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レッスン19回目 [ヴァイオリンのこと]

今回のレッスンは、変ホ長調の音階から。
50番と51番を1回ずつ。次に52番カノン、53番ぼだい樹、54番ノクターンをそれぞれ2回ずつ通した。あと56番ガボットの途中まで。

今回は細かいポイントではなく、全体的なことを3つ注意された。
①弓を大きく使うこと。特に、54番に出てくる付点8分音符と、56番のスタッカートのついた4分音符。
弓を大きく使うとボーイングのスピードが必要になるので、音が汚くなりがちになる。移弦するタイミングや、アップからダウンへ弓を返す動作、またその逆の動作も遅れがちになる。ボーイングに気をとられるので、音程も悪くなる……
でも、いつも大きく使うことを心掛けていけば、だんだん慣れてくるだろうしね。ま、それが練習ということかな。

②楽譜を見て弾くこと。
自宅での練習でも、暗譜した曲は、チューナーを見るか、弓が弦に当たるところを見てるかで、ほとんど楽譜を見てない。レッスンの時なぜか集中してなくて、よく音を間違える。楽譜を見てないから。確かに、楽譜をちゃんと見て弾くと、音を間違える確率は減った。先生が『完全に暗譜をしてない状態で、楽譜を見ないのは良くない。これから長い曲になるから、楽譜を見て弾くことに慣れないとダメだよ』って。音程のチェックは、自分の耳でやる癖をつけないと……

③雑音を出さないこと。弾き始めやつっかえた時など、弓を弦に触れたまま移動させるときに出る雑音のこと。
先生にはかなり耳障りに聴こえるらしい。私はぜんぜん無意識なんだけど。ちゃんと弓を弦から離して、弾き始めの位置に移動させることを常に意識して、とのこと。ヴァイオリンから出る音は音楽であって、雑音は要らないってことなんです。

次回は55番の長調と短調の音階練習の一部と、56、57、58番を見てきてって。いよいよ、2ページ以上の曲です。

思うに、先生は曲想についてはまったく何も言わないなぁ。強弱記号や速度記号など。でも、まずはちゃんとした音で弾くことと、奏法を習得してからだよね。ほんとに基本的なことや技術的なことだけを注意してくれる方が、覚えることにも集中できるし。
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