免疫力アップ大作戦!㊺静岡熱海1日目 [旅行]
12/16と17の土日で熱海に行ってきました。熱海は通過することはあっても、観光や宿泊したことがなかったので、けっこう新鮮でした。
熱海といえば超メジャーな温泉地。東京からも近いし温泉宿も多いので、駅前周辺はとにかくものすごい人の数でした。
古くから賑わっていた温泉街や観光地というと、人気が廃れたり、建物が老朽化したり経営者の高齢化などで『昔はもっと賑やかだったんだろうなぁ~』と思わせるような寂れた感が拭えないんだけど、熱海の街は、あちこちにはメンテナンスしきれていない古いものも多いのに、それでも人が集まってきて賑やか・・・ちょっと不思議な街です。
これだけ東京に近くて人も集まり、日本の最先端を行く流行のものや資本が常に入ってくるので、古いものの中に新しいものも混在して常に賑やかな街でいられるんだろうなぁ~と思ったのでした。
この日の富士山は・・・
笠雲と呼ばれる雲が掛かっていました 笠雲にはいろいろな種類があり、もっときれいに円錐状の笠が被ったものや何重にも重なった笠雲もあるそうです。
熱海駅に到着。
駅前の商店街、たくさんの人で賑わっています。温泉まんじゅうの誘惑に負けずにそのまま通り過ぎて、坂の街を歩くこと30分。来宮神社に着きました。
来宮神社はパワースポットとして有名。参道の竹林がいい雰囲気です。
落ち葉のハート
樹齢2000年を超える大楠。本州では1番の巨木で、幹の周りは約24m、高さは26mだそうです。
幹を一周すると寿命が1年延びるという言い伝えと、願い事を秘めながら1周すると願いが叶うという言い伝えがあります。幹の廻りには遊歩道やベンチが整備されているので、右回りに廻りながらベンチに座って大楠を見上げていると、本当に神聖な気持ちの良い時間が流れます。
お天気が良かったので、木漏れ日もいい感じに
色々な地方の有名な社寺に行ったことがありますが、伊勢神宮に次いでお気に入りの場所になりました
境内の中にあるカフェで。麦こがしプリン。
来宮神社から歩いて熱海梅園に向かいます。地図では高低差が分からないので、ちょっと気軽に考えてました 実は以前、レンタカーで伊豆から三島に向かう時にこの道を通ったことがあったので、急坂とは知っていましたが・・・歩くとやっぱり大変。
でも、坂の途中から見る景色はスゴイですね~
熱海梅園入口の梅は、ほんの少しだけ咲いてました。
こちらも立派な松の木ですね~ 一つの株から二本の幹が延びているので、夫婦松と言われています。
梅の見頃は1月から3月上旬ですが、12月中旬でも早咲きの梅と紅葉の両方が見られるということでやってきました。
紅葉はほとんど終わりかけでしたが、最後の一燃えって感じで頑張ってくれてました。
もうすぐ咲くヨ~
園内は梅や紅葉以外にも見どころがあります。庭園の設えも素敵ですし、滝や清流のせせらぎに癒されます。
さて、早咲きの梅たちを。
そしてもう一度、最後に一燃えしている見事な紅葉を。
見頃の時期から外れていたしこの日はとても風が強かったので、本当に人がいませんでした。30分ほど散策している間に会ったのは4~5組。寂しい感じでしたが、その分ゆっくり散策出来ました。
熱海梅園から坂を下って、起雲閣へ向かいます。その途中にこの日泊まるお宿があるので、荷物を置かせてもらおうかな~と思っていたら。
お宿へは、あの先の階段を上らなければいけません 階段ではないルートもあるようですが、ここからだと大回りになるのでとりあえず荷物を持って起雲閣へ行くことにしました。
起雲閣。
大正時代に建てられた別荘で、戦後旅館として利用され、著名な文豪も定宿にしてきたという建物です。
日本家屋の美しい本館。
中庭は風情のある庭園になっています。
こちらは日本と中国、欧州の様式を融合させた洋館。
ステンドグラスがめぐらされたサンルーム。床のタイルがレトロなかんじ。
『玉渓』
こちらのステンドグラスも見事です。
太宰治や三島由紀夫たちが泊まった部屋だそうです。
『金剛・ローマ風呂』
昔の建物っていいですよね。マンションの白い単調な壁に囲まれた部屋での生活が長いので、『いるだけで、心が安らぐ』建物に憧れます。
起雲閣を後にして、お宿に向かいます。先ほどの急な階段を避けるために違うルートをスマホで検索。。。『えっ この道であってるの???』
坂の街って、車も入らない細い通路が重要な生活道路になっているんですね~
なんとか、お宿に到着しました。迂回ルートも、坂道けっこう辛かった
この日のお宿は老舗旅館の『新かどや』さん。建物は本館南館などいくつかの建物が山の傾斜に沿って建てられていて、けっこう広いので迷いそうでした。
部屋は露天風呂付きの12畳、落ち着いた雰囲気の和室。
テラスからは熱海の街と海が一望
到着後はまずお宿の大浴場と露天風呂へ。まだ早い時間だったので、ほぼ貸切でした。
次は部屋の露天風呂に。自分でお湯を張らなければならないけど、熱めのお湯で気持ち良かった~
あんまりにも気持ちが良いので、夕食後も何度も入りました。。。
ところが。次の日、顔と腕の一部分だけが赤くかぶれてしまいました。酸性の温泉だと、冬の乾燥した肌がかぶれることもあるそうだけど、こちらの温泉は弱アルカリ性のようですし。化粧水と反応してしまったのかなぁ~?
夜になると夜景も素晴らしい
夕食は部屋食。お酒はこちらのお宿オリジナルの日本酒。
前菜と朝採れ鮮魚のミニ丼、お椀もの。
お刺身は、サザエ、ヒラマサ、イカ、中トロ、鯛。。。と何かの肝。
煮物は里芋、小茄子。
ここまでのお料理は、今一つインパクトに欠けるいたって普通なかんじでしたが・・・
子羊のローストと桜えびの揚げ物。この二品はメチャクチャ美味しかった~
締めの御飯、お味噌汁と果物。
部屋食だとのんびり人目を気にせず食べられるのが魅力だけど、お料理やお酒が運ばれるタイミングにストレスが溜まりやすいんですよね・・・こちらのお宿でもそうでした 18時スタートのはずが、食べ始められたのがほぼ18時半。その後もなかなかお料理が運ばれてこない・・・今朝のバラエティ番組でも言ってましたが、旅館の仲居さん不足が深刻だとか。
こちらの仲居さんは若い方で手際よく配膳しておられたし、『大変遅くなって申し訳ありません』との言葉もあり、全力でフル稼働しておられる様子が伝わってきました。なので、なかなか次のお料理が来なくても、ストレスは溜まりましたがイライラすることはありませんでした。
夕食の後は再び部屋の露天風呂へ。
お風呂とこの夜景に、ほんとに癒されました
熱海といえば超メジャーな温泉地。東京からも近いし温泉宿も多いので、駅前周辺はとにかくものすごい人の数でした。
古くから賑わっていた温泉街や観光地というと、人気が廃れたり、建物が老朽化したり経営者の高齢化などで『昔はもっと賑やかだったんだろうなぁ~』と思わせるような寂れた感が拭えないんだけど、熱海の街は、あちこちにはメンテナンスしきれていない古いものも多いのに、それでも人が集まってきて賑やか・・・ちょっと不思議な街です。
これだけ東京に近くて人も集まり、日本の最先端を行く流行のものや資本が常に入ってくるので、古いものの中に新しいものも混在して常に賑やかな街でいられるんだろうなぁ~と思ったのでした。
この日の富士山は・・・
笠雲と呼ばれる雲が掛かっていました 笠雲にはいろいろな種類があり、もっときれいに円錐状の笠が被ったものや何重にも重なった笠雲もあるそうです。
熱海駅に到着。
駅前の商店街、たくさんの人で賑わっています。温泉まんじゅうの誘惑に負けずにそのまま通り過ぎて、坂の街を歩くこと30分。来宮神社に着きました。
来宮神社はパワースポットとして有名。参道の竹林がいい雰囲気です。
落ち葉のハート
樹齢2000年を超える大楠。本州では1番の巨木で、幹の周りは約24m、高さは26mだそうです。
幹を一周すると寿命が1年延びるという言い伝えと、願い事を秘めながら1周すると願いが叶うという言い伝えがあります。幹の廻りには遊歩道やベンチが整備されているので、右回りに廻りながらベンチに座って大楠を見上げていると、本当に神聖な気持ちの良い時間が流れます。
お天気が良かったので、木漏れ日もいい感じに
色々な地方の有名な社寺に行ったことがありますが、伊勢神宮に次いでお気に入りの場所になりました
境内の中にあるカフェで。麦こがしプリン。
来宮神社から歩いて熱海梅園に向かいます。地図では高低差が分からないので、ちょっと気軽に考えてました 実は以前、レンタカーで伊豆から三島に向かう時にこの道を通ったことがあったので、急坂とは知っていましたが・・・歩くとやっぱり大変。
でも、坂の途中から見る景色はスゴイですね~
熱海梅園入口の梅は、ほんの少しだけ咲いてました。
こちらも立派な松の木ですね~ 一つの株から二本の幹が延びているので、夫婦松と言われています。
梅の見頃は1月から3月上旬ですが、12月中旬でも早咲きの梅と紅葉の両方が見られるということでやってきました。
紅葉はほとんど終わりかけでしたが、最後の一燃えって感じで頑張ってくれてました。
もうすぐ咲くヨ~
園内は梅や紅葉以外にも見どころがあります。庭園の設えも素敵ですし、滝や清流のせせらぎに癒されます。
さて、早咲きの梅たちを。
そしてもう一度、最後に一燃えしている見事な紅葉を。
見頃の時期から外れていたしこの日はとても風が強かったので、本当に人がいませんでした。30分ほど散策している間に会ったのは4~5組。寂しい感じでしたが、その分ゆっくり散策出来ました。
熱海梅園から坂を下って、起雲閣へ向かいます。その途中にこの日泊まるお宿があるので、荷物を置かせてもらおうかな~と思っていたら。
お宿へは、あの先の階段を上らなければいけません 階段ではないルートもあるようですが、ここからだと大回りになるのでとりあえず荷物を持って起雲閣へ行くことにしました。
起雲閣。
大正時代に建てられた別荘で、戦後旅館として利用され、著名な文豪も定宿にしてきたという建物です。
日本家屋の美しい本館。
中庭は風情のある庭園になっています。
こちらは日本と中国、欧州の様式を融合させた洋館。
ステンドグラスがめぐらされたサンルーム。床のタイルがレトロなかんじ。
『玉渓』
こちらのステンドグラスも見事です。
太宰治や三島由紀夫たちが泊まった部屋だそうです。
『金剛・ローマ風呂』
昔の建物っていいですよね。マンションの白い単調な壁に囲まれた部屋での生活が長いので、『いるだけで、心が安らぐ』建物に憧れます。
起雲閣を後にして、お宿に向かいます。先ほどの急な階段を避けるために違うルートをスマホで検索。。。『えっ この道であってるの???』
坂の街って、車も入らない細い通路が重要な生活道路になっているんですね~
なんとか、お宿に到着しました。迂回ルートも、坂道けっこう辛かった
この日のお宿は老舗旅館の『新かどや』さん。建物は本館南館などいくつかの建物が山の傾斜に沿って建てられていて、けっこう広いので迷いそうでした。
部屋は露天風呂付きの12畳、落ち着いた雰囲気の和室。
テラスからは熱海の街と海が一望
到着後はまずお宿の大浴場と露天風呂へ。まだ早い時間だったので、ほぼ貸切でした。
次は部屋の露天風呂に。自分でお湯を張らなければならないけど、熱めのお湯で気持ち良かった~
あんまりにも気持ちが良いので、夕食後も何度も入りました。。。
ところが。次の日、顔と腕の一部分だけが赤くかぶれてしまいました。酸性の温泉だと、冬の乾燥した肌がかぶれることもあるそうだけど、こちらの温泉は弱アルカリ性のようですし。化粧水と反応してしまったのかなぁ~?
夜になると夜景も素晴らしい
夕食は部屋食。お酒はこちらのお宿オリジナルの日本酒。
前菜と朝採れ鮮魚のミニ丼、お椀もの。
お刺身は、サザエ、ヒラマサ、イカ、中トロ、鯛。。。と何かの肝。
煮物は里芋、小茄子。
ここまでのお料理は、今一つインパクトに欠けるいたって普通なかんじでしたが・・・
子羊のローストと桜えびの揚げ物。この二品はメチャクチャ美味しかった~
締めの御飯、お味噌汁と果物。
部屋食だとのんびり人目を気にせず食べられるのが魅力だけど、お料理やお酒が運ばれるタイミングにストレスが溜まりやすいんですよね・・・こちらのお宿でもそうでした 18時スタートのはずが、食べ始められたのがほぼ18時半。その後もなかなかお料理が運ばれてこない・・・今朝のバラエティ番組でも言ってましたが、旅館の仲居さん不足が深刻だとか。
こちらの仲居さんは若い方で手際よく配膳しておられたし、『大変遅くなって申し訳ありません』との言葉もあり、全力でフル稼働しておられる様子が伝わってきました。なので、なかなか次のお料理が来なくても、ストレスは溜まりましたがイライラすることはありませんでした。
夕食の後は再び部屋の露天風呂へ。
お風呂とこの夜景に、ほんとに癒されました
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