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とりあえず、一件落着 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

実は、2週間前から不正出血が続いていたので、先週婦人科に子宮体がんの検査を受けに行ったのでした。

乳がんのホルモン治療を始めてから今度の8月で丸4年が経ちますが、ホルモン治療の薬、タモキシフェンの副作用の一つとして、子宮体がんになるリスクがあるのです。

タモキシフェンという薬は、女性ホルモンのエストロゲンをコントロールする作用があります。乳腺のエストロゲンの働きを抑えることで、がんの動きも抑えるのです。が、このタモキシフェンは、子宮では逆の作用、つまりエストロゲンの過剰分泌を促す働きをするそうです。

子宮がんと言っても2種類あって、疑わしいのは子宮体がんの方。エストロゲンに過剰にさらされることによって子宮内膜にがんができやすいそうです。
発生リスクの高い要因がいくつかあるんですが、私の場合、複数当てはまる…[あせあせ(飛び散る汗)]
妊娠出産経験がない、50歳前後という年齢、肥満、そしてタモキシフェンを服用していること。

乳がん治療の主治医からも、子宮体がんの検診を受けてねと言われていたんですが・・・なかなか思い切りがつかないまま、一度も検診を受けていませんでした。

・・・が、タモキシフェンを服用しているのにもかかわらず出血が続くなんて、『これは、まずいかも[exclamation&question][あせあせ(飛び散る汗)]

子宮体がんは、早期発見で摘出手術をすれば95%ほどは完治するそうですが、予後が悪ければ抗がん剤治療も。。。

色々なことを考えました。またがんになるなんて。。。手術のためにまた会社を休まなければならないし、抗がん剤治療をしたら、再びウィッグ生活が待っている・・・それにあの強烈に痛い関節痛をまた味わうなんて[たらーっ(汗)]

でもとうとう勇気を出して、会社の近くの婦人科クリニックに行ったのでした。
問診でタモキシフェンの服用と不正出血のことを話したら、即検査。子宮頸がん検診と比べると、子宮体がんの検査は痛みを伴うこともある・・・ということで、めちゃくちゃ怖かったけど、先生が『ごめんね~、痛かったら言ってね~、もうちょっとで終わるからね~』と、常に声を掛け続けてくれたので、意外と大丈夫でした。
乳がんの細胞診検査の時の方が痛かったし、恐怖感もあったかな。

そして結果を聞きに、今日クリニックに行ってきました。実は今回はかなりの確率で『アウト』だろうと思っていたので、手術するならいつが良いかと当面の仕事のスケジュールを考えたり、手術する病院はどこが良いかとか、診察の直前まで考えてました。
『ジタバタしても、なってしまったものは仕方がない[exclamation]』と覚悟を決めて。

すると、先生が検査結果を見せてくれながら『異常はなかったですよ』と。。。ちょっと拍子抜けするくらいでしたが、とりあえず一安心。
ただホルモンの検査結果から、『閉経が近づいているということかもしれない。不正出血が続くようなら薬を出すので、また来てくださいと』とのことでした。

今回は結果的には大丈夫そうだけど、この年齢になってくると『一難去ってまた一難』という言葉が頭をよぎります・・・

ま、気を取り直して、明日から1泊で伊勢志摩に行ってきます[るんるん]
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