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こわかった~(^_^メ) [おしごとのこと]

今年2年目の新人君がやっちゃったミスのフォローで、色々考えさせられることがありました。

融資案件の相談を受けたとき、お客さんから電話で概要を聞いて、下調べをしてから話を進められそうか判断します。可能性がありそうなら、一度来店してもらって正式に申し込みを受ける……という手順です。

……が今回ミスした新人君は、お客さんからある程度の資料(決算書など)をもらった上で、『(融資するのに)ほぼ問題ないと思いますので、一度申し込みに来てください』とお客さんに来てもらったのでした。
そのお客さんが来店する15分くらい前に、新人君が私のところへ『こういう場合は、どうしたらいいですか?』と聞きに来ました。その案件について私が聞いたのは、その時が初めてなのでした。

新人君の質問内容は、そのお客さんの決算書から判断すると、当社では融資するのが難しい内容でした。私が指示したのは、『このお客さんの状況では、こういう理由から融資は難しいよね』。
理由を説明している最中にそのお客さんが来店されて、彼は私に言われたとおりの理由をそのままお客さんに話して、『上司にこう言われたので、融資は出来ません』と言ったのでした。

で、お客さんが激怒!!
フロアに響き渡るくらいの大きな声で怒っているのでした。
しばらくして、新人君がひきつった顔で私のところへやってきて、『課長に言われた理由で断ったら、上司を呼べと言われましたので、お願いします』と。。。

とりあえず、どういう断り方をしたのか、相手が何を怒っているのかを聞き出すと、その決算書は3ヶ月ほど前に別の物件購入資金として相談を受けたときにもらったもので、ずいぶん前から新人君の手元にあったとのこと。断った理由がその決算書を見れば一目で分かる内容なので、どうして今頃そんな理由で断るのかと。
電話では、新人君が融資が出来るようなことを言ったので、ここに来る前に売買契約を済ませてきたと。融資が受けられなければ、手付金を流すことになってしまうじゃないか!と。。。

話を聞くと、理不尽な要求とかなら別の対応もあるのだろうけど、こちらの対応のまずさで怒らせていることは明らかです。
“やばいなぁ~ どう対応したらいいだろう……相当怒っているみたいだし。でも、私が出なきゃ。それが課長の仕事だ!!ひたすら謝って許してもらうしかない”と覚悟を決めて、お客さんのところへ行きました。

応接室に入ると、なおびっくり!
そのお客さんの風貌が、スキンヘッド、体格も立派。金のブレスレットに、メチャクチャ高そうな時計……

とにかく最初に、お客さんから怒っている理由を聞いて、謝りました。
謝る声が、手が震えてしまいました。。。
頭の中が真っ白で、途中で自分が何をしゃべっているのかわからなくなるほど。

でもそのうちに落ち着いてきて、私自身が案件の内容を把握していなかったので、とりあえずはただ闇雲に断るのではなくて、もう一度案件の概要やお客さんの情報を集めてから、再度融資の可否を判断した方がよいと思ったのでした。

そう思うと肝も据わってきて、お客さんの目を見ながら話すことが出来るようになってきました。
私がいろいろ質問すると、お客さんの方もとにかく何とか融資をしてほしいということもあるので、だんだんと態度が軟化してきました。

話をしてみると、その社長は風貌とは裏腹に、かなりやり手の頭の切れそうなビジネスマンでした。
決算書だけを見たら規模の割には売り上げと借入金が多いので、ちょっと先の読めない危うさを感じたけど、社長の話を聞くと決算書の説明に筋が通っていて、『この社長なら、このくらいの商いをやるだろう』と思ったのでした。

けっきょく、今回最初に融資が難しいといったことについては、支店長の判断で取り上げ可能とすることもできる。総合的に判断するとこのまま話を進めても問題ないと思ったので、支店長に相談して取り上げる方向で進めることにしました。


こういうことがあるので、申込書には『申し込みをしても審査の結果融資を受けられないことがあります、その場合も理由は申し上げません』と言うことが書いてあって、お客さんにも説明するんだけど、今回はその申込書をもらう前の話。

その新人君、以前私が大阪にいたときのある課長さんとよく似てるんですよねぇ。。。仕事ぶり、話しぶり、性格も。変なところで自信家で、しかも頑固。聞く耳持たないところとか。ほんと、そっくり。(大阪支店の女子の中でも、一致した意見です)
だから、お客さんに変に誤解させる話し方をする危険性が……あるタイプなので、やっぱりか!!ってかんじです。

上司に相談せずに、案件を進めてしまっていた……ということも、彼には自信があったからなのでした。
そう言えば大阪の課長になった時このブログでも書いたけど、自信があるから勝手に進めてしまう新人さん……これを何とかしなきゃと思っていたのに、けっきょくできてませんでした。

私が管理しているHPルートからの案件については、受け付けた時に内容を把握することができるけど、それ以外の案件はある程度話が進んでからしか報告してこないのでした。
案件を受けたらすぐに共有ファイルの受付リストに入力するよう言っているけど、マメじゃない性格の人は、なかなかそれができないようで。
今までベテランの担当者が多かったし、私自身が担当者の時受け付けた案件全部を上司に報告するわけではなく、ある程度自分で判断して進めていたので、違和感がなかった。
でも、やっぱりまだ2年目3年目の新人君たちは、そういうわけには行かないのだと、思い知りました。

それから、断り方ももっと細かくアドバイスするべきだったと……その場は一旦正式に申込書をもらって、『審査の結果断ることがある、その際の理由は答えられない』ということをちゃんと説明してから、後日断るということもできたのに。
相談されたのが直前で時間がなかったとは言え、そういう断り方もちゃんと教えるべきでした。。。

この件のあと、その新人君を別室に呼んで2人で話をしました。
『これから当分の間は、受け付けた案件はお客さんに方向性を伝える前に、全部私に報告してね』と。

彼は、『すごく、悔しいです』と言ってました。
『何が、悔しいの?』
『自分は分かっていると思っていたのに、まだまだ奥が深くて。知らないことが、悔しいです』と。

今これを書いている間に、ソクラテスの『無知の知』を思い出しました。
『自分が何も知らないということを知っていること』です。
すごく良い言葉だと思うのです。さすが、哲学者!

新人君が『知らないことが、悔しい』と言った時、ちょっと、『無知の知』とは違うなと思いました。
私は『無知の知』=『謙虚さ、思慮深さ』だと思っているんだけど、新人君は『知らないことは、恥』と思っているようです。
だから、『自分が知っていることについては、かなりの自信を持っている』のだと思います。それが、危険だっちゅーに。
彼と話した時はソクラテスの言葉が浮かんでこなかったので、それ以上何も言わなかったけど、今度もう一回、『あなたは、まだ何も知らないぺーぺーちゃんなんだよ』って、そのままは言わないけど、そういうことをちゃんと言っとくべきかな(^_^メ)

今回のことで、彼は相当怖い思いをしたと思うけど、ちゃんと学んでくれればいいなぁ。

私は私で、上司として部下の代わりに謝る……ということを初めて経験して、しかも震える思いまでして、でも、いい教訓になりました。







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新しいメンバーたちと [おしごとのこと]

3月29日、大阪への新居探しのあと、新しい職場へ顔を出しました。
2年前まで勤めていたところなので、まったく不安はないのだけど、それでも色んなことが少しずつ変わってました。
職場のあるビルに入っているお店が変わっていたり、トイレが改装されてきれいになっていたり。

事務の進め方も検印の順番も、大阪支店独自のルールがあるようで、やっぱりそのあたりの勝手が違うので戸惑うことも多いです。
今回の異動で役席者が3人とも変わるので、また新たにいろいろな担当を決めていかないといけないんだけど……みんなが揃うのは来週半ば以降になりそうなので、まだまだ混乱は続きそうです。

それに今回の異動では、別の支店で課長だった人が、事情があって課長の任を解かれて(つまり……降格)、大阪支店にやってくることになったのでした。
課長が不在で支店長が課長を兼任している課があるので、彼をその課に配属して、彼に事務の検印をする権限を与えるつもりのようなんだけど。

どういう事情で降格になったのか、その人とどう接するか、どこまでの権限を与えるのか……
新支店長も私も、そして彼と同じ課のメンバーも、すごく微妙で悩ましい状況にあるのでした。

彼とは昨年の課長会議の時に会っているので面識はあるけど、ほとんど会話してないので、どういう人かはわからないんですよね~
ただ、2月に広島に異動してきた部下が、異動前にその課長の直属の部下だったので、昨日その部下夫妻と飲んだ時、彼の人となりとか降格になった理由とか、ちょっとリサーチしておきました。


さて、それ以外にも、なかなか悩ましい部下もいるようで……
大阪支店にはまだ2日間しか出てないんだけど、さっそく色んなメンバーから色々な情報が集まりました。

女性のメンバーは私が2年前に大阪にいたメンバーばかりなんだけど、男性の営業担当者は全員新しいメンバーになっているのでした。
なんとうれしいことに(!?)、みんな20代の独身男性なのでした。
……つまり、最近私が接することのほとんどない世代、いわゆる“ゆとり世代”なのです。

入社年数が浅い割りに、バリバリと仕事をこなす人もいるし、緻密できっちりとした仕事をする人もいるようなんだけど、反対に、入社年数が浅いのに“自分は知っている、解かっている”という自信を持っているメンバーもいるようです。

そう言えば、以前大阪にいた時にも20代の男性がいたんだけど、彼もかなり自信家で謙虚さがなかったので、私、その彼にお説教をして、泣かせてしまったことがありました~(^_^メ)

広島支店でも、自分に自信があるのか、妙に頑固な20代女性の部下にも、何度も同じ事を注意した……けど、けっきょく最後まで直らなかったなぁ~ 

彼女彼らの傾向として、教えたり注意した時は『わかりました!!』って言うんだけど、けっきょくまた同じことを注意しなければならないはめに。……『ほんまは、わかってへんやん!!』って感じです。
それって、自分に自信があるから、上司や先輩の言うことを謹んで聞くことが出来ない、ということなのかもしれないなぁ~と思うのです。

自信を持つということは、仕事の上ではとても大切なことではあるんだけど、逆に、経験不足や知識不足の状態なのに自信だけがあるというのは、会社にとってはかなり怖いこと、なんですよねぇ。
解かっていないのに、上司や先輩に聞かず、自分の思い込みだけで勝手に進めてしまう。
結果的に、大きなミスに繋がることが多いのです。

教えても『わかりません』とか反応がないのも困るけど、そういう場合は周りがサポートしながら進めていけるので、大きなミスにはならない。
でも、自信家の新人さんたちほど、上司や先輩にとって怖いものはない……

ということで、大阪支店での課長としての当面の課題として、まずは自信家の新人さんたちの鼻っ柱を折ることから始めるつもりです。
1人だけじゃないので、ちょっと苦労するかもしれないけど。

他にも、前支店長と前課長の怠惰な采配の結果出てきた色々な歪みも、直していかないといけないし……

実は、今回の引継ぎの中で、前支店長と全課長が対応するべきだった期限付きの仕事を、いきなり任されたのでした。
当社が被告となる訴状を受け取り、答弁書を出す期限が4月12日まで!それまでに弁護士と相談して、その対応方針について社長決裁を取る必要があるのです。
よくよく訴状を見ると、以前から代々の支店長や課長が対応してきた訴訟案件の関連で、内容が複雑な話なのです。
訴状が大阪支店に届いたのは3月15日頃なのに。。。この半月、前支店長も前課長もまったく何も動いていないのでした。

で、4月1日の夕方、前支店長が私に『これ。引継ぎだから。稟議上げて』と、分厚い訴状をポンと私の机の上に置いただけ。細かい説明もなし。
って、私、4月2日は午前中は大阪支店に出るけど、来週8日まで大阪にいないんだけど~!!
あまりの無茶ぶりに、急いで訴状の発送日を見ると、3月9日。
思わず、『これ、かなり前に届いてたんでしょう!なんで何もやってないんですか!!』と怒ると、前支店長は『ごめんね。異動のことがわかってたから、新しい課長にやってもらおうと思って。自分が今度行く部署で自分が判を押すから、俺が起案するのも変だし』だって。

って、さっさと起案すれば、4月1日までに充分間に合うはずなのに。
しかも、彼は異動の情報を辞令が出る以前から知っていたようなので、なおさら、早めに対応する必要があることも解かっているはずなのに。

辞令が出たあと23日にこの前支店長にも実家から連絡を入れて、忌引のことや今後の私のスケジュールも伝えてあって、私自身に時間的な余裕がないこともわかっているはずなのに……

最初に伝えていたスケジュールでは、29日に家探しのあと大阪支店に寄った以降は、広島支店での引き継ぎや引越しのこともあるので、大阪支店への出社は4月9日からの予定だったのでした。
が、29日の大阪支店での歓送迎会の席で、この前支店長と前課長が『新支店長もいつ来れるかわかんないから、もっと早く来た方がいいよ』と言ったので、急遽、無理をして1日と2日も大阪支店に来ることにしたのでした。

あとでこの話を大阪支店の女性に話したら、『それって、この仕事を課長に押し付けたいから、早く来いって言ったんじゃないですかねぇ』と。

ほんまに、『あり得へん~!!』
この前支店長、私がいた時とぜんぜん変わってなくて相変わらずの仕事ぶりだし、すごくズルイところがあって大嫌いだったので、この人の下で働くことはもうないだろう……と、正直喜んでいたんだけど。
最後の最後に、やってくれました~

前課長も、他の大阪支店の女性たちに言わせれば、異動の辞令が出た後はまったく仕事をしてなかったそうで。『ず~っと、ネットサーフィンをしてましたよ~』、だそうです。

この3年ほど、この2人がトップでやってきたので、支店運営がけっこう歪んでいるようです。
本来なら支店長や課長が対応するべき仕事も、事務職の女性や他の男性に押し付けたりしていたようで、さっそくそれを改善してほしいという訴えが私の方にやってきました。

でも、そういう支店の運営方針は新支店長が最終的には決めることなので、私が決められることじゃないんですよね。
その新支店長も異動してきたばかりで状況がわからないから、『とりあえずは、現状維持でいきます』とのこと。

あ、ちなみにこの新支店長も以前大阪支店にいた人なので、どんな人なのかは大体わかるんだけど……支店長としての彼は知らないので、ちょっと不安だったりします。

さて。どうなることやら。
























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部下の異動 [おしごとのこと]

今日、私を除く唯一の男性営業担当者の歓送迎会でした。7月に一人、男性営業担当者が東京にもって行かれたばかりなのに、2月からもう一人の担当者……つまり直属の部下の異動がありました。今回は首都圏からの入れ替わり人事だったので、部下が一人去って、新しく部下になる人が来たのでした。

去っていく部下の男性については、部下と言っても彼の方が広島暦が長いので何かと頼りにしていたし、ちゃんと話ができる人だったので、軽口を叩いたり、プライベートの話もしたりと、私にとっての存在感はけっこう大きかった。それに、対支店長とのいろいろな不満や軋轢の緩和に一役買ってくれていたんだけど……彼がいなくなると、ちょっと痛い。

新しい部下の男性については、まだ2、3日しか一緒にいないのでもう一つ分かりかねるけど、上手くやっていけそうな人物で、ちょっと安心。
彼は、もう一人の女性営業課長の下で働いたことがあるので、ある意味、比べられるかもしれないけど。

で、その二人の歓送迎会、けっきょく、あんまり盛り上がらなかったなぁ~
今までの飲み会では、去りゆく彼と私が他の女の子を巻き込みながら話題をひっぱっていっていくパターンだったけど……どうにも、例の彼がいると、場を盛り上げようという気分じゃなくなるんだなぁ。

最近書いてないけど、相変わらず今の支店の長には日々、いろいろと思うことがあるわけで。この不満は一体誰が、救い上げてくれるんだろーと思い、でもそれも叶わぬこととあきらめもし。考え出すと、やり場のない怒りやら情けなさといった不満が、後から後からわきあがってきているのが、日常業務の常デス。具体的なことを書くには、時間と根気が足りません。
でも、どれだけ不満に思っても、彼か私が異動にならない限り続くということもわかっているので、怒りに気がつかないようにはしてんるんだけど。

そういう境地のためか、今日の歓送迎会もどこか白々としてしまって、盛り上がりに欠ける結果となってしまったので、去りゆく彼には申し訳なかったなぁ~と思うのでした。

新しい職場も、一癖ふたクセありそうな職場のようだけど、新しいステップに上がると思って頑張ってほしいですネ。

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一足お先に、仕事納め [おしごとのこと]

ほんとは28日が今年の仕事納めなんだけど、母の病状のこともあるので、28日は年休を取って明日実家に帰ることにしました。ということで、今日が私の一足早い仕事納めの日でした。

今年は……21年間の会社勤めの中で、一番厳しい年でしたねぇ。精神的にも、経済的にも。なんと、年収ベースで200万円ダウン!!
私の場合は他にも家賃収入があったり、ほとんど自分のために使えるお金なので、住宅ローンの繰り上げ返済ができなかったという影響しかなかったんだけど……私よりもお給料をもらっている人で、高校生や大学生の子供がいて、住宅ローンも二重払いしているような人にとっては、かなり深刻な状況だと思う。

精神的にも、今まであまり求められてなかったことを求められ、しかもそれぞれ支店の事情なども考慮されず、
建設的な意見や要望も聞き入れられず、モチベーションが下がる一方の状況。

そして。こういう状況が今年で終わりではなく、来年も続く可能性が高いこと。というよりも、貸金業法4条施行の大波がやってくることによって、明らかに今までとは違う“何か”がうちの会社にやってくることが確実に感じられるのでした。
そう、まだ今年は、一番底じゃないってこと。

これまでのうちの会社の危機や倒産した時でさえも、リストラは一度もなかった。その時も戦々恐々としたけど、結果オーライだった。
でも、今回は……ちょっと違う気がしてならないのです。リストラもあるかもしれないし、地方支店の閉鎖や部支店単位での身売りもあったりするのではないかと。
実はこの秋にも、予兆はあった。

4条施行の中で生き残るとすれば、法人向けの、特に不動産業者向けの融資を伸ばすしかない。そして、不動産なら地価の高い首都圏。同じ人件費を使うなら、収益がより上がる首都圏に持ってくる方が効率が良いに決まっている。
私が経営者なら、やっぱりそうすると思う。

全ての社員が引越しを伴う転勤が可能であれば、もっと早くにそういう状況になっていたかもしれない。でも、全国各地方で採用された地元採用の社員、特に女性社員は、転勤なんて想定していない。
独身の女性なら思い切って転勤する覚悟もあるかもしれないし、私も『人生、思い切ってみたら?東京もいいところだよ~』というアドバイスも出来ると思うけど、結婚している女性はまず難しい。子供がいたら、なおさら。

そして。その支店閉鎖や身売りといった危機、現実的にはうちの支店が一番可能性が高いのでした。
……そういう不安感が募っている状況で、みんなが頼りにしたいのは誰か。やっぱり、支店の長のはず。
でも、その頼りにしたい人物がまた、平常時であっても頼りにならなかったりするのでした。

1月に異動の人事が出なかったので、彼は続投のようです。
長を頼りとすることが出来ない以上、2番目の長である私が、その役目を果たさなければいけないのでした。
会社の決定とあらば、それを覆す力はないけど、フォローすることは出来るかもしれない。どうしたら良いのか、何を言えばよいのかは分からないけど。

ほんとは、そんな役目を果たす必要がやってこなければ良いけど。
来年、どうなるのか。
不安だけど、戦々恐々としたって、何も始まらない。













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合格してました! [おしごとのこと]

今日は、第2回目の貸金業務取扱主任者試験の合格発表の日でした。
便利なもので、17日の午前0時にはインターネットで合格者番号を確認できるようになっているんですね。でも昨夜チェックするのを忘れてまして。

今朝会社に行って更衣室に入った途端、一緒に受験した事務職の女性が『合格ラインが30点だったので、合格してました~!!』とうれしそうに報告してくれました。もう1人一緒に受けた子は何にも言わなかったんだけど……
ネットで調べてみると、私も無事に合格してました。

さて、今回の合格ライン、ほぼ予想通りでしたねぇ。
合格率70%、合格点は30点を切るんじゃないか……という予想だったけど、実際は、合格点が30点、合格率は65.2%という結果でした。
ただし、今回も第1回目と同様のレベルになるんじゃないか、ということは当たってました。
やっぱり来年6月の4条施行に向けて主任者の数を確保するという事と、貸金業従事者の全体的なレベルアップを図るという趣旨があるんでしょうね。
ということは、第3回目も合格点30点というラインは変わらないでしょうね。

……というよりも、今回の発表を見るために貸金業協会のHPを見ると、なんと来年の2/28に第4回目試験の受験要項の告知が!!第4回目が実施されるなんてことは初耳!って今日初めて告知されたみたい。
第3回目の受験申込締切日が第2回目試験日よりも前だったので、第2回の試験の感触もつかめぬまま申し込む必要がありました。
保険の意味で第3回目も申し込んだ人からすれば、『受験料返せ~!』って言いたいところだろうなぁ。
第4回目実施の告知は、ちょっと波紋を呼びそうですネ。

ともあれ、あとは主任者登録のための書類集めをやって、さっさと登録を済ませることにしましょう。
……でも、私はまだ大阪府民で、戸籍は京都府なので、書類集めがけっこう面倒だなぁ。
というより、そろそろ住民票を動かす必要もあるし。
いつ、手続きするかなぁ。。。



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貸金業務取扱主任者試験に行ってきました [おしごとのこと]

昨日、貸金業務取扱主任者試験に行ってきました。この試験に受かることは、ある意味業務命令なわけで・・・落ちたら、とってもマズイのです。
が、前回の試験日は五嶋龍くんのコンサートと重なったので、コンサートを優先!そして、第3回目の受験申込日は2回目の試験よりも前で、合否の結果がわからずとも申込む必要があるんだけど、受験料がもったいないので申込はしませんでした。なので、今回の試験が一発勝負!

さて、結果は・・・自己採点の結果は41点でした。合格ラインが何点かはわからないけど、たぶん大丈夫かな。
でも、試験の時は自信のない問題は2、3問だったので45点は取れたかな・・・と思っていたんだけど、採点したらけっこう間違ってました。
一発勝負のわりにはけっこう甘く考えていて、試験勉強に手を抜いてしまったかんじです。(^_^メ)

第1回目の試験問題を解いてみると、貸金業法に関する法律以外の分野は、日頃から仕事で関わりのある法律の知識であったり、宅建や財務の試験勉強の範囲とかぶるところが多いので、そんなに難しいこともなく点が取れたけど、貸金業法関連法令はかなり手ごわい。
ということで、貸金業法に関する法律以外はあんまりしっかりと勉強せず、貸金業法関連法令を重点的に勉強したのでした。

が、2回目の試験では、民法や民事執行法あたりの問題で点が取れませんでした。貸金業法関連法令については出題される問題の傾向は1回目と同じだったけど、その他の法律の分野は1回目よりも難度が上がっていた感じです。やっぱりさらっとでも勉強しておくべきでしたねぇ~ ちょっと悔しい。

それと、1回目の問題では、設問の正否がわからなくても言葉の間違い探し、みたいな引っ掛け問題が多かったけど、今回はそういうのが少なかったような気がします。

1回目の試験の後、いろんな資格取得のための学校のサイトを見てみると、『貸金業法関連に的を絞った方が良い』というようなコメントを良く見かけたんだけど、その通り実践している人が多いとすれば、今回の平均点は1回目よりも下がるような気がします。
合格ラインは何点になるんでしょうかねぇ~  

私の予想では、合格率は前回と同じ70%。合格ラインの点数は下がるかも。
主任者の数を一定数確保しなければならないため、1回目の合格率は70%とかなり甘いラインとなったけど、国家資格なので2回目も同じくらいになるとは限りません。でも、前回と同じと思うのには理由があります。

この貸金業務取扱主任者資格の意義としては、これから貸金業に従事する人のためとか特定の人の特別な資格ということではなく、既に貸金業に従事している人全員のレベルアップを図るための試験、という気がします。試験に受かることそのものではなく、勉強することに意義があるということです。
今回の改正貸金業法や施行令などを、貸金業者に周知徹底させるための試験ということだと思うのです。

そういう意味では、あんまり資格試験の難易度が上がってしまうと、受験する人が少なくなってしまう。特定の少数の人に勉強してもらいたいのではなく、多くの人に勉強してもらいたい試験内容だと思うから。

現にうちの会社でも、宅建や財務などの資格試験を受けない人や資格試験に興味のない人でも、ほとんど全員受験することになったのでした。今まで普段から、各法律や法令を理解しないまま仕事をしていた人たちもたくさんいたんだけど、そういった人たちも今回はけっこう勉強していたようなので、合否はともかく今後の仕事の上ではプラスになったと思います。


ところで、この貸金業務取扱主任者試験のために、貸金業法だけでなくいろいろな法律を勉強することになりました。
施行令、施行規則、貸金業者向けの総合的な監督指針、自主規制基本規則、苦情処理および相談対応に関する規則、同細則、出資法、利息制限法、民法、商法、会社法、手形法・小切手法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、破産法、民事再生法、会社更生法、暴力団による不当な行為の防止等に関する法律、犯罪による収益の移転防止に関する法律、刑法、不正アクセス行為の禁止等に関する法律、個人情報保護法、消費者保護法、不当景品類および不当表示防止法・・・
って、書いただけでもすごい数。

あらためて考えてみると、これらの法律はすべて実際にうちの会社の業務に関わる法律であって、知らないと仕事が出来ない、ということなんですね。試験に合格するためというよりも、自分の仕事に必要な知識を得るという目的のために勉強していたかんじです。
特に、貸金業法改正によって様々な規制を守りながら仕事をしなければならず、万が一、法や規制を知らなくて違反してしまったら、会社が業務停止になったり、最悪な事態は自分が刑務所に入る可能性もあるわけで・・・
けっこう重い法律なんです。。。

それはそうとこの貸金業法と施行規則、貸し手にとってはかなり重い義務の課せられた法なんだけど、借り手にとっても厳しい法律なんだってこと、世の中の人たち知っているのかな?
簡単にお金が借りられなくなる・・・多重債務者の発生防止のためには良いことのように思えるけど、必要なお金も借りられなくなるのです。
銀行は貸金業法適用外なので、銀行からの融資は総量規制ということはありません。でも、銀行から融資を受けられる個人はそんなに多くありません。

現在のような個人の所得が減るような経済状況の下で完全施行が行なわれたら、融資難民がいっぱい出るでしょう。現在借金がない人が初めて借り入れするといった場合には総量規制は有効です。でも、既に借り入れている借金の返済のために借り入れを繰り返している人たちは、もう返すことが出来ずに破綻してしまいます。

総量規制の場合でも、資金使途によっては適用除外契約や例外規定契約となり、年収の3分の1を超えても融資が受けられるものがあります。でも現在の法律では、適用除外例外規定に該当する資金使途は限られています。もう少しその範囲を広げてもいいと思うんだけどなぁ。
たとえば、教育資金とか冠婚葬祭費用など、突発性が高くでも必要な時期が決まっているような資金使途の場合は、例外規定契約になってもいいと思うんだけど。(一番望ましいのは、そういった時のために備えて、貯金をしておくことなんだけど)

ほんとに、来年の6月以降、どうなるんでしょうねぇ。。。







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相続財産管理人 [おしごとのこと]

先日書いた、相続財産管理人選任手続きのことで、その後判明したことを書いておきます。

債務者が亡くなって相続人がいない場合(相続人全員が放棄した場合)に競売を申し立てる時、相続財産管理人を選任する必要がある・・・と書いていましたが、あのあといろいろ調べた結果、相続財産管理人を選任する代わりに、特別代理人選任申立を競売申立と同時に行えば良い、ということがわかりました。

民事執行法20条、民事訴訟法35、37条により、会社や財団などの法人代表者が不在の場合の、法定代理人に代わる特別代理人を立てる・・・という扱いで、競売事件は受理されるということでした。
亡くなった方の相続人がいない場合、亡くなった方の資産や負債は相続財団という法人扱いになります。その代表者(法定代理人)がいない→特別代理人を立てる、という趣旨です。

しかも、特別代理人選任申立てに掛かる予納金は5万円!相続財産管理人選任に掛かる費用の10分の1くらい。同時に申し立てる競売事件の予納金に含まれるそうなので、費用の回収も競売配当時に受け取れるということです。

ということで、多大な時間とコストが掛かりそうな相続財産管理人選任はしなくても良いということになりました。亡くなった方の財産を処分して回収する必要がない時は、この方法で済むということです。

・・・このことを調べることが出来て、我ながらエライなぁ~と思ったのでした。こういう法的な手続きや判例などを調べるのが好きなので、法務課の仕事も向いてるかも・・・なんて思ったり。
あと、業務上のいろんな書類や作業方法を、効率良くするとか使いやすいようにいろいろ工夫したり改良したりするような細かい作業もけっこう好きなんだけど。

もともと、社交的に人と接することが得意じゃないというか、好きじゃないのに、なぜかこの19年間、ずっと営業職でご飯を食べてきたのですよねぇ~不思議なことに。。。今も一応、営業課長!だし。。。





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新しい門出デス [おしごとのこと]

7月30日、休みをもらって大阪まで行ってきました~ 今回は日帰りだけど、用事が3件もありました。その一つが、大阪支店に寄ること。7月いっぱいで退職する後輩の女の子に会いたいなぁ~と思って。

大阪支店に寄るのは去年の4月以来。その間にもメンバーが増えたり減ったりしたので、なんだか雰囲気も変わった感じです。お昼時に寄ったので人が少ないっていうのもあるけど、でもそれだけじゃなくて、あんまり活気がないような・・・ まあこれは、他の支店もみんなそうかもしれないけど・・・

退職する女性は、私が大阪にいたときからネイリストの勉強をしてたんだけど、本格的に業として頑張ることにしたそうです。彼女は独創性があってしっかりしているので、自分で商売をするのも向いていると思います。いずれは会社を作って、女社長になれたらいいなぁと思っているそうですヨ。彼女なら、実現できそうな気がします。

彼女とは同じ沿線だったことがあって、飲み会の帰りによく一緒に帰ったことがありました。彼女とは歳が10歳近く違うけど、社交的で親分肌なので、けっこう近いところで話ができる人でした。

15分くらいしかいられなかったので彼女とはあまりたくさん話ができなかったけど、広島に帰ったら彼女からメールをもらいました。『仕事を離れても、また飲みに行きましょう~』と言ってくれたので、また大阪に帰った時に誘おうと思います。

もう一つ、良いお知らせが。
私が転勤になる時泣いてくれた女性・・・一番長く一緒に仕事をした女性・・・が、結婚するって!!ってもう入籍したとか。彼女もバツイチになっちゃって心配してたんだけど・・・良かった~!
彼女はなんだか妹みたいな感じに思えるので、ほんとにうれしいデス。
私もあやかりたい~ッス!


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新しい命の誕生~\(^o^)/ [おしごとのこと]

産休を取っている部下の女性に、赤ちゃんが誕生しました~ 予定日よりも2日ほど早かったようですが、無事に生まれたそうです。安産だったそうで、ヨカッタヨカッタ(*^_^*)
とってもカワイイ女の子です。写メで送ってくれました。

予定日の1週間前にメールをして様子を伺うと、すごく喜んでくれました。退院したら彼女の家に赤ちゃんの顔を見に行ってこようと思ってマス。

あとは育休を早めに切り上げられるように順調に育ってくれて、彼女が無事に職場復帰が出来るようになることかな。。。実は、産休を取る前に彼女にアドバイスしたことがあります。『出来れば育休をまるまる1年使うのではなくて、なるべく早めに復帰した方がいい』ということ。

ほんとなら、こんなことを上司が言うべきじゃないと思うんだけど・・・会社の業況次第では、戻りにくい状況になるかもしれないという事情があって。『派遣切り』が問題になっているのと同様に、『育休切り』も起こり得るかも・・・ それ以前に、支店存続の危機もあったりするのです。。。

私が支店にいるうちに、早く、帰っておいで~!!
(あ、私自身の異動も、意外と早くあるかも・・・ということを、最近考えるようになってマス)

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厳しいボーナス [おしごとのこと]

今日、今年夏のボーナス予想額についての情報がはいってきました。。。この会社に入って20年になるけど、今までで一番低い水準になりそうです。
昨年夏のボーナスの3分の1~!!(>_<) 金額でいうと100万円以上の減額です。

昨年夏は会社の業績も良く、ボーナスも今までで最高水準の額だっただけに、この落差は激しすぎます。ボーナス払いの住宅ローンを払うとほとんど残らないじゃないかぁ~!!
ギヨームの弓を買ったり、リフレッシュ休暇で軽井沢の別荘を一人で借り切ってる場合じゃないよ~

とはいえ、私の場合は趣味や娯楽をガマンすれば済むだけでいい。それにこの不況期にボーナスそのものが出るだけ恵まれているとも思う。でも、家族がいる人はそうも言ってられない。住宅ローンを二重払いしているひと、だいじょうぶかなぁ……

親会社のボーナスが決まっていないので、最終的な金額はまだ未定とのこと。支給日も・・・ 
このことを聞いて支店のみんなに動揺が走った。。。でも会社からのコメントの最後に、『モチベーションを低下させることなく・・・』との言葉が。
モチベーションを低下させるななんて、どーしたら言えるんでしょうかぁ~!!(ー_ー)!! 

でも救いだったのは、小さい支店なので、この話を朝礼で支店長から聞いたその場で、みんなで色々話ができたことかな。
不安や不満を口にしながらも、『仕方がないね、今はみんな苦しい時。最悪の事態は、この支店がなくなること。支店がなくならないように、支店の存在意義を高める仕事をするしかないよね』という話ができた。

ほんとに、最悪の事態にならないように。6月から産育休をとる女性が帰ってくるところがあるように・・・



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受験が終わった~ [おしごとのこと]

今日受験してきました。銀行業務検定試験の財務3級です。
うちの会社は銀行ではないけど、一応金融関係なので職務上知っておいた方が良いということで、通信講座の費用を会社が負担してくれたので、受験することにしたわけです。

通信講座期間中は、添削課題を提出するためにテキストを調べる、という程度でほとんど勉強になってなかったけど、4、5ヶ月前に受験することに決めてからは、毎朝早く出勤して30分、昼休みにご飯を食べながら40分くらいずつ勉強しました。自宅では……ほかにやることがたくさんあるので、ぜんぜんやらなかったけど。

あとは昨日大阪でヴァイオリンのレッスンの前後に4時間、今日の試験前に2時間くらいかな。昨日と今日は久しぶりに根を詰めた勉強ぶりで、ちょっと頭が痛くなりました~
受験って3、4年くらい前に受けたFP技能士2級の試験以来。歳とともにだんだん物覚えが悪くなってきたなぁ~と思いました。

財務はもちろん簿記の勉強もしたことがなく、聞き慣れない言葉がいっぱい出てくるし、言葉を覚えるだけじゃダメで、いろいろな提示されている数字の意味を理解して計算しなければならない。財務分析のための数式にもいろいろと展開式なんかもあって・・・苦労しました。

過去問をひたすらやった中で、何度やっても解けない(覚えられない)問題がいくつかあったので、今日試験前に再度チャレンジ。。。すると今回の試験で、ほとんど同じパターンの問題が出た!!『今日やった問題と一緒だ~!』と喜んだのもつかの間。何度やっても解けない問題は、やっぱり本番でも解けないのでした……(^^ゞ

あとは過去5回の問題の中には一切出ていなかった新しいパターンの問題が5問も出た。全体的にこれまでの試験よりもひねった問題が多くて、けっこう難しかったかも。たぶん、合格率は前回よりも下がる気がするなぁ。

さて、気になる結果は……??過去の検定の合格率は、30%台。。。
解答は3月4日の夕方にHPで発表されるそうです。今のところ確実に間違っていた問題は3問。あとは……?

この試験が終わって一息つくまもなく、次は6月か7月頃にもうひとつ受験が待ってます。改正貸金業法で義務化された貸金業務取扱主任者の資格試験です。こちらは業務に直結する試験なので、落ちるわけには参りません・・・まだ全然勉強してないけど。
この試験は国家資格になって初めての試験なので、宅建の時のように合格率が高いだろうと勝手に想像していたけど、うわさによると、合格率30%台を目安に問題を作っているところだそうです。侮ってはいかん!

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ほんとの送別会 [おしごとのこと]

昨日は土曜日だったけど、前支店長の奥さんが引越しのために広島に来られるとのことで、支店のメンバーが全員そろって飲み会をしました。前支店長の奥さんだけでなく、男性社員二人の奥さんたちも参加してのほんとに最後の送別会でした。

前支店長はほんとに奥さんのことが大好きで、みんなの前で『俺は女房を愛している!女房のことを尊敬している』と言って憚らない人だったので、みんなも『せっかく来られるんだったら、会ってみたい~』というノリで今回の飲み会は企画されました。
前支店長の奥さんは、彼が言ってた通りの女性で、知的でしっかりとしていて、でも優しそうないい感じの人でした。私が広島に異動になるという内示を役員から受けた前支店長が『女性の課長が来るんだけど、どう思う?』と奥さんに相談した時、『女性も男性もないでしょ。何を迷うことがあるの』と言ってくれた奥さんです。

最初に店の前で少しだけ立ち話をしただけだけど、奥さんは私のことをよく知っておられました。飲み会で前支店長がいない席でも、奥さんは支店のメンバーたちといろいろ話をしていて、すっかり解けこんでました。
前支店長は単身赴任だったけど、奥さんにはいっぱい支店のメンバーの話をしていたんだろうな。なんだかほんとにいい夫婦の形だなぁ~と思いました。

他の男性社員の奥さんたちも、だんだんと打ち解けてきて、和気藹々と話が盛り上がり、ほんとにいい送別会になりました。
“たぶん、この支店長がいなくなったら、こんなほのぼのとした楽しい集まりはもうないだろうなぁ~”と思いながら帰りました。そして、“う~ん・・・この先、どうなっちゃうんだろう・・・”と。

飲み会の席で、これからの支店の話になったとき、私は3人ほど向こうに座っていた新支店長に向かって『支店は、支店長次第なので。言いたいことをどんどん言って(引っ張っていって)くださいね』と言ってみた。
そしたら『?何のこと?』という反応でした。
周りにいた前支店長や他の人も私が言った意味を解かっていたようで、新支店長のこのコメントに一瞬ひいて・・・
私も返す言葉もなく。“話が通じない~!!”
そんなやり取りが他にもあって、なんかほんとに微妙な感じ。

送別会の帰り際、最後に前支店長と奥さんと私の3人になった。前支店長が『ほんとに、これからは○○さんが支店を引っ張って行ってね。あなたになら、出来るから』と言ってくれたとき、涙が出そうになりました。
私が初めて転勤して管理職になったのが彼の下でだったことは、ほんとにありがたいことだったので。でも、こんなことを言われると、“あー、ほんまにこれからは私ひとりになる。置いてかないで~”って思って。

今後のことはものすごく不安だし気が重いけど、新支店長にいろいろなことを求めてもこちらがしんどいだけ、ということに気がついたので、支店長の仕事も私がやるつもりでいこうと思う。もちろん、部下の人たちにも協力してもらって。



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“ボーナスの配分”の後日談 [おしごとのこと]

先日“ボーナスの配分”のことで、納得がいかないと書いたあと、たまたま本社から人事部の役席者が来たので、人事査定で感じたことを話す機会がありました。
『同じA評価でも、部店によって基準がバラバラだし、同じグレードの社員同士でも基準が違うのはヘンな気がします。もっと評価者研修とかをして、同水準に合わせる方が良いのでは?』と私が言うと、
『言いたいことはよく解かるけど、難しいんだよね。評価する人は実際に他の部店の社員の仕事ぶりとかを見ることができないから、比較して考えるのはなかなか出来ないし。評価される人が今までどういった評価を受けてきたかとか、どういうスピードで昇格してきたかというような今までの流れもあるし。割り切るってことも必要だよ』と。

確かに、その通りかもしれないなぁ~と思ったのでした。最近、大手の会社でも“成果主義”評価をやめて、以前の“年功序列”型評価へ戻しているということもあるように、“成果主義”型のデメリットや矛盾点なんかもけっこうあるみたいだし。ファジーな部分がいっぱいあるってことかな。
ということで、あんまり突き詰めて考えないことにしました。

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残業のこと [おしごとのこと]

前回書いたボーナス配分に続いて、人事査定で感じた他の問題点“残業することの是非”についてです。この記事を書くにあたって、いくつか残業に関する記事を検索していくうちに、部下や私自身の残業のことだけではなくて、日本のサラリーマン全体の残業に関する問題点も根が深いものだなぁ~と、あらためて実感した次第です。

まず身近なところで、最近事査定を通じて感じたことから。
うちの部署の事務職の女性たちは、比較的入社年数が浅いメンバーが多く、資格や給与の額もそんなに差がありません。
ただその中でも、リーダー的な立場でみんなを仕切っている人がいます。その女性は仕事の精度も処理スピードも他のメンバーよりも優れていて、同じ仕事量でも、効率よく仕事を進めています。逆に処理スピードが早い分、受ける仕事量も他の人よりも多いのですが、残業はほとんどせず、始業終業時間ともに定時で勤務表を申告しています。
一方、やるべき仕事を定時までにこなすことが出来ず、毎日残業をつけている人もいます。
その二人の基本給自体にはそれほど差がないために、最終的に受け取る給料は、後者よりも前者の人の方が少ないという現象が起こっているわけです。……単純に考えると、それってやっぱりヘンな話だなぁ~と思うのです。本人の仕事量、会社への貢献度に応じたお給料をもらっていない、ということになるわけです。

このねじれた現象を解決するためには、どうしたらいいんだろう……
考えられる方法としては、
①仕事が遅い人に、残業をつけないように、と言う。……でも、スピードは遅くても仕事をしたことには変わりないから、残業代をつけるなというのは、ちょっと酷な気もするし、法的にも問題があるかもしれない。
②仕事の遅い人が残業しないでもこなせるように、仕事量を減らす。……でも、減った分を代わりに誰かがやらなければならない。当然、仕事が出来る人がやらなければならず、仕事量が増えてしまう。
③仕事が遅い人に、頑張ってスピードアップしてもらって、残業をしないようにしてもらう。……これは個人の能力の問題なので、なかなか簡単にはできないだろうし。
④仕事が出来る人の基本給をあげる。……長期的には、人事査定での昇格・昇給によって能力や貢献度に応じた評価をするとしても、他の部署とのバランスや会社の人事の考え方にも左右されるから、単純にはいかない。ましてや、短期的な解決には結びつかない。
⑤ボーナスで差をつける。……これは前回にも書いたとおり、ボーナスファンドの配分に矛盾点があるため、差がつけにくい状況。

……とあれこれ考えてみたけど、根本的な、画期的な解決方策がみつかりません。
“でも、やっぱり納得いかないなぁ~”という気持ちは募ります。

で、ネット検索で見つけた記事。http://www.nikkeibp.co.jp/feature/080304_nominal03/index.html 
“残業0”を掲げながらも連続増益を果たしている会社のトップのインタビュー記事です。
この記事を読んで、やっぱり、③が基本かなと。“残業するな”と強制的に上司が言うことによって、各個人が効率的な仕事の仕方を身につけていく。仕事ができなくても残業代がつけられるという今の現状では、“残業代を稼ぐためにダラダラ仕事をする”という人も出てくるわけで。それって会社の利益に反してる行為だし、社員同士のモチベーション低下にもつながること。基本給が少ないから残業するというのは、また別の問題だと思うし。
あとは、④・⑤で少しでも調整するってことだと思います。
そこで、私が出来ることを微力でもやっていきたいなと。

日本のサラリーマン全体の残業に関する問題点についても、上記の記事を読んで、いろいろと考えさせられました。特に、残業がつかない中間管理職のこと。って、私もその中の一人なのだ~と、今さらながら思い至ったわけで。

中間管理職は、仕事のノルマや責任が増え、必然的に労働時間が長くなるのに、残業代がつきません。下手をしたら、残業代がつく部下よりも、お給料が少ない、ということもあるのです。役職手当があったとしても、残業代をつけた方が多いのです。
うちの会社もそういうことがあり得るのだけど、他の会社と比べると全社員の残業時間が少ない方なので、まだましかも。でも給与体系は、一般職の上位クラスと、中間管理職の下位クラスとはほとんど差がないので、逆転現象はあります。私自身、中間管理職の中では最下位クラス。

残業のことで言うと、以前は自分自身で仕事の段取りをうまくつけて、残業せずにさっさと帰っていたけど、今は部下が残業していたら帰れない。部下が相談や報告があると言えば“明日にして”とは言えないし。自分自身の仕事がなければ帰ってもいいかもしれないけど、私の上司も帰らないので、一人だけ先には帰れない。。。けっきょく、やるべき仕事がなくても残っている毎日です。そして、けっこうそれが今のストレスの一つになってます。って、これはほんとはまた別の問題なんだけど。(一番上の人が帰らないと、部下は帰れない……ということを、一番上の人が自覚していない、ということに問題があります。特に営業はそうですねぇ。その証拠に、一番上の人が会議でいない日は、みんなけっこう残業せずに帰ってます)

中間管理職は労働基準法における管理職なのか、マクドナルドの店長さんが起こした裁判での判決の是非や、一時期取り沙汰された“ホワイトカラーエグゼンプション”“労働裁量性”の問題などなど……日本のサラリーマンの抱える構造的な問題点ってけっこう深刻だなぁ~と。
中間管理職になれて、私自身はすごく良いことのように思ったのに、手放しでは喜べない実態に気がついたのでした。でも、待遇面だけで判断すると、けっきょくしんどいのは自分自身だと思うのです。もっと違うところで考えた方がいいのでは、と思うのです。
もともと私は、小学生・中学生の頃から、学級委員や生徒会役員などをすることが多かったし、大学のクラブでは副幹事長をやったりと、○○長という役職をするタイプだったのでした。あ、それは自分だけがやりたいと立候補したわけじゃなく、周りも適性と認めてくれていた……結果と思います(思いたい)。
それと、自分の知っている知識を人に教えたいという傾向もあります(他の人が知らないことを知っている、というちょっと自慢も入ってます)。
それから、誰かの悩みやトラブルを本人から直接聞いて、解決してあげたい、という願望を持つ傾向もあります。
加えて、不公平だとか理不尽なことが許せなくて、けっこう正直に(何も考えずに)然るべき人に意見したがる性格でもあります。
……という性格なので、管理職って自分向きだなぁと。そして、実際にこの3ヶ月過ごして“この立場、けっこう楽しいやん”って思っているのです。あとは、暴走しないようにということと、バランスを考える、そして実績をあげる、のが課題かと。

待遇面ではなかなか美味くないかもしれない管理職になっちゃったので、あとは、その立場にどう付き合っていくかが、この先当面の課題ですねぇ。
さて、次回おしごとのことでは、『経営方針の変更について』というテーマで書いてみたいと思います。

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ボーナスの配分の話 [おしごとのこと]

課長になっての初めての大仕事、人事査定が終わり、今まで見えていなかったいくつかの問題点・疑問点が浮かび上がってきました。一般職から管理職へと立場が変わり、視点も変わったということでしょうか。その中で特に感じるのは、労働条件や待遇にかかわることです。その中の一つが、ボーナスの決まり方について、です。

何年か前に人事制度が新しくなり、昇給昇格やボーナスの決まり方が以前よりも透明になりました。期初に各個人が上司と相談して目標を立て、期末にその達成度を申告、上司が5段階査定をしします。昇給昇格については、さらに各人のスキル・能力などを上司が査定した評価と各半期の達成度を総合して、人事部や役員が最終決定をします。

透明度が高いと書いたのは、以前は自分がどんな査定をされているかを知らされなかったのと、各人が自分が挙げた成果をアピールする場がなかったのに比べて、今の制度は上司のつけた査定が知らされるのと、各人が自分の仕事ぶりを振り返る機会があるから、という意味でです。
昇給昇格の基準が公開されているのと、上司との面談の中で自分がどう評価されているのか、上司の査定に不服があれば反論する機会が与えられている(それで是正されるとは限りませんが)ところが、透明性の高いところだと思います。

さて、ボーナスの決まり方について。まず会社が業績等から判断して当期のボーナスファンドを組みます。
次に、各部店を5段階にランク付けします。実績や期初に各部店が立てた目標の達成度合いなどから、本部で判断します。そのランクによって、会社のボーナスファンドを各部店に配分するのです。このランク付けは相対評価になるため、前期と同じ実績・達成率であっても、ランクが下がる場合もあり、各部店に割り当てられるファンドの配分も下がる場合があります。

さらに、各部店に割り当てられたファンドを、各部店長が部店の中で配分します。各個人のボーナスは、この部店の中での配分によって決められるわけです。その基になるのが、人事査定での各自の目標達成度に応じた5段階査定のランクです。
しかし、ファンドの総額が決まっているために、評価は絶対評価であっても、この配分の段階で相対的な配分になるわけです。

つまり、前期A評価で今期も同じA評価をもらった人と、前期はB評価だったが今期は頑張ってA評価をもらった人とでは、部店ファンドの総額が同じ場合、前者の人は前期よりもボーナスが減って、後者の人はボーナスが上がる、という現象が起こるわけです。

たとえば、ある部店の社員が2人とします。前期の部店ファンドの総額が200万円、社員1はA評価、社員2はB評価、AとBの差は20%とします。この場合、社員1の人は60%の120万円、社員2は40%で80万円の支給になります。
今期も同様に部店ファンドが200万円であった場合、社員1はA評価、社員2もA評価の時、社員1は50%の100万円、社員2も50%で100万円の支給となります。
社員1は上位A評価をキープしているのに、ボーナスが20万円下がり、社員2は社員1とおなじA評価であるのに、前期よりも20万円ボーナスが上がるということになります。
前回よりもランクが上がった人が増えるのは当たり前ですが、総額のパイが決まっているために、上がった人がいる分、評価に関係なく下がる人がいる、ということです。

ここでもう一つ、問題があります。同じA評価の人同士を比べてみた場合、目標の立て方や達成水準の決め方によっては、低い目標の人や高い目標の人がいる、ということです。
目標を立てる時、本人の能力や仕事の難易度に応じて達成水準を決めるため、会社への貢献度が高い人でもA評価、低い人でもA評価をもらう場合もあるのです。
実際には、各人の基本給に各評価ごとの係数を乗じた月数を掛けるので、給与水準によってボーナス総額も変わりますが。

実際には、各評価によって配分する分と、部店長の采配で配分できる分があるそうなので、それで調整することも可能だそうですが。。。

実は、今回の人事査定の後でうちの支店長にこのことを相談されました。彼は支店長になったのは最近なので、今回初めて自分が配分する立場になったのでした。実際に配分を考えていて、こういう矛盾点とか疑問点に遭遇したみたいです。私自身はやったことがないので、今まで深く考えたことがなかったのでした。

でもけっきょく、会社の用意しているボーナスの総額が決まっている以上、配分せざるを得ないんですよね。評価は絶対評価なのに、実際の配分は相対的な配分になってしまう……ということは、よく考えれば仕方のないことなのかな、と。納得がいくようにするとすれば、評価も相対評価にしないとだめなんですよね。
でも、各自で設定した目標の達成率で評価する方式の場合、相対評価にはならないし。ということは、目標を立てる時、同じ資格の人は一律の目標を立てるべきなのか。

彼は『おかしいよねぇ~前期よりもボーナスが下がった人は、納得できないよねぇ~』を連発してました。“そうは言っても、そういう制度なんだから……会社もうまいこと考えたな”と思いながらも、『ボーナス支給のときみんなと面談して、ちゃんと説明したら納得すると思いますヨ』と言っときました。
以前別の支店で、当時の支店長にどうしてそのボーナスの額になったのかをちゃんと説明してもらって納得できたことがあったので。一切そういう説明のない支店長もいたけど。

目標設定や査定結果をしっかりフィードバックしてくれる上司には、やっぱり信頼感を覚えるし、その逆の場合はかなり不信感が高まるし。今までの経験の中で自分がそう思ったので、自分が誰かを評価する立場に立った時は、やっぱりちゃんと部下に説明してあげたい。

この3日間で今期の目標設定の面談を一人ずつとしたんだけど、今の支店のメンバーはボーナスの配分のことや部店ファンドの決まり方なども知らなかったみたいなので、1人1時間くらい掛けて説明しました。やっぱりみんな、すっきりとした顔してたし、特に営業以外のメンバーは会社の経営方針とかは今まであまり関心を持っていなかったみたい(と言うよりちゃんと説明してもらう機会が少なかったからだと思うけど)だけど、けっこう興味を持って聞いてくれた感じでした。

ところで、私自身の今回のボーナスは、個人の査定結果は前回と同じなのに、以前いた支店の部店ファンドが下がるので、前回よりも減っちゃいますねぇ。。。DVDレコーダーとグッチのバッグをボーナス一括払いで買ったので、痛い。。。




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人事査定・3 [おしごとのこと]

私が管理職になってから初めての大仕事、人事査定が終わりました。今回私は6人の部下の査定をし、それぞれと面談しました。
半期ごとに行なわれるこの人事査定は、ボーナスだけではなく昇進・昇給の判断材料になるもの。期初に自身で目標設定をし、期末にそれぞれの達成度を申告、それを元に上司が査定、面談して結果をフィードバックする、という方式です。上司の査定内容の中には、部下のスキルや能力を評価することも含まれています。
目標に対する達成度によってボーナスが、それとスキル・能力の査定内容を合わせたものが昇給の判断材料になります。

いやぁ~難しかったなぁ。すごく、迷った。全員に高い点数をつけることができるならいいけど。そういう訳にはいかないから。低い点数をつけたら、査定した自分のことを悪く思われるんじゃないかとか(その逆もある)、可哀相だとかと思ってしまう。

でもなぁ~。現実にはいろいろとミスの目立つ部下もいて、客観的にみてどうなのよ、と。みんなの中で、がんばっている人とそうでない人、実績をあげている人とミスを繰り返す人がいる。会社の中で仕事する以上、会社利益に貢献しているかいないかで判断されるべきだと思って。厳しいようだけど、実際そういう判断が求められているし。

それとバランス、かな。入社歴とか現在のポジションに合った仕事をしているかどうか、支店だけでなく全社員の中でみてみること。私も社歴が長く、ある程度は他の部店の社員の仕事ぶりを知っていて、比較する対象もある。以前の人事制度ではボーナスや昇給の客観的な基準がなく、上司の好き嫌いや営業で目立っているかどうか、そういうことで判断されているんじゃないかという懸念もあり不公平さを感じさせるものがあった。そういう判断の仕方は、排除されるべきです……私自身が“女性だから”という理由で、他の営業と変わらない実績を挙げていても昇進が遅かった、というトラウマがあるので。

もう一つ、査定する側の感情や思惑やらで査定するのって、部下に対してすごく失礼だということ。その人の生活や将来を左右するボーナスや昇給の判断を、他人がコントロールするのは“大きなお世話”なのかも、と思って。査定は客観的に、そしてその結果を本人にフィードバックするとき、本人が今後どうしたいのかどうなりたいのかを聞くこと。そのためにはどうしたらいいのかを一緒に考えていくこと。それが大事なんじゃないかと。

なかなかに悩みの多い査定だったけど、自分なりの査定に対する考え方を明確にしてみると部下に対する責任感も生まれてきて、真剣に向き合わなくては、と思った次第です。
そして、それぞれとの面談の時も正直に査定の理由やその人の良いところ悪いところを伝え、辛い点をつけたところを今後どうしたらいいのかを一緒に話し合えたと思います。けっこう、直球でやりました。

正直に言われてショックを受けている部下もいたんだけど……でも、そのあと、その部下の仕事ぶりが少し変わってきた気がします。ミスが目立っていたので、それを防ぐ方法を二人で決めたんだけど、それを実践してくれています。その人は仕事が出来ないと、私が大阪にいたときに聞いた事があるくらいで、元直属の上司も『俺もがんばったんだけど、変わらなかった』というくらいで。でも“なんだか、それって悔しいなぁ~”と思って。
来期は良い査定が付けられるように、頑張ってフォローしようと思うのでした。

一番社歴の短い女性は『よく見てらっしゃいますね~』と、一歩間違えばとても失礼な発言を、すごくうれしそうな顔をして言ってくれました。彼女もいろいろと仕事上での悩みがあるようでした。

また別の部下は『なるほど~!今までそういうことを考えたことがありませんでした』と。彼は営業の男性で将来的には管理職になる可能性が高いので、『たとえば40歳でこのポジションになっていたいと思うなら、毎年グレードアップしていく必要があるよ。日々の仕事をこなすことだけじゃなく、そういうことも視野に入れてね』と話したことについての反応。

事務職のリーダー格の女性とは、支店の抱える問題を一緒に分析して、支店長対策を練って。……うちの支店長、ちょっと考え方が古いというか理想主義者で、しかも頑固なので、彼女の協力が必要なんですねぇ。(これは最近の私の一番の悩み)

人事査定のこと、以前にもこのブログで2度書いています。その時は、評価される立場での不満をぶちまけました。
今読み返してみると、当時の私の上司って、むちゃくちゃ反面教師になっているなぁ~と。“私が課長だったら、こんな査定の仕方はしない!!”そう言い切ってました。
自分がそうされて嫌だったこと不満に思ったことを、ゼッタイしないようにしよう。っていうか、みんな可愛くて、いい部下たちなんだもん。

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えっ? 私が、広島に転勤? [おしごとのこと]

23日に内示があって、24日に正式に辞令が出ました。
“広島支店 課長”ですって、私。\(◎o◎)/!
しかも2月1日付異動~!(って、1週間しかあらへんやん!!) 

23日の夜は、あまりの突然のデキゴトに興奮して眠れず。
24日は1日中、夢見心地で、
25日は新居探しのこと、今のマンションをどうするかとか、今後のスケジュールや手続き……その他もろもろいっぱいについて、考えるだけで1日が過ぎ。
今日は美容院行って、買い物して、引越業者の見積もりにきてもらって……
明日は車検に行って、
あさっては広島に行って、新居を決めてきます。
2月10日の引越し予定で、すること考えることが山のようです。
おかげで、感慨に浸る間もないのでした。

実は今回のこの異動、私にとって、初めてづくしなのでした。
初めての転勤・・・20年近い会社生活の中で転勤は一度もなく、ずっと同じ支店にいたのでした。それがいきなり、職場も変わる、住む所も変わる転勤だなんて~! しかも赴任先に面識のある人は一人もいません。(みんな仲良くしてくれるかなぁ~?)

初めての管理職・・・5~6人の部下が出来ます。その人たちの業績評価をする立場になります。当然、課の業績に責任を持つ立場にもなります。(責任、重すぎ~!!)

初めての広島・・・日本全国結構あちこち行ってる割には、広島市は行ったことがないんですよねぇ。広島県も尾道には行ったことがあるけど、それ以外は行ったことがなく、土地勘がまったくありません。私の仕事はその土地のことをよく知らないとできない仕事なのでした。(広島の街を一から知るのはたいへんだぁ~)

初めての大家さんになるかも・・・今のマンション、2年前に買ったばかりなのに~!! でも、広島から大阪にいつ戻れるか。それはまったく予想がつかないのでした。賃貸すると、住宅ローンも払えてお釣りが来るくらいなので、ローン早期完済のためにも貸したほうがいいんだけど。。。貸すことのデメリットもあるのでした。(どうしたらいいのか、むちゃくちゃ迷っています)

って、ここまで書いてから、すこし内容を書き直して、このあと長々とこの転勤騒動について書いたのだけど、長時間保存しないで書き続けたために、保存できない……というショッキングなアクシデントが。
3時間くらい掛けて書いたこの続きの文章が、消えてしまいました~(ー_ー)!! 
今の私にとって3時間は貴重だぁ~私の3時間を、返せぇ~!!

書き直すには、あまりに脱力してしまったので、また次回以降に、ということで。
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トップとの飲み会 [おしごとのこと]

おとといは、社長、担当役員、前担当役員と、うちの会社のトップが集っての、支店全体での飲み会でした。
社長は第2四半期の経営方針の説明のため、支店をまわっておられるとのこと。そしてこの6月で15年近くこの支店の担当役員だった方が取締役を退任されたため、新しい担当役員と一緒に来られての歓送別会ということで。

私は営業担当なので、前担当役員さんと話す機会も多かったしお世話になったので、今回のこの突然の役員人事にはびっくりでした。飲み会で話をした時、そのことについて思わず聞いてしまいました。
『(退任される時期が)思ったより早かったですね』って。前担当役員さんは『突然だったよ。5月の終わりに聞いたからね。』と。
今後は1年更新の嘱託になるそうです。その間に、次の仕事……事業を興すための準備をするつもりだとも言っておられました。私たちに、10年後15年後にどうなりたいかのイメージをもって、そのために今できることをやりなさい、と。あっという間に時間が経つからって。

それにしても、最近思うのは。若い世代の人が増えてきて、職場の雰囲気も明るくなって楽しいと思う反面、今まで一緒に仕事をしてきた人がすこしずつ第一線を離れていく寂しさ。
私自身も、社会人人生の折り返し地点を過ぎて、後半戦へ突入したし……。
こういうことを考えた時、前担当役員さんが言った10年後15年後のイメージを持つっていうのはすごく大事なことだなーと。
男性社員と違って、部長とか役員になるっていうことは今まで考えたことがなかった。こんなことを書くと怒られるかもしれないけど、女性社員が昇進していくためには、男性社員の150%くらい努力しないと難しいと思う。いろいろな意味で。こういう考えかたもあって10年後15年後の会社での自分の立場っていうものがまったくイメージつかめないっていうのが本音です。
でも、それじゃあいかんのかもと、前担当役員さんの言葉を聞いて思ったわけでした。

さて、この飲み会では、またまた社長の隣り&新担当役員さんの前の席になりました。今回は事務職の女性も一緒だったので、社長と直接会社のことを話をすることが出来ました。事務職の女性を増やしてほしいということについて。
彼女たちが支店長との面談の中で『最近融資件数が増えて忙しくなったのに、男性の営業社員だけでなく事務職も採用してほしい』と要望したところ、『事務職の人たちはほとんど残業していないし、まだ余力があるでしょう』と言われたとのこと。以前この話を聞いた時『残業することを前提に考えているのは、おかしいよね』って言ったんだけど。

でも会社の立場から考えると、融資件数が増えて忙しいのは一時的で、また閑散期があるかもしれないってこと。営業は融資件数が減っても、営業という仕事がある。でも事務職は暇だから営業してと言うわけにはいかないし、一旦社員として雇ったら簡単に辞めてとは言えない。だから残業でカバーするか、派遣社員で調整するか。会社としてはそういう選択肢しかないのかも。
彼女たちが社長に事務職を増やしてほしいって言ったとき、私は今のような話を彼女たちにしました。

社長も同じことを言ってました。『大変なのはようわかってんねんけど。難しいとこやねんけどなぁ~ 悪いけど、みんなに頑張ってもらうしかないんや』って。
経営者と雇用者との立場の違いがあるので、こういう話は相容れることが難しいけど、直接彼女たちが社長と話したことは良かったと思う。自分たちの要望が受け入れられなくても、なぜそうなのかという相手の理由がわかっただけでも、単なる不満で終わらないで済んだんじゃないかな。
あえて言えば、彼女たちが支店長にそう要望した時に、さっきのような言い方をせずに、きちんと理由を言ってあげてほしかったなぁ~

今回の飲み会では、会社のトップたちと直接いろんな話をすることができて、しかも単なる世間話じゃなくて会社のこと仕事のことを話すことができたので、なかなか有意義な飲み会でした。
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いそがしい [おしごとのこと]

きょう21時の時点で会社に残って残業してた人、6名。私はもう、耐えられなかったので21時で無理やり帰ったけど、あと5名は残業。

『件数こなすより金額を。余計なお世話かもしれないけど』って、ある人が言ってたって言葉が聞こえた。そういうことは、言い伝えじゃなくて直接言った方がいい。私自身、まったく関係がないところで小耳に挟んだ言葉だけど、なんだか釈然としないものをかんじた。その言葉を耳にした時、イライラとしたものを感じた。

昨日も20時半。ほとんど営業の人全員、テンパッテル状態なのに。
早く帰って練習したいのに、昨日も今日もヴァイオリンに触れなかった。思考回路も、止まっている状態なのに。
今日残業してる時、6人もフロアにいるのに、しん、としてた。

件数が増えてきているのに、一件当たりにやるべきことは、以前より増えている。稟議書を書くにも、以前よりチェックすべきことや書き方のテクニックなど手間がかかることが増えた。アシスタントや新人君の使い方が、上手くまわっていないのもある。支店内での事務作業とか人員の配置だとかの効率を、もっと考えるべきだと思う。
でもそれ以上に、社内全体のシステム的なところを見直していかないと、いつかひづみが出ると思う。営業の人がほんとの営業が出来て大事なところをみおとさない、それが出来る体制を全社的に考えてくれないと、本末転倒。
営業の人は、今余裕がないので、事故が起こる可能性、けっこうあるかもしれない、
最近、感じることです。
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そろそろ、風邪の季節 [おしごとのこと]

今日から11月。
ようやく、秋らしい気候になってきた。朝晩と昼の気温の変化が激しくなって、体調を崩す人もちらほら。

うちの支店長さんも、昨日今日と具合が悪いとのことでお休みでした。風邪かなぁ。
そう言えば、ここに赴任してきてから、ほとんど休みを取ったことがないから、休みたいって言っておられました。
支店長になるまでは、わりかし“重役出勤”型。彼曰く、“実績を上げて会社に貢献するためには、必ずしも定時に出勤することが最良とも限らない”。彼が言いたいのは、密度の濃い時間の過ごし方をすればいい、ということだと思う。フレックスタイムを導入していない会社のサラリーマンとしては、なかなか受け入れられない考え方なんだろうけど。
という考え方の彼でさえ、支店長になってからは、ほとんど休みも取らず、遅刻もしてない。ほんとに、がんばってるなぁ~と。

実は、支店長が休んだ前日に、支店内で、仕事上の大きなミスが発生したのでした。
うちの会社の業務上にとって、基本中の基本、おさえるべきことをおさえなかった、というミス。結果的には、会社や対外的にも損害は発生しないと思われるので、大事には至らないことなんだけど。
その原因も、予測不可能なところが大きく、いろいろなことが重なって起こってしまったミスであって、ある特定の人が責任を問われる、ということではない類のものでした。

ただ、そういうミスが発生する可能性を未然に防げなかった、という意味においては、支店長が、一番責任を感じているんじゃないかと思います。一歩間違えば、何千万円という損害を会社に与える可能性もあったわけだから。私もその内容を聞いたとき、心臓の縮む思いがしたから、支店長の立場なら、もっとだったと思います。

このことが支店長の体調が悪くなった直接の原因ではないと思うけど、ここ最近、ちょっと一生懸命走ってきちゃったから、疲れちゃったんじゃないかなぁ。
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転勤の辞令 [おしごとのこと]

昨日、10月1日付人事異動の発表があった。仲良しだった同僚に、転勤の辞令が出た。
う~ん、寂しくなるなぁ~
一生懸命で、気持ちがまっすぐで、まじめで、気のいい人。でも、そつなくて調子がよさそうに見えるのか、なんだか変に誤解されてしまう、ちょっと損な星を持った人で。
はぁ~ せっかくいろいろ話ができて、頼りにしてたのに・・・寂しくなるな~

昨夜はその同僚のプレ送別会。北新地で豪勢にカニ食べた~!あ、もちろんお酒も忘れてません。おいしい地酒4合瓶×4本、3人で空けちゃいました~(おかげで今日は二日酔いでダウン……スイマセン)

帰りのタクシーの中で、その同僚がポツリと言いました。“大阪……タクシーから見えるこの風景、好きだったんだけどなぁ~”
なんかそれ聞いたら、涙が止まらなくなっちゃって。そのあとタクシーを降りるまでずっと、彼は何にも言わなかったな。私も何も言えなかった。

転勤って、ツライネ。名古屋でも、いい仕事してください。
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“金貸し”って、どうよ [おしごとのこと]

ヴァイオリンのこと書く前に、ちょっと書いておきたいな~ということで。私のおしごとの事。
私、“金貸し”という職業をやってますです。もう17年半も。

よく考えてみれば、ヴァイオリンを拙くもキーゴキーゴと掻き鳴らしている時間よりも、
ベートーベンのヴァイオリンソナタ第5番第1楽章、ヤッシャ・ハイフェッツの演奏とその他のヴァイオリニストの演奏とを聴き比べて、ほぉ~っとため息ついてみたりしてる時間よりも。
ボロディンの弦楽四重奏第2番第3楽章にどっぷりと浸っている時間よりも。
勝手にいろんな空想をして、原稿用紙に向かっている時間よりも、
島田荘司さんとか宮部みゆきちゃんとか、京極夏彦くんたちの繰り出す世界に夢中になっている時間よりも、
大好きな椎名桔平さんのシブーぃそしてセクシィな演技に見惚れている時間よりも。
そして何より、いろいろなことに想いを馳せながら焼酎を嗜む……酩酊の時間よりも。
それらの時間よりももっとたくさんの時間を、私は、“金貸し”という仕事に費やしているわけです。17年半もやったら、もう立派なライフワークだわなぁ~

最近とくに、“貸金業規制法の改正”とか“グレーゾーン金利の撤廃”とか“多重債務者問題”とか。金融業をやってる人にとっては厳しい風潮になってきてます。貸す方が“悪”で、借りる方が“弱い立場”っていう風潮。
“金貸し”って言っても、銀行、ノンバンク、消費者金融、街金、闇金……いろいろな業態があって一口には語れないけど、どんな業態であれ、金融業に携わっている人は、“自分のやってる仕事って、悪いことなの?非難されることなの?”って思ってる人、多いと思う。これって永遠のテーマ。

自分が融資することで、その人がその後どうなるだろう……ってこと、たとえば、うちで借りたあと返済ができなくなって家を手放すかもしれないとか、そういうことをわかってても、融資することが仕事だから融資する。
“お金を必要としている人がいるから”
“借りる人の自己責任”
“貸さないと営業ノルマが達成できないから”
“儲かればいい”
“うちで貸さなくても、他に貸すところがある”
そんな風に思いながら、仕事している(気がする)。自己弁護している自分自身に疲れながらも……

でもね、うちの上司が言ったんだ。“この融資が、お客さんのためになるかどうかを考えなさい”って。“あえて貸さないことも、選択肢にあるよ”って。
支店の営業成績が悪いと、どこかに飛ばされちゃうかもしれないし、給料やボーナスも下がっちゃうかもしれない立場の人なのに。彼が言うには、
“お客さんのことを本当に考えて、誠実に対応すれば、巡りめぐって利益につながる”
“金融のプロなんだから、お客さん以上にお客さんの将来のことがわかるでしょ。親身になってアドバイスしてあげれば、お客さんは信頼してくれる。信頼されることが自分の糧になる”
“自分の息子に、胸を張って言える仕事をしたい”って。
なるほどなぁ~( ..)φメモメモ う~ん、こういうことを部下に話ができる人って、スゴイ。
それでも彼のこの信念とかポリシーの真偽を確かめるために、私は彼の意見に反駁を試みたけれども、その反駁は、私の中にある“金貸し”が抱える疑問への明瞭な回答を導き出すのに、充分役に立った。

貸す“人”と借りる“人”がいるってこと。当たり前のことなんだけど、意外と気がついてなかったりする。貸す方も借りる方も。
でも、彼が言ってることは、こういうことなんだな~って思う。お客さんのためになるかどうかを考える”ってこと、なかなかムズカシイ。でも、そう在りたい。

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