SSブログ

ソロ活女子のススメにおもうこと [旅行]

現在テレ東で放送中の江口のりこさん主演「ソロ活女子のススメ」、さっそくハマってます。
まだ2回目の放送なのでソロ活は「焼肉」「リムジンツアー」「動物園」「水族館」の4つですが、来週の予告では「プラネタリウム」「ラブホテル」がテーマのようです。

ソロ活歴20数年の私としては「リムジンツアー」と「ラブホテル」以外は既に体験済みで、ドラマの中で語られる江口さんの独り言に、「そうそう!!」「あるある~」といちいちうなづいています。でも「なるほど~、そういう手もあったか」ということも多く、すごく参考になります。

「焼肉」では「とりあえずタン塩」に疑問を持ち、いきなりセンマイとテールスープを頼むとか。
「動物園」では順路を無視して、好きな動物だけを観るとか。

私もおひとり様焼肉はたまにするけど、やっぱり最初はタン塩とビール。そして締めにスープかクッパで悩む…というのがいつものスタイル。タン塩は好きなのでそれはそれでアリだけど、いきなりのスープはやったことがないです。

動物園や水族館にもしょっちゅう行っているけど、水族館はどこも人気で人だかりでじっくり見るのが難しいことも多いので、人が多いところはスルーすることが多かったかな。でも順路には従順だったな~ 
それでも好きな動物や生き物のところに留まって集中してじっくり眺めるのが楽しく、緩急つけて回ってました。

このドラマのテーマ「好きなことだけを、思う存分楽しむ」ということ、もう既に実践済みではあるけどあらためて気付かされることも多くて、とても楽しみなドラマです。
それと「リムジンツアー」や「ラブホテル」など「こんなこと、ひとりでもやるんだ~[exclamation&question]」ということも紹介されるので、それも楽しみ。

私が過去に体験した「それ、おひとりさまでもやるの?」で思いつくのは、「知床半島クルーズツアー」「長浜のガラス工房でのグラス作り体験」「青森ホタテ小屋でのホタテ釣り」「草津温泉での湯もみ」「西伊豆土肥金山での砂金収穫体験」「千葉館山でのいちご狩り」「京都三ツ星レストランとマンダリンホテル東京でのフレンチコース」「東京ディズニーシー」「富士急ハイランド」などなど。
私以外におひとりさまがいなかった中、ひたすら夢中になって堪能した思い出です。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

2021-04-11 [私の日記]

1回目の緊急事態宣言の時、さすがに1年後は以前のような生活に戻っているだろうと漠然と思っていたけど、実際には未だにコロナ収束の兆しすら見えない状況。

うちの会社では、この1年は50%出社抑制を続け感染対策も厳しく行なってきたことから、感染者は500人中2名、0.4%と収まっています。その分、いろいろな制約がある中でもパフォーマンスを下げることがないよう、本部も現場も今までになく頑張った1年でした。
この4月からはwithコロナに舵を取り、出社率を50%から70%へ引き上げ、在宅勤務環境を整えるための施策をあれこれと捻りだし、平常時モードに戻るための助走モードになりつつあります。

うちの会社は銀行系列の会社なので、情報セキュリティ上、ネットを利用したテレワークはなかなかハードルが高く、出社しない=在宅勤務ではなく自宅待機(実質的には休み)です。紙ベースで資料を持ち帰ることも許されていませんでした。自宅待機日には会社支給のI PadでZoom会議をするくらいでしたが、資料を持ち帰れないので、連絡事項を伝え合うくらいしかできませんでした。

ただ、やはりいつまでもそれではだめだということで、今まではごく一部のメンバーにだけ与えられていた在宅での会社PCへのアクセス権限付与対象者をもう少し広げたり、紙ベースの資料も情報を限定して持ち帰りできるようにしました。
会社PCへのアクセス権限付与=在宅で出勤時と同じ業務量をこなすということなので、実働の勤務率100%ということ。ただし、情報セキュリティ上やみくもに誰でもOKという訳ではなく、情報セキュリティを管轄する本部部署の、これまた限られたメンバーにだけ付与されるとのこと。

現場の営業店部は、出社人数が少なければそれに見合った業務量に抑えることが出来ます。その分利益を上げることは出来ないけど、会社存続にとっては致命的なダメージにはなりません。一方で、本部の仕事は会社の適切な維持のために必要な業務がほとんどなので、平常時と同じどころかコロナ対応で平常時よりも業務が増えているので、実働の勤務率は下げられないのです。
昨年度は、それでも騙し騙し延ばせるものは延ばしたりして何とかやっていましたが、さすがにそれではダメだよねということのようです。
なので、私がいる部署の一部のメンバーにも会社PCへのアクセス権が与えられるそうで、私も対象となっています。

今までは自宅待機時には料理を作ったりTVを見て過ごすことがほとんどでしたが、本格的なテレワークが始まることになりました。
でも実は少しほっとしています。というのも、昨年の10月に今の部署に異動になってから、まだ業務そのものに慣れていないにもかかわらず、やらなければならないことが多すぎて、出勤時には遅くまで残業しなければならなかったし、残業しても計画通りに出来ないとか完成度が低いとかでイライラ、モヤモヤ感があってストレスMAXでした。
テレワーク出来るようになれば、そのイライラやモヤモヤ感を解消することが出来そうです。
それに出勤している時は、営業店部からの問い合わせ対応やちょっとした打ち合わせなどでPCでの作業に集中できないことがほとんど。なのでテレワークだとかなり集中してPCでの仕事を捌けることになります。

コロナ禍の会社での変化はこんなところですが、私自身の生活ぶりはどうなったかというと・・・
長く続けていたことや夢中になっていたことから遠ざかった1年でしたね。ヴァイオリン、旅行、歌舞伎、カラオケに費やしていた時間はほぼゼロになりました。
ヴァイオリンは自宅でも弾けるけど、この1年3ヶ月一切手にせず。
毎月行っていた温泉旅行も、昨年3月を最後に行けなくなり。実は、東京都の緊急事態宣言明けを見越して、昨日今日とで伊豆に行くつもりでお宿と新幹線、レンタカーを予約したものの、最近の第4波の様子も気になりキャンセルしました。というよりも、コロナの心配よりも、行くのが面倒くさいという方が正しいかも。自宅でまったりすることに慣れすぎて、外で過ごすことがおっくうになっています。
6年間で62回、全国各地の観光地や温泉などの有名処にはほとんど行ったので、飽きたというのもあります。美味しいもの食べたいとか露天風呂に入りたいという欲求はまだありますが、本当に行きたいと思うようになったら、また行けばいいかなと思っています。
歌舞伎も毎月のように公演を観に行っていましたが、配信やTVでの観劇だけになりました。コロナ禍で歌舞伎界も大きな苦境にあり、観に行くことで応援したい気持ちもありますが、さすがに今行かなくても…という気持ちの方が強いですね。海老様も動画で頑張っておられますが、歌舞伎を演じている海老様は好きですが、それ以外のところにはあまり興味が持てないので、ブログも最近は観てないな~
ひとりカラオケもよく行ってましたが、会社で禁止されていることもあり遠ざかってしまいました。


コロナ禍でやめたことは多いですが、新たに始めたこともあります。
今一番のマイブームは、藤井聡太二冠の対局を観ること、いわゆる「観る将」。藤井二冠監修の将棋学習ソフトで勉強しようとしたものの、級が上がると難しくなり途中で断念。対局中の解説を聞いてもさっぱりだけど、藤井二冠のAI超えや神の一手が繰り出される時の興奮が堪らず、ついつい対局中継を観てしまいます。もちろん、昨日のABEMAトーナメント予選もリアルタイムで観ましたよ。
藤井二冠との対局では他の棋士の先生たちにもスポットがあたるので、応援したい先生もたくさん増えました。渡辺名人との名人戦で逆転勝利した斎藤慎太郎八段や昨日のABEMAトーナメントで見せた伊藤四段の強さ、たぶん今一番ホットな話題になっている二人以外にも、観る将にとっては楽しみな1年になりそうです。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

毎日、怒られっぱなし(^^; [おしごとのこと]

本部に異動してから、早いもので2ヶ月半経ちました。今の感想はと言えば。「想像以上にたいへんだぁ~」
会社は4月から一貫して50%出社抑制が続いていますが、私自身は7月以降はほぼ80%の出社率です。役員をはじめ部長や課長クラスは70%以上ってとこですね。
2チームが交代で出社していて部下たちはほぼ50%なので、私と違うチームだとほとんど顔を合わせることがなくなってしまうことになります。自宅からZoomで打ち合わせ出来る環境にはあるものの、やっぱり出社していないとコミュニケーションが取りにくいので、別チーム出社の日に私も出社することにしています。
それでも、私自身は新しい業務を覚えることだけで精一杯で、出社していも部下たちとのコミュニケーションがあまり取れていませんでした。

そんな中、部長から呼ばれて、私の直属の部下の一人がストレスからくる体調不良の状態である、辞めたいとも言っている、と告げられました。「もっと、相談しやすい雰囲気を作れ」「お前が変わらなければだめだ」と。
・・・でも、まだ2ヶ月、しかも50%出社だから実質1ヶ月しか経ってないのに。いきなり自分の知識や経験がないことを営業店部から質問される部署の責任者になって右往左往している中で、五月雨式に新しい業務を次から次へと任されるし。本部ならではのしきたりというか慣習にも戸惑って、何かをするにしてもいちいち誰かに聞かなければならないし。
そういう状態なのに、今、それを言う??

別チームの部下なので、私が出社して彼女と顔を合わせたのはこれまでで10日にも満たない。彼女と同じチームには私よりも上の役職者がいるので、フォローすべき立場の人もいるわけで。
まあ、部下のケアも大事な仕事の一つだし、それだけお給料をもらっているってことなのは分かってるけど...なんだか、もやもや感がMAXになりました。

やはり部長にとっては部下が辞めたいと言っていることに危機感があり、部長自身も直接彼女の話を聞いたり、彼女と同じチームの管理職や私に対応するよう指示しました。
そして、私自身も彼女と相対で話したんですが、けっきょくのところ、私とのコミュニケーション不足というよりも、チーム体制(同じチームの同僚とそりが合わない、気軽に話が出来る人がいない)や家族のこと(コロナ禍の中、子育てに旦那さんの協力が得られない)、もともと今の部署の業務が負担(責任が重い)といった複合的なものなのでした。
話を聞いてもこちらで何か対応出来るものではないので難しいところで、「無理をせず、困ったことがあったら何でも相談して」としか言えませんでしたが。
ただ話を聞くとどんどん話してくれたので、話を聞いてくれる人がいるだけでも少しはストレス発散出来るタイプなんだろうなということが分かったので、これからは意識して声がけしていこうと思います。

この件とは別に、他にも怒られたことがいくつかあります。
私の担当外のことで役員に怒られたり。・・・回覧で回ってきた書類にさっと目を通して押印した書類が役員に回った時、内容に不備があると私が呼ばれました。その書類を作成したのは別チームの私よりも役職が上の方だったんですが、その日は在宅勤務だったので私が呼ばれたのでした。私自身は異動後まだ1ヶ月で、その書類の意味や内容は把握していなかったんですが、「君も印鑑を押しているでしょ!!君の立場は内容を把握しておくべき立場でしょ!!」と、なぜかものすごい勢いで怒られました。そしてすぐに直せということで、私が訂正作業をする羽目に。その書類は経営層に報告する書類で、本部の複数の部署が共同で作業をしています。A部署が営業店部からの報告をもとに作成した表をB部署とC部署ががチェックし、最終的に上がってきた表から計数を集計するのがうちの部署の担当。不備があったのはある営業店部がが報告した内容だったので、そもそも当部では把握できない部分。報告すべき事案をカウントするかしないかという解釈の問題なので、当部の管轄外の話なのでした。なので、A部署に連絡して事情を説明して、B部署とC部署にも話をしてどうするのか決めてもらって、別の担当者が作成したファイルを探して私が修正したのでした。これだけで午前中一杯かかり、他の仕事は出来ず。
なんとも理不尽な・・・その役員も私が1ヶ月前に来たばかりで、私が直接の担当ではないことも知ってて、みんなの前で罵倒するなんて。これってパワハラじゃん? まあもともとこの役員はそういう感じの人ということは有名なんだけど。すぐ横にいたうちの部長は、背中向けたまま知らんふりだったし。いくら彼とは関わりたくないといっても、それはないよなぁ~
その役員は当部の担当役員で、なにかと報告相談しなければならない相手なので、めげずに話しかけてるけど。機嫌のよい時は笑って話すこともあるけど、いつ激高するか分からないのでほんとに厄介。

他にも。
私の担当業務の一つには、事務に関するルールを決めたり、営業店部に注意喚起する通達を発信するというものがあります。商品毎に事務のルールが異なるため商品別で担当していますが、私の担当はしばらく担当していなかった商品。加えて今までやったことがない商品も担当することになりました。
そして来て早々に、大きなルール改正を2件同時並行で担当しなければならなくなりまして。
2件とも基本的な知識はあるものの、ルールを改正するということは詳細な部分まで分かっていなければならず、加えて法律上の問題はないか、システム操作をどうするのかなど、専門的な知識が必要になります。なので、法律相談したり、今のマニュアルを細部にわたって読み込んだり、有識者に教えてもらったりします。が、どうしてもすぐに理解出来ない部分が出てきます。
それでも発信期限が決まっているので、完璧ではない状態で通達案を作成して、それに付随する資料を作成して、関係者にチェックしてもらうことになります。
・・・で、私が作成した通達案をチェックしてくれた人に「これが分かっていない人が事務の統括を行う部署の責任者なんて、ほんとマズいですよね[むかっ(怒り)]」と怒られました。
これとは、システム上の入力ルールに関するもので、実際にシステム入力したことがない私としては、そりゃ、やったことがないんだから分かんないよ~っていうような内容。その方は20年以上このシステムの仕事をしている人なので、当然に分かっていることなんだけど、じゃあ営業したことある?審査したことがある?部長の仕事をしたことがある?って。
あんまり悔しいもんだから、「分かるために、こうやって教えてもらっています」と冷静口調で返しました。
その後も作業の進め方をはじめ何かとダメ出しが続きましたが、その方がプチっと来るツボが分かってきたので、何とか上手く立ち回るようになりました。
昨日、一通り最終案が完成したんですが、その方から「ようやく一区切りつきましたね。ご苦労様でした」「年末は帰省するんですか?」と声を掛けられ、お互いネットでおせちを注文した話で盛り上がりました。怒られ続きの時は気が重かったけど、この方の怒りは理不尽なところが一切なく、容赦ないけど愛があるという感じで、私にエンジンを掛けてくれたのでありがたい存在だなと思ってます。

色々怒られっぱなしの2ヶ月半でしたが、昨日は部長から私が取った対応に関して褒めてもらい、部下の彼女とも話が出来たし、先ほどの方にも労ってもらったので、まずは良しとしましょう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

異動になりました~(^^; [おしごとのこと]

10月1日付で、本社に異動になりました[exclamation×2] 会社全体の事務部門を統括する本部部署への異動です。30数年の社歴の中で、初めての本部の仕事になります。

昨年4月に新宿支店に着任したばかりで、まだあと1、2年は異動はないだろうな~と思っていたので、びっくりでした。
特に今年度はコロナ禍の中で50%の出社抑制が続き、実質的には3ヶ月分程度の感覚。まだ、1年くらいしか経ってないやんか~
もともと、私が今の部署に部長という役割でやってきたのにはミッションがあり、2年くらいでそのミッションが達成できれば・・・と思っていました。
最初の1年は、状況を把握して課題と解決策を考える。2年目の前半で解決策を部下のみんなに浸透させ、後半に実行する。こういう計画でした。

私のミッションは、違う商品を取り扱う課を超えて、両方の業務が出来るメンバーを育成すること。それは課によって大きく異なる残業時間を平準化するためと、産育休、退職、長期休暇などの人員減に対して機動的にカバーするため、急な休みがあった場合に向けてその業務が出来る人を複線化しておくために繋がります。

私が着任する前は、この支店はとにかく忙しくて、効率を優先したために業務の分業化が進んでいました。その業務を長くやっている人が、それだけに専念してやる方が効率的、たくさん捌けるのです。
でも一方で、その業務が出来る人が限定されるので、人員減に対して補充メンバーを選任するのも難しく、採用で対応しても一から教えて戦力化出来るまでの負担が大きい。
また、他の業務を知らず、一人一人の業務知識の幅が拡がらずにキャリアアップがなかなか出来ない。
そして、商品によって異なる業務量から、同じ部内でも夜遅くまで残業するのが当たり前の課と、定時で帰る課があり、忙しい方のメンバーは潜在的な不満を感じている・・・
などなど、以前の体制でのデメリットもかなりあったのでした。

目の前の忙しさのために効率化を優先するのか長期的な安定化を優先するのか、経営層は後者を選択し、その舵取りを行うのが私のミッションということなのでした。
忙しさが変わらない中で今までの体制を大きく変更し、みんなの意識を変えるというのは、本当に難しいこと。30数名の部下だけでなく、支店の幹部の意識を変えるというのは、本当に大変でした。

ただコロナの影響で、意外にも、2年目の前半で既にミッションクリア出来ていたのでした。
50%出社抑制ということは、出社している人数が半分。そのために新規融資の取り組みを減らす調整はしたものの、顧客管理業務はコロナ影響で平時よりも大幅に増加しました。銀行が色々な手続きは極力ネットで行い、窓口へ来店するのは控えてほしいということをお願いしてましたよね。自粛で在宅時間が増えたので、普段やれなかった住所変更や引落口座変更の申し出などがやたらに増えたのでした。それに加えて、収入減のために返済額を軽減してほしいという依頼も増えました。
そのため管理業務を行っている課は、出社時には20時~21時までの残業が続き、それだけでは業務が回らないので、50%抑制のところが80~90%の出社率というメンバーもいました。その一方で、違う業務や課では、完全な50%抑制、出社時も定時というメンバーもいるなど、平常時以上に格差が拡がりました。
さすがに、みんなもその状態がおかしいということを意識するようになり、定時で帰れていたメンバーからは、自分たちが出来ることは手伝いますという声が自主的に上がるようになりました。

昨年後半から、その商品の根幹業務の知識はなくても、簡単なレクチャーを受ければ出来る業務を洗い出して、3つくらいの業務を課を超えて支援する体制を作っていたのですが、本業との兼務なので様子を見ながらという感じで進めていて、まだまだ本格稼働は出来ていませんでした。
ところが、コロナ影響で業務量の格差が更に拡がるにつれて、忙しい課を支援する動きが一気に加速したのでした。9月には完全に2つの業務は兼務しているメンバーが担当するという体制までになり、忙しかったメンバーの業務量軽減に大きく繋がりました。

それでも、業務量の平準化という面では、まだまだほんの一部分が出来たということに過ぎないのですが、メンバーの意識が変わったということは、とても大きな一歩なのでした。
一気に体制を変更するのは難しいですが、少しずつやれることを考えて取り組んで行くことで、気がついたら良くなっていた・・・そのためにはみんなが意識し続けるということが大切。
その意識を持ってもらえるようになったこと。それで、私をこの部署から卒業させても良いと、経営層が判断したようです。

次の部署への異動について社長から内示を受けた時、現場の店部での取り組みを、本部側から全社に向けて取り組んでいってほしいというミッションが与えられました。
・・・というより、社長からは以前から、今度の部署への異動を仄めかされていましたが(^^;
私自身も、異動に関する希望を会社から聞かれる機会には、「ほとんどの商品の営業審査と事務を経験したことを活かせる部署」や「企画の仕事」を希望していました。
まさしく、今度の部署やポジションは、その両方の希望が叶ったものなのでした。

先日、本社に着任前の挨拶に行ってきました。30数年この会社にいると、一緒に仕事をした人やお酒を飲んだ人がいっぱいいます。関連部署に挨拶に回ると、本当に見知った顔ばかりで。10数年ぶりに会う人も、つい3ヶ月前まで一緒に仕事をしていた人も、これまでは本部対現場という関係でいろいろ関わりあった人も。
なので、アウェイ感もなく、安心しました。
とはいえ、本部の仕事は現場からは見えない仕事が山のようにあり、後発で開発された商品の事務経験はゼロなので、今後しばらくは色々なことを覚える毎日になりそうです。

次の部署でのポジションは部長ではありませんが、部長の仕事はメチャクチャ大変で、しかもどうにもならないことも多くて、ストレスがかなりありました。実は、それらから解放されるというのが嬉しい。
先ほど書いたミッションを達成させるために部長に任命されたのですが、部長の仕事が一番大変なのは、経営者目線を持つということ。部長は経営層の直接の部下であり、会社側と従業員の間に立つポジション。つまり部下からの意見や要望があっても、それを会社側の目線で対応しなければならないのです。
若い頃や課長時代までは、今いる現場から見て良いか悪いか、自分たちの目線での考えしかなく、それが実現されなければ不満を抱く。でも経営側は、法令遵守や親会社からの指示に基づき、全社様々な部署を見渡して、何が最善かを考えている。当然、一部署の一社員との意見の相違が出てくる。
部長は経営側と現場の意見の相違を調整する役目であり、基本的には経営側の考えを現場に伝えることになります。その調整が、とにかく大変なのでした。

その割には課長から部長に昇進した時にも、ほとんどお給料は変わらず。うちの会社の給与は、入社以来の実績に基づく資格給とその時の役割に応じた役割給から決められています。そして本部と現場、大きな店部と小さな店部では、同じ役職名でも役割給が違うのです。
今度の部署でのポジションは部長の次の次のポジションですが、お給料は今と変わらないそうです。それだけ、本部の仕事は役割期待が大きいということのようです。

さていつもの如く長々と書きましたが、最後に。
今回の異動は、一つの課をまるまる別の支店へ異動させるという大きな組織変更もあったため、私を含めて6名が別部署への異動になりましたが、今年はコロナ影響で歓送迎会がありません。
金曜日は新宿支店への最終出社日でしたが、荷物を送る準備をして、部下たち一人一人にお礼のお菓子を配って挨拶して回って、それでフェードアウトするつもりでした・・・
が、「部長、〇時にお時間いただきたいんですが・・・」とに部下の一人から声を掛けられ、「えっ、この期に及んで、何か相談事か・・・?」と思っていたら、なんと部下全員(といっても出社抑制のため半分のメンバーですが)が集まってきて、「部長、今までありがとうございました[ぴかぴか(新しい)]」と、お花をいただきました。
予期せぬ展開に、ついホロっとしそうになりました[るんるん]
20201002事務推進部送別のお花.jpg

そして、直属の部下である課長からはこちらのお餞別もいただきました。
小林課長からの送別の品.jpg
彼女は昨年私が着任したのと同時に初めて課長に昇進し、初めての課長ということで葛藤する日々の中で、本当にたくさん話をしました。そのほとんどが指導でしたが、彼女は私よりも少し年上ですが、私のことを本当に信頼してもらえるようになりました。本音で話が出来る存在でした。
上司と部下という関係がなくなっても、ずっとお付き合いしていきたいと思っています。

この1年半はあっという間でしたが、とても中身の濃い1年半でした。
部長という役職は大変でしたが、とても良い経験になったと思います。
そして、この年齢になってもまた新たなミッションが与えられ、新しいことを経験出来るということは、本当に恵まれているな~と。

明日から、新しい世界が始まります。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

たいちゃん、安らかに [私の日記]

コロナ影響で今年のお盆は帰省しなかったけど、実家から残念なお知らせが届いた。
実家で飼っていた猫が、病気のために息を引き取ったと。。。

数年前に帰省した時に、突然実家にいた猫ちゃんにびっくりしたっけ。その後、年に2、3回しか会うことがない私のことを覚えているかのように、会うたびにスリスリ寄ってくる人懐っこい子でした。かといって、こちらが構うとどこ吹く風というような知らんふり。
穏やかで、どっしりと構えたお利口さんでしたね。

我が子のように可愛がっていた妹の憔悴ぶりに、掛ける言葉もありません。。。

私も一人暮らしが長いので、犬を飼ってみたいなとずっと考えていますが、生き物を飼うことの責任と失った時のことを思うと、私には無理かな~と思っています。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

丹後のバラ寿司、作りました [私の日記]

気が付けば7月はブログ更新してませんでしたが、会社の方は6月までと同様に原則50%の出社抑制が続いていたので、ステイホームの毎日。料理を作る時間も相変わらず多く、あれこれ作ってました。

そして急に食べたくなって作ったのが、地元丹後のバラ寿司。一人暮らしだと3日間位食べ続けることになりますが、やっぱり食べたい。
メイン材料も長期保存出来るものも多いので、買い置きしておけば割とすぐに作り始められます。
サバの水煮缶、干しシイタケ、干しかんぴょうは買い置きがあり、卵と紅ショウガは常備。かまぼこと大葉を買ってくるだけです。紅ショウガは新生姜を梅酢に漬けた自家製です。
コロナで料理 (5).jpgコロナで料理 (4).jpg
レシピは…①サバ缶のそぼろ作り。サバ缶をバサッとフライパンにあけて、水気がなくなるまで炒る。仕上げに醤油と砂糖で好みの甘辛さに。水分が多い間は、あまり頻繁にかき混ぜずに放置した方が早く水分が飛ぶそうです。味付けしてからは焦げやすいので、弱火で慎重に。②干しシイタケとかんぴょうは戻してから、醤油、砂糖、みりん、酒で味付け。サバのそぼろの味が濃いので、薄めが良いかも。③錦糸卵を作る。④かまぼこは銀杏切り、大葉は千切り、紅ショウガはみじん切りに。⑤酢飯を作る。⑥酢飯に②の半分量を混ぜる。⑦お重などの容器にサバのそぼろ⇒酢飯⇒さばのそぼろ⇒酢飯⇒さばのそぼろ⇒椎茸・かんぴょう・かまぼこ・錦糸卵・紅ショウガ・大葉をちらす。
だいたい適当に味付けしているので、分量はわかりません。
コロナで料理 (6).jpgコロナで料理 (7).jpg
完成です[ぴかぴか(新しい)] 色彩がきれいで食欲をそそられますね~
コロナで料理 (8).jpg
丹後ではバラ寿司専用の松蓋という長方形の箱で大量に作り、ケーキのようにヘラで切り分けてお皿に盛りつけます。お盆など帰省してみんなが集まる場やお祭りなどで振舞われる郷土料理です。
でも最近では小家族化で、大きな松蓋がある家は少なくなってきていて、重箱などで代用していますね。
ちらし寿司のようにお皿にそのまま盛り付けていくのもありですが、丹後のバラ寿司の特徴は、大阪の箱寿司のように全体をぎゅっと押し付けて固めるところです。すし飯の間にそぼろを重ねるので切り分けた時に横から見ると、きれいな層になっているのも特徴です。
ということで、ガラス製の器でも作ってみましたヨ。
コロナで料理 (9).jpg
横から層も見えるので、意外とおしゃれな感じになりました。

今回は3合分で作ったので3日間ずっと食べてましたが、錦糸卵は日持ちしないのと、冷蔵庫で保管するとすし飯が固くなって美味しくなくなります。レンジで温めると少し復活するんですが、やっぱり1~2日で食べきれる量にした方が良いようです。

今年はコロナの影響で帰省しなかったから、また家で作ろうっと。







nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

梅干し、出来た~ [私の日記]

6月27日に梅干しを漬けた後、7月2日に梅酢が上がってきたのを確認して、もみ紫蘇を投入。
梅干し作り2020年10 (2).jpg梅干し作り2020年10 (5).jpg
この状態で、あとは梅雨が明けるのを待つばかり。次はいよいよ土用干し。

ところが。今年の梅雨明けは7月末と、例年に比べてかなり遅かったですよね~ 
梅雨明け後もイマイチぱっとしない曇り空が続いて、ずいぶんヤキモキしました。
梅干しの天日干しは、梅雨が明けた土用の頃、晴天が3日以上続く日に干すので土用干しと言うそうですが、ネットで調べてみると、絶対に土用の頃でなくても良いそう。
1日のうちで1~2回は梅を裏返えす必要があるのと、途中で雨が降った時の対応を考えて、1日中家にいられる13日からの夏休みに干すことにしました。
幸いとでもいうべきか、13日から今日までの4日間、初日に夕立があった以外はずっとカンカン照りの晴天。
梅を裏返すのはまんべんなく日に当てるためですが、1日目にはもう一つ大事な意味があります。籠に梅の皮が引っ付き始める前に、干し始めて2~3時間後に裏返すと引っ付かなくなるそうです。

8月13日、朝7時半頃から、ホーロー容器から梅を取り出す作業。
梅干し作り2020年10 (7).jpg
いったんキッチンペーパーで滴切り。意外とこの作業に手間取りました。柔らかくなった梅を取り出すと、重しのせいか、梅がぺったんこ状態(^^; 形を整えながら慎重に取り出すのに時間がかかりました。菜箸を使うとさらに苦労しそうなので、手でやりました。
梅干し作り2020年10 (9).jpg梅干し作り2020年10 (8).jpg

そして、干し籠のセッティング。。。ちょっと待ったぁ~[exclamation] どうやって干し籠を吊るすんだ~
私の家にはベランダが北側と西側にあります。西側には物干し竿用のフックがあるんですが北側にはない。でも1日中日が当たるのは北側。マンションの最上階で北側ベランダに屋根がないので、北側なのに日当たりが良いのでした。
ベランダの手すりに括り付けてみたけど、それだけでは籠は傾いてしまう・・・ということで、もう一方に脚立を置いてこんな感じに。
梅干し作り2020年10 (11).jpg梅干し作り2020年10 (19).jpg
見た目は変ですが、何とか梅を干すことが出来ました[ひらめき]

13日は夕方にゲリラ豪雨の予報だったので、警戒していたところ・・・見事に的中。
梅干し作り2020年10 (15).jpg梅干し作り2020年10 (13).jpg
雨雲が近づいてくるのを見て、すぐに梅干しを室内に取り込みました。
ちなみに、雨が降ったとしても、梅を消毒用のアルコールで拭いてまた干せば良いそうです。でも、一つ一つ拭くのは面倒くさいですよね~

急いで取り込んだのは良いけれど・・・[exclamation] 室内にも干し籠を吊るすところがな~い[がく~(落胆した顔)] 今考えるとカーテン用のフックでも良かったんですが、その時思いついたのはお風呂。浴室乾燥機用のポールに吊るすことに。お陰でその晩はお風呂に入れませんでした~(^^; 浴室が甘酸っぱい梅の香りでいっぱいに[るんるん]
干し籠を購入する時、大きなザルと比較して迷ったんですが、吊るすところのことまで考えてなかったですね~

2日目、3日目はいずれも雨は降らず、1日中晴天続きでした。
梅干し作り2020年10 (12).jpg梅干し作り2020年10 (18).jpg
色んな人の梅干し作りのサイトをみると、朝干して夜は室内に取り込む人が多かったんですが、夜もそのまま外に干すという人もいたので、私も3日目は夜も干しました。お日様だけでなく、風を通すことも大事みたいです。
何日干すのが正解なのか? 3~4日という人が多かったので今回は4日間にしました。多分これは決まったものではなくて、水分が適度に抜けて旨味が増すまでに最低3日間は掛かるということで、日が当たっている時間や気温なども様々なのであくまでも目安ということなのかな~と。逆に長ければ良いかというと、4日以上だと干からびてしまうのかも。

そして4日目、梅干し完成~[ぴかぴか(新しい)]
梅干し作り2020年10 (21).jpg梅干し作り2020年10 (17).jpg
美味しそうに出来ました。もみ紫蘇を入れて1週間後に食べた時は、ただ塩辛かっただけなんですが、干した直後の梅は、旨味が出ていてとてもまろやかな感じ。こんなに味が変わるのかとびっくりでした。
梅干し作り2020年10 (1).jpg
今回は3kgの青梅を漬けましたが、出来上がりは2㎏位の分量になってました。
半分の36個はそのまま保存容器へ。もう半分はもう一度梅酢に漬けて保存します。そのままだと色は薄め、味はまろやか、ねっとりとした食感。梅酢に漬けておくと、赤味が増して酸っぱく、果肉がみずみずしい食感になるそうです。
干した直後も美味しいですが、1年以上寝かせるのも美味しいそうです。

梅干し作り2020年10 (20).jpg梅干し作り2020年10.jpg
こちらはもみ紫蘇を一緒に干したもの。カラカラになったもみ紫蘇をすり鉢で粉状にして、ゆかりをつくりました。

今回初めて梅干し作りをしましたが、なかなか楽しかったです。
でも出来上がりの分量が思っていたよりも少なかったので、来年は5㎏位漬けようかな。

市販の梅は甘いものも多くて普段はあまり食べないけど、やっぱり自分で漬けた梅は美味しいですね~
梅干しをそのままお酒のあてにして食べるだけでなく、お吸い物にも入れてみました。
梅酢も何か料理に使えそうなので、レシピを探してみます。

それはそうと、今夕方ですが雨が降っています。今年の梅の土用干しは、なかなかグッドタイミングだったようです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ゾクゾクの棋戦鑑賞 [私の日記]

本日6月28日、14歳でプロ棋士になった藤井聡太七段が渡辺明三冠に挑戦するヒューリック杯棋聖戦五番勝負第二局が行われました。
この一局がどれほどすごい対決かというと、現役プロ棋士の中ではトップといわれる渡辺三冠相手に、数々の最年少記録を打ち立て続けている藤井聡太七段が初タイトルに挑戦するという夢の大一番勝負なのでした。
今日のネットニュースでもトップニュースとして取り上げられていますが、結果は見事に藤井聡太七段が勝ちました。

第一局は接戦の上藤井聡太七段が寄せ切りましたが、今日は90手という短い手で、渡辺三冠は一度も王手を掛けられずの完敗でした。ネットニュースでも、現役最強と言われる渡辺三冠がこれだけの負けをしたのは見たことがないと言われるほどの、藤井聡太七段の圧勝でした。

なぜ突然、将棋の話になったのかというと、最近、私自身が将棋のゲームにはまっているから。
最近の藤井聡太七段の活躍ぶりをネットニュースで知って、あまりの強さに、この強さがどれくらいすごいのかを知りたくて、まずは自分も将棋をやってみようと思ったからなのでした。
将棋は、子供の頃か社会人になってからなのか覚えていないけど、なぜかルールは知っていて、若いころには将棋のゲームもやったことがありました。でもその当時は麻雀だとか碁の方に興味があったので、その後は遠ざかっていました。
でも、今回あらためてルールの確認をして、アプリの将棋ゲームで毎晩何局か指す毎日です。
とはいえ、全くの初心者なので、定石とか筋読みなどはほとんど関係なくやってます(^^; レベル1で16勝4敗というレベルです(^^;

そして、棋戦の種類や棋士のレベル、タイトル戦に挑戦するためにはどれ位勝たないといけないのかなど、将棋界の基本的なことを全く知らなかったので、これは勉強しました。
これだけ藤井聡太七段がすごいと言われていても、将棋界全体の中での立ち位置を知らなければ、すごさは実感出来ないと思って。

将棋のことを知らなくても、プロ棋士と言えば羽生善治という名前は聞いたことがあると思います。羽生善治九段は私と同世代なので、その活躍ぶりとすごい棋士だということは知っていました。今回いろいろ将棋界のことを勉強する中で、羽生善治九段は平成のレジェンドだということを認識しました。

その時の棋士の名前を称するときに、棋士のレベルが分かります。棋戦のトップ勝負であるタイトルは8タイトルあります。名人戦、竜王戦・・・タイトル戦にもレベルの順位がありますが、2タイトル以上保持している棋士のことは二冠、三冠・・とその時点で保持しているタイトル戦の数を〇冠と称します。1タイトルの場合はタイトル名を冠とします。○○名人とか○○竜王とか。そしてタイトル保持者以外は〇段という棋士の段数をつけて呼びます。
段はいろいろな世界でのレベル感を表すもので、昇段するためのルールによって決まってきます。段は数字が大きいほど、レベルが高いということですね。

藤井聡太七段、羽生九段は、現在のタイトル保持者でななく、渡辺三冠は王将、棋聖、棋王のタイトル保持者ということです。本日の棋戦は、渡辺三冠が保持している棋聖に藤井聡太七段が初めてタイトル保持者になるための挑戦戦です。
ちなみに羽生九段は全盛期には8つのタイトル戦のうち7つのタイトル保持者として羽生七冠となり、あまりの強さを称するために「永世」を名乗ることが許されています。1回きりではなく、一定の期においてそのタイトルを保持し続けたすごい棋士に与えられる将棋界最高の称号になります。そして永世称号は引退後に与えられるのが原則となります。
羽生九段は残念ながら現在はタイトル保持者ではないので九段と称されています。将棋の世界では年齢が若い方が、有利なようです。高校生である藤井聡太七段の方が、アドバンテージがあるということなのですね。

ネット記事で、藤井聡太七段のすごさがもっと実感出来て楽しいのは、実際に局を観戦することだということが書いてありまして。
昔はNHKなどの将棋解説くらいでしか映像で観ることが出来ませんでしたが、今は、ABEMAで将棋対戦の実況中継を観ることが出来ます。しかも割と簡単に、無料で。

普段タイトル戦をはじめとする将棋の対戦は平日に行われることが多いそうで、日曜日に開催されるのは珍しいとのこと。なぜそうなったかというと、コロナ自粛のためにしばらく棋戦が行われず、緊急事態宣言解除以降、超過密スケジュールで数々のタイトル戦や公式戦が行われているのです。
藤井聡太七段も渡辺三冠も、タイトル戦を掛け持ちで戦っているのは、超レアなことだそうです。

タイトル棋戦は長時間にわたって行われます。棋聖戦は5番勝負なので3回勝つと勝ちになります。5番勝負というのは、それぞれ3時間の持ち時間、朝9時開始で勝負はだいたい夕方の6~7時頃につきます。
実は、今日はその9時から勝敗がつくまでの約9時間、ずっと観戦していました。

9時間も観続けることができるのか?と思っていましたが、よくよく考えてみると、普段の会社での仕事もこの時間と同じくらいに集中してやっていることに気が付きました。次の一手を打つまでに、藤井七段はかなりの時間を序盤中盤戦で使うのが最近の特徴ですが、その間に何かをずっと考え続けるということ、実は私自身も普段の生活でやっていることだなぁ~と。
今日は朝の8時45分頃、対戦前の様子から終局の18時半頃まで、昼食タイム以外はほとんどABEMAで観戦してました。
次の一手を打つまで、長ければ30分以上盤上は動かないけれど、そこは解説者の方々のコメントも面白くて見入ってしまいました。

解説者の方は次の一手の予想やその先の筋読みをするんですが、それは正直まったく理解できないんですが、棋戦にまつわる所作や小ネタも披露していただいているので、けっして飽きない。
解説者は現役のプロ棋士が担っているんですが、みなさん喋りがうまい。次の一手の予想の場面でも、私にはさっぱりわかりませんが、ご自分の成長のためにあれこれ手合いを考えている様子は、将棋界は勝てばそれまでという訳ではなく、みんなでレベレルアップしていこうという気風が感じられてすごいと思いました。
渡辺三冠も、勝負に敗れたすぐ後に感想戦という振り返り戦の中で、あの時の一手がもし別の一手ならどうなっていたかなど、負けたのにもかかわらず真摯に振り返っている姿は、とても感動的でした。

将棋は正しい答えがない戦いです。相手が打った手に対して自分がどの一手を打つか、幾通りもの結果が導かれる。棋戦の解説だけでなく控室では検討会というのもリアルタイムで行われているほど。こうだったら、こうなるのでは?という予想をし続けているのを知って、素直にすごいと思いました。
今日の棋聖戦での勝負手は、誰もが予想しなかった二手が勝因だったようですが、それについてはたぶん当面の間、棋士界では語り継がれると思います。
敗れた渡辺三冠も読み切れなかった二手でした。

丸一日棋聖戦を鑑賞して、いろいろなことを初めて知ってとても面白かったし、改めてまったく動ぜずに意表を突きながら淡々と攻めていった藤井聡太七段の怪物ぶりに、ゾクゾクした体験になりました。
だけど次は、渡辺三冠にもなんとか藤井七段を打ち負かす善戦を期待したいですね~



nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:日記・雑感

初めての梅干し作り [私の日記]

また梅の話? はい、今度は梅干し作りで~す[るんるん]
梅酒はこれまでに4回ほど作っていますが、梅干し作りは今回が初挑戦。

梅酒は大瓶があれば材料さえ揃えればすぐに作り始められるし、2~3時間もあれば終わるので、けっこう気軽に出来ます。でも梅干し作りは手間が掛かります。

まずは漬け込む容器と重しと土用干しするためのざるの準備。まあこれらは一度揃えれば、次からは不要になりますが。今回購入したのは、10Lのホーロー容器と5.5kgと2.5㎏の重し、落し蓋、天日干し用の3段の干し籠がセットになったもの。このセットのサイズは3~5㎏の梅用です。
梅干し作り2020年 (4).jpg梅干し作り2020年 (5).jpg
始めは一つ一つの商品を探してみましたが、3kgの梅の場合のサイズや重量感が分からず、けっこう悩みました。でもこのセット販売を見つけて、一度にすべて揃えられたのでラッキーでした。

材料は完熟梅と粗塩、赤紫蘇が必要です。分量は、梅3kg、粗塩540g、赤紫蘇の葉450g。
粗塩は量によって保存年限と塩気が変わるので、粗塩の分量はきっちりと計ることが大事。長期保存が出来て塩辛すぎない分量は、梅の重量に対して18%がお勧めとのこと。
梅干し作り2020年 (2).jpg
梅酒用と同じ南高梅のネットショップで、梅干し用完熟梅2L~3Lで3㎏、粗塩1kg、もみ紫蘇700gを注文。南高梅は3kgで4,950円、粗塩1,516円、もみ紫蘇1,500円。梅は3kgだいたい80~90個くらいあるので、同じ量をお店で買うよりも安上がりですね。青梅から3週間ほど後に届きました。箱を開けた瞬間に、青梅よりももっとフルーティーな香りが漂いました。
本来は収穫直後の赤紫蘇を自分で塩もみしたものを作るのが王道のようですが、この作業も結構手間が掛かります。しかも収穫時期が限定的なので、リアルタイムで受け取ることも難しそう。こちらのネットショップでは昨年漬けたもみ紫蘇があったので、それを使うことにしました。
梅干し作り2020年 (3).jpg

さていよいよ梅干し作り開始。
竹串で梅のヘタを取って、洗って、水気を拭き取るところまでは、梅酒と一緒です。
梅干し作り2020年 (6).jpg
水に浸けた時の梅のプルプル感、相変わらずの可愛さ(^^♪

ホーロー容器の底に粗塩を少し振って、梅⇒粗塩⇒梅⇒粗塩・・・と交互に入れていきます。
梅干し作り2020年 (7).jpg梅干し作り2020年 (9).jpg
落し蓋と重しを乗せるので、一番上の段はなるべく表面がなだらかになるようにすることがポイント。1~2段目は隙間なく梅を敷き詰めたので、3~4段では梅の数が足らなかったりして、表面が均等になだらかになるまで何度かやり直しました。梅の並べ方は意外と難しかったですね~

最後に落し蓋をして、重しを乗せます。重しの重量は梅の2倍が目安のようです。4~5日経って梅酢が上がってきたら、梅の1/2~2/3の重量まで重しを減らします。
梅干し作り2020年 (1).jpg
重しを乗せると蓋が閉まらないので、ラップで覆って完了。直射日光の当たらない涼しい場所で保管します。
今日の作業はここまで。

4~5日で梅酢が上がってきたらもみ紫蘇を加えて、時々カビが出てないかチェックして保管します。紅ショウガも作りたいので、このタイミングで梅干しと一緒に浸けようと思います。

7月20日土用の日になったら、3日程度好天が続くタイミングで土用干しをします。朝から夕方まで日当たりの良い所で、梅同士がくっつかないように干して、途中で2~3回上下をひっくり返し、夜は室内に取り込みます。
もみ紫蘇を一緒に干すと、ゆかりを作ることが出来るそうです。もみ紫蘇で柴漬けやみょうがの紫蘇付けも作ってみようと思います。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

梅酒作り 冷凍してみました [私の日記]

前回梅酒を浸けてから1週間遅れでもう1kg分の青梅が到着。今度は一晩冷凍後に解凍した梅で作ってみました。
昨年も冷凍処理したものを作ったんですが、その時は冷凍梅のまま浸けました。青梅の中でもほんのり完熟しているものを使ってます。1年経ったものがこちら。ホワイトリカーで作ったのにかなり赤味がついた色になってます。
梅酒作り2019年物.jpg

そして今年も同じように、少し黄色味がかった梅を選んで冷凍処理。冷凍した梅をそのまま浸けようとした時、ふと疑問が。「水分は大敵なはず。。。氷がくっついている冷凍梅をそのまま浸けていいのか?」と。
じゃあ、解凍して水分を拭き取ってからにしよう。。。
ということでしばらく自然解凍して、もうそろそろいいかな~?と梅を見てみると[exclamation&question]
梅酒作り 冷凍 (2).jpg
梅が、ブヨブヨ[exclamation×2] 届いた青梅はすごく張りがあって、かなりしっかりとした硬さ。前日までの姿から一転、「腐ったんか[exclamation&question]」と思うほどの別物になってました。

驚いてネットで調べてみると、凍らせることで繊維が壊れるので、ブヨブヨになるそうです。凍らせた梅はそのまま浸けるというのが一般的なようですが、解凍した梅で梅酒を作っても大丈夫という記事があったので、ちょっと一安心。
梅酒作り 冷凍 (3).jpg
冷凍すると梅エキスが出やすいので、通常よりも早く飲めるようになるようです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理