免疫力アップ大作戦!㊿青森・秋田4日目 [旅行]
青森・秋田旅行4日目。
和朝食、シンプルながらも美味しかったです。じゅんさいのピクルス!
さて、こちらのお宿『砂丘温泉ゆめろん』さんの採点です。
部屋3、お風呂3、夕食5、朝食3、接客サービス3、癒され度3、コスパ5
総合評価は3.6
じゃらの口コミでは4.4なので、ちょっと辛口でしたかね~
夕食、コスパは5点、他は3点。全体的に満足度は高いですが、やっぱり日帰り温泉施設というところがちょっと残念だったかな~ 大浴場の大混雑、久々でした(^^; どうしても乳がん手術の傷跡が気になるので、あんまりお風呂や脱衣場に人がたくさんいるのは・・・
この日は男鹿半島に行ってから秋田市内へ。
海沿いを走る国道101号線、『これ、国道なの??』と思うほどに見事に車が走ってませんでした。その分、延々と続く風車群の雄大な景色をゆっくり堪能
龍飛岬から日本海沿いを南下するルートには、いたる所にたくさんの風車がありました。風が強いんですね~ こんなにたくさんの風車を観たのは初めてかも。
道幅の狭い、田園地帯なのになぜかワインディングロードがけっこう続くので、ドライブルートとしては楽しかったかな
男鹿半島といえば・・・『なまはげ』
なまはげ館では、なまはげに関する展示がたくさん。
なまはげのお面は各集落ごとに違うそうです。男鹿市内で使われたお面が150も展示されています。みんな、違う顔。
隣接する男鹿真山伝承館では、なまはげの実演を体験することが出来ます。所要時間20分ほどの実演が30分間隔で行われています。
午前中の早い時間に行ったのですぐに入れたけど、お昼頃にはけっこうたくさんの人が並んでいました。
まずは、なまはげのしきたりについて解説があります。なまはげ行事は、大みそかの晩に男鹿半島全域で行われています。
なまはげはいきなり家に入って来るのではなくて、『先立』と言われる案内役が、家の主人に『おめでとうございます。なまはげが来ましたよ、入ってもらっていいですか?』と尋ねます。
主人が承諾すると、ウォーっと吼えながら玄関になまはげが入ってきて、7回シコを踏みます。
そして『泣ぐ子はいねぇが~ 親の面倒を看ない悪い嫁はいねぇが~』と言いながら、家じゅうを探し回ります。この時、周りで見ている観客の近くにもやってきて、ものすごい迫力
すると主人は『なまはげさん、まんず座って、酒でも飲んでくなんしぇ~』と言ってお膳を勧めます。そう声を掛けられると、今度はお膳に着く前に5回シコを踏んで座ります。
主人が『今年も深い雪の中来てくれてありがとう』と伝えると、なまはげは『今年の作はどうだったか』と尋ねます。『おかげさまでいい作でした』という主人の返答に、『それじゃ、今年もちゃんと拝んでいくからな』となまはげが返す。。。なんともお互いを労わり合う暖かい掛け合いで、なまはげは怖いものではなくて、暖かい存在なんだなぁ~と感心しました。
ただちょっと、今の時代、本気でこういうことを言ったら、色々なところから反感を買うのでは・・・?と思うような会話も。
この家の子供たちがほんとうにちゃんと勉強やお手伝いをしているか、このなははげ台帳にすべて書いてあるから見てみるか、となまはげは手に持っている台帳を見るんですが…『嫁は最近親の面倒をあまり見てないんじゃないか?』というセリフも。。。
主人に勧められたお酒やお膳を食べ終わると、今度は3回シコを踏んだ後、再び子供たちがいないか探し回ります。なまはげはウォーっと吼えながら観客の子供たちに『いい子にしてるか~』と襲い掛かり、子供たちは大泣き なんとも微笑ましいかんじで、なまはげたちは去っていきました。
このなまはげ体験、けっこうインパクトありました。今回の旅は、なまはげ体験の他にも、五所川原の立佞武多、それからこの後に行った秋田の竿燈祭りの実演と、青森秋田の伝承文化を体験する旅になりました。
なまはげ館から秋田市内へは、海沿いのルートを走って約1時間。レンタカーを返却してホテルに荷物を預けた後、この日のもう一つの目的地に向かいます。
ホテルの目の前には、久保田城址にある千秋公園の見事なお堀が。
秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)。竿燈をはじめとする秋田の伝統行事を紹介しています。
たくさんの灯籠がぶら下がった長い竿を持って、町を練り歩くのです。
竿燈には、一番大きいのが重さ50㎏長さ12mもある『大若』から、子供用の重さ5㎏長さ5mの『幼若』まで4種類の大きさがあります。
手のひら、肩、腰、額で、重くて長い竿をバランスよく支えるなんて、ほんとうに驚き
お祭りだけでなく、この技を競う妙技会も開かれているそうです。
そして、土日祝日に1回ずつ、実演を間近で見ることが出来ます
とにかく素晴らしかった~ 人間って、鍛錬すればこんなにスゴイことが出来ちゃうんですね~
実演の後、実際に竿燈を手のひらで支える体験も出来るようになっていて、みんな大盛り上がりでした(^-^)
隣接の旧金子家住宅。明治初期から呉服商を営んでいた旧家だそうです。
続いては秋田県立美術館へ。
美術館を鑑賞したあとは、ラウンジでお抹茶セットを。このラウンジから見る千秋公園は、本物の絵画のように素敵
ちょうど特別企画として宝塚歌劇展をやっていたので、行ってみました。
タカラヅカ100年の歴史をどっぷりと感じることが出来る企画展です。これまでの公演チラシがぎっしりと。残念ながら、タカラヅカには無縁なのでよく分からなかったけど、きっとファンの方には堪らないでしょうね~
フィナーレで大階段を下りてくるトップスターが着けている大きな羽飾りやシャンシャンを、実際に着けることが出来る体験コーナーもあります 私もやってみました(^-^) 写真も撮ってもらいましたが、ここには載せられません。。。(^^;
現在の各組の男役と女役のトップスターが着た衣装も展示されています。
『ベルサイユのばら』のコーナー、歴代のトップスターの当時の写真も観ることが出来て、ちょっと感慨深いものがありました。
この日のお宿は『ドーミーイン秋田』さん。ビジネスホテルですが、温泉があるのでけっこう人気のお宿ですよね。
部屋はシングル15㎡とかなりコンパクトですが、ドーミーインは全国どこでもそうですが、コンパクトなりに必要なものが揃っているし、カーペットなのでとてもリラックス出来ます。
あの地味だけどめちゃくちゃ着心地の良いパジャマも好き
夕食は、秋田郷土料理となまはげで人気の『かまくらの郷』さんを予約。店内にもかまくらがたくさんあって、かなりほっこり出来そう。。。残念ながら、おひとり様はカウンターでしたが(^^;
なんと、秋田の地酒の飲み放題がある これにはテンションあがりましたなぁ~
お通しも、いきなりのあさりの酒蒸し
秋田の郷土料理小鉢6品セットと、ハタハタの唐揚と、比内地鶏の焼き鳥盛り合わせにばっけ味噌。ばっけ味噌はフキノトウを刻んで味噌と和えた蕗味噌のことですね。どれもめちゃくちゃ美味しい~
鮑の塩辛と、きりたんぽ。こちらも美味でございます~
出た~ なまはげさんがやってきましたヨ~ 子供連れのお客さんも多くて、かまくらの中の子供たち、大変なことになってました(^-^)
こちらのかまくらの郷さんには17時半頃から2時間ほどいましたが、予約がないお客さんは入れないほどの人気店でした。かまくらやなまはげのパフォーマンスも盛り上がりますが、何よりも秋田の郷土料理が豊富で美味しいし、地酒の飲み放題などお酒も充実していたので、その人気ぶりに納得。それほどリサーチせずに予約したけど、大正解でした
最終日へ続く。
和朝食、シンプルながらも美味しかったです。じゅんさいのピクルス!
さて、こちらのお宿『砂丘温泉ゆめろん』さんの採点です。
部屋3、お風呂3、夕食5、朝食3、接客サービス3、癒され度3、コスパ5
総合評価は3.6
じゃらの口コミでは4.4なので、ちょっと辛口でしたかね~
夕食、コスパは5点、他は3点。全体的に満足度は高いですが、やっぱり日帰り温泉施設というところがちょっと残念だったかな~ 大浴場の大混雑、久々でした(^^; どうしても乳がん手術の傷跡が気になるので、あんまりお風呂や脱衣場に人がたくさんいるのは・・・
この日は男鹿半島に行ってから秋田市内へ。
海沿いを走る国道101号線、『これ、国道なの??』と思うほどに見事に車が走ってませんでした。その分、延々と続く風車群の雄大な景色をゆっくり堪能
龍飛岬から日本海沿いを南下するルートには、いたる所にたくさんの風車がありました。風が強いんですね~ こんなにたくさんの風車を観たのは初めてかも。
道幅の狭い、田園地帯なのになぜかワインディングロードがけっこう続くので、ドライブルートとしては楽しかったかな
男鹿半島といえば・・・『なまはげ』
なまはげ館では、なまはげに関する展示がたくさん。
なまはげのお面は各集落ごとに違うそうです。男鹿市内で使われたお面が150も展示されています。みんな、違う顔。
隣接する男鹿真山伝承館では、なまはげの実演を体験することが出来ます。所要時間20分ほどの実演が30分間隔で行われています。
午前中の早い時間に行ったのですぐに入れたけど、お昼頃にはけっこうたくさんの人が並んでいました。
まずは、なまはげのしきたりについて解説があります。なまはげ行事は、大みそかの晩に男鹿半島全域で行われています。
なまはげはいきなり家に入って来るのではなくて、『先立』と言われる案内役が、家の主人に『おめでとうございます。なまはげが来ましたよ、入ってもらっていいですか?』と尋ねます。
主人が承諾すると、ウォーっと吼えながら玄関になまはげが入ってきて、7回シコを踏みます。
そして『泣ぐ子はいねぇが~ 親の面倒を看ない悪い嫁はいねぇが~』と言いながら、家じゅうを探し回ります。この時、周りで見ている観客の近くにもやってきて、ものすごい迫力
すると主人は『なまはげさん、まんず座って、酒でも飲んでくなんしぇ~』と言ってお膳を勧めます。そう声を掛けられると、今度はお膳に着く前に5回シコを踏んで座ります。
主人が『今年も深い雪の中来てくれてありがとう』と伝えると、なまはげは『今年の作はどうだったか』と尋ねます。『おかげさまでいい作でした』という主人の返答に、『それじゃ、今年もちゃんと拝んでいくからな』となまはげが返す。。。なんともお互いを労わり合う暖かい掛け合いで、なまはげは怖いものではなくて、暖かい存在なんだなぁ~と感心しました。
ただちょっと、今の時代、本気でこういうことを言ったら、色々なところから反感を買うのでは・・・?と思うような会話も。
この家の子供たちがほんとうにちゃんと勉強やお手伝いをしているか、このなははげ台帳にすべて書いてあるから見てみるか、となまはげは手に持っている台帳を見るんですが…『嫁は最近親の面倒をあまり見てないんじゃないか?』というセリフも。。。
主人に勧められたお酒やお膳を食べ終わると、今度は3回シコを踏んだ後、再び子供たちがいないか探し回ります。なまはげはウォーっと吼えながら観客の子供たちに『いい子にしてるか~』と襲い掛かり、子供たちは大泣き なんとも微笑ましいかんじで、なまはげたちは去っていきました。
このなまはげ体験、けっこうインパクトありました。今回の旅は、なまはげ体験の他にも、五所川原の立佞武多、それからこの後に行った秋田の竿燈祭りの実演と、青森秋田の伝承文化を体験する旅になりました。
なまはげ館から秋田市内へは、海沿いのルートを走って約1時間。レンタカーを返却してホテルに荷物を預けた後、この日のもう一つの目的地に向かいます。
ホテルの目の前には、久保田城址にある千秋公園の見事なお堀が。
秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)。竿燈をはじめとする秋田の伝統行事を紹介しています。
たくさんの灯籠がぶら下がった長い竿を持って、町を練り歩くのです。
竿燈には、一番大きいのが重さ50㎏長さ12mもある『大若』から、子供用の重さ5㎏長さ5mの『幼若』まで4種類の大きさがあります。
手のひら、肩、腰、額で、重くて長い竿をバランスよく支えるなんて、ほんとうに驚き
お祭りだけでなく、この技を競う妙技会も開かれているそうです。
そして、土日祝日に1回ずつ、実演を間近で見ることが出来ます
とにかく素晴らしかった~ 人間って、鍛錬すればこんなにスゴイことが出来ちゃうんですね~
実演の後、実際に竿燈を手のひらで支える体験も出来るようになっていて、みんな大盛り上がりでした(^-^)
隣接の旧金子家住宅。明治初期から呉服商を営んでいた旧家だそうです。
続いては秋田県立美術館へ。
美術館を鑑賞したあとは、ラウンジでお抹茶セットを。このラウンジから見る千秋公園は、本物の絵画のように素敵
ちょうど特別企画として宝塚歌劇展をやっていたので、行ってみました。
タカラヅカ100年の歴史をどっぷりと感じることが出来る企画展です。これまでの公演チラシがぎっしりと。残念ながら、タカラヅカには無縁なのでよく分からなかったけど、きっとファンの方には堪らないでしょうね~
フィナーレで大階段を下りてくるトップスターが着けている大きな羽飾りやシャンシャンを、実際に着けることが出来る体験コーナーもあります 私もやってみました(^-^) 写真も撮ってもらいましたが、ここには載せられません。。。(^^;
現在の各組の男役と女役のトップスターが着た衣装も展示されています。
『ベルサイユのばら』のコーナー、歴代のトップスターの当時の写真も観ることが出来て、ちょっと感慨深いものがありました。
この日のお宿は『ドーミーイン秋田』さん。ビジネスホテルですが、温泉があるのでけっこう人気のお宿ですよね。
部屋はシングル15㎡とかなりコンパクトですが、ドーミーインは全国どこでもそうですが、コンパクトなりに必要なものが揃っているし、カーペットなのでとてもリラックス出来ます。
あの地味だけどめちゃくちゃ着心地の良いパジャマも好き
夕食は、秋田郷土料理となまはげで人気の『かまくらの郷』さんを予約。店内にもかまくらがたくさんあって、かなりほっこり出来そう。。。残念ながら、おひとり様はカウンターでしたが(^^;
なんと、秋田の地酒の飲み放題がある これにはテンションあがりましたなぁ~
お通しも、いきなりのあさりの酒蒸し
秋田の郷土料理小鉢6品セットと、ハタハタの唐揚と、比内地鶏の焼き鳥盛り合わせにばっけ味噌。ばっけ味噌はフキノトウを刻んで味噌と和えた蕗味噌のことですね。どれもめちゃくちゃ美味しい~
鮑の塩辛と、きりたんぽ。こちらも美味でございます~
出た~ なまはげさんがやってきましたヨ~ 子供連れのお客さんも多くて、かまくらの中の子供たち、大変なことになってました(^-^)
こちらのかまくらの郷さんには17時半頃から2時間ほどいましたが、予約がないお客さんは入れないほどの人気店でした。かまくらやなまはげのパフォーマンスも盛り上がりますが、何よりも秋田の郷土料理が豊富で美味しいし、地酒の飲み放題などお酒も充実していたので、その人気ぶりに納得。それほどリサーチせずに予約したけど、大正解でした
最終日へ続く。
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