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スーパー・ブルー・ブラッドムーン!! [私の日記]

今日、2018年1月31日の夜は、数年、数十年の周期で起きる天体の神秘が三つも重なるという非常に珍しい現象がみられるそうです。
それは『スーパー・ブルー・ブラッドムーン[満月]』。

『スーパー・ムーン』とは、満月で地球に最も接近した時に見える月のこと。大きさが最大14%、明るさが30%増しになるので、とても大きな満月に見えます。

『ブルー・ムーン』というのは、1ヶ月のうちで2回目に満月になる月のこと。約3年の周期だそうです。

『ブラッド・ムーン』、そうです!!皆既月食のことですね~ 皆既月食と言っても月が全く見えなくなるわけではなく、赤銅色に見えるのでブラッド・ムーンというんですね。

お月様にまつわる珍しい現象が、なんと今日は同時に起こるそうです~[ぴかぴか(新しい)]

日本では、月が欠け始めるのが20:48頃、赤道色の皆既月食になるのが21:51頃、それから23:08まで皆既月食の状態が続くそうです。

さっき自宅に帰ってくる時、煌々と輝くお月様に出会いました。雲も掛かっていなくて、とてもきれいな。
実は朝のニュースで今夜皆既月食があることを知りましたが、このお月様を見るまですっかり忘れていました。『私を見て!!』とアピールしてくれたんですね[わーい(嬉しい顔)]

ということで、TVを見ている間にまた忘れてしまわないようにしなくっちゃ。。。キレイな写真が取れたら、アップしますね~

ただ今22:10です。名古屋は何とか晴れました~[ひらめき]
マンションに住んでるんですが、お隣の家族も上も下の階の家族もみんなベランダに出て、皆既月食になる瞬間を楽しんでましたヨ~

絞りやシャッタースピードをマニュアルで設定すればもっときれいな写真が撮れると思うけど、私には無理…[あせあせ(飛び散る汗)] オートモードで。。。
それでは[るんるん]
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欠ける前。

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9割ほど欠けてきました。

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完全に皆既月食になりました。

双眼鏡で観ると、幻想的なお月様に出会えました[ぴかぴか(新しい)]

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初春歌舞伎公演と壽初春大歌舞伎 [歌舞伎!!]

1月20日と21日、新橋演舞場と歌舞伎座に行ってきました。

1日目は歌舞伎座の昼の部へ。
1月と2月の歌舞伎座は、高麗屋松本幸四郎改め二代目松本白鸚、市川染五郎改め十代目松本幸四郎、松本金太郎改め八代目市川染五郎三代同時襲名披露ということで、出演される役者さんたちも豪華な顔ぶれです。
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一つ目の演目は『箱根霊験誓仇討』。中村勘九郎、中村七之助、片岡愛之助。
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二つ目は『七福神』。中村芝翫ほか、ベテラン役者さんたちの舞踊です。
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三つ目は『菅原伝授手習鑑』のうち『車引』と『寺子屋』。どちらも人気の高い有名な演目ですね~ 
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車引の主役松王丸を松本幸四郎、梅王丸を中村勘九郎、桜丸を中村七之助が演じます。『寺子屋』では何といっても松王丸の子供を亡くした悲しみの演技が見どころ。松本白鸚が演じます。
そして・・・昨年10月に舞台で大怪我をされた市川猿之助の復帰公演でもあります。役どころは『寺子屋』の涎くり与太郎、ユーモラスな子供の役です。お役の中で復帰を報告する台詞もあって、観客は大きな拍手を送っていました。元気なお姿をみて、ほんとうに安心しました。

夜の部も口上や勧進帳など、観たい演目がありましたが、今回のメインは新橋演舞場[ぴかぴか(新しい)] 昼の部が終わった後いったんホテルにチェックインして、今度は新橋演舞場へ。
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新橋演舞場の夜の部は、新作歌舞伎『通し狂言日本むかし話』。海老蔵が自主公演ABKAIで上演したむかし話を、全部一つのお話にしたもの。『竜宮物語』『桃太郎鬼ヶ島外伝』『疾風如・白駒怒涛之花咲物語。』『一寸法師』『かぐや姫』、それぞれのお話はみんなが良く知っている主人公が活躍するストーリーではなくて、別の登場人物の視点で描かれていてテーマもそれぞれにあって面白いお話でした。そしてこの五つのお話が実は繋がっていて・・・

海老蔵がメインキャストですが、市川右團次、中村獅童も重要な役どころです。そして今回は海老蔵の娘さんれいかちゃんがかぐや姫役で出演するので、話題になってましたね~
映像を駆使した舞台演出があったり、海老蔵の宙乗りもあって、ワクワクする舞台でした。
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あらら? この様子はいったい・・・?? すごいことになってますね~[わーい(嬉しい顔)]

楽しくて温かくなった気持ちに包まれて、ホテルで晩ご飯。歌舞伎座で買った『高麗屋三代襲名記念弁当』です[るんるん]
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翌日は、築地のすし三昧で朝から握りずし[わーい(嬉しい顔)] 糖質ダイエット中で最近握りずしから
遠ざかっていたので、反動のように食べまくりました~(^^;

そして新橋演舞場の昼の部へ。
一つ目の演目は『天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)』。がんで闘病していた中村獅童が初めて宙乗りと三役早変わりを披露します。年末の金スマで獅童さんの闘病生活と復帰へのお稽古の様子が紹介されてました。復帰までの壮絶な闘病生活を送られていたことを感じさせないほどに、元気ではつらつとした獅童さんを観て、ほんとうに胸が熱くなりました。
中村獅童というと映画やドラマではちょっと強面の役柄が多いせいか、とんがっているイメージでしたが、実は歌舞伎役者としては、愛嬌があって温かく、みんなから愛される存在。出てきただけで笑いが取れるというか。歌舞伎の血筋に生まれながらも、お父様が廃業をしたことでかなり苦労をされてきたとのこと。今回初めて宙乗りに挑戦すると聞いてちょっと意外でしたが、色々な努力が実を結んで、花形役者さんの仲間入りをしたということなんですね。

二つ目の演目は『壽初春 口上』。市川海老蔵の『にらみ』の披露です。
実は今回一番楽しみにしていたのがこの『にらみ』です。市川團十郎の成田屋にしか許されない『にらみ』、にらまれるとその年は無病息災で過ごせると言い伝えられているそうです。
・・・鳥肌が立ちました。そして涙も出ました。感無量でございます。。。

三つ目の演目は『鎌倉八幡宮静の法楽舞』、新歌舞伎十八番の一つを海老蔵が復活させたもの。海老蔵が七役を務めるのもスゴイですが、歌舞伎で初めて音楽が五重奏で演奏されます。歌舞伎の音楽というと、『河東節』『常磐津』『清元』『竹本』『長唄』といろいろな種類がありますが、今回はこの5つを一緒に演奏する・・・というもの。歌舞伎の音楽には詳しくないので、それぞれがどういう特色のものかわかりませんが、重厚で聴きごたえのある音楽でした。
そして・・・海老蔵の静御前がむちゃくちゃ綺麗でした[ぴかぴか(新しい)] 海老蔵は男前の立役という印象が強いので、女形の海老蔵はとても新鮮でした~

今回の新橋演舞場初春歌舞伎は、昼も夜も海老蔵三昧、ほんとに素敵な時間を過ごすことが出来ました。
ちなみに夜の部は6列29番、昼の部は13列11番という席。11番という席は花道から5席位の位置、舞台中央も良く見える席でした。

帰りの新幹線、とても良いお天気だったので、三島あたりからは夕陽に照らされた富士山がキレイに見えました。
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その分期待して新富士を通過・・・[exclamation&question] 富士山が全く見えませんでした。こんなこともあるんですね~
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尿検査って・・・ [私の日記]

今日はお休みをいただいてのクリニック巡り。
今年から特定検診で要受診の結果が出た人には、再診が義務付けられて結果を会社に報告しなければならなくなりました。
健診や人間ドックでの要再診の常連さんである私としては、これまではスルーしていたことが多かったけど、会社にチェックされるということは、かなりハードルが高くなったということであり、逆にありがたい事でもあるのです・・・

健康診断は10月、3つの要再診の結果をもらってからも何かと忙しくて休みを取ることが出来ず。それでも事務所の移転も無事に終わり、移転後の様々な手続きやらもこなして、ようやく休んでも良い状態に。休日出勤の代休という意味でも(実際には、管理職には代休はありませんが・・・)今日はお休みをいただきまして、とりあえず、再診と相成りました。

3年前から尿検査で白血球の値が異常となっておりました。痛みなどの自覚症状ないのでするーしていましたが、再診結果を会社に報告しなければならないので受診しました。

最初に問診、血尿などの自覚症状がないということで、膀胱や腎臓のエコーを。膀胱の形が、ちょっと凸凹してますね~ということで、ファイバースコーピーという検査をすることに。まさしく乳がんの細胞診の時のように突然に、なんの心構えもないままに検査に臨むことに。『あの時の衝撃に比べたらマシや~[あせあせ(飛び散る汗)]』とベッドの上でひたすら目をつむってました。

ファイバースコーピーというのは、膀胱に内視鏡を入れて、中の様子を見るってことですかね。

自覚症状があれば膀胱炎ってこともあるようですが、まったくない。エコーで膀胱の形がいびつだったということで、膀胱がんを疑われたのかもしれません。
私の中では、膀胱炎や膀胱がんなんてまったく予想もしていなかったので、いきなり頭が回転しだしました。『乳がんになって抗がん剤やったのに、膀胱がんになることもあるんや~』と。これでまたがんになったら、目も当てられんわ~と。

結果はシロ。膀胱の中も問題なく膀胱がんではありませんでした。ただ、じゃあ何なの?という疑問は残ったまま。来週尿検査の結果がわかるので、それまではちょっと微妙な心境です。。。

そのあと同じ建物にある別のクリニックへ。2年前位に肝臓の検査を受けたクリニック。肝臓の数値が悪いので、再検査項目となっていまして。
今日はとりあえず採血だけ、10日後にエコーをして結果を待ちます。

いろいろな所に異常がありますね~ やっぱ、長生き出来そうにないかも(^^;
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免疫力アップ大作戦!㊻福井2日目 [旅行]

福井旅行二日目。
お天気は落ち着いて海も凪いでいるので、カニ漁の船がたくさん出ています。
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海鳥が水中にもぐってお食事中[わーい(嬉しい顔)]

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朝食もお部屋で。
チェックアウトの10時まで、部屋でのんびりとくつろいで過ごしました。

それではこちらのお宿『越前厨温泉 いまい旅館』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食7、朝食3、接客サービス5、癒され度5、コスパ5
総合評価は・・・5.0[満月][満月][満月][満月][満月] 満点出ました~[ぴかぴか(新しい)] じゃらんの口コミでも4.6と高評価です。

夕食の感激ぶりは前日の記事に書いた通り。朝食はごく普通の朝食ということで3点ですが、それ以外は全て5点。
トイレや洗面所が共同というお宿はずいぶん久しぶりだったんですが、部屋を出たらすぐだったので全然問題なし。まあ、トイレが男女兼用で、お隣の部屋のおひとり様男性が頻繁にトイレに入っておられたので(^^; それだけがちょっと不便でしたけど。
お宿のみなさん、本当に感じの良い方たちで、細かいところに気配りがあったし、部屋もお風呂もコンパクトながらも居心地がよく、とても癒されるお宿でした。
来年も絶対に来よう!!と強く思ったのでした。

お宿から歩いて5分位のところに、越前ガニミュージアムや道の駅、温泉施設があります。10時のチェックアウトから14時半のシャトルバスの時間までたっぷりあるので、こちらでゆっくりすることに。
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越前ガニミュージアムはカニについての色々な展示があります。
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越前ガニっていうのはズワイガニのブランド名。ズワイガニは雄で、雌がセイコガニ。うちの実家のある丹後地方ではせこガニと言います。獲れる場所で呼び方が違うんですね。
カニって、食べられる大きさになるまで10年ほどかけて10回も脱皮をするそうです。なぜ脱皮をしたら大きくなるのか…が疑問に思うところ。調べてみると、新陳代謝によって甲羅や殻が固くなり成長を妨げるので殻を脱ぐそうです[ひらめき] ちなみに雌のセイコガニは途中で卵を宿すために雄のズワイガニよりも脱皮の回数が少なく、その分小さいということのようです。

お宿を出発する時に若女将が『カニの食べ放題がありますヨ』と教えてくれたので行ってみると・・・なんと大人一人9800円[exclamation] カニのバイキングとはいえ高いなぁ~と。でも越前ガニやセイコガニの食べ放題って、やっぱり魅力的[わーい(嬉しい顔)]
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カニの他にも新鮮なお刺身や天ぷらなどもありました。あれもこれもと思ってカニ以外のお料理を取ってきましたが・・・そんなことをしている場合じゃありませんでした[あせあせ(飛び散る汗)] 食べ放題の時間は60分[exclamation] 前日の夜ボイルの越前ガニ一杯を食べるだけでも1時間以上かかっていたではないですか~ けっきょく、越前ガニとセイコガニそれぞれ一杯ずつ食べただけで時間切れとなりました。。。
お隣り座った父と子の二人連れは、他のお料理には一切目もくれず、ひたすらカニだけを食べておられました。『むさぼりつく』という言葉がぴったりの食べっぷり。きれいにカニの身をほぐすというのではなくて、かぶりついて食べておられましたね~ その分三杯くらいは食べられたみたいです。

食事の後は温泉へ。露天風呂のすぐ横が越前海岸。海を見ながら入れるのですごく気持ち良かったです。そろそろ出ようかなぁ~と思っていたら若い団体さんが大勢入ってこられたので、露天風呂はすし詰め状態(^^; すごいことになってました。

カニの直売所やお土産屋さんもうろうろしましたが、実はこの日の夜、ふるさと納税で寄付した商品が届く予定だったので、何も買わずに帰りました。

こちらの道の駅からシャトルバスに乗って帰路へ。途中、ずっと海を眺めながらのドライブで、きれいな景色にたくさん出あいました[るんるん]
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帰りの電車からも。
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琵琶湖に沈む素敵な夕陽がお見送りしてくれました~
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免疫力アップ大作戦!㊻福井1日目 [旅行]

1月13日から1泊で、福井県の越前厨(くりや)温泉に行ってきました。今回の旅行の目的はただ一つ、越前ガニで~す[ぴかぴか(新しい)]

名古屋発の特急しらさぎで敦賀まで行き、そこからは観光協会運営のシャトルバスで1時間。越前海岸は電車の便が悪いので、シャトルバスがなかったら冬には行きにくいところです。
・・・ところが。前日からの大雪の影響で、JR西日本と北陸本線が大幅遅れ。途中の関ヶ原駅で電車が30分以上も止まり、名古屋から敦賀まで通常なら1時間半のところ、2時間半もかかってしまいました。
シャトルバスの時間まで30分以上余裕があったはずが、間に合わない!!バスは1日に2便しかなく、それを逃すと5時間待ち...焦った、焦った~[あせあせ(飛び散る汗)]
とりあえず旅館に電話をしたら、観光協会に連絡してくれました。他のお客さんも電車が遅れているので30分ほどなら待ってくれると・・・それでもかなりきわどい時間になったので、敦賀駅に着いたらシャトルバス乗り場まで猛ダッシュ!!
・・・なんとか間に合いました。良かったぁ~

焦りながらも、雪景色の車窓に目を奪われ。
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伊吹山がすごくキレイです。

シャトルバスは越前海岸沿いを走るので、荒々しい日本海をずっと見ながらのドライブはとてもワクワクでした。
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太平洋側で暮らしているので雪とはほとんど無縁ですが、出身が日本海側なので、この低く垂れ込める雪雲を見るとなんだか落ち着きます。

バスはこの日のお宿『いまい旅館』さんの前で停まってくれます。バスは13時頃に着いたけど15時のチェックインまで時間があるので、荷物だけ預けて越前ガニミュージアムに行くつもりでいたら、『どうぞ、どうぞ~』とお部屋に通してもらえました。
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部屋に入ると暖房が付けてあってヌクヌク、TVまで付けてあって賑やかに出迎えてくれました[わーい(嬉しい顔)] 和室6畳、トイレバス無しのお部屋、廊下の声もよく聞こえるんですが、まるで一軒家の自分の部屋にいるみたい。完全な『おこもり』感覚。むちゃくちゃリラックス出来そう。
そして窓の外は・・・
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目の前に海が[るんるん]

この部屋の前だけがちょうど駐車場になっていて、遮る建物がないので海が良く見えます。他の部屋からはちょっと見えなさそうでした。一番良いお部屋を用意してくれていたようです。

軽い食事と飲み物を調達するため、雪が降りしきる中、お散歩がてらにコンビニへ。
途中の展望スポットではこんなに迫力のある日本海の景色が。
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越前海岸は国定公園に指定されていて、奇岩断崖が有名です。ここよりもう少し北へ行くと越前岬という景勝地があります。京都に住んでいた学生時代、仲の良かった男友達と大雪の夜、なぜだかこの越前岬にまでドライブに来たことがありました。あまりの大雪のために帰るのを断念して、車中泊したのでした。今思うと、むちゃくちゃ危険なドライブでしたね~(^^; ここはそういう青春時代の思い出の場所の一つです[るんるん]

こちらのお宿は全7室、他のお客さんが到着するまで静かにのんびりと部屋でテレビを観て過ごしました。ただやっぱり気になるのが海。波がテトラポットにあたって砕ける様子が迫力あり過ぎて、写真撮りまくり・・・(^^;
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雪国の特徴ですが、お天気がコロコロと変わるので、海の様子も変化に富んでいます。
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同じところから撮った写真ですが、海の色が全然違うんですヨ[ひらめき]

他のお客さんが到着すると、みなさん、堤防の際まで行って海の写真を撮ってました。
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中学生くらいの男の子、寒い中、ずっとずっと海の写真を撮ってました。荒々しい海を間近で見るのは、実はとても興奮するんですね~ 気持ち、分かるヨ!

他のお客さんが到着する前に早々にお宿の温泉へ。3人しか入れない小さな温泉ですが、基本的には貸切状態。先客がおられたので部屋に戻って待っていると、お宿の女将さんが『空きましたよ~』と声を掛けてくれました。なんともアットホームな感じ!
しかも温泉がなんと、ジャグジー[exclamation] 気持ち良過ぎて、叫んでました~[いい気分(温泉)]

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しつこいようですが、夕暮れ時の海。夜が近づくにつれてますます荒々しくなってます。

そしてお待ちかねの夕食。いきなり豪勢な船盛が~[ぴかぴか(新しい)]
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お酒は福井のお酒『一本義生貯蔵酒』。
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やっぱり最初はカニのお刺身から。甘~い[るんるん]
かんぱち、甘海老、いくら、たこ、ツブ貝も。。。新鮮でおいしいです。

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カワイイカニの小鉢には・・・カニみそ豆腐。

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もっとカワイイカニのお椀には・・・カニ身たっぷりの茶碗蒸し[ひらめき] 味付けもとろみ加減も絶品[exclamation]

そして・・・ど~ん[exclamation×2] このためにやって参りました。ボイルされた大きな越前ガニが丸ごと一杯[ぴかぴか(新しい)]
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実はこちらのお宿の宿泊代は、この越前ガニの大きさによって値段が変わります。こちらは中の大きさ。特大もあるそうです~ 中でも充分食べ応えがありましたが、来年は是非特大に挑戦したい!
この位の大きさの越前ガニは今の時期だとだいたい2万円前後するようですが、お刺身、ボイル、焼きガニ、天婦羅、カニ鍋・・・と2杯分以上の量で宿泊代を含めて3万円なんて、むちゃくちゃお得ですね~
このボイルカニを食べ終わるだけでも1時間は掛かりました。。。

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焼きガニとカニの天婦羅。調理の仕方で味がいろいろ変わるので、全然飽きません。
それでもお腹がいっぱいになってきたなぁ~と思った頃に…
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これでもかっ!というほどにカニ身がはいったお鍋の登場で~す[ぴかぴか(新しい)]

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そして締めのお食事は・・・やっぱり雑炊ですよね~ 若女将が作ってくれたんですが、美味しすぎて言葉がありません(^-^)

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デザートは柚のシャーベット。さっぱりとして美味しいです。

18時から食べ始めたんですが、食べ終わったのは21時を過ぎてました。お酒を飲むのも忘れてひたすらカニの身をほぐし続けてました(^^; でも部屋食だったので、人目を気にせず一心不乱に食べることが出来たので、本当にカニを堪能できました。
家族経営されている旅館のようで、若女将やたぶん妹さんが給仕をしてくれたんですが、どちらも明るくて優しい雰囲気の方。配膳のスピードも良いタイミングだったので、本当に大満足な夕食でした。

気が付けば、雪がけっこう降り積もっていました。
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もう一度温泉に入って。本当にリラックス出来ました~[るんるん]

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年末年始はこんなかんじ [私の日記]

年末年始はヴァイオリンのレッスンで大阪に行った後、実家に帰省。。。とその前に、12月前半のレッスンの時に、久々に会えました!
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ドクターイエロー。保守作業用の新幹線ですね~ JR東海とJR西日本が1編成ずつ保有しているそうで、走る周期は10日に1回、ダイヤは未公開なので、なかなか見たくても見れないことから、『見ると幸せになれる』と言われていますね。

仕事納めの日は、事務所移転前の食べ納めということで、お気に入りのから揚げ定食を。
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このお店に来たらいつもから揚げ定食しか頼まないので、お店の人からは『から揚げ定食のおばちゃん』と思われていることでしょう~

実家に帰ると・・・昨年実家にやってきた猫ちゃんがお出迎え。
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居間の戸は自分で開けられますが、玄関の戸はムリ[あせあせ(飛び散る汗)] 『お外に出たいにゃん』と言ってマス。

年末は久しぶりに幼馴染の友人たちとランチ。旅館を改装したオシャレなイタリアンのお店で。お互いの近況報告と健康ネタで大盛り上がりでした。

大みそかはおせち料理を作りました。私は毎年卵焼きと数の子の担当です。卵20個!今年はお煮しめも作りました。
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実家ではおせちを食べる人が減ったのにいつも通りに大量に作ったので、名古屋まで持って帰りました。京都駅で京丹後のバラ寿司も買って。やっぱり美味しいわぁ~バラ寿司。今度こっちでも作ろうかな~

元旦は寝正月(^^; 足が攣ることもなく、熟睡出来ました。久しぶりにめちゃくちゃ寝た[わーい(嬉しい顔)]

2日、名古屋に帰る途中、博多発の新幹線が1時間以上の大幅遅れ。広島や新大阪発の便はほぼ通常通りの運転でした。博多発の便は二けたの号数だと思っていたので、のぞみ182号のグリーン車を予約していた私は『通常通り』と思ってました。。。が案内板を見ていると、後発の新幹線の方が早く来るようで182号がなかなか表示されない・・・182号は博多発の臨時便だったのでした。ホームで1時間以上も待つのは嫌だったので、こだまの自由席で帰りました。京都から名古屋まではこだまでも50分ほどなのでこだまに乗るという選択肢があったけど、東京へ帰る人は待つしかないようでした。大変ですね・・・

そして今日は1日のんびりと。明日から怒涛の日々が始まります[あせあせ(飛び散る汗)]




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レッスン226回目 [ヴァイオリンのこと]

最近ヴァイオリンのレッスン日記をさぼっておりました・・・毎回やっていることがほぼ同じで何の進展もないので・・・(^^; ヴァイオリンをやめた訳ではないですヨ。

年末に帰省するついでに大阪でレッスンしてきました。
MAZASではトリルが上手く出来ず。ポジション移動してすぐにトリルになるところでは、下の音の指を弦に置いてから上の指でトリルする。上の指はちゃんと意思を持ってコントロールする。これがなかなか出来ない。。。

ヴィターリのシャコンヌでは、スタッカートに時間を費やし。。。弓の重さを感じて弾くことが大事なんだけど、弦に弓を弾ませてしまいます。
その原因は弓の持ち方にあると。今更だけど、基本中の基本、弓の持ち方をおさらいしました。知らず知らずのうちに弓をしっかり持ちすぎているようです。中指と薬指と親指の三本で摘まむように持つことで、弓の重さを利用して弾くことが出来るそうです。
『今までの曲はその持ち方でも弾けたけど、難しい曲になるとその持ち方では弾けないですよ』と。音を取るために左手は意識するけど、右手のボーイングや持ち方なんてほんとに意識しなくなっています。両方大事なんですね~

年末年始は久しぶりにガッツリ練習しました。ちょっとは進歩したかなぁ~


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ついにその日がやって来た! [おしごとのこと]

この三連休で事務所のお引越しです。
年末にかけて、一つ一つの什器や備品の行き先を決めてレイアウト図におとして、支店全員にラベル張りを指示。日中は通常業務があるので残業して指示書を作成しまして、各課長に説明して、各課長からそれぞれの部下に指示をしてもらう…という手法。
移転を機会に、各ファイルや書類のストック置き場を効率よく配置したいという思いがあるんですが、箱詰めと棚戻し作業は業者がやることになり、かなり詳細に行き先を指定しなければならなくなりました。かなり難解な指示書になり、途中でけっこう訳が分かんなくなってきたりしたけど、何とかみんな右往左往しながらも、各棚や備品にラベル貼りを終えてくれました。

当初は三連休のうち一日、全員が休日出勤して棚戻し作業をする予定だったところ、人事から待ったが掛かりました。今年になってから残業や休日出勤についてかなり厳しくなり、休日出勤はよほどのことがない限り認められないという風潮になってきています。
なので非管理職が全員休日出勤するのは問題だということで、結局棚戻し作業は業者に依頼することになりました。ただ、棚戻しに立ち会って指示する人は必要なので、管理職であり行き先の指示書を作った私と、重要物の確認のため支店長が休日出勤することになりました。

他にも、新しく什器の位置が変わるので鍵番号も新しく割り振って、台帳を作らなくてはいけないし、各工事業者が直接こちらに質問してくることがあってその対応もしなければならないし。ほんとにたくさんのことを同時並行でこなさなくてはならないので大変。
それでも支店長に『何とか、目途が付きました~(*^-^*)』と言うと、『ほんとに、ほんとにありがとうね。ももん課長がいなかったら、どうなっていたことやら・・・』と言ってくれました。ちゃんと見てくれている人がいるってことは、やり甲斐になります。

そしてついにその日がやってきた~!!というのは、実は引っ越しのことではありません。
これまで度々ブログに登場してきた彼の異動の辞令が出ました!
代わりの人がこないので、実質的には支店長と私、それから彼の部下たちの負担が増えますが、それでも支店にとってはとても大事なことです。
移転と同時に支店の体制も見直さなければならないので、移転後のドタバタはまだまだ続きそうですが、早く新しい体制を整えて次に繋げたいと思います。

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2017年 十二月大歌舞伎すごかった! [歌舞伎!!]

12/23と24、世間はクリスマスイブですが、私は歌舞伎三昧。
今、私はものすごい充実感に包まれてます。
何という贅沢な時間を過ごすことが出来たものかと。。。

この日の富士山は・・・
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全景がばっちり!でも冠雪が少ないですね~

以前行った銀座カリー堂のカレーが食べたくなったので、歌舞伎座の前に銀座へ。
ビーフカレー、美味しい(^^♪
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歌舞伎座は大入り[るんるん]
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十二月大歌舞伎は三部制で、第二部は15時開演。今回の歌舞伎座は市川中車、片岡愛之助、尾上松緑、坂東玉三郎・・・この4名が主役を張られるのでとても楽しみにしていました。それに役者さんだけでなく、今回は歌舞伎の演目の中で一番見たいと思っていた演目が掛かるので、非常に楽しみ。
それは、梯子を使った大立ち回りで有名な『蘭平物狂』。音羽屋の四代目尾上松緑が演じます。YouTubeで初代尾上辰之助の蘭平物狂を観たんですが、スケールの大きい大立ち廻りに圧倒され、是非本物の舞台をこの目で観たいと思っていました。

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第二部の一番目の演目は、中車と愛之助の『らくだ』。上方落語の名作を歌舞伎にした上方世話物です。中車演じる気の弱い紙屑屋久六と愛之助演じるやたけた(遊び人)の熊五郎の、死体を巡っての掛け合いが面白いお話です。
これが、お腹を抱えて笑えるほどとても面白い演目でした。二人の掛け合いが面白いだけでなく、なんと言っても『死体』がいい味を出してまして。この『死体』を演じるのは片岡亀蔵。物語の前半はひたすら死体役として、全く動かずに舞台上に横たわったまま。ところが物語の後半、彼はものすごい活躍をします。一言も喋らないのに、観客の心を鷲掴み。
今まで観た歌舞伎の演目の中で、一番笑いました。

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二番目の演目は、お待ちかねの『倭仮名在原系図 蘭平物狂』。四代目尾上松緑演じる奴蘭平実は伴義雄の迫力満点の大立ち廻りが有名な演目です。
追われる蘭平と捕手のアクロバティックな立ち廻りは20分以上もの緊迫した長丁場で、目が離せません。そして見せ場は5メートルほどもある大梯子を花道に立て掛け、捕手の一人が一番上まで駆け上り、その後を蘭平が追いかけての梯子の上での立ち廻り。討たれた捕手はそのまま梯子のてっぺんから逆さまに落ちていく・・・しかもこの大梯子を支えるのはわずか4、5本の熊手のようなつっかえ棒だけなのです。
その後の蘭平が梯子に乗ったまま上下一回転するところもスゴイです。
それから、20人ほどの捕手がいっせいにとんぼを返る場面も圧巻。五人飛びとか、屋根の上からとんぼを返りながら落ちる所とか。『わぁ~!』『おぉ~!』を連発してました。若手役者さんたちの身の軽さに惚れ惚れします。そういえば、8月に中日劇場に海老蔵さんの座頭市を観に行った時にロビーを徘徊(^^;していた『亀』さんこと市川新八さんも捕手として出ておられたようですね。

実は第二部の席は2列目をGET出来たので、かなりの至近距離で大立ち廻りを観ることが出来たんですが、蘭平の出で立ちは着物の裾をたくし上げた奴の衣装。お御足がばっちり見えるのです。尾上松緑のインタビューで、この蘭平を演じるのは年齢的に最後かもしれないと語っておられるほどに、この『蘭平物狂』は強靭な体力が必要な演目。この演目のために体力づくりをしっかりされているようですが、お御足のケアもされているとのこと。均整の取れた美しいお御足でした。
この大立ち廻りを間近で観られたのには本当に大興奮で、感激過ぎて涙が出たほど。
とにかく凄かったんですが、大立ち廻りだけでなく、親子の情を描いたお話でもあるので、そちらでもほろりとさせられました。蘭平の息子も物語の重要な登場人物なんですが、この役を演じるのは四代目尾上松緑の本当の息子さんである尾上左近ちゃん。まだ小学生ですが、一生懸命に演じてましたね~
お話自体は実は○○…という設定が多くて、誰が味方か敵かが分からないややこしいお話でしたが、よく分からなくても大立ち廻りや様式美がスゴイので充分楽しめました。

第二部の二つの演目に片岡愛之助が出ていたので・・・奥様の藤原紀香さんもいらしてました。幕間に3階に移動中、控えめな感じだけどものすごくオーラのある綺麗な人がいるなぁ~と思ってみたら、紀香さんでした。美しすぎる!! エスカレーターのところで皆さんにご挨拶されていました。
この日の夜、EテレのSWITCHインタビュー達人たちに愛之助さんが出ておられましたね。半沢直樹に出ていた強烈なおねえキャラで愛之助さんという方を初めて知ったのでちょっと偏見がありましたが、実は愛之助さんは一般家庭の出身でありながら見事な歌舞伎役者さんだなぁ~と、今回の舞台を観て改めてファンになりました。

第三部は、市川中車と坂東玉三郎が主役。
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一つ目の演目は『瞼の母』。舞台や映画でも上演される股旅物の名作です。中車演じる忠太郎と生き別れになっていた母おはまの対面の場が見せ場です。おはまを演じるのは坂東玉三郎。中車さん、実体験でも親との生き別れを経験されています。お父様の猿翁さんと幼い頃に別れて以来疎遠だったところ、忠太郎とおはまの対面のごとく切ない対面を経験されたそうです。そしてその結果として歌舞伎の世界に身を置くことになられました。そういう経験をお持ちなので、それはそれはほんとうに切ない忠太郎を表現されています。
以前にも書きましたが、中車さんは香川照之さんとしての実力は周知の如くスゴイですが、歌舞伎役者さんとしても、こういう世話物はとても観客を惹きつける素晴らしい歌舞伎役者さんだと思います。
話は脱線しますが、中車さん、何度も言いますが、『昆虫すごいぜ!』のカマキリ先生。お正月元旦1月1日朝9時より、Eテレで『昆虫すごいぜ!』の初の海外編がOAされました。その前の大晦日には、これまでの『昆虫すごいぜ!』がいっきに再放送!歌舞伎に興味がある方もない方も、俳優香川照之ってどうよ??と思っている方も、是非観てほしいデス。見逃した方もEテレのサイトで動画を見ることが出来ますヨ。
・・・ムム[あせあせ(飛び散る汗)] いつの間にか、『昆虫すごいぜ!』の番宣になってしまっている・・・
とにもかくにも「昆虫すごいぜ!」の香川さんもすごいけど、まったく別人にしか思えない市川中車さんの演技、初めて歌舞伎界に挑んでから間がないにもかかわらず、どんどんすごくなっている…という印象です。

玉三郎も、どうみても女性にしか見えない!!

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二つ目の演目は『楊貴妃』。夢枕獏が玉三郎のために書き下ろした舞踊の作品で、玉三郎の、玉三郎による、玉三郎のための作品です。
御歳65歳を過ぎたとはとても思えない美しさ[ぴかぴか(新しい)] 本物の楊貴妃と比べても甲乙付け難いんだろうな~

お泊りは歌舞伎座から歩いて5分の京急EXイン。シングルルームでも広いし、バスタブも広い。アメニティや備品も整っているしキレイ。何よりも安い!!なんとこの立地で1万円。。。ってすごくないですか? とても気に入ったので、1月2月に歌舞伎座に行く時も、こちらのお宿を予約しました。
晩ご飯は歌舞伎座で買ったお弁当。幕間に食べるのはせわしないので、ホテルに帰ってから食べました。
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美味しかった~[るんるん]
こちらのホテル、築地へもすぐなので、次回の朝ごはんは築地にしようっと。
翌朝は10時半までお宿でゆっくりしてから歌舞伎座へ。この余裕な感じがすごくイイです。

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第一部の一つ目の演目は『源平布引滝 実盛物語』元源氏方の武将だった武将実盛が、今は平家の武将でありながら源氏の味方をするお話ですが、物語の登場人物すべてが忠義心や親子愛を切なく表現していて、本当に悲しいお話でした。
愛之助演じる実盛が、忠義のために小万という女性の腕を切り落とした時のことを小万の両親と子供に物語る場面が見せ場の一つ。
そしてもう一人の平家の武将瀬尾十郎兼氏、源氏の跡継ぎを亡き者にしようとしていた敵役だったところ・・・死んでいった小万が実は自分の娘であったことを知り、小万の忘れ形見である孫に手柄を立てさせるために自ら孫に討たれる…という壮絶な最期を遂げます。この場面が悲しすぎて、泣いてしまいました。この悲しすぎる最期を遂げる瀬尾十郎兼氏、このあと『らくだ』では死体になります・・・(^^; 片岡亀蔵さん、やってくれますね~

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二つ目の演目は『土蜘』。こちらも音羽屋のお家芸の一つで四代目尾上松緑の当たり役、千筋の糸が繰り出される立ち廻りが有名な演目です。
この演目もかなりハードな立ち廻りで、松緑さん、この後に『蘭平物狂』もこなすなんて、ほんとにタフですね~
『土蜘』は松羽目物と言われる演目で、舞台に居並ぶ長唄囃子連中が物語の場面を語っていくという演目。背景のセットは建物の中とか外の景色とかには変わらず、松の描かれた幕の前で登場人物が演じます。長唄で場面や時を説明しているんですが、見た目がずっと変わらないので・・・前半はかなり眠ってしまいました(^^;
でも後半は、蜘蛛の精となった松緑さんの不気味な演技と立ち廻りに目が釘付けに。畜生口の見得が見どころでもあります。
ちなみに、蜘蛛の糸は綺麗に大きく広がるように工夫されていて、1年も前から音羽屋のお弟子さんたちが準備しているそうです。

今回、第二部は1階2列目25番、第三部は1階6列目28番、第一部は4列目17番という前方席で観ることが出来ました。
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2列目で観る大立ち廻りは迫力がありましたが、2列目は花道が見えにくいことが判明。花道で見得を切る位置がちょうど2列目あたりで真横から見ることになるので、人の頭で見えにくかったです。
4列目17番辺りは花道にも近く、舞台からの距離も近くちょうどいい感じの席でした。

1月は久しぶりに海老蔵の舞台を観に行きます! 新橋演舞場で市川海老蔵、中村獅童、市川右團次がそれぞれ主役を務める舞台です。海老蔵さんの『にらみ』の口上があるそうです。そして私を歌舞伎の世界に誘ってくれた獅童さんの歌舞伎を初めて観ることが出来ます。右團次さんは10月と11月はワンピース、合間をぬって陸王、そして1月も舞台で大忙しですね~
新橋演舞場での三部と、歌舞伎座の昼の部も行きますヨ。高麗屋さんの三代同時襲名披露公演なので、是非行きたいと。市川猿之助の復帰舞台でもあります。菅原伝授手習鑑『寺子屋』はテレビで観たことがありますが、こちらもとても悲しいお話ですよね。

2月は海老蔵さんの6ヶ月ぶりの歌舞伎座の舞台。高麗屋さんの襲名披露公演第2弾ですが、歌舞伎の十八番『暫』を海老蔵さんがやるそうなので、こちらも是非見たい!
次から次へと観たい役者さんや演目が出てくるので、ほんとに毎月東京に通うことに・・・
出費、ものすごい勢いで・・・(;’∀’) 東京に転勤したい。。。

しつこいようですが、こちらは帰りの新幹線から見た富士山。
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行きも帰りも、見事な富士山でした。 良いことありそう[るんるん]
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