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免疫力アップ大作戦!㊽山口1日目 [旅行]

3月17日から1泊で、山口県山口市の湯田温泉に行ってきました。前週の土日も福井県に行ったばかりで二連荘ですが、もともとこちらの旅を先に計画していたので決行。山口と言えば・・・そうですね~『ふく』ですね~ 今シーズン初めてのふく、食べ納めということで。

名古屋からは新山口まで新幹線で約2時間50分、新山口から山口駅まではJR山口線に乗り換えて約20分ちょっと。
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JR山口線といえば、SLやまぐち号が新山口から津和野まで走っています。新山口駅発は午前中の早い時間なので残念ながら見ることが出来ませんでしたが、いつか見てみたいですね~

山口駅に着きました。
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大きな大内人形がお出迎え。

駅のコインロッカーに荷物を預けて、いざ出発。この日の目的地は山口サビエル記念聖堂。駅から真っすぐ向かうと徒歩20分ほどですが、お天気も良かったし、時間にも余裕があったので桜並木の一の坂川沿いを散策することにしました。
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途中には公園もあって、地面から湧き出る噴水にはしゃぐ子供たちが楽しそう[わーい(嬉しい顔)]
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こちらの公園には梅や桜が華やかに咲いていたので、しばらく撮影タイム[るんるん]

山口のこの辺りは、室町時代に大内氏が憧れの京に模した街づくりをした大内文化が栄えたところです。一の坂川は京都の鴨川に見立てられたそうです。
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そう言われてみれば確かに、京都っぽい。
桜並木になっているんですが、満開の桜まではまだもうちょっと早かった~(^^; でも今にもはじけそうに蕾が大きく膨らんでしました。春の息吹が感じられる光景[かわいい]

一の坂川からさらに20分ほど歩いて、ようやく山口サビエル記念聖堂へ。
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先代の建物は平成3年に火事で焼失してしまい、平成10年に現在の建物が建てられました。外観も礼拝堂も近代的な感じですが、建物の形やステンドグラスがとてもアート[ひらめき] 建物を見るだけでも価値がありますが、やはりパイプオルガンが響き渡る礼拝堂で、静かに過ごす時間がとても素敵でした。パイプオルガンは実演ではありませんでしたが、年に数回は演奏会があるようですね。

こちらの記念聖堂は、フランシスコ・ザビエルが山口で布教活動を行ったことに由来するもので、建物の中にはクリスチャン記念館という展示スペースもあります。キリスト教についてはほとんど無知なので展示ラインナップの是非は分かりませんが、かなり詳しく解説されていたり、資料を見ることが出来るようになっていたので、展示内容は充実していると思います。

ところで、この地では『ザビエル』ではなくて『サビエル』と言うんですね。その理由は、後で乗ったタクシーの運転手さんに教えてもらいましたが…忘れてしまいました(^^;

もう一つここで初めて知ったのが、日本のクリスマスの発祥の地だそうです。ザビエルが日本にやって来て、なかなか布教活動が実らなかったところ、当時のこちらの大名であった大内義隆に布教活動を許され、この地で常設教会を開きました。そこでクリスマスのミサを行ったのが始まりとのこと。そのことから、山口市は12月の1ヶ月間クリスマス市となり、かなり盛り上がるそうです。

山口サビエル記念聖堂から歩いて山口駅に戻り、今度はタクシーでこの日のお宿『かんぽの宿湯田』さんへ。この時のタクシーの運転手さんから、山口の見どころを色々と教えてもらいました。

お宿に到着。今回も露天風呂付き和洋室を予約。ツインベッドルームと8畳和室のお部屋です。
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部屋の露天風呂は温泉ではありませんが、かんぽの宿大洗さんと同じく、24時間掛け流しでいつでも好きな時に適温で入れるのが良かったです。最近温泉に繰り返して入ると顔がかぶれるようになってきたので、部屋の露天風呂が真水なのでありがたいデス。
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かんぽの宿はどこもほぼ同じアメニティー、浴衣、備品でシンプルなんですが、お宿によってはプラスαのおもてなしが工夫されています。こちらのお宿のプラスαのおもてなし、とても嬉しくなる、心温まるものでした。
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ワッフル地の足ふきマットがとても気持ち良い[るんるん] 
老眼鏡が部屋に置いてあるお宿は初めて[ひらめき] 
湯田温泉出身の中原中也の詩集、ふだん自ら詩集を手に取ることはないけど、非日常のくつろぎの時間に、のんびりと詩集を読むのも乙なもの。

免疫力アップ大作戦!の旅のルーティンワーク、部屋に入ったらまずは部屋とお風呂やアメニティーなどの写真を撮る、次に各モバイル機器の充電セット、そしてお宿の温泉に入る、夕食までの間ビールやお酒を飲みながらまったり過ごして、夕食前に部屋の露天風呂に入って体を温める。。。と、いつものように過ごしました。
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尿酸値、危険信号なので、ビールを回避して岩国の地酒『獺祭(だっさい)』を。肴は山口の特産品の竹輪とふくの干物[るんるん]

夕食はレストラン、ふく尽くしプランです。
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かんぽの宿ではお誕生日月に割引やサービスの特典があります。。。チェックインの時に『お誕生日特典で、夕食時にワインかソフトドリンクのサービスがあります! ワイン、大丈夫ですか?』と案内していただきました。もう何年も滅多に『お酒、飲めますか?』という心配をしてもらったことがない(^^;ので、ちょっと新鮮でした。。。そのワインがこちら。
そして、名前入りのバースデーメッセージも添えられていました。ふふっ(^-^)

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そして、こちらはコースに含まれているひれ酒です[ひらめき] ふくのひれが香ばしくて美味いデス。やっぱ、これだわ~ 

お料理は、まずはてっさ、山口ではふく刺しと言います。
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もみじおろしや分葱を巻いてポン酢で食べるのが定番ですが、なんとこちらでは、白菜の芯の部分を巻いて岩塩で食べる。。。この食べ方、絶品[ひらめき]

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とらふく身皮酢みそとふく皮ポン酢。どちらもお酒がすすむ一品。酢みそやポン酢の味加減がちょうど良くて美味しかった~

ひれ酒があまりにも美味しいので『お代わりできますか?』とお願いしたら、『注ぎ酒です』と、こちらの熱燗が。
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ひれ酒はもともと安いお酒を美味しく飲むために工夫されたもの。1合400円とリーズナブルなお酒ですが、熱々のお酒を注ぐと一気に美酒に変身[ぴかぴか(新しい)]

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ふくから揚げ。プリプリ、ぷるぷる、ジューシー[るんるん]

真ふくの白子のてんぷらと、とらふく白子焼は別注。せっかくなので食べたいじゃないですか~
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やっぱり頼んで正解、美味しすぎて、言葉がありません[ぴかぴか(新しい)]

ふく白子プリン。ぷ・ぷ・ぷ、りん[exclamation&question]
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デザートのプリンではなくて、ちゃんとしたお料理。これが、とにかく美味しい[ぴかぴか(新しい)]
どんなものかというと・・・お宿のお品書きから。ふくの白子を塩を使ってぬめりを取り、血抜きをして牛乳に一日漬け込む。その後湯がいて冷まして裏ごし。牛乳と醤油、塩で味付けしてゼラチンでゆるく固める。その上に季節の野菜を散らしたもの。。。だそうです。よく考えたなぁ~ こちらのお宿のオリジナル?それともこの地方の郷土料理?

そしてメインイベント!もとい、メインディッシュのとらふく鍋で~す[わーい(嬉しい顔)]
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やっぱり美味しいですね~ 敢えて言うなら、もうちょっとふくの身が入っていると嬉しいかも。

でも真のお目当ては・・・雑炊[ひらめき] のはずなんですが。。。
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一旦お鍋を下げられ、再び運ばれてきたと思ったら。あらら。出汁とご飯と卵が見事に分離してました(;'∀')
これは、やっぱり自分で作らせてほしかったなぁ~ ふわとろの雑炊は、出汁の量とご飯の炊き加減、そして卵を入れるタイミング。。。これがすべてベストでないとダメなんですわ~ かなり残念。でも美味しかったけど[わーい(嬉しい顔)]

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デザートは桜のアイスとオレンジのゼリー。

お料理はどれも美味しかったし、運ばれてくるタイミングも良かったです。そして何より良かったのが、レストランスタッフみなさんの接客。目配りが利いているだけでなく、あいさつや声掛け、料理の説明などもしっかりされていました。
バリアフリー対応のお宿なので、車椅子の方や介助が必要なお年寄りがけっこういらしてましたが、スタッフさんの対応が素晴らしかったです。マニュアルにあるからやっている的な感じではなくて、とても暖かいおもてなしでした。

それから、同年代のおひとり様が私以外にも4~5名、全部で40室ほどしかない中規模のお宿ですが、おひとり様率が高かったのでちょっと意外でした。

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お宿の売店で仕入れた地酒と、桜の外郎、桜団子とふくの干物。ふだん滅多に甘い和菓子系は自分では買いませんが、桜につられて購入。外郎に至ってははるか昔に食べたきり、名古屋に住んでいながら一度も食べたことがないですが、どれ、ひとつ食してみるかと。
これがなかなかに美味しい。名古屋の外郎とはちょっと違う原材料のようですが、今度名古屋の外郎も食べてみようかな~

二日目に続く。
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