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先弓!! [ヴァイオリンのこと]

昨日、新しいK先生の第2回目のレッスンがあった。

1回目にやった構え方と弓の持ち方、中弓のボーイングをおさらいした。
1回目からまだ3日目しか経っていないので、習熟度にはあまり自信がなかったけど、もうさっそく次の練習、先弓のボーイングに移った。ということは、あれで良かったということ?それとも、K先生のスピードが速いだけ?
ってなこと考える間もなく、先生の指導には間断の暇がない。私、緊張したりすると、顔や頭部の汗がひどくなるんだけど、汗を拭う暇がないほど。この前、某支店長さんも『俺、鼻水が出てるのに、先生お構いなしなんだもん』って言ってたけど、ほんとうだネ。

さて、先弓。
私は身長も低いので、腕の長さも短い。先生曰く『腕の短い人は、長い人と比べて、ひとつ余分な難しい技術が必要なんですよ』
先弓の一番先端を弾く時は、右薬指と小指は完全に弓から離れる状態。でもその時、残りの3本の指でしっかり弓を支えていなければならない。特に人差し指で圧をかける必要がある。親指は完全に伸びきった状態にする。
そして右手の甲が完全に自分の方に見えるくらいまで、手首を右斜め下前方に押し出した状態にする。その状態からアップに移る時、肘ではなく手首から手前に戻していく。親指は曲げていき、薬指は弓に巻くような感じで着けていき、その次に小指をそっと弓にのせていく。
文章で書くと、その順番でやることも簡単そうだけど、実際は、この一連の動作を一瞬のうちに、しかも自然に連続させなければならない。これが、ムズカシイ。

先生がこれらの注意点を言いながら手を添えてくれて、何度も繰り返してこの動きをするんだけど、そのうち、だんだん訳がわからなくなってきて。それぞれの指の動作と、手首の動作がちぐはぐになったり。今までこの半年近く弾いてきたヴァイオリンとはまったく違う楽器を弾いているみたい。
昨日のレッスンの後から、誰も歩いていない所でとか、トイレとかでもこの練習をしてるけど、どうにも拙い。おまけに、昨日から妹一家がうちにやってきているので、夜ヴァイオリンの練習が出来なくて、ちょっとイライラしてます。

でも、先生が『左手はわりと早く上達するけど、ボーイングは基本中の基本だからね。しんどいと思うけど、今しっかりやっておいたほうがいいヨ』と言われるとおり。
お正月は徹底的に練習して、モノにするぞ~。

ところで、某支店長さんが次に買おうとしているものと同じクラスのヴァイオリン、先生に見せてもらいました。高そうなイタリア製の楽器。あれはオールドヴァイオリンっていうのかな、板にかなり年季が入っているかんじでした。
先生も、私のヴァイオリンを見て『これは初心者用なのであと2、3年したら、このクラスのものを買ったほうがいいヨ』って言ってました。
う~ん、じゃあ、住宅ローンの繰上げ返済用資金を流用するかぁ~。
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