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記念品に思うこと [おしごとのこと]

昨日はお待ちかねのボーナス支給日。
残念ながら前期の支店の業績は、全支店のうち低い方だったので、支店に割り当て当てられるボーナスファンドの割合が低くなってしまいました。

ただ、今回は会社全体の業績が目標を達成したので、ボーナスファンドは1%アップ、そして特別賞与も一律に支給されたので、結果的には前回ボーナスとほとんど同じ位になりました。

そしてこの会社全体の業績目標達成の記念品として、1万円相当の記念品も頂きました。

業績達成記念や創立記念日だとか、以前はけっこう頻繁に特別賞与や記念品をいただくことがありましたが、バブル崩壊、リーマンショックなど荒波の時代以降は、そういったウキウキ感のあることもほとんどなくなりました。

うちの会社、同じ企業の子会社同士で合併して新体制になってからもうすぐ8年経ちますが、合併で起こりがちな弊害も大きなものはなく、二つの会社の企業文化や風土もうまく融合出来てきて、営業面では商品ラインナップの充実によるカウンセリング営業の相乗効果、事務面では事務フローや規程などの統一による業務効率化、収益を上げている部門への集中的な人員配置、そういう合併のメリットをうまく享受出来るようになってきました。
それが業務純益100億達成に繋がったのだと。

今回経営陣が記念品を全社員に配布しようと思ったのは、目標達成の記念というよりも、合併が良い結果に繋がったことのお祝い、という意味が強いのではないかと思います。

さてこの記念品ですが、4月頃、担当部署の方から直接私に依頼があって、どんなものが良いか意見を聞かせてほしいと。。。『なぜ、わたし?』と思いましたが、まあ私が何かといろいろなことを会社に提案しているので、それ繋がりかも?
ということで、4品ほど候補を考えて提案させていただきました。
会社の記念品選び、実はとても難しいのです。『みんながもらってうれしいもの』『消耗品ではなく、普段使えて長く残るもの』『予算に合うもの』この三つを満たすことが最低条件。
そして私が提案したのは『ブランド物のパスケース』『ブランド物の名刺入れ』『ティファニーのペアグラス』『高機能デジタル電波時計』の4つ。

今回の記念品は全7品から1つを選択出来るというもの。その中に、私が提案した1品も採用[るんるん]
記念品の担当者が『今回の記念品はどれも自信があります[ぴかぴか(新しい)]』と言っていたのも納得のラインナップで、みんなけっこう商品選びに迷っていました。

飲み会の席で社長や役員からこの商品ラインナップが決まるまでの内輪話を聞かせていただいたんですが、それがめちゃくちゃ面白くて。
けっきょく社長が提案した1品が一番人気だったそうで、実はほんとは私もそれがいいなぁ~と思ったんですが、せっかく私の意見を採用してもらったので、初志貫徹ということで。ちなみに、私の提案した品の人気度は7品中4番目だそうです。

そして昨日、私が提案した品を頂きましたが...予想外にインパクトがあって大ウケでした。地味ですがあると便利、毎日使う定番商品なんですが、通常イメージするのは高くても5千円位のもの。それが1万円のものとなると。。。高機能は当然としても、大きさも予想外の大きさでして。
たぶんこの商品を選んだ方全員が、これを使用する場所を想定して選んだと思いますが、予想外の大きさにびっくりしたんじゃないでしょうか[わーい(嬉しい顔)]

今回の記念品配布、私の意見が採用されたこともあってテンション上がりましたが、支店のみんなもけっこう嬉しそうでした。一般的に会社の記念品配布って、会社名や○○記念といった刻印が入った同じものを一律に配布されることが多くて、『こんなのもらってもなぁ~ 使わないなぁ~』と思うことがありがちですが、今回の『全員が自分の欲しい商品を選択出来る』『普段使い出来るもの』『それぞれの商品が魅力的』というコンセプトは、全社員のモチベーションアップに充分役割を果たしたようです。
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