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レッスン25回目 [ヴァイオリンのこと]

今日のレッスン。
まずは3rdポジションでのH-durの音階から。ここんところ自宅での練習で3rdポジションでの各音階練習と移動の練習を重点的にやっていたので、アルペジオもほぼスムーズにできたし音程もはまって、まずまずでした。
ポジション移動の練習も、先生に『いいですよ~』って言ってもらえる確率が増えてきました。自分でも上手くいく時の感触がわかってきた感じです。初めて移動の練習をやったときは、“!! こんなのできるようになるの!?”って戦々恐々だったけど。
やっぱり、練習を重ねていくうちにカラダが覚えてくれるのね~って、ちょっと安心しました。

次に2巻の62番バッハのガボット。前回は間違えまくりだったのに、今日は調子よく弾けました~ 前半がほとんどつっかえずに通せたのでそのまま後半へ。
ところが。後半もなかなか調子よく弾けてたんですけど、また、音の間違いが! HとG♯の重音がでてくる次の小節のD♯を、今まで思い切りDの音で弾いてました。
っていうか、Dの♯って……Eの♭なのね……そういえば、他の曲でもこのD♯に遭遇する時、D♯=E♭って結びつかなくて、あいまいな音程になってしまってます。この音には要注意、です。
後半でのもうひとつの注意点は、後半の後半、AG♯AのG♯の音が低いこと。♯とか♭の音は、ほんとに意識して出さないとだめなんですね~
それでも、今日はなかなか調子よく弾けたので、1回通してOKもらえました。

来週は、先生がベルギーへ行かれるとのことでお休み。なので2週間分の宿題です。2ndポジションの音階練習と、1st2ndポジションの移動の練習。曲は3巻の3番、ザイツのコンチェルト二長調NO5。
2巻の63番コンチェルトNO2よりも、先にやるそうです。こっちの方が簡単ってことかしら?? この曲は自宅の練習でもぜんぜん手をつけていないんだけどな・・・
ということで、帰ってさっそく音取りをしてみました。一通り弾いてみたら、たしかに途中まではコンチェルトNO2よりも弾きやすかったかも。あ、5ページ目の重音つづきには、まったく歯が立ちませんでしたけど……重音つづきが25小節もある!! (^_^メ) コンチェルトNO2の重音つづきは8小節だったのに…… 

いや、“あきらめちゃ、ダメ”
8月に学生時代の同級生たちがうちに遊びに来るときに、“初お披露目の発表会”することになっているのですよ~ それまでにはこの曲もマスターするのです!!

最後に、先生『ビブラートも、そろそろやるからね』って。“えっ! 教本ではもっと後に出てくるんじゃ……”と、心の準備ができていないまま、弓は置いておいて、左手だけの練習方法を教えてもらいました。『こんなふうに、第二関節から上を柔らかくしてね、こう動かすんだよ~』
……またもや、未知の世界に突入。ビブラートかぁ~ ついに、ついに、来たか!!ってかんじです(ちょっと感慨深かったりもします)。
帰り際先生はにこやかに『じゃあ、新しい曲がんばってね~』と送り出してくださいました。

先週のレッスンのあとは、ぜんぜん弾けなくてかなりへこんでしまったけど、ポジション移動とかヴィバルディのコンチェルトイ短調とか、出来なかったことや弾けなかった曲が、あきらめずに練習してだんだん弾けるようになってきたなっていう実感が湧いてくると、やっぱり、“ヴァイオリンって、たのしいなぁ~”って思います。
『出来なかったことが、努力して出来るようになる』
『がんばって練習して、上手くなる』
『努力の結果が見える』 
それを自分で実感する。っていうこと、大人になってからはあんまり経験することがなかった気がします。
大人になってから努力したこと、たとえば、宅建やFPの勉強した時も、試験に合格したという結果はついてきたけど、自分では“よく頑張ったなぁ”っていう実感はなかったし。
そういう意味では、“ヴァイオリンを習う”ってこと、時にはへこんでもわくわくしながら頑張り続けることができるモノに出会えてよかったな~って。
ビブラートだって、怖くない!!
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