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免疫力アップ大作戦!㊽山口2日目 [旅行]

山口旅行2日目。
朝食はバイキング。ついつい、食べ過ぎマス(;'∀')
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それでは、こちらのお宿『かんぽの宿湯田』さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食4、朝食3、接客サービス8、癒され度5、コスパ5
総合評価は。。。5.0[満月][満月][満月][満月][満月] 5点満点出ました~[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]

接客サービスが8点と満点以上。前日の記事にも書いた通り、レストランのスタッフさんたちの接客も素晴らしかったし、フロントの女性スタッフさんの笑顔がとても素敵で、心が和みました。
それから、館内ですれ違うスタッフさんもすべて、明るく挨拶をしてくれたのも印象的。

売店のスタッフさんもGood[るんるん] お酒を購入しようとして冷えていないものを手に取ってレジに向かおうとしたら、少し離れた所にある冷蔵庫に冷えたお酒を発見。『冷えたの、あるじゃん[ひらめき]』と思って冷蔵庫に向かおうとしたらレジのスタッフさんが先回りして冷蔵庫のお酒を取り出してくれました。そのタイミングが絶妙で、2人とも顔を見合わせて笑ってました。
そう言えば話はちょっと逸れますが、かんぽの宿の売店で食料品を購入すると、どの売店でもレジですべての商品の賞味期限を読み上げてくれます。これは良い接客だなぁ~といつも思います。
もしかしたら以前、賞味期限に関するトラブルがあって改善策としてやっているのかもしれませんが、購入する方も安心できていいですね。

今回でかんぽの宿に泊まるのは3回目ですが、どこのお宿もリーズナブルで美味しいお料理と居心地の良い部屋やお風呂なので、かなりお得感があります。そして共通しているのはどのお宿のスタッフさんも一生懸命に温かいおもてなしをしておられるので、笑顔でお宿を後にすることが出来るということ。かんぽの宿、ファンになりました[わーい(嬉しい顔)]

お宿から湯田温泉駅まで送迎してもらい、湯田温泉駅でコインロッカーに荷物を預けて、2日目の観光へ。
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湯田温泉駅前には、巨大な白狐のゆう太くんがどど~んと鎮座しています。湯田温泉には白狐伝説が言い伝えられていて、街のあちこちにゆう太くんがいます。
『白狐』と言えば...『白狐よ、来た~れぇ~』『は~い[ぴかぴか(新しい)]』トコトコ…『かんげんびゃっこ、おんまえに~』ですよネ~[わーい(嬉しい顔)]

湯田温泉駅からタクシーで、瑠璃光寺五重塔へ。このタクシーの運転手さんが、五重塔の見どころを詳しく教えてくれました。観光タクシーの運転手さんもやっておられるんでしょうね。とても流ちょうにガイドしていただきました。

瑠璃光寺五重塔は室町時代に建てられました。日本三名塔のひとつで国宝に指定されています。
他の五重塔にはない特徴を備えた塔で、その特徴のおかげでシルエットが美しく、全国で一番美しい五重塔と評価されているそうです。
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その特徴の一つは、五層それぞれの高さが違うということ。1階から5階と上にいくにつれて、軒高が狭くなっています。それ故にシュッとした鋭敏な印象。
そして、檜皮葺の屋根は軒先からの距離が長く、四方の軒先が反っているので、躍動感が感じられます。
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あまりにも美しくてカッコよいので、真下から観たり、斜め後方から観たりといろんな角度から眺めさせてもらいました。
ちなみに、五重塔の中は吹き抜けになっているそうです。

敷地内の桜はまだ蕾でしたが、梅は満開で、それは綺麗でした。
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梅の向こうに、五重塔。風流だぜ~[かわいい]
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瑠璃光寺の境内へ。病気平癒のお参り。
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敷地内には毛利家の墓所もあります。
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こちらは明治維新の史跡『枕流亭』。西郷隆盛や木戸孝允らが密談した場所だそうです。

最後に名残惜しく。
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瑠璃光寺前の食堂でランチタイム。
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山口のご当地グルメ、瓦そばです。熱々に熱した瓦の上でパリパリになった食感がとても美味しかったです。

瑠璃光寺から次の目的地へ向かう途中、国道の下をくぐる地下道がスゴイ。
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山口の名勝のひとつに常栄寺雪舟庭がありますが、この地下道に雪舟の墨画が描かれています。地下道という殺風景な場所にこの絵があるのが、素敵だなと思いました。

次に訪れたのは、『菜香亭(さいこうてい)』。明治に料亭として創業し、名だたる政治家たちが利用してきた建物です。
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実はこちらは、前日に乗ったタクシー運転手さんから『ここもいいですヨ~』とパンフレットを頂いたので、行ってみることにしたのでした。
中に入ると、お客さんは誰もいない・・・えーっと、どうしよう?と思ったら、すぐに案内スタッフさんが『見学ですか~?どうぞ~[わーい(嬉しい顔)]』と。
この女性スタッフさんがとても感じの良い方で、こちらの創業時からの写真や政治家たちの墨書を一つ一つ丁寧に解説してくれました。

一番の見どころが、こちらの大広間。なんと100畳もあって、500人が一堂に会して宴会出来たそうです。
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伊藤博文や田中角栄など歴代の政治家たちがこちらに訪れた際に書いた墨書も、たくさん飾られています。
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『菜香亭』という名前は、井上馨の命名だそうです。

この建物はもともと別の場所にあったんですが、移築されました。でもこの中庭もそっくり再現されているそうです。
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坪庭や階段も風情があります。
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こちらは佐藤栄作元首相が愛用されていた部屋。
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中庭を眼下に見るこのソファがお気に入りだったとか。この対面に置かれたソファ、こちら側とあちら側とではクッションの硬さが異なります。対談の相手によって、どちら側に座ってもらうか決めていたそうです。

この菜香亭、実は現役。これらの趣のある部屋を貸出しているそうです。ケータリングサービスもあって、ちょっと改まった会合や宴会をこちらで出来るそうです。いいですよね~

菜香亭から駅までは距離があるので、バスに乗るか~と思って停留所まで歩くと、たった今行ったばかり。次のバスまで1時間以上もあるので、タクシーを呼ぶことに。
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バス停までてくてく歩いているうちに発見。『八坂神社[exclamation&question]』京都を模した大内文化の一つですね。

再び、ゆう太くん。湯田温泉駅には足湯もあります。
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単線の山口線に乗って、湯田温泉を後に…

山口市は初めてでしたが、観光にとても力をいれている市ですよね。山口駅の観光案内でもらったガイドマップは、この二日間の散策中は常に手に持って歩いてました。見やすい地図でストレスなく使えて大変助かりました。
かんぽの宿でもらった山口市観光ガイドブックの冊子は、山口市内の観光名所だけでなく県内の見どころも詳しく解説してあったり、明治維新に関わった山口の人や場所を詳しく解説した年表があったりと、山口を知るにはとても充実したものでした。これまで観た全国各地の無料の観光ガイドブックの中では、かなりレベルが高いものです。
それから、観光動態アンケートの実施や、タクシーの運転手さんみなさんが見どころの解説をしてくれたり。瑠璃光寺のボランティアガイドさんたちも詳しく解説をされていて、時々隣りで一緒に聞き入っていました。
最後に訪れた菜香亭でもガイドさんが笑顔で色々な解説をしてくれて、とても興味深く観て回ることが出来ました。
・・・とにかく、どの観光施設のスタッフさんも、タクシーの運転手さんも、お宿のスタッフさんも、みんな気さくで温かな人ばかり。この旅で出会った山口の人たちの笑顔が、ほんとに印象的でした。
商店街がもう一つ元気がなくて残念ですが、逆に混み合った観光地でないところが、イイのかもしれません。

帰りの新幹線、新山口駅で買ったカニ爪のかまぼことふくの唐揚を。
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ほっこりと、のんびりと、とても癒された旅でした。またいつか行きたい街です。
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