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弦が切れた~ [ヴァイオリンのこと]

昨日の自宅での練習中に、A線が切れた!! 調弦をしていてちょっと強く巻きすぎたら“パシッ”っと。ヴァイオリンを始めてから、初めてのデキゴトだったので、ちょっとびっくり。
でもその後が、たいへん。予備の弦を張るのにひと苦労。

ペグの穴の中に弦の端を入れて巻いていくんだけど、Aの音に合わせるまで張っていくと、ペグの向きが指板と平衡になってしまう。このペグの位置では、楽器を構えたまま片手で調弦をする時、非常に廻しづらい。切れる前のA線のペグの位置や他の線は、うまいこと片手で調弦できる位置にある。
ってことは、穴に入れる弦の長さや巻き方で調整すればいいのか……と思ってやってみるが、意外になかなかぴったりとくる位置にならない。4、5回目でやっと。苦労した~。
それと、A線のペグがなんだか緩いようで、ちょっと勢いよく廻しすぎると、すぐに緩んでしまう。これは、ペグの穴を調整するための道具を買ったほうがいいのかな。ちょっと乾燥もしてきたし、加湿剤も買わなくては。

あれこれ苦労して、弦を張り替えて調弦して弾き始めると、弾いている最中にA線の音だけ下がってくる。わずか2、30分の間に。ペグの位置が緩んでるわけでもなさそうだし。
?? 今まで、弾いている最中にひとつの弦だけ音が下がるってことはなかった。なぜ??

とここで、レッスンの友社の『ヴァイオリン各駅停車』を読んでみた。この本は初心者向けには大変重宝する本です。。。ヴァイオリンの各パーツの種類や取り扱い方、ヴァイオリンの構え方や弓の持ち方、奏法の説明、楽譜の読み方……などなど、ヴァイオリンに関する基礎知識が満載。けっこう、“これってどういうことなの?”と疑問に思ったとき、役に立っています。

そしたら、やっぱり弦に関する説明がありました。弦の張り替え方も。(手順は合ってました。) 
新しく張り替えた弦は、しばらくは伸びて音が下がる、とのこと。弦が落ち着くまでは、こまめに調整してくださいだって。なるほど~!! 音が下がるのは弦が伸び続けているってことで、心配することではなかったのかぁ~良かった……

さて昨日と今日は、苦手な55番と63番を攻略するぞ~!! というわけで、まずは55番の長調短調の音階練習。
今までのレッスンに中に出てきた調の音階やアルペジオはまずまずだけど、短調なんか“わけわかんない!!”“しかも8分音符八つのスラーなんて!”“こんなの、弾けるかぁ~!!! (;一_一)”

ま、でも、怒ってても仕方がないので、まずは一つ一つの音をチューナーで確かめながらゆっくり4分音符で弾いてみる。何度か弾いてみて、音が取りにくいところは、楽譜に○をして音名を書いてみる。
もう一度、スムーズに音階が正確に弾けるようになるまで、4分音符で音階を弾いてみる。ひたすら、弾き続ける。慣れてきて、そろそろいいかなと思ったら、スラーをつけて弾いてみる。
この繰り返しで、今まですっ飛ばして目を向けなかった55番も、なんとかめどが立つようになってきた。ただ、こればかりやっていると気が滅入るので、苦手な調の音階を中心に、毎日少しずつ弾くのがいいのかも。

63番のコンチェルトNO2は、とりあえず分解して、弾きやすいところから練習してみることにした。冒頭から2ページ目の終わりまで、それと4ページ目の調が変わるところから、最後まで。
この曲も毎日のようにCDを聴いていたので、曲が頭に入っているせいか音とリズムは取りやすい。でも、ボーイングが難しい。今まで出てきた曲よりもはるかにボーイングが忙しい。……これは、練習あるのみだなぁ~ 

でもこの曲をすっ飛ばさないで3巻に進んでみたいし。そう言えば3巻の最初に出てくる長い曲も、この63番のコンチェルトの作曲者ザイツ作曲のコンチェルトなんだもん。しかも5ページもある。
ポジション移動の練習の前にこのザイツのコンチェルトが出てくるって事は、2巻の終わりの63番がちゃんと弾けてるって前提なんだよネ~(@_@;)!!! 
ここは、やるしかないでしょ。
ということで、これからまた、練習のつづきをしようっと。
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