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3年目の定期健診、問題なし [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

今日、3年目の定期健診に行ってきました。マンモ、胸部X線とエコーと血液検査です。

主治医の先生が休診だと困るので、前日に病院のサイトをチェックすると、先生の休診のお知らせはなかったものの、もっと大事なお知らせがアップされていました。
なんと、3月からこの病院の入院病棟がなくなり、手術をしない乳腺外科専門のクリニックになったとのこと。こちらの病院で手術した術後の患者さんの治療や検診については、そのまま継続されるようですが。
そして、4月からは予約制になり、ネットから予約出来るようになるそうで。

色々な事情でそうなったんだろうけど…
もしも再発転移した場合、もうこちらの病院に入院することはないのか~と思うと、ちょっと寂しい気がしました。入院中や抗がん剤の治療でお世話になった病室も給食室もなくなるんですよね。
ところが、驚くべきトピックスはそれだけではありませんでした。
詳細は、後半で。

いつもと同じ位の時間に病院に着くと、待合室がとても空いているなぁ~と思ったら、受付の所に『O先生本日休診』と書いてあって… 『HPには休診のお知らせ出てなかったのに~?』
しかも、3月の土曜日はすべて休診。。。何かあったのかな?
けっきょく今日は、院長先生に診てもらうことになりました。

最初に採血して、胸部X線とマンモグラフィをやった後、院長先生の診察とエコーでした。
いずれも異常なしで、問題ありませんでした[ひらめき]
前回の血液検査のCA15-3、CEA精密の腫瘍マーカーもそれぞれ基準値以下なので、無事に術後丸3年を迎えることが出来ました。

2週間ほど背中の痛みが続いたことを伝えましたが、今回の検査結果からは骨への転移も考えられないとのことでした。今は痛みがなくなったので、また痛くなるようだったらCTを撮りましょうということでした。

それと、2ヶ月ほど前に左側の胸に気になる張りがあったけど、マンモもエコーも特に何も映っていなかったので一安心。エコーの映像にはリンパが写っていましたが、小さいものなので問題ないとのこと。

背中の痛みと胸の張りでしばらく不安に感じていましたが、とりあえず大丈夫ということで、気持ちが晴れました。

それから、前回の診察時に、今回の血液検査の結果をみて、ホルモン治療の薬を変更するかもと言われていました。
閉経前と閉経後とでは、女性ホルモン分泌の仕組みが異なるため、それぞれの仕組みに応じた治療薬が使い分けられます。
『卵胞刺激ホルモン』と『E2非妊婦』という女性ホルモンの値が更年期(閉経)を示すようなら、閉経後のホルモン剤に変更した方が良いのですが、今回の結果では、まだ更年期ではない…ということで、薬は変更しないことになりました。

手術前の段階では更年期ではなかったんですが、抗がん剤治療をして以降はずっと更年期状態です。。。『もう、子供は産めないのか…』と寂しい気持ちになりましたが、『面倒くさくなくていいや~』という気持ちの方が大きかったんですけどね~
『まだ更年期ではない』と聞いて、『まだ、私、子供を産めるのね~』と感慨深くなりました。

院長先生はとてもおしゃべりで親しみのある先生。以前、私が乳がんの針生検を受けた時、隣の診察室から聞こえる院長先生の明るい会話のおかげで、怖さが薄らいだのでした。
今日も『何も問題ないですよ~ 3年経ったんだね~ 良かったねぇ~』と言ってくださり、とても嬉しかったです。

会計を済ませて、調剤薬局へ。ここで新たな真実を、私は知ることになるのでした・・・

薬剤師さんが突然、『どうされるんですか?』と。
『? 何をですか?』と尋ねると、『御存じないですか?O先生、お辞めになられるんですよね』
[exclamation&question] ほんとですか~[exclamation×2]

O先生は、もともと専門医資格のための長期研修でこの病院に来られていた先生で、3月末で元の病院に戻られるそうです。これまで先生のことを調べたことがなかったけど、ネットで検索してみると、私が乳がん検査のためにこの病院を受診した日の1ヶ月ほど前に来られたばかりのようでした。
私の乳がん告知から手術、抗がん剤治療、そしてホルモン治療…この激動の3年間は、O先生にとっては研修期間ということだったんですね~
院長先生とは対照的に無口な先生でしたが、嫌な感じもなく、適切に治療をしていただいきました。結局、感謝の言葉を伝える間もなく、O先生にお会いしないままのお別れになってしまうのですね~

O先生が戻られるのは愛知県内の病院なので、先生について転院するということも選択肢としてはあるんですが、今の病院は自宅から30分程度で行けて便利だし、私自身が転勤などでこちらに通えなくなることも想定されるので、とりあえずはこのままこちらの病院でお世話になろうと思います。
予約制になると先生を指名出来るようにはなっていないようなので、主治医が誰になるか分からないけど、今はお薬をもらうことと定期健診だけなので、主治医の先生がいなくても問題ないかと。

O先生が辞められることに関して色々な情報を教えてもらった後、もう一つびっくりしたことが。
『病院、建替工事がもうすぐ始まりますよ』
『えっ~ ほんとですか』
『診療を続けながら、一部ずつ建替えるそうですよ』

確かに、こちらの病院の建物はかなり古いですけど。。。病棟をなくして、先生の退任もあって、ネット予約も始まって…いちどきにこれだけの大きな変化が重なるなんて。どんな事情があってそうなったのか、下世話な話ですが、興味をそそられます。

予約制になったことについては、大歓迎。
これまでは予約制でないので順番取りするために、朝の6時台から来ている人もいたそうです。基本的に先着順なので、早く行って受付をしたとしてもずっと待っていないといけないので、待合室は大混雑してました。
予約制になれば、予約した時間に行けばよいので、待合室でずっと待っている必要がなくなります。その時間に診察出来るキャパに応じた人しか待合室にいないので、座るところがない位に大混雑することもなくなるでしょうね。
ネットで予約出来ることも大歓迎。ただ、パソコンやスマホには縁遠い年配の方も多いので、どうするのかなぁ~と思っていたら、受付でも予約を受けているようでした。

それからもう一つ、私自身に関係のある大きな変化もありました。
それは調剤される薬の量。今までは3ヶ月分を処方してもらえましたが、今回からは2ヶ月分になりました。院長先生はO先生とは違って、最大2ヶ月分しか処方しない方針だとか。
なのでこれまでは3ヶ月に1度の通院で良かったところ、次回からは2ヶ月に1度通院しなければならなくなりました。その分血液検査と診察の頻度も増えて、何か不安なことがあっても診てもらえるということなんですね。背中の痛みや胸の張りが気になって不安を抱えたまま…という期間が少なくなるってことなので、かえって良かったのかも。

色々な変化があってびっくりしたなぁ~と思いながら、いつものように病院近くのコメダに行ったら、分煙室が出来ていました。コメダコーヒーは今時珍しく喫煙可能な喫茶店でしたが、とうとう分煙化になりましたね~
更に近い将来、完全禁煙になるんですよね。。。



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