうです。野焼きの跡です。
ビジターセンターでも紹介されていた湿原の花たち。
小さな花が多いですが、愛らしいですね。
ワンちゃんも気持ち良さそうにお散歩。
湿原のお花たちの他にも、5月の新緑がまぶしい山菜や木々もたくさん。
とても気持ちの良い所で、心身ともにリフレッシュ
足湯もありますヨ。
タデ湿原からは車で30分位の所に黒川温泉があります。黒川温泉街は道が狭くすれ違いが出来ないところも多いので、GWなど混み合う時期は手信号で誘導されます。浴衣を着て歩いているお客さんも多く、人気の高い温泉街なのも分かりますね。
この日のお宿『御処月洸樹』さんに到着。車で入って行くとこのような立派な黒門があり、門を開けてもらって中に入ります。スゴイ所に来たという感じでワクワク。
フロントを入るとエレベーターで移動。さらに坂道を上って行ったところに、食事処があります。こちらでチェックイン手続きとウェルカムサービスが振舞われます。
こちらのお宿は黒川温泉の中心からは少し離れた山手にあり、山の斜面を利用して建てられています。食事処からこちらの離れに行くまで、さらに坂道を登らなければなりません。
でもご心配なく。ゴルフで使うカートで送り迎えしてくれます。
こちらのお宿は昨年10月にオープンしたばかりの新しいお宿で、全8室、すべて離れの一軒家になっています。だいたい100㎡位の広さがあって、離れの造りもそれぞれ特色があります。
ネットで予約する時、それぞれの写真や間取りを見て散々迷って、こちらの『風待』を予約。あとでスタッフさんに聞いたところによると、8つのタイプのうちこの『風待』の部屋が一番見晴らしも良くて人気があるとか。
中に入るとまず、広い土間があります。そして正面には囲炉裏の間があります。
囲炉裏の間の奥には広いリビングとベッドルーム、畳の間があります。
とにかく広い
天井も古民家風で、趣があります。
囲炉裏の間とリビングには床暖房完備。
ベッドルームには、ダイソンの加湿器も。
こちらは畳の間にあるおしゃれな照明。
部屋着として、浴衣やパジャマ、丹田の用意が。
飲み物のサービスも充実しています。
冷蔵庫の中の飲み物は無料で、お酒は別注・・・
値段を見てびっくりした~ 最初、見間違いかとも。日本酒4合瓶で92,000円とは 正直言ってこちらのお宿、1泊のお値段的には前日のお宿を5連泊出来るくらいなんですが・・・チェックインの時『領収書は個人のお名前でいいですか?』と聞かれ『?』と思ったんですが、会社経営の社長さんとか法人の役員さんとか、そういった人たちが多いんだろうな~と納得したのでした。
そしてめちゃくちゃテンション上がったのがこちら、コーヒーセットやグラス類。錫のグラスをはじめ数種類のグラスが用意されてます。
自分でコーヒーミルで引けるコーヒー豆とすでに引いてあるコーヒーの2種類が用意されています。コーヒー好きには堪りません。
お風呂やトイレはどこ・・・? この狭い通路の奥にありました。隠れ家的な演出です。
洗面ボールも石をくり抜いたものですごいんですが、もっとすごいのはおトイレ。便器の蓋の開け閉めや洗浄が全自動なのはもちろん、なんと、トイレに入るとクラシックの音楽が流れます
手水鉢があったり。こんなおトイレ、初めて~
着心地の良いバスローブやふかふかのタオル。
アメニティも充実。髪留めがあるのが嬉しいですね。
そしてお待ちかねのお風呂は…内湯と露天風呂の2種類。
内湯は檜のお風呂で、湯船も洗い場も広い お湯に浸かりながら、山並みを見ることが出来ます。
露天風呂は・・・見てください こんなに広い露天風呂を独り占め出来るなんて~ 究極の癒しだぁ
ジャグジーになっているのでちょっと温めですが、思わず泳いでしまいました
こんなに素敵な景色が広がっています。
部屋のお風呂とは別に、天空の露天風呂を貸切出来ます。17時から45分間貸切予約したので、まずは部屋の内湯と露天風呂に入ってから、天空の露天風呂へ。
天空の露天風呂というだけあって、私の泊まっている離れから更に上に上って行きます。このお風呂も離れ風になっていて、鍵を掛けると完全に個室空間になります。
そして・・・開放感抜群の天空の露天風呂デス。
棚田や高原の山々、風車や藤の花・・・絶景です。夜、お天気が良ければ星空を見ながら入れるんでしょうね~ ただ残念ながら夕方から雨の予報だったので、明るいうちに予約して正解でした。
再び部屋の露天風呂があるデッキへ。
天使の梯子を見ながら、地ビールを頂きました。究極のひととき。
お待ちかねの夕食です。離れの囲炉裏の間でいただきます。
先付は、新緑豆腐。美味出汁ジュレ、山葵、パプリカ、一寸豆、とまと添え。
小鉢は、蛸柔らか煮、辛子蓮根、虹鱒ちまき寿司、山雲丹豆腐クレソンと蕨胡麻和え。
どれも上品な味付けで、期待感が増します。
最初のお酒は、冷酒黒川。瓶で持ってきて銘柄を確認した後に、わざわざ透明な徳利に目の前で移し替えてくれます。
椀盛り。沢煮椀。芽キャベツ、洋胡椒、黒豚、繊野菜、三つ葉、針葱。千切りにした筍や人参などの食感も良く、出汁もとても美味しかったデス。
そしてお造り。つまの代わりに大根と赤かぶと葱で作ったチューリップが。飾り切りが目に楽しいお料理です。
鮑酒煎りと天草雅鯛、そして伊勢海老のお造り。
葉山葵を包んでいただきます。
熊本の馬刺しも。
九州のお醤油は甘いので、甘くないお醤油も用意されています。
次のお酒は、冷酒ひや。
煮物は田舎煮。干し筍、蕗味噌、小国大根、揚げ、ぜんまい、蕗。
春の旬菜がとっても美味しかったです。筍の干したものは初めて食べたけど、食感が何とも言えない美味です。この蕗味噌も絶品で、煮物に付けて食べるだけでなく、チビチビとお酒の当てに。
こういう景色を見ながらの食事です。
そしていよいよ囲炉裏を使ったお料理が登場
山女魚の塩焼きは、調理場で焼いたものを囲炉裏で少し炙ってからいただきます。
川魚の塩焼きって、ほんとに美味しい。身が繊細だけどジューシー、塩味と相まって、お酒にもすごく合う。
強肴、豊後牛と阿蘇王の炭火焼き。これは文字通り、自分で囲炉裏の炭で焼いて食べます。
お肉も美味い
締めの食事は、小国米ひのひかりと伊勢海老の赤出汁。こちらの土鍋は特注品だそうで、ごはんがツヤツヤです。もちろんとっても美味しいご飯でした。
締めの御飯をいただきながらも、次のお酒を。冷酒れいざんです。
デザートは苺のエスプーマ、林檎ソルベ、小玉西瓜、肥後グリーン。そしてコーヒー。
肥後グリーンってメロンのことかな?デザートも美味しかった~
土鍋に残ったご飯をおにぎりにしてくれました。
食事を運んでくれるスタッフさんの中で、同年代の女性スタッフさんとは結構色々お話しました。私が毎月温泉旅行に行っていることやその理由とか。彼女も一人旅してみたいとか。とても話しやすくて、楽しい食事になりました。
大満足な夕食の後は、しばらくくつろいでから再び内湯と露天風呂へ。
残念ながら雨が降り出していたけど、雨の中で入る露天風呂も気持ちが良いもんです。
5日目へ続く。
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