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転院しました [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

私が乳がんと診断されたのが、2013年の年末でした。2014年1月30日に右乳房全摘手術を受けました。
術後の病理検査の結果は、しこりの大きさ1.5センチ、リンパ節転移なし、ステージはⅠ。ホルモン感受性はエストロゲン受容体(ER)は75%、プロゲステロン(PgR)は95%と高度ホルモン反応性、HER2スコアは3+(陽性)で、サブタイプはルミナールB(HER2陽性)というタイプ。増殖能(Ki-67)は60%(普通は20~30%)と高い値でした。組織的異型度(がんの顔つきによる再発のしやすさ)はグレード2(三段階あるうちの中)で、悪性度は高かったものの、薬物療法は抗がん剤治療と分子標的治療、ホルモン治療の三段構えが有効というタイプでした。
術後は、抗がん剤治療6ヶ月、分子標的治療1年、ホルモン治療を4年間行ってきました。

分子標的治療というのは、がん細胞の表面にHER2タンパクが過剰に発現しているタイプ、つまりがん細胞の増殖力が強いタイプの乳がんに対して、そのHER2タンパクを標的として作用する薬を用いて治療する方法のこと。乳がん患者の5~6人に1人がこのHER2陽性とのことで、私もそうでした。

ホルモン治療については、タモキシフェンというお薬を1日1錠飲むだけでしたが、薬をもらうために2ヶ月に1度通院していました。毎回血液検査と問診、6ヶ月毎にエコーかマンモ、CT検査をするというサイクル。ただ、肝臓の数値が悪いので、昨年8月からはタモキシフェンは中止していました。肝臓の数値が悪いのは、お酒の飲み過ぎと肥満が原因だと自分では思っているのですが、ホルモン治療の薬の副作用として、肝臓への負担が大きいということもあるそうなので、薬を止めて様子を見ようということでした。

手術を受けたのが名古屋での病院だったので、そのまま予後の治療も名古屋の病院で続けていましたが、今年4月に東京に転勤になったので、通院をどうするか迷っていました。が、7月に名古屋の病院で転勤になった話をしたところ、『僕の同期がいる病院を紹介しますよ』と言っていただいたので、東京の病院に転院することにしました。私の自宅からだとタクシーで20分くらいのところです。

そして先週、初めてその病院へ行ってきました。触診と血液検査、これまでのカルテなどから、特に問題ないということで、次回の通院は5ヶ月後になりました。薬の処方もなし。
ホルモン治療も1年前からやっていないので、先生に『ホルモン治療は10年やった方が良いと聞いてますけど、このまま薬を中止しても大丈夫ですか?』と聞いてみたところ、『HER2タイプの患者さんなら、再発や転移するとしたらもっと早い時期だから、5年経って大丈夫なら問題ないですよ』と。つまり、分子標的治療が功を奏して、完治したってことみたいです[ひらめき] 今後は半年に1度の定期健診でいいですよ、ということでした。

実は、名古屋の先生からは、その点についてはっきりとは言われていませんでした。肝臓の数値が良くなったら、ホルモン治療を再開するものだと思っていました。土曜日の診察OKだったので会社を休む必要はなかったけど、東京へ引っ越してからは、そのまま名古屋の病院に通院していたら、2ヶ月毎の通院はけっこう負担になるところでした。
やはり先生によって、治療方針が異なるんだなぁ~と思ったのでした。

明日、美智子さまが乳がんの手術を受けられるそうです。ステージ1とのことですが、ご高齢なので全身麻酔の手術の方が心配ですね。無事に手術を終えられますようお祈りします。
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とりあえず、一件落着 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

実は、2週間前から不正出血が続いていたので、先週婦人科に子宮体がんの検査を受けに行ったのでした。

乳がんのホルモン治療を始めてから今度の8月で丸4年が経ちますが、ホルモン治療の薬、タモキシフェンの副作用の一つとして、子宮体がんになるリスクがあるのです。

タモキシフェンという薬は、女性ホルモンのエストロゲンをコントロールする作用があります。乳腺のエストロゲンの働きを抑えることで、がんの動きも抑えるのです。が、このタモキシフェンは、子宮では逆の作用、つまりエストロゲンの過剰分泌を促す働きをするそうです。

子宮がんと言っても2種類あって、疑わしいのは子宮体がんの方。エストロゲンに過剰にさらされることによって子宮内膜にがんができやすいそうです。
発生リスクの高い要因がいくつかあるんですが、私の場合、複数当てはまる…[あせあせ(飛び散る汗)]
妊娠出産経験がない、50歳前後という年齢、肥満、そしてタモキシフェンを服用していること。

乳がん治療の主治医からも、子宮体がんの検診を受けてねと言われていたんですが・・・なかなか思い切りがつかないまま、一度も検診を受けていませんでした。

・・・が、タモキシフェンを服用しているのにもかかわらず出血が続くなんて、『これは、まずいかも[exclamation&question][あせあせ(飛び散る汗)]

子宮体がんは、早期発見で摘出手術をすれば95%ほどは完治するそうですが、予後が悪ければ抗がん剤治療も。。。

色々なことを考えました。またがんになるなんて。。。手術のためにまた会社を休まなければならないし、抗がん剤治療をしたら、再びウィッグ生活が待っている・・・それにあの強烈に痛い関節痛をまた味わうなんて[たらーっ(汗)]

でもとうとう勇気を出して、会社の近くの婦人科クリニックに行ったのでした。
問診でタモキシフェンの服用と不正出血のことを話したら、即検査。子宮頸がん検診と比べると、子宮体がんの検査は痛みを伴うこともある・・・ということで、めちゃくちゃ怖かったけど、先生が『ごめんね~、痛かったら言ってね~、もうちょっとで終わるからね~』と、常に声を掛け続けてくれたので、意外と大丈夫でした。
乳がんの細胞診検査の時の方が痛かったし、恐怖感もあったかな。

そして結果を聞きに、今日クリニックに行ってきました。実は今回はかなりの確率で『アウト』だろうと思っていたので、手術するならいつが良いかと当面の仕事のスケジュールを考えたり、手術する病院はどこが良いかとか、診察の直前まで考えてました。
『ジタバタしても、なってしまったものは仕方がない[exclamation]』と覚悟を決めて。

すると、先生が検査結果を見せてくれながら『異常はなかったですよ』と。。。ちょっと拍子抜けするくらいでしたが、とりあえず一安心。
ただホルモンの検査結果から、『閉経が近づいているということかもしれない。不正出血が続くようなら薬を出すので、また来てくださいと』とのことでした。

今回は結果的には大丈夫そうだけど、この年齢になってくると『一難去ってまた一難』という言葉が頭をよぎります・・・

ま、気を取り直して、明日から1泊で伊勢志摩に行ってきます[るんるん]
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定期健診問題なし [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

昨日、半年ごとの乳がん術後検診に行ってきました。

前回は3月にエコーとマンモグラフィ、5月に腹部CTでしたが、今回はエコーと胸部レントゲン、腹部CTです。ホルモン治療の薬を処方してもらうために病院には2ヶ月毎に通院していて、先生の診察と血液検査は毎回ですが、エコーは半年毎、マンモとCTは1年毎といったサイクルです。

5月は肝臓の数値が悪いので、1年毎のサイクルではないですが腹部CTを撮りました。肝臓数値の悪化はホルモン治療の薬タモキシフェンの副作用も考えられるため7月から休薬したので、今回腹部CTを再度撮りました。
前回の画像と今回の画像を見比べながら、先生が説明してくれました。
結果は・・・CTの肝臓の画像の色が変化[exclamation] 脂肪肝だと肝臓は黒く見えるんですが、黒い部分が少なくなってました。
『かなり良くなったよ~ 皮下脂肪の厚さも全然違うよ~』
『5月から比べると7キロほど瘦せたんです[exclamation]
『よく頑張ったねぇ~[わーい(嬉しい顔)] この調子でもうちょっと頑張ろうね~』
先生も看護師さんも一緒に喜んでくれたので、うれしかったぁ~

血液検査の結果は、5月→7月のALP、AST、ALT、r‐GTなど肝臓の数値はまだまだ基準値以上だけど、とりあえずどれも減少していました。
昨日の血液検査の結果はまだ出ていないので、7月→9月の比較は出来ないけど、4日に先生が電話で教えてくれるそうなので、良い報告が出来ればいいなぁ~

CT画像や肝臓数値の改善の理由は、糖質ダイエットのおかげか、ホルモン治療の休薬が良かったのか、特保のヘルシア緑茶を毎日飲むようになったからか。。。それは分からないけど、7キロの減量が功を奏しているのは間違いないと思うんですよね。
糖質ダイエットを始めてから3ヶ月たったんですが、こうして結果が表れてくると、ますます頑張りたくなります。

乳がん検診についても、問題なし[るんるん]

7月からタモキシフェンを休薬したんですが、8月終わりから止まっていたものが再来して、けっこう大変でした。量的にも煩わしさも。。。それで再び止めるために、9月から残っていたタモキシフェンを飲んでいたのでした。
先生にもそのことを伝えて、肝臓数値の改善もあったので、タモキシフェンを再開することになりました。

ホルモン治療は5年間が目安ですが、再発リスクの高い人は10年間続けた方が良いとも言われています。いつまで続けるかについて、先生と話したことはないですが、ホルモン治療を開始したのは2014年9月からなので、とりあえずあと2年は続けることになります。
主治医の先生が変わってから、乳がんのことだけでなく肝臓のことなども診ていただけるようになったので、かかりつけ医師のような感じです。いつまでこちらの病院に行けるか・・・転勤があった時にどうするかまだ決めてませんが、通えるなら通いたいなぁ~と思うようになりました。

検査結果が良くて、晴れ晴れとした気分になったので、久々に一人カラオケ行って4時間歌いまくりました~(^-^)
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乳がん診察で [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

先週の土曜日、乳がんの2ヶ月毎の診察に行ってきました。

WEBでの時間予約が出来るようになったので、待合室にいる人の人数はかなり少なくなりました。が、診察までには予約時間から30分以上待ちました。12時からという遅い時間だったので、前の人たちの診察が予定通りに終わらなかったりして、だんだんズレてくるんでしょうね。

今回は血液検査と診察のみ。
前回の血液検査の結果を見ながら、先生が色々と説明してくれたんですが、肝臓の数値が前々回以上に悪い[あせあせ(飛び散る汗)]
今服用しているホルモン剤のタモキシフェンも、肝臓の数値を悪くするそうなので、しばらく休薬して様子を見てみることになりました。
『手術から3年半経って、CA15-3の腫瘍マーカーの数値も悪くないし。乳がんよりも肝臓の方が深刻だからね』ということで。
このホルモン剤は女性ホルモンを抑制するので、服用を止めると、もしかしたら月のものが来るかもしれないとのこと。。。それはちょっと微妙だなぁ~ 

先生に『3キロほどやせたんですヨ[ひらめき]』と言うと、
『それは今度の結果、楽しみだなぁ~[わーい(嬉しい顔)] あと3キロくらい、もうちょっと頑張ってね~[わーい(嬉しい顔)]』と。
その励まし方がとても優しくて、よっしゃ、もっとがんばろ~[exclamation]と思えたのでした。

次回は9月に半年ごとの検診で、エコー、CT、胸部レントゲンになります。良い結果を報告出来ればいいなぁ~


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やりきれない思い [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

6月22日、小林麻央さんが旅立たれました。

実は海老蔵さんが出演される7月の大歌舞伎、8月の中日劇場での六本木歌舞伎のチケットを取っていて、とても楽しみにしていたんですが…麻央さんのブログでの様子から、もしかしたらその舞台の前に亡くなられるかもしれないのでは…と心配していました。
それが、本当になってしまいました。。。

御主人の市川海老蔵さんの会見をみました。まだ亡くなってから丸一日も経っていないのに、20分近くもの長い時間インタビューを受けて、涙しながらそれでも気丈に答えている海老蔵さんを見ているのは、本当に辛いです。

乳がんであることを公表してからこの1年、度々マスコミでも報道されたり、海老蔵さんや麻央さんのブログも紹介されていたので、ファンでなくてもみんなが注目していました。亡くなられたことについての報道も、かなりのものです。

最愛の人が亡くなった悲しみで押し潰されそうになり、その死を受け入れることもなかなか出来ない状況の中、ちゃんと報告する義務があるということで会見を開かれたのでした。
何より、亡くなられた次の日も2回公演をちゃんと務められています。『役者とは、何があっても演じること』と。。。

がんを公表された時点で、麻央さんの病状はかなりの重篤な状態で、お二人とも死を受け入れる準備はされてきたのだろうと思います。もちろん、死ぬということの覚悟なんて、簡単には出来ません。でも命に限りがあることを覚悟した時、悔いなく生きることへの執着も生まれるのだと思います。
そういう意味では、麻央さんも常に前向きに生きる努力をされていたように思います。そしてその姿は、同じ病気と闘っている人やその家族、病気でなくても生き方に迷っている人たちを勇気づけてくれました。

小さなお子さん、そして何より最愛の人を残して旅立たれるのは、ほんとうに心残りであったと思います。でも海老蔵さんはその麻央さんの想いをしっかりと受け止めて、歌舞伎界を代表する歌舞伎役者として、そしてお父さんとして、これからも邁進されるのだと思います。

心からご冥福をお祈りします。
そして、本当によく頑張られました。麻央さん、ほんとうにお疲れさまでした。
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待ち時間が減りました [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

5月13日、乳がん治療でお世話になっている病院が入院施設無しのブレストクリニックに変わり、これまでの主治医の先生がいなくなってから、初めての検診でした。

病院がクリニックになり、主治医の先生が変わったことで、大きく変化したことが3つあります。

一つはWEBで診察を予約出来るようになったこと。これはとてもプラスの変化になりました。以前は予約制ではなくて受付順だったので、受付を済ませてからほぼ1~2時間近くずっと待たなくてはいけませんでした。なので待合室には50名近くの人が待っている状態でした。診察開始時間は9時からですが、早い人だと7時台には受付にやってきて順番取りする人もいたようです。
それが、この4月からWEB予約のみになり、時間を区切って予約することが出来るようになったのです。予約した時間に行っていると。。。なんと、待合室で待っていた人は5人以下。受付から診察に呼ばれるまでの時間も10分程度と大幅に短縮。かなりビックリしました~

二つ目の変化は、病院が建替えられること。診察を続けながら建替えるため部分的な工事のようですが、待合室がこれまでの半分の広さになってました(;'∀') 待っている人も少なくなったので、窮屈感はありませんが。入院した時の病室はドアが前後に開閉するタイプだったりと、今の建物はかなり古いんですが、2週間近く過ごした場所なので、それがなくなってしまうのはちょっと寂しいです。。。ただ、工事が進んでどんな新しいクリニックになるのか、楽しみでもあります。

三つ目は、主治医の先生が、血液検査やCT検査の結果について細かく説明してくれる先生に変わったこと。以前の主治医は口数が少なくて、最低限のことは説明してくれましたが、ちょっと物足りない感じでした。今回の先生は院長先生なんですが、とにかくよくしゃべる先生で親しみのある感じ。細かいところまで説明してくれたり、こちらからも質問しやすい先生でした。

3月に以前の主治医の先生から電話をもらって、もし予約が取りにくかったり、主治医が変わるのが嫌だったら転院先の病院へ来てもらってもかまわないと言っていただきましたが、とりあえずはこのままこちらのクリニックでお世話になろうと思います。
ただ、再発や転移が見つかったら、ここでは治療が出来ないので転院するしかないですが。。。そうならないように祈るばかりです。

そして今回は血液検査の他に、前回の定期健診で腹部CTを撮っていなかったので撮りました。
再発や転移は見られず、とりあえず一安心ですが…
肝臓の数値が悪いのは相変わらず。さらにヤバいのは、糖尿の数値も悪いと・・・
先生から『危険信号だからね、運動すること!』と。
もう一つ気になるのは、CT画像から子宮に筋腫があるとのこと。大きさはそれほどでもないけど、定期的に婦人科を受診するようにということでした。
今ホルモン治療で飲んでいるお薬『タモキシフェン』の副作用として、子宮体がんに罹りやすいということがあります。子宮筋腫は良性の腫瘍なので、小さければ経過観察で良いようですが、子宮体がんなら乳がんの時と同じように手術などの治療が必要になります。
名古屋に来てからは会社の特定検診だけで、婦人科検診を含む人間ドックを受けていないので、今年は受けなきゃ。

新しい主治医の先生は2ヶ月分のお薬しか処方してもらえないので、次回は7月の受診です。



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先生から電話が [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

先日の乳がんの術後定期健診で発覚した驚くべき出来事について、このブログにも書きましたが、今日新たな展開がありました。

昨日、登録していない番号から2回も着信があったので調べてみると、乳がん治療でお世話になっている○○病院からでした。『もしかして、先日の検査結果に間違いがあったとか…[exclamation&question]』とドキドキしましたが、エコーや胸部X線の画像は私も実際に見たので、間違いってことはないだろうし…もしかしたら、辞められるO先生かなぁ~と。

電話に気が付いたのは夜だったので、今日はすぐに出られるようにスマホを手元に置いておいたら着信が。急いで出ると、やっぱりO先生でした。
『ももんさんの携帯ですか? ○○病院のOです』
『あ~、こんにちは~』
『今、少し時間大丈夫ですか?』
O先生が休診の時に診察に来た患者さん全員に、状況の説明のために電話をしているそうです。

土曜日の診察時には院長先生からはO先生が辞められることの説明はなく、予約制になるということだけを説明されました。その後の調剤薬局で、初めてO先生が辞められるということを聞いて、びっくりしたのでした。薬剤師さんの話では、O先生の長期研修が終わったので、元の病院に戻られるということで『円満退職のようですよ』と、聞いていました。
が、先生から直接聞いた話によると、どうもそうではないようで・・・((+_+))

年末に私が受診した時は、まだ先生も○○病院の入院病棟がなくなり業態変更することを知らなかったそうです。年明けに初めて聞いたそうで、理由は看護師さんが大量に辞められたからとか[exclamation×2]
入院病棟を維持出来ないほどに、一度に辞められたようで…
そういえば、土曜日の受診の時も、見知った看護師さんは一人しかいなかったなぁ~
『看護師さんが一度に辞められたけど、また別の看護師さんを採用すると思ってたら、入院病棟をなくすことになったので、僕も辞めることになったんです・・・(>_<)』
先生は乳がん治療専門医の研修のために来られているので、手術や治療をしない検診専門のクリニックにいる必要がなくなるんですね。

そうだったのか~ 
O先生は研修期間が終わった訳でなく、病院の都合で辞められるのか~ それは、リストラってことじゃないか~
かなり、ショックでした。

『もしも再発や転移しても、○○病院では治療出来ず、別の病院に転院しなければならなくなります』
『予約制になると聞いておられると思いますが、僕の代わりの先生は来られないし、院長先生の患者さんも多くて、予約が取りにくくなるかもしれません』
『院長先生は薬を2ヶ月分しか出してくれないので、2ヶ月毎に受診しなければならないのに、予約が取りにくくなったら大変だと思います』
『なので、これまでも遠方から来られていて、僕の戻る病院に通うのと変わらない方には転院をお勧めしています。でも○○病院から近い所の方も、もし予約が取りにくいとか、診察のことで不安なことがあったりしたら、僕の所に来ていただいていいですよ』

O先生の患者さんのカルテや画像データは、戻られる病院に持っていかれるとのこと。
ちょっと間違えば、転職先の病院に前の病院の患者さんを連れて行くってNGなことだとも思うけど、O先生の話ぶりは、自分のことよりも自分の患者さんたちのことを心配してくれているということがすごく伝わってきて、聞いているうちに泣きそうになってしまいました。
主治医が患者を途中で放り出すような事態になってしまったことに、先生も心を痛めているということが。

O先生、普段は無口で無駄口も叩かない先生だけど、時々先生の感情がふと見える瞬間もあって、嫌な先生だと思ったことは一度もありませんでした。威圧的でもないし、私が変な質問をしても、真面目に答えてくれるし。
院長先生は対照的におしゃべりで親しみのある感じの方ですが、受診したのは土曜日が初めてだったので、実際のところはどんな先生なのかよく分からないし。

看護師さんたちが一度にたくさん辞められた理由は分からず、不安なところはありますが、でもやっぱり病院が近いというのは捨てがたい。
それに、戻られる病院では先生は土曜日は担当されず、平日の2~3日とのことなので、転院するとしたら、平日に休みを取って行かなければならない。。。
ホルモン治療薬を処方してもらうのと定期健診だけなら、どこの病院でもどの先生でもいいかも…と思うけど、もしも再発したら、全然知らない病院に行くよりも、O先生の方がいいし。。。ならば、先生から誘っていただいているうちに、転院した方が良いかも。。。

と、かなり迷っております。
が、とりあえず、○○病院が予約制になってどうなるかしばらく様子を見てから、転院するか考えることにしました。それにもしかしたら、私自身が名古屋を離れる可能性も近いしなぁ~
O先生にはそのように伝えました。

先生について転院するかまだ分からない状況で、もう先生とはお会いしないかもしれないので、ちゃんとお礼を伝えました。
『3年間、本当にありがとうございました』と。
先生は『困ったことがあったら、いつでも言って来てください』と言ってくれました。

じわ~ぁん。
ご自分も急に病院を辞めなければならなくなって、元の病院に戻られるといっても色々と大変だと思うのに、主治医としての責任を全うされようとしておられて、本当に誠実な先生なんですね。
これまで主治医と言えるほどに長期間にわたって同じ先生に診ていただいたのは、O先生が初めてだったので、寂しいです。。。





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3年目の定期健診、問題なし [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

今日、3年目の定期健診に行ってきました。マンモ、胸部X線とエコーと血液検査です。

主治医の先生が休診だと困るので、前日に病院のサイトをチェックすると、先生の休診のお知らせはなかったものの、もっと大事なお知らせがアップされていました。
なんと、3月からこの病院の入院病棟がなくなり、手術をしない乳腺外科専門のクリニックになったとのこと。こちらの病院で手術した術後の患者さんの治療や検診については、そのまま継続されるようですが。
そして、4月からは予約制になり、ネットから予約出来るようになるそうで。

色々な事情でそうなったんだろうけど…
もしも再発転移した場合、もうこちらの病院に入院することはないのか~と思うと、ちょっと寂しい気がしました。入院中や抗がん剤の治療でお世話になった病室も給食室もなくなるんですよね。
ところが、驚くべきトピックスはそれだけではありませんでした。
詳細は、後半で。

いつもと同じ位の時間に病院に着くと、待合室がとても空いているなぁ~と思ったら、受付の所に『O先生本日休診』と書いてあって… 『HPには休診のお知らせ出てなかったのに~?』
しかも、3月の土曜日はすべて休診。。。何かあったのかな?
けっきょく今日は、院長先生に診てもらうことになりました。

最初に採血して、胸部X線とマンモグラフィをやった後、院長先生の診察とエコーでした。
いずれも異常なしで、問題ありませんでした[ひらめき]
前回の血液検査のCA15-3、CEA精密の腫瘍マーカーもそれぞれ基準値以下なので、無事に術後丸3年を迎えることが出来ました。

2週間ほど背中の痛みが続いたことを伝えましたが、今回の検査結果からは骨への転移も考えられないとのことでした。今は痛みがなくなったので、また痛くなるようだったらCTを撮りましょうということでした。

それと、2ヶ月ほど前に左側の胸に気になる張りがあったけど、マンモもエコーも特に何も映っていなかったので一安心。エコーの映像にはリンパが写っていましたが、小さいものなので問題ないとのこと。

背中の痛みと胸の張りでしばらく不安に感じていましたが、とりあえず大丈夫ということで、気持ちが晴れました。

それから、前回の診察時に、今回の血液検査の結果をみて、ホルモン治療の薬を変更するかもと言われていました。
閉経前と閉経後とでは、女性ホルモン分泌の仕組みが異なるため、それぞれの仕組みに応じた治療薬が使い分けられます。
『卵胞刺激ホルモン』と『E2非妊婦』という女性ホルモンの値が更年期(閉経)を示すようなら、閉経後のホルモン剤に変更した方が良いのですが、今回の結果では、まだ更年期ではない…ということで、薬は変更しないことになりました。

手術前の段階では更年期ではなかったんですが、抗がん剤治療をして以降はずっと更年期状態です。。。『もう、子供は産めないのか…』と寂しい気持ちになりましたが、『面倒くさくなくていいや~』という気持ちの方が大きかったんですけどね~
『まだ更年期ではない』と聞いて、『まだ、私、子供を産めるのね~』と感慨深くなりました。

院長先生はとてもおしゃべりで親しみのある先生。以前、私が乳がんの針生検を受けた時、隣の診察室から聞こえる院長先生の明るい会話のおかげで、怖さが薄らいだのでした。
今日も『何も問題ないですよ~ 3年経ったんだね~ 良かったねぇ~』と言ってくださり、とても嬉しかったです。

会計を済ませて、調剤薬局へ。ここで新たな真実を、私は知ることになるのでした・・・

薬剤師さんが突然、『どうされるんですか?』と。
『? 何をですか?』と尋ねると、『御存じないですか?O先生、お辞めになられるんですよね』
[exclamation&amp;question] ほんとですか~[exclamation×2]

O先生は、もともと専門医資格のための長期研修でこの病院に来られていた先生で、3月末で元の病院に戻られるそうです。これまで先生のことを調べたことがなかったけど、ネットで検索してみると、私が乳がん検査のためにこの病院を受診した日の1ヶ月ほど前に来られたばかりのようでした。
私の乳がん告知から手術、抗がん剤治療、そしてホルモン治療…この激動の3年間は、O先生にとっては研修期間ということだったんですね~
院長先生とは対照的に無口な先生でしたが、嫌な感じもなく、適切に治療をしていただいきました。結局、感謝の言葉を伝える間もなく、O先生にお会いしないままのお別れになってしまうのですね~

O先生が戻られるのは愛知県内の病院なので、先生について転院するということも選択肢としてはあるんですが、今の病院は自宅から30分程度で行けて便利だし、私自身が転勤などでこちらに通えなくなることも想定されるので、とりあえずはこのままこちらの病院でお世話になろうと思います。
予約制になると先生を指名出来るようにはなっていないようなので、主治医が誰になるか分からないけど、今はお薬をもらうことと定期健診だけなので、主治医の先生がいなくても問題ないかと。

O先生が辞められることに関して色々な情報を教えてもらった後、もう一つびっくりしたことが。
『病院、建替工事がもうすぐ始まりますよ』
『えっ~ ほんとですか』
『診療を続けながら、一部ずつ建替えるそうですよ』

確かに、こちらの病院の建物はかなり古いですけど。。。病棟をなくして、先生の退任もあって、ネット予約も始まって…いちどきにこれだけの大きな変化が重なるなんて。どんな事情があってそうなったのか、下世話な話ですが、興味をそそられます。

予約制になったことについては、大歓迎。
これまでは予約制でないので順番取りするために、朝の6時台から来ている人もいたそうです。基本的に先着順なので、早く行って受付をしたとしてもずっと待っていないといけないので、待合室は大混雑してました。
予約制になれば、予約した時間に行けばよいので、待合室でずっと待っている必要がなくなります。その時間に診察出来るキャパに応じた人しか待合室にいないので、座るところがない位に大混雑することもなくなるでしょうね。
ネットで予約出来ることも大歓迎。ただ、パソコンやスマホには縁遠い年配の方も多いので、どうするのかなぁ~と思っていたら、受付でも予約を受けているようでした。

それからもう一つ、私自身に関係のある大きな変化もありました。
それは調剤される薬の量。今までは3ヶ月分を処方してもらえましたが、今回からは2ヶ月分になりました。院長先生はO先生とは違って、最大2ヶ月分しか処方しない方針だとか。
なのでこれまでは3ヶ月に1度の通院で良かったところ、次回からは2ヶ月に1度通院しなければならなくなりました。その分血液検査と診察の頻度も増えて、何か不安なことがあっても診てもらえるということなんですね。背中の痛みや胸の張りが気になって不安を抱えたまま…という期間が少なくなるってことなので、かえって良かったのかも。

色々な変化があってびっくりしたなぁ~と思いながら、いつものように病院近くのコメダに行ったら、分煙室が出来ていました。コメダコーヒーは今時珍しく喫煙可能な喫茶店でしたが、とうとう分煙化になりましたね~
更に近い将来、完全禁煙になるんですよね。。。



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前向きに [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

さっき、小林麻央さんのブログを読みました。

麻央さんのブログは連日ネットでも紹介されていて、断片的にその内容を見てはいたんですが、それらの記事につられて読むのはなんだかミーハー的な感じがしたので、ブログそのものは今まで読むことがありませんでした。
それに…これまでにもたくさんの乳がん患者の方のブログを読ませていただきましたが、ステージが重い方のブログだと、途中で更新が途絶えてしまうことも。それが辛いので、すこしためらってしまっていました。
が、やはり、私も同じように乳がんの治療中なので、気になって読むことにしたのでした。

乳がん告知のこと、家族のこと、日々の生活のことなどを通して、彼女が一生懸命に生きておられる様子が良く分かりました。

自分が乳がんであることが分かってからは、今後の病状に対する不安や死への恐怖、抗がん剤治療の副作用、周囲の人たちに心配を掛けることの辛さ…頭の中がグルグルとそれらのことばかりでいっぱいとなって、押し潰されてしまいそうになってしまいます。
そんな時に、前向きに、ポジティブな発想をすることは、なかなか難しいもの。

でも、ブログや日記を書く、つまり文章を書くことで、自分の気持ちを冷静に、客観的に綴ることが出来るような気がします。
ブログの場合は、誰かに自分の気持ちを伝える前提で書くので、日記を書くよりも更に客観的になれると思います。

闘病中はどうしても気持ちの余裕が持てず、自分のことだけしか見えなくなってしまいがちですが、ブログを書くことで冷静になり、家族や友人、同僚など周りの人たちへ思いを馳せたり、自分の気持ちを素直に伝えることが出来るのだと思います。
口に出して、直接言えない感謝の気持ちも、ブログには素直に綴ることが出来るんです。

そして、癌であることへの不安や死への恐怖を文章に表すことで、すこし客観的に受け止めることが出来る気がします。

誰かに読んでもらうのは、たぶん、誰かに励ましてほしいとか、今自分がこんなに大変だということを分かってほしい、とかそういう理由からでは、ないです。
自分のために書いている。人に向かって書くことで、前向きな気持ちを宣言することになるのだと思います。自分自身を奮起させているのだと思います。

私自身も、乳がん告知以降、このブログでたくさん自分の気持ちを書いてきました。気持ちがどんなに動揺しても、ブログを書くことでいつしか冷静になっていました。気持ちが軽くなりました。

もしかしたら、麻央さんもそんな風に感じておられるのかもしれません。

以前ご紹介したことのあるトトロさんのブログも、いつも前向きなことが書かれていました。その前向きさが人の心を捉え、読者がたくさんいたのだと思います。が、中には、『末期の乳がん患者なのに、なんでそんなに前向きなのか?理解できない』といったような心無いコメントが寄せられたこともありました。
たぶん実際には、トトロさんもとても毎日が不安で、死に対する恐怖もものすごくあったと思います。想像を絶する…余命を伝えられた人の気持ちは、正直言って想像することが出来ません。
でも、ブログを書くことで、自らを奮い立たせておられたのだと。

麻央さんのブログも、家族に感謝し、日々の生活の中で、健康な時には気が付かなかったような些細なことが楽しい、うれしいと感じておられる様子が窺えて、とても前向きにブログを発信されています。
でも実際の毎日は、いつも前向きではないかもしれません。不安や恐怖、落ち込むこと、悲しいと思うことの方が多いのかもしれません。
それでもブログを書くことで、前向きな気持ちを保とうとされているのだと思います。

麻央さんのブログを読んで、こんなことを感じたのでした。
どうか、いつまでもブログを書き続けていただきたいです。



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悲しい訃報です [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

7月3日、一人の乳がん患者の方が永眠されました。
『読んでいるブログ』にリンクを貼らせていただいている、トトロさんです。

乳がんをテーマにしたブログでは1位のブロガーで、体調が悪化されるまではほぼ毎日ブログを更新されていました。
しかもその記事の内容は、治療のことや抗がん剤、副作用のことなどがほんとに詳しく書かれていて、その語り口調はとても明るく聡明なお人柄が滲み出ており、たくさんのファンの方がトトロさんのブログを楽しみに読んでいました。

私が乳がんの手術をしたすぐ後位からトトロさんのブログを読み始めて、2年以上が経ちました。その間、私もほぼ毎日ブログを読ませていただいていました。

トトロさんは10年以上も乳がんと闘ってこられたのに、いつでも前向きに全力で生きていらっしゃいました。
大学の先生をされていて、体調が悪化して入院される直前まで働いておられました。
主治医の先生に治療方針を任せっきりにするのではなく、抗がん剤のことを勉強されて、ご自分で最後まであきらめずに、いろいろな治療を模索されていました。

入院されて、病状がさらに悪化されたあとも、病室からブログを更新しつづけておられたのに、6月後半から更新が途絶えていたので、もしかしたらと思っていたのですが・・・
昨日の記事で、トトロさんの後輩の方がトトロさんの訃報を知らせてくれました。

トトロさん、ほんとうに今までお疲れ様でした。
心からご冥福をお祈りいたします。

トトロさんは美味しいものが大好きな方だったので、病状が悪化して食べられなくなっていた美味しい物を思う存分食べてくださいね。


タグ:乳がん
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定期健診、異常なし! [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

乳がんの手術をしてから2年2ヶ月が経ち、2回目の定期健診に行ってきました。胸部CTとマンモ、エコー、採血の検診。
結果は・・・特に問題なし[るんるん]

実はこの頃時々、右胸の切除した周辺部、鳩尾のちょっと上のあたりが痛むことがあって。
触らなくても皮膚の下の方にキリリとした鈍痛を感じるし、触ってみると何だか張っているような・・・

なので、ほんとはこの定期健診の前は、
『もしかしたら、また生活が一変するかもしれないなぁ~』
『8月までの毎月温泉旅行の宿を予約したけど、キャンセルしなきゃいけないかも・・・』
『せっかく職場のみんなが完治(ほんとは寛解なんだけど)したと喜んでくれているのに・・・』
『再発・転移なら・・・ 近いうちに死ぬってことなんだ』
と覚悟めいた気持ちでいっぱいだったのでした。

そんな心配は見事に払拭[exclamation]
ほんと、一安心。

主治医の先生に胸の痛みのことを伝えると、『みなさん、痛みを感じることがあるんですよ。気圧の関係とか』と。
『気圧? 手術で切ったところが引き攣れて痛くなるんですか?』
『そうですね』

先生が言われた気圧が原因かもということを、さっきネットで調べてみました。
『低気圧になると体が膨張して、手術痕が引き攣れて痛みが出ることがある』という回答がありました。
へぇ~って感じですよね。

他に痛みが出る原因としては、手術や放射線治療、抗がん剤治療などによって神経が傷ついて、神経痛のような痛みが発生するケースがあるとのこと。手術後10年経っても、約2割の患者さんにその症状がみられるとの報告もあるようです。
よほど痛むようなら処置が必要だけど、再発や転移とは関係がなく、気にする必要はないようです。

CTやマンモ、エコー検診は1年に1回のペースでやるそうです。
ホルモン治療の薬を3ヶ月分毎に処方してもらう時に、採血だけは行います。

ほっとひと安心したせいか、『お祝いだぁ~[ぴかぴか(新しい)]』ということで、病院の後はひとりカラオケにGo!

12:20~18:05。5時間45分[ひらめき]
50曲、歌い切りました~[るんるん]

精密採点DXで、90点越えが11曲出ました~
前回は2曲だけだったので、上達したってことですかね?
『天城越え』も初めて90点越えました~

いやぁ~ むちゃくちゃ楽しかったです[わーい(嬉しい顔)]









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乳がん検診に思うこと [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

乳がんに関する記事は、7月末に書いたきりで、3ヶ月間書いてませんでした。書くネタがないってことは、良いことかなって思ってます。
実際には、9月末に定期健診&薬をもらうために病院に行ったのですが、その時のことを書いてませんでした。
検診といっても今回は採血と問診だけ。特に気になる症状もないので、まずは順調な予後です。

ところで、1ヶ月ほど前に、北斗晶さんが乳がんの手術を受けられましたね。今日から再入院して、抗がん剤治療を受けられるようです。何とか、乗り越えていただきたいですね。

ここ数年で、抗がん剤の吐気やしびれなどの副作用に対する薬が開発されているので、以前と比べるとQOL(生活の質)は良くなってきています。が、脱毛に関しては、まだまだ辛い思いをしなければならないです。。。

でも、私の場合、潔く思い切ったら、脱毛ライフも苦痛ではなくなりました。
すっきり抜けてしまってスキンヘッドになってからは、頭を洗うのもすごく簡単になったし、お風呂上りに髪を乾かす必要もなくて楽ちん。
ウィッグの着け外しも、慣れればあっという間だし。
職場での笑いのネタにも出来たし。(これは、髪の量で悩んでいる男性が他にも数人いたので、相乗効果で笑いネタに出来たという事情がありますが・・・)

どっちにしても、本人の気持ちの持ち様次第かなと思います。脱毛しても、抗がん剤治療が終わればちゃんと生えて来るし、失うものはなにもない。

そう言えば、9月末に病院に行った時、待合室で待っている人の数がいつもと比べてものすごく多かったので、ちょっとビックリでした。そのほとんどが、名古屋市の乳がん検診で来られている人のようでした。
ネットの話題でも出てましたが、北斗さんが乳がんであることを公表した後、乳がん検診をする人が急増したのだとか。
乳がん検診を定期的に受けるのは大切なことだと思うけど、治療に来ている人も同じように待たなければならないので、検診専門のクリニックとか保健所でやってもらいたいなぁ~と思ったり。
検診の場合、先生がエコーをやるので、1人当たりの診察時間が長くなるのです。治療中の患者さんは問診だけなので、おそらく5分もかからないけど(2~3分の時もある!)、エコーだと衣服の脱ぎ着の時間を合わせると15~20分は掛かるので。

そう言えば以前、人間ドッグで乳がん要検査になった時、当時住んでいた広島の市民病院に行ったら、乳がん検診専門のクリニックを紹介されたことがありました。市民病院は高度な治療を中心としてやっているので、乳がん判定前の検診や検査はやってませんとのことでした。
今思えば、『そりゃそうだな』と。
これから検診に行こうと考えている方は、その辺りのことも考えて、検診するところを選んでいただきたいですね~


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自毛デビューしました~ [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

土曜日に、ウィッグのお店から紹介してもらった美容院に行ってきました。
3週間前に、ウィッグのお店でカラーやカットはやってもらったんだけど、ストレートパーマは出来ないということで、紹介してもらいました。

その美容院は一般の美容院のフロアとは別に、自毛デビューをする抗がん剤治療患者のための個室があるので、他のお客さんにも見られずにウィッグを外すことが出来るようになってます。

ストレートパーマとカラー、そして久しぶりにヘッドスパもやってもらいました。全部で5時間[exclamation]
でも、同じ美容師さんに全部やってもらえたし、広めの個室なので、すごくゆったりとリラックス出来ました。

この美容師さん、髪の毛のことにとても詳しくて、知りたいことを色々と教えてもらえたのでとても良かった~
感じの良い人で、世間話とかお客さんのことを色々と聞いてくるおしゃべりな美容師さんじゃなくて、必要なことだけを話す人だったので、居心地も良かったです。

そして・・・
クリンクリンだった髪の毛は、まっすぐになりました。
かなりのショートだけど、まあ夏だし、そんなに違和感がない感じに仕上がりました。

美容院から帰る時は、ウィッグを外して。
猛暑日だったけど、終わった頃には夕方だったので、すっきり爽やかに帰ることが出来ました(*^_^*)

ほんとは8月初めの青森旅行からウィッグを外そうと思っていたけど、
先週、「土曜日に美容院に行く」と職場のメンバーに話したら、「月曜日、デビューしてくださいよ~」とのリクエストもあったので、お言葉通りに、月曜日に自毛デビューしました。

「全然変じゃないですヨ~ 僕よりも長いじゃないですかぁ~」と言ってくれて。彼も奥様の両親の前ではウィッグを着けていたことがあるというウィッグ体験者。
みんな、口々に声を掛けてくれました。良かったですねぇ~って。

「カツラ、僕に下さいヨ~」という変な部下もいたり。カットして、自分用に使いたいらしいです。。。

その部下には言わなかったけど、ほんとはまだあげられないんだなー
もし再発転移したらさ、またお世話にならなきゃいけないからねー 
実はまだ、ちゃんと取っとかないといけないってことなんです。

ウィッグを使い始めて、1年と4ヶ月で卒業です[ぴかぴか(新しい)]

この日の夕方・・・こんなに素敵な夕景に出会いました。
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1年3ヵ月ぶりの自毛カット [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

昨年の7月半ばに抗がん剤治療が終わってから、約10ヶ月。
一旦は全部抜け落ちてしまった髪の毛も、ようやく10㎝ほどに伸びてきました。

が、毛先はパーマが掛かったようにクリンクリンしていて、大爆発の頭に[どんっ(衝撃)] 
吉本新喜劇に出てくる大阪のおばちゃんのヘアースタイルそのもの(^_^;)

ウィッグを着ける時、ガーゼネットで髪をまとめていても、夕方にはウィッグの下からクリンクリンの自毛が飛び出してくる・・・しかも、ウィッグの色はブラウン系なのに、自毛は黒とまだらの白で、かなり目立つ[あせあせ(飛び散る汗)]

髪の毛の伸び方も場所によってばらばら。頭頂部の伸び方は遅くて、襟足や耳回りは早い。頭頂部がもう少し伸びたらウィッグを外せるけど、それまで待っていたら襟足や耳回りの毛がウィッグからはみ出してくる恐れあり。

ということで、自毛デビューするための準備として、襟足や耳回りの毛のカットに行ってきました。ウィッグを購入したお店で、ウィッグのメンテナンスだけでなく、自毛のカットや毛染めもしてもらえるのです。個室なので、ツルツルでも大爆発でも、人目を気にすることがなくウィッグを外すことが出来ます。

全体的にクリンクリンの毛先も2㎝ほどカットしてもらうと、かなり収まり良くなりました[るんるん]
ベリーショートの髪型になり、毛染めさえすれば、もうすぐにでもウィッグを外せそうな感じに。

とはいえ、あまりにもベリーショートなので、もうちょっと我慢して、8月の連続休暇明けに会社での自毛デビューにするつもりです。
その前に7月の3連休に沖縄に行くので、旅行では知っている人も誰もいないので、ウィッグを外していこうかな~と考えてます。

さらにその前に。今日この後宅急便が届く予定なので、ウィッグを着けないで受け取りしようかな。
今日、自毛デビューです[ぴかぴか(新しい)]

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肝臓エコー [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

前回、ホルモン治療の薬をもらうために診察に行った時、先生から『肝臓の専門医に診てもらってください』と言われたので、肝臓専門の内科に行ってきました。

肝臓の状態を表す数値には、AST(GOT)、ALT(GPT)などがありますが、この値が高いと。
人間ドックでは以前から脂肪肝と診断されていたんだけど、最近の血液検査では、ALT(GPT)よりもAST(GOT)の方が高いので、脂肪肝以外の原因が考えられるとのこと。
ホルモン治療の薬が原因か、あるいはそれ以外の肝炎などの可能性もあるので、専門の先生に診てもらってくださいと。

会社もなかなか休めないので、夜や土曜日診察をやっているところをネットで探してみると、最寄駅近くにありました。なんと、この前受診した皮膚科と同じビルのすぐ上の階[ひらめき]
会社帰りにも行けるし、家からも歩いて行けるので、さっそく行ってきました。

昨年の秋に開業されたばかりの新しいクリニックで、2時間待ちの下の皮膚科とは違って、まだまだ患者さんが少なくて、待ち時間はほとんどなくてラッキー。

先週は問診と血液検査、そして昨日、腹部エコーをやってもらって、結果を聞きました。

血液検査の結果は、以前病院でやった結果とほとんど変わらず、同じようにALT(GPT)よりもAST(GOT)の方が高い。やはり、脂肪肝以外の原因の可能性があるとのこと。
ただし、考えられる病気、自己免疫性肝炎を示す数値には異常はなく、B型肝炎、C型肝炎等の数値も異常がない。
エコー検査でも、肝臓の異常は見られないとのこと。

もう一つ考えられることとして、胆のう摘出をしているので、残った胆管に胆石がつまり、肝臓の流れが悪くなっているという可能性もあるとのことでしたが、胆管の腫れもなく、異常は見られなかったとのこと。

・・・ということで、今の段階では脂肪肝以外の肝臓疾患は認められないが、血液検査の異常の原因も良く分からない、ということでした。もしかしたら、やはりホルモン治療の薬の影響なのかもしれないが、そう断定できる決め手もないと。
なので、しばらく経過観察するということに。

次に乳がん治療の先生に診てもらう前に、もう一度血液検査をしましょうとのことで、1ヶ月後に再検査をすることになりました。

ALT(GPT)やAST(GOT)の数値を下げる薬もあるそうですが、原因を特定して対処する方が大事なので、薬は処方しないとのことでした。

原因が分からないのは不安だけど、とりあえず重篤な肝臓の病気ではないようなので、とりあえず一安心。
それにしても、抗がん剤の治療が終わって採血も終わった~と思ってたのに、まだまだ採血から逃れられませんねぇ~(^_^;)
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とりあえず、無事 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

今日、抗がん剤治療が終わった後初めての定期検診に行ってきました。
マンモとエコー、胸部腹部のCTです。

異常なし[ぴかぴか(新しい)]

マンモとエコー、CT検査は6ヶ月毎ですが、次回3ヶ月後に血液検査をするとのこと。3ヶ月毎に通院して、ホルモン治療のお薬を処方してもらうようです。

再発や転移する場合は、すでに全身にがんが散らばっている状態なので、定期検査で早期発見出来ても、症状が現れてから治療をするのと効果は変わらない・・・という説もあるようです。。。 
早期発見しても完治することのない再発や転移は、早くわかってしまう分、精神的な負担も長くなるということのようです。
しこりが出来たとか体のどこかが痛い・・・といった症状が出るまでは、がんであることを知らない方が良いという考え方です。

確かに・・・そうかもしれませんねぇ。

早く分かったからといって、完治しないのなら・・・知らない方が幸せかも。

でも、早く発見して抗がん剤治療を始めることで、すこしでも長く生きられるんじゃないかとも思うのです。
それに、再発や転移ではなく、新たながんを発見出来るかもしれないし。

切除した側の反対側にがんが見つかった場合は、前回と同様、切除したり抗がん剤治療によって、完治の可能性があるとのこと。

そう思えば、定期検査はやっぱり大事なのかなと思います。

ただやっぱり、結果を聞くまでは、ドキドキしました。
もしここで、『再発の所見がみつかりました』なんて言われたら・・・またもや、いきなりの告知ではないか~[exclamation]と。
そうなると、やっと抗がん剤治療が終わって、がんのことも忘れてしまうようなこの穏やかな精神状態の毎日が、また辛いものになる。。。

そういう恐怖と向き合う機会なんですね、定期検査ってものは。

とりあえず、今日はセーフ。

ただし、前回言われたように、血液検査での肝臓の数値が相変わらず高いので、専門の内科を受診してくださいとのこと。
『たぶん、脂肪肝だと思うけど、それ以外の原因がないか安心するためにも受診してください』って。

それから。
ここ2ヶ月ほど前から悩まされている皮膚疾患があって、この1週間くらいでますますひどくなってきたので、皮膚科にも行ってきました。
それについては、また別の機会に。。。

次から次へと異常が出てきますなぁ~
昔はあまり病院に行く方ではなかったけど、この1、2年で病院通い、ほんとに増えました。
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ハーセプチン、終了 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

4月3日、ハーセプチン最後の投与に行ってきました。

ちょっと寝坊したので、いつもより30分くらい遅く着いたけど、いつもより人が少なくて、結局いつも位の時間に診察が始まりました。

血液検査の結果・・・肝臓に関係する数値がどれも高いと。
AST(GOT)が100。 ALPが400、ALT(GPT)が88、r-GT(GTP)が101。どれも基準値以上~
もともと脂肪肝(^_^;)なので、それに関係する数値は高いとしても、脂肪肝以外の疾患が疑われるような数値の上がり方が気になると言われました。

もしかしたら、ホルモン錠の影響かもしれないので、薬を変えてみましょうとのこと。
これまでのタスオミンからタモキシフェン錠20㎎「サワイ」に変更になりました。どちらもタモキシフェンという薬のジェネリック薬で、含まれている主成分は同じだけど、添加物が少し違うとのこと。

薬を変えて1ヶ月後に検査をしても、まだこれらの数値が高いようであれば、薬の影響ではなく他の疾患の可能性があるので、肝臓の専門の先生に診てもらってくださいと。

「がんの影響ということはないですか?」と聞くと、「ステージ1で化学療法が終わった段階では、肝臓への転移はまず考えられない」とのことで、ちょっと一安心。

肝臓は沈黙の臓器と言われるほど自覚症状がないそうで、血液検査でしかわからない・・・と、調剤薬局の薬剤師さんに言われました。

最近家ではほとんどお酒を飲まなくなったので、ちょっとは肝臓も回復してくれてるかなぁ~なんて思ってたけど、お酒以外の原因かもしれないですねぇ・・・


今回でハーセプチンが終わり、化学療法が終了。定期検査は3ヶ月毎に行うそうです。ただし次回は、肝臓の数値を診るために1ヶ月後に行くことになりました。
定期検査は、マンモ、エコー、CT(胸部、腹部)、血液検査だそうです。

一応土曜日でもよいみたいだけど、「医師が少なくて、かなり混むので、できるだけ平日に来てください」と先生に言われました。。。


診察が終わり、化学療法室へ。この日は人が少なかったので、久しぶりに、個室ではなく化学療法室のリクライニングチェアです。
1年2ヶ月通った化療室。あっという間でした。

化療室の看護師さんに、「今日で、最後です[るんるん]」と言ったら、「ももんさん、よく頑張りましたねぇ~」と言ってくれました。
入院中からお世話になったもう一人の看護師さんとも最後に話が出来て良かった。

ここの看護師さんたち、ちゃんと私の名前を憶えていてくれていて、ちょっと感激しました。
この日別のベッドで点滴を受けていた外国人の方に、「○×△・・・・(すごく長くて呼びにくい名前)さん、名前は何て呼んだらいい?」って聞いてました。
ちゃんとそれぞれの患者さんの名前を憶えて、名前で呼びかけてくれる・・・たくさん患者さんがいる中で、名前をちゃんと憶えるってこと、とても素晴らしいことだと思います。

・・・自分のことを振り返ると、最近は、仕事で出会う取引先や顧客やプライベートで出会った人の顔と名前が一致しなくなっってきたなぁ~と反省してます。関心がなくなってきた・・・のかもしれないです。

この病院の看護師さんたちはみなさん、ちゃんと名前を呼んでくれるので、何だかとても心強いです。


最後の点滴も問題なく終わり、会計で次回の定期検査の予約をして、調剤薬局へ。
薬のことで、薬剤師さんが先生に問い合わせをしたりして時間がかかったけど、なんとか午後の出勤時間に間に合いました。

通院はまだまだ続くけど、とりあえず化学療法が終わって、一区切りです。


 



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ハーセプチン14回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

今日、ハーセプチン14回目の点滴に行ってきました。
いつもより20分ほど遅く行ったけど、12時前には終わりました。

化学療法室は今日も満床だったので、個室で。狙ったわけじゃないけど、最近個室が続いてます。
個室だと思い切りリラックスできるので、とてもラッキーです。

さて、ハーセプチンも残すところあと2回になりました。
そう言えば、昨年のちょうど今日、入院して抗がん剤治療を始めたのでした。早いもので、丸1年経ちました。
最近では、なんだか自分ががんに罹ったことも忘れてしまいそうな感じです。

あとは、自毛デビューを待つばかり。。。
髪の毛は4、5㎝くらいになったけど、クリンクリンで天然パーマがかかったようになってます。
伸びる速度も、ちょっと遅い気がします。
夏にはウィッグをはずせるようになればいいんだけど。。。

あともう少し、ガンバロー[るんるん]

明日からの土日で、茨城県の水戸と東京スカイツリーに行ってきます[exclamation]
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ハーセプチン13回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

1月30日、ハーセプチン投与に行ってきました。
この日は待合室の人も少なく、9時頃に到着した割にはスムーズに進み、診察から調剤薬局まで、どれも短時間で済みました。

予防のためマスクをしていったら、先生もマスク姿。風邪をひいておられるようでした。

最近、仕事中にすごく眠くなって実際に居眠りしてしまったり、朝も起きられず遅刻することが何度かあったので、リリカを止めたいと思って、先生に言ってみました。
しびれはまだ手先に少し残っているんだけど、先生には「もう、しびれはありません」と言ってみると、「それじゃぁ、リリカとメチコバールは止めましょう」ということに。

パクリタキセルが終わった後、こんなにしびれが長引くとは思ってなかったけど、リリカも効いたのか効いてないのか良く分からない感じだったし、副作用の眠気の方が深刻だったので、これで良かったかも。

化学療法室に行くと、まだ10時といつもより早い時間だったにもかかわらず、またまた満床。今回もラッキーなことに個室でした。私が行ったすぐ後に二人ほど来られたようだったけど、その人たちは誰かが終わるまで待っていないといけないようでした。
個室だと、周りの人のおしゃべりも気にならずに、本格的に眠ることも出来るので、とてもリラックス出来ました。

今回は会計も待たずに済ますことが出来て、高額医療費限度額認定証のおかけで今回の医療費はなしだったし、調剤薬局も薬が減った分早く受け取ることが出来て、いろいろと身軽になっていく感じでしたね。

早く終わったので、いつものようにコメダでお茶してから、一駅先の『ザ・めしや』でお昼ごはんを食べてから、会社に行きました。

このルーティンもあと3回で終わり、の予定です。
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ハーセプチン12回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

1月9日、ハーセプチン12回目です。この日はいつもより若干早めに病院に到着。なので、時間的にはわりとサクサクいって、最後薬局でお薬をもらったのが11時半。ゆっくりとランチを取ることが出来ました。

実はお正月休みの頃、残っている左側の胸に、触るとちょっと痛い部分があるのに気がついて、しかもなんだかコリコリしてるので、もしかして…またガンかもしれないと思ったので、今回の診察の時に先生に言おうと思っていたけど、勇気がなくて言えませんでした。

ちなみに、初期治療が終わった後にがんが再び現れる場合、『再発』『転移』という言葉を使いますが、同じ意味で使われるのではありません。
再発という言葉を使うのは、温存手術をした乳房や、切除後の胸壁、切除側の乳房に近いリンパ節などにがんが出来た場合で、局所再発とも言います。これは、初期手術後のがんの取り残しから発生することが多い。この場合は、再度切除手術を行なったり、放射線、抗がん剤治療を行ないます。取り残したところをちゃんと切除して、抗がん剤などで治療すれば、完治の可能性もあるようです。

一方、転移という言葉を使うのは、他の臓器にがんが現れた場合で、正確には遠隔転移といいます。乳がんの場合に多いのは、骨(背骨や肋骨)、肺、肝臓、脳などだそうです。この場合は、既にリンパの流れに乗ってがんが全身に飛び火している状態と考えられるため、切除手術の効果はなく、薬物治療が中心で、症状の緩和、QOL(生活の質)の改善、そして延命が目的となります。

そして、もうひとつ、初期に切除した乳房の反対側に新たにがんが見つかる場合のことを、異時性両側乳がんと言うそうです。この場合は、新しいがんが出来たと考えられ、初期治療(切除、放射線、抗がん剤など)を行なうそうです。

よく考えてみたら、抗がん剤やハーセプチン、ほんとに効いてくれているんだろうか・・・と思うことがあります。1年前に手術をしてから、一度もマンモやCTなどの検査をやってないので、実際のところ不安に思うのですが、がんの塊は手術でとったし、画像に写らない微細ながんは抗がん剤やハーセプチンで退治してくれているだろうから、今の私の体の中にはがんはいないと思いたい。

それでもやっぱり、左側の胸の痛みのことは気になるので、そのことを伝える代わりに、、先生に「定期検査はしないんですか」と聞いてみました。
そうすると、「ハーセプチンの治療があと4回で終わるので、終わったら検査しましょう」とのこと。

再発や転移のことで調べてみると、局所再発の場合は早期発見が重要なので、定期的なマンモの検査は効果があるそうですが、転移の場合は、早期に見つかったのと自覚症状が現れてから治療したとしても、その後の治療の効果は変わらないので、シンチグラフィやPET検査など全身画像の検査を定期的に行っても、あまり意味がないそうです。

左側の胸の痛みも、ここ最近ではあまり感じなくなったので、気のせいだったかも? それでも常に左胸の状態には気をつけておこうと思います。



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告知から丸1年経ちました [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

昨年のちょうど今日、乳がんの告知を受けたのでした。
この1年、あっという間だったなぁ~

1月は、乳がん告知を受けて動揺。近しい人や会社の人たちにも病気のことを伝えて、がんであることを受け入れるのに必死な毎日。でもボーっとしていられない。病気のことを調べたり、入院や会社を休むための準備に追われたりと、けっこう忙しく過ごした。

1月の終わりに全摘手術をして、2月は2週間の入院と自宅療養。なーんにもせずに、のんびりと過ごした。

3月は、抗がん剤の副作用で脱毛が始まったので、その対処に一喜一憂する日々。半ばには仕事に復帰して、日常の生活が戻ってきた。月末にはヴァイオリンレッスンも復帰出来た。

4月も、抗がん剤の副作用はそれほど酷くなかったので、第1回目の『免疫力アップ大作戦!毎月温泉の旅』を決行。

5月から7月は抗がん剤パクリタキセルの副作用がきつくて、痛みに耐えられず、夜も眠れない日を過ごすことが多かった。会社もよく休んで、上司や部下たちに迷惑を掛けた。

8月以降は抗がん剤治療が終わって、3週間毎のハーセプチン+ホルモン治療となったので、病気治療の負担感がほとんど減り、病気になる前の日常生活に戻った。10月に人事異動が出て、仕事の内容が少し変わり、仕事量は増えたけど精神的には楽になった。有休がほとんどなくなったので、ハーセプチン点滴の日に午前半休を取る以外は1日も休まず、夏休みも取らず、頑張って会社に行った。

そして12月、忘年会や本部の人たちが来ての飲み会などが多かったので、とにかくたくさん人と話したり、笑ったりして、楽しい時間を過ごすことが多かった。

4月から始めた毎月温泉旅行も、今のところ続行中。来月で10回目になる。会社の人たちにも毎月旅行に行っていることを話してあるので、私が楽しそうに旅行の話をするのを聞いてくれる。

もう自分自身も周りの人たちも、私が乳がんであることを忘れているような感じ。・・・というよりも、『治った』『元気になって良かった』と思ってくれているようです。

そう言われてみれば、今は治療中だけど、正確には術後の再発予防のための治療なので、がんはもう私の体の中にいないかもしれない。ということは、『治った』ということなんだなぁ~ 

再発するリスクはずっと消えないけど、今は『治った』と思えばいいか。

1年前の年末年始は夜も眠れず、最悪な帰省になってしまったけど、明日からの1週間は実家に帰ってのんびりとリフレッシュしてきます。
来年の今頃も、同じように『治った』と思っていられればいいな。

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ハーセプチン11回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

先週の金曜日12月12日、ハーセプチン11回目の投与日でした。
ここ最近はほとんどルーティンワーク化してるけど、今回はいつもと違うことがいくつかありました。

診察前に熱と血圧を測ったら、熱が37.7度、血圧が140-85!体調はもいつもと変わらなかったので、びっくり。でも、抗がん剤ではないので、そのまま投与決行。
ちなみに点滴後に測ったら、熱は36.5度、血圧は118-75で、異常なしでした。なんだったんだろう~

化療室へ行くと、7つあるベッドのうち2人しかいなくて、とっても空いていました。久しぶりにリクライニングチェアで点滴を受けました。

そして、点滴の前に採血したんだけど、途中で血液の出が悪くなって・・・普通なら一旦針を抜いて、他の所でもう一度やると思うんだけど、看護師さん、あきらめません(^_^;)
刺した針をそのままグイグイと動かして、血液が出るポイントを探されました。いつもよりちょっと痛いなぁ~と感じたけど、そのまま採血を続けて、点滴も問題なく落ちたので、まあいいかと。
・・・でも、点滴が終わって針を抜く時、針を抜くよりも指で止血するタイミングの方が早かったようで、再び痛い思いをしました。
そして、しばらくすると・・・左手の甲の小指の下あたり、直径3㎝ほどの大きさの青あざが出来てました[たらーっ(汗)]

6日経った今も、見事な青あざが残ってます。。。ほら、こんなふうに[あせあせ(飛び散る汗)]
062.jpg
看護師さん、お願いしますよ~[exclamation]

次回は年末年始に重なるので、4週間目になりました。

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ハーセプチン10回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

本当は21日の金曜日の予定だったけど、先生が学会で休診となったので、20日がハーセプチン投与日となりました。
1週間ずらすことも出来たようだったけど、その後の予定が全部狂ってくるので、前日にしてもらいました。

ちょっと朝寝坊したので、いつもより遅めに行ったのと、いつもの金曜日ではなかったのと、先生の休診の振替もあったのか、待っている人がたくさん!
診察まで2時間近く掛かりました。

化学療法室も満員!なので久々に個室でした。これは、ラッキー!

それから、いつもなら点滴が終わるとすぐに会計も済ませられるんだけど、今回は会計の待ち時間だけでも1時間近く掛かった~(^_^;)

ということで、午前半休の出勤時間に間に合わなかったのでした[あせあせ(飛び散る汗)]

今回のお会計は、薬代を入れて47,210円。化学療法以降の累計435,355円。


ところで前にも書いたけど、手の指の甲側に湿疹が出来て、ずっと治りません。これまでも、知らない間に掻いてしまって皮膚が傷つくことが良くあるんだけど、以前なら何日かすれば傷が治ってました。でも、最近になって、なかなか傷が治らない。。。
思い当たることといえば、ホルモン治療として服用しているタスオミン(ノルバデックスのジェネリック薬)の副作用かなぁ~ということ。

一般的な副作用としては、ホットフラッシュ(のぼせやほてり)、発汗、体重増加などなどあるようですが、今のところ気になる副作用は、皮膚の炎症以外は特に感じていませんが。
まだ飲み始めて2ヶ月程度しか経っていないので、これからいろいろと症状が出てくる可能性もあるけど。。。


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ハーセプチン9回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

10/31、ハーセプチン9回目の投与日でした。
いつも通りの時間で受付→診察→点滴→会計→調剤薬局と進み、コメダへ寄って、ご飯を食べて、会社へ。

最近、手の甲やふくらはぎなどの皮膚が痒くなって、夜中に知らない間にかきむしってしまい、ただれたような状態になっています。
もともとアトピー体質なので、秋冬の乾燥した季節になると体が痒くなることはよくあるんだけど、掻いても何日か経つと治ってました。
でも今回は、なかなか治らず、もう1ヶ月位ただれた状態になってます。
1ヵ月前と言えば、ホルモン治療のタスオミンを飲み始めた頃。。。タスオミンの副作用?

なので、今回は先生に言ってみました。
『掻いた傷が治りにくいんです』
先生は、『抗がん剤が終わったので、傷が治りにくいというのは、治療のせいではないと思うので、皮膚科で診てもらってください』と。

タスオミンの副作用では?というのを聞きそびれてしまった。。。
自分でネットなどで調べてみても、どうやら違うようだし。
やっぱり、皮膚科に行った方が良いのかなぁ~

今回はもう一つ、心エコーの結果の報告。
ハーセプチンの副作用として、心臓に悪影響があるとのことで、半年毎に心エコー検診を受けてます。
先日会社帰りに行ってきたので、その結果報告。
特に、今のところ問題なしです。

次回は先生が学会で休診日になるとのことで、1日早めて診てもらうことになりました。

本日の診察代は、なんと0円。10月は2回目だからね~ 高額医療費制度様様ですね。
薬代を足したこれまでの累計は388,145円です。






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ハーセプチン8回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

先週の10日、ハーセプチン8回目の投与日でした。
最近はルーティンワーク化していて、今回も特筆すべきことはないので、治療については簡単に書きます。

今回も点滴注射と一緒に採血して1回で済んだので、心理的な不安もほとんどなくなりました。
化療室で一緒になるメンバーの顔触れも、少しずつ変わって来てます。抗がん剤やハーセプチン治療が終了して卒業していく人、新しく抗がん剤を始める人。。。

今回私の隣になった人は、赤い点滴を受けてました。FECのE、『エピルビシン』ですね。
隣りの人の赤い点滴がぽとぽとと落ちるのをぼんやり見ながら、『私も、やったなぁ~』と。もうずいぶんと昔のような気がするけど、実際にはほんの半年前の出来事。
でも実は、あの赤い色の抗がん剤の名前、その時は思い出せませんでした。もうすっかり、過去のことは忘れたって感じで。

FECが終わって、パクリタキセル&ハーセプチン。パクリの副作用で酷い神経痛に悩まされて、のた打ち回ったこともあったけど、今ではあまり思い出さない。

会社もずいぶんと休んだけど、今はそれが嘘みたいに馬車馬のように働いているのです。
通院で午前半休を取る以外で最後に会社を休んだのは8月の始め。今年度は復活年休も少なく、通院以外で休みを取ると欠勤扱いになりそうなので、あと半年、休みは取れません。
10月に異動になってから、これまであまり経験したことがない色んな種類の仕事が一気に増えたので、頭をフル回転させっぱなし。
前任者からの引き継ぎもほとんどない状態で、手探りでやっているので、体よりも頭の疲労の方がピークです。

でも、忙しいと言えるのは、実はとても幸せなことなんだなぁ~と思って。
そんなことを考えながら、ハーセプチンの点滴を受けてました。

今回の治療費も前回と同じ、44,400円。薬代と合わせて47,930円、累計で380,935円です。

それから、ハーセプチンを始めて半年経ったので、心臓エコーの検診を受けてくださいとのこと。以前と同じクリニックに紹介状を書いてもらったので、会社の帰りに行ってきます。

そして、明日は会社で義務付けられている健康診断。
先生に『健康診断って受けてもいいんですか?』と質問したら、『普通に受けてください。でも乳がん検診はこちらでやるので、しなくていいです』と。

乳がんで抗がん剤治療やったら、乳がん以外のがんも死滅するんじゃないか・・・と虫の良いことを考えて、そしたら人間ドックを受けなくてもいいかと。でも、一応調べてみたら、乳がんになった人が他のがんに罹る可能性は充分あるとのこと。
まあ、乳がんそのものの再発や転移も充分あり得るんですけどね。


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ハーセプチン7回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

昨日の午前中、ハーセプチン投与に行ってきました。

8:55 受付。先生の1人が休診ということで、待合室には人が少ないようでした。

9:25 診察。今回も採血せずに診察に呼ばれました。やったぁ~
前回から飲み始めたホルモン療法のタスオミン、特に目立った副作用もなかったので、先生との会話も超簡単。
『体調はどうですか?』『しびれはどうですか?』『お薬はどの位残ってますか』『次回は10日でいいですか』
ほんの3分で診察終了です。
まあ、先生に聞かなければいけないことがないっていうことは、良いことなのだと思うのですが…

9:30 化学療法室へ。部屋に入ると、すでに来ていた患者さん2人が鏡の前でウィッグを整えている・・・?
この方たちも最近抗がん剤が終わり、ハーセプチンだけになったようで、どうやら髪の毛が生えてきたことを化療室の看護師さんに見せていたようです。私とほぼ同じ程度の状態のようですね。

10:00 点滴開始。今回も前回と同じ左手の甲、薬指と小指の付け根あたりに。1回でOKでした。
採血室での採血はなかったけど、この時に採血していただいたようでした。
このやり方なら1回で済むので、とてもありがたいです。

10:40 点滴終了し、会計へ。今回の治療費は44,400円。化学療法以降の治療費累計は333,005円。
でも7月のパクリ&ハーセプチンの時に83,000円を払ったのが間違っていたとのことで、差額の5,040円の支払いで済みました。なんでも高額医療費が考慮されておらず、多く支払っていたとのこと。
高額医療費の限度額は約83,000円だったはずなので、44,400円になってるのは変なんだけど。とは思いながらも、少ない金額で良いというのだから、そのまま説明を聞いて問い返すこともなく帰りました。。。

10:50 調剤薬局へ。今回は待っている人が少なかったので、11時位には終了しました。

今回も前回に引き続き早く終わったので、午前半休の出社時間までは喫茶店で本を読んだりとゆっくり出来ました。
その分、9時過ぎまで残業だったけど…

ハーセプチン単独になって、副作用もほとんどなく体力的にも回復してきたし、診察日の負担も少なくなってきて、日常生活に戻ってきました。
 


タグ:にゅうがん
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ホルモン治療開始 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

今回から新しいお薬を始めることになりました。ホルモン治療のお薬です。

私のがんは、HER2陽性、ホルモン受容体も陽性で『ルミナールHER2型』というタイプです。共に、がんが増殖しやすい性質を持っているということですが、逆にそれぞれの特性に合ったピンポイントな治療法が使えるという訳です。
HER2には分子標的治療、つまりハーセプチン投与により、HER2タンパク(がんの増殖を促す物質)ががんに増殖信号を送るのをブロックしたり、免疫細胞がHER2を攻撃しやすくします。
同じように、ホルモン受容体があるタイプの場合は、ホルモン治療によって、がんの増殖を活発にする女性ホルモンのエストロゲンを抑えます。

再発予防のホルモン治療は閉経前か閉経後かによって治療方法が変わります。
そして閉経前の場合は、抗エストロゲン薬を5年間経口する方法と、LH-RHアナログ製剤を2年以上皮下注射するのと抗エストロゲン薬の5年間経口を併用する場合の2種類があります。
抗エストロゲン薬というのは、がん細胞のエストロゲン受容体をブロックしてエストロゲンが取り込まれるのを防ぐ薬で、タモキシフェン(製品名はノルバデックス)、トレミフェン(製品名はフェアストン)といったお薬があります。
LH-RHアナログ製剤という皮下注射薬は、ホルモン分泌の指令を出すLH-RHの働きを妨げる薬で、代表的な製品名は『ゾラデックス』『リュープリン』というお薬です。

ホルモン治療についてはハーセプチンが終わってからと思っていたので、もうスタートするってことでちょっとびっくり。なのでまだホルモン治療について詳しく調べていませんでした。
それで今回少し調べてみたんですが。。。

私の治療方針は、抗エストロゲン薬5年間のみのようです。
LH-RHアナログ製剤の皮下注射薬は、ネットなどでみるととても痛いらしいし、出来ることなら避けたい。
抗エストロゲン薬はノルバデックスが有名ですが、タスオミンというジェネリック薬もあります。薬剤師さんによれば、効能や副作用はどちらもほとんど変わらないとのことだったので、値段が安い方のタスオミンを処方してもらいました。
なんと、一粒100円も違う~[exclamation]
1ヵ月で3000円も変わるのでした。

タスオミンの副作用は、更年期障害の症状と似たものが出るそうです。のぼせ(ホットフラッシュ)、発汗、体重増加、イライラ感、鬱状態・・・
ただ、エストロゲン分泌を抑制するLH-RHアナログ製剤と違って、抗エストロゲン薬はがん細胞の受容体をブロックする薬なので、すこしはマシかもしれません。

ただ、5年間毎日1回薬を飲み続けるってことが、けっこう大変かも。

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ハーセプチン6回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

金曜日午前中、ハーセプチン投与のため病院へ行ってきました。
前回は午後の仕事にぎりぎり滑り込みだったので、今回は少し早目に行きました。

8:40受付。早めに行ったつもりが、いつもの9時半頃と同じくらいに待っている人が。9時に診察開始なのに、みんな早いですねぇ。

9:05血圧と熱を測るために看護師さんに呼ばれました。そして診察室の前で待機。・・・?もしかして今回は採血がないのかも?前回先生が『ハーセプチンは抗がん剤じゃないので、毎回採血しなくてもいいですよ』と言ってたっけ。。。

9:40診察室へ。やっぱり今回は採血は無しということで。これはかなりウレシイ。
最近は手のしびれも若干残ってはいるものの、あまり薬を飲みたくなくて、リリカをほとんど飲んでなかったのでした。先生にリリカをあまり飲みたくないってこと言おうかなぁ~と考えていたけど、まだ少ししびれが残っていると言ったら、先生は『もうそろそろリリカを止めてもいいんだけど、しびれが残っているならもう少し続けましょう』と。 やっぱりちゃんと飲まないとしびれは消えないのかな。。。

それから今回から新しいお薬を始めることになりました。ホルモン治療のお薬です。
薬のことについては、別の記事で書きますね。

9:45化学療法室へ。今回はいつもより1時間位早い時間だったので、ベッドが一つ空いているだけでした。診察開始時間早々に始めている人が多くて、これまで私が部屋に入った頃には既に点滴が終わっている人が多かったってことですねぇ。
なので、部屋に入ったものの、私より前に入った数人の準備も出来ていなかったので、点滴開始まで30分以上待ちました。
それでも今回は点滴の針刺しも1回でスッと入り、スムーズに。前回は合計5回も針刺されたのに今回は1回のみ。むちゃくちゃ嬉しかった。。。

11:00点滴終了、会計へ。・・・なんと、お会計0円。今月は2回目なので高額医療費に引っかかるから?以前にも同じようなことがありました。

11:05調剤薬局へ。7~8人待っていたので、30分待ちでした。でも今回は時間的にかなり余裕があるので、新しいお薬の説明もゆったりと聞くことが出来ました。

それと。この薬局の近くには眼科もあるようで、盲導犬を連れた盲目の年配女性が順番待ちをされてました。今話題になってますよね、盲導犬。なかなか近くで見ることが少ないけど、とても大人しく女性の傍らに寝そべっていました。
この女性の隣に、同く盲目の年配女性が後から座られて、2人が盲導犬のことや日常生活のことなどを話しているのが聞こえました。その話の内容がとても興味深い内容だったので、30分の待ち時間も苦になりませんでした。
彼女たちが話していたのは、盲導犬を依頼するにはどうすればよいかということ。細かく書くと長くなりそうなので簡単に書くと、パートナーとして決まるまでには長い道のりがあるってことのようです。
飼い主さんの家庭環境や性格などの審査があって、合格すれば日常生活や行動範囲などの調査があって、それに見合った盲導犬が選ばれるそうです。ただ、飼い主さんとの相性もあるので、申し込んでから何年も待たないといけない場合もあるそうです。
そうやって決まった盲導犬のお世話は、必ず本人がするそうです。目が見えないのに犬の世話をするなんて大変だなぁ~と思いますが、世話をすることによって誰が主人かということをはっきりさせる必要があるんでしょうね。

こういう貴重な話を聞いているうちに、私の順番が来ました。11:30に終了。
今回はゆっくり昼食をとる時間もあって、余裕のよっちゃんでした。



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ホントに、生えてきた~ [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

髪の毛が、うっすら生えてきました~[exclamation×2]

1~2ミリくらいだけど、頭の全体的に産毛のようなものが。
抗がん剤始めてからも抜けずに頑張って留まっていた髪の毛以外、頭皮はツルツルでしたが、触ってみると少しザラザラした感じです。

パクリが終わってちょうど1ヵ月目です。
伸びる早さは1ヵ月で1センチ程度のようなので、ウィッグがはずせるようになるまではまだ1年位はかかるけど、とにかくまた髪の毛が生えてきたのはうれしいことです。

これまで書きませんでしたが、脱毛したのは髪の毛だけではありません。
FECの時はそうでもなかったけど、パクリになってからは、まつ毛、眉毛、そして全身脱毛。。。
髪の毛とそれ以外の部位の毛の成長サイクルが違うので、全身の毛が生え揃うのはまだまだ時間が掛かりそうですが。

全身脱毛してみて初めて分かったことですが、それぞれの部位の毛には、それなりの役目があったのだなぁ~ということ。
まつ毛がなくなってからは、目が痒くなることが多くなりました。ほこりが目に入りやすくなっているのかもしれません。
ヘンな話ですが、鼻毛も抜けたので、風邪をひいた時、水っ鼻がつーっとほんとに水のように垂れてきます。

こんな体験、出来ることなら経験したくないものですが、新しい発見もあった訳で。生きていることの神秘さを感じられたことは、良かったことかもしれません。


それから、ウィッグのことで思い出したことが。

先日、ちょっとはじけた感じの部下が私の頭をマジマジと見て、『課長、かつらだってこと、全然わかりませんねぇ~』と。
なおも、ウィッグのことについて色々と細かく聞いてくるので、『そんなに興味あるの?』と聞いてみると、
『僕も、かつらにしようと思ってるんです』と。
彼はまだ30代前半で、髪の毛もフサフサ、白髪もないし、髪の毛のことで全然悩みなどなさそうなのに、?
『髪の毛がうっとおしいんで、スキンヘッドにしたいんですよ。でも、会社ではスキンヘッドはダメだから、仕事ではかつらにしようと思ってるんです』と、まじめな顔して言ってました。

そーゆー考え方もあるんだ~と思って、感心しました。

『スキンヘッドだったら、体洗うのと一緒に頭も洗えて楽じゃないですか~』とか『着けるのにどれ位掛かりますか』とか、話が盛り上がりました。

確かにスキンヘッドって、実はとっても楽ちん。頭洗うのも楽だし、乾かす必要がないし。朝、ドライヤーでセットする必要もないし。
夏は特に、汗を掻いてもタオルで一拭きすれば済むし、なんせうっとおしくない。
外出する時はウィッグが蒸れたりして暑いけど、自毛の場合も同じように汗でぐちゃぐちゃになるし。
ウィッグだとトイレでウィッグを外して頭を拭くことも出来て、短時間でさっぱりできるし。

実は意外とスキンヘッドって、気に入っているのでした。

案外、これから髪の毛が生えてきて、ウィッグを外せるまでの間が一番うっとおしいかもしれないですねぇ。

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ハーセプチン5回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

昨日、ハーセプチン投与に行ってきました。今回からハーセプチン単独なので、会社は午前半休で、午後から出社予定です。

9:10受付。ほんとはもっと早めに行こうと思っていたけど、寝坊しました・・・

9:50採血。1回目失敗。2回目で何とか取れました。今回から抗がん剤でなくなったので、プラスチックカニューレという長い静脈針ではなくなり、一般の採血用の注射針なので、もっと簡単に出来ると思っていたのに。。。しかも、点滴の時に再度注射しなければならない。

11:00診察。手足のしびれがまだ残っているので、リリカカプセルの処方はまだ続けましょうとのこと。最近飲み忘れが多いので、10日分減らしてもらいました。

11:10化学療法室へ。私が入った時は2人しかいなかったのに、私のすぐ後に2人来られたので、看護師さんが少し焦ってました。担当の看護師さんは1人しかいないのでした。

しかも、私は採血の時に点滴ルートを残していないので、針刺しからやらなきゃいけない。
『なかなか取りづらそうだねぇ~』と言いつつ、1回目失敗。
『他の人も来てるから焦っちゃって。採血をやった看護師に来てもらうから、ちょっと待ってて』ということで、選手交代。
しばらくして、さっきの採血してくれた看護師さんが来られて、2回目に挑戦。。。が、また失敗[exclamation]
と、そこへ師長さん登場~[exclamation]
1人目、2人目の看護師さんたちはなんだかんだと言いながらやっていたけど、師長さんは余計なことは何も言わず、手際よくあたりを決めて一発OKでした。
でも、けっきょく、今回は5回も注射針の洗礼を受けることに[たらーっ(汗)] ハーセプチン単独になれば点滴ルート確保するのも楽になるよ~と言われていたのに、全然そうでもない[たらーっ(汗)]
なんとか、してほしいもんです。

こんなやり取りがあって、けっきょく点滴開始は11:45からになっちゃいました。
ハーセプチンだけなので、点滴時間は45分と前回までの3時間から大幅に短縮。本を読んだり、うつらうつらしているうちにあっという間に終わりました。

12:40会計。今回のお会計は44,400円。薬代を入れると46,610円。化学療法からの累計319,925円。

12:50調剤薬局へ。
会社へは13:45に入らなければならないので、この頃には焦りまくり。
調剤薬局では6~7人待っている人がいたので、けっきょく自分の番が来た時はすでに13:10。今回も薬剤師さんが長々と説明し出したので、『急いでるんで』とさえぎり、薬剤師さんも(いつもの怒っている人だ)と思ったのか、『あ、そうですね、はい○○円です』と急いでくれました。

で、そこから電車で移動して、会社に着いたのがぎりぎりセーフの13:44でした。
やっぱり、もっと早めに行かなきゃいけませんね。。。



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