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ひたすら、ヴィブラート [ヴァイオリンのこと]

今日の自宅での練習は、いつもよりすこし早く帰宅できたので2時間。でも、最初に2ポジでのG-durの音階練習を一通りやったあとは、ひたすらヴィブラートの練習。
とにかく曲が弾きたいので、ザイツの5番をヴィブラート掛けながら弾いてみる。が、出だしのD音の2分音符から進まない…… 
けっきょく、洗面所に移動して鏡の前へ。音程やボーイングを無視して、左手指と腕を動かす練習。切れ目なく2分くらい続けていると、顎や首が痛くなってきた。

いつもならそこで止めるんだけど。この前のレッスンの時、先生が“2分音符に8回ずつのテンポで弾けるように、全弓で、音を切らないで練習してみ”って言ってたので、頑張って続けてみた。苦しかった~ 
動かす方向もバラバラだし、揺らす幅も間隔もバラバラなんだけど、ときどき“おっ!いい感じに動いてる”って思える瞬間が何度か現れるようになってきた。この感覚が、常にずっと続くようになれば。

で、またザイツの5番を弾き始める。ヴィブラートなしでゆっくりなら、通せるようになってきている。第3楽章の重音部分も、何とか音が取れるようになってきた。
でも、ヴィブラートをかけると、今まで弾けてたところも躓いてしまってなかなか進まないので、フラストレーションが溜まってきた……っていうか、ぜんぜん楽しくな~い!!!
ヴァイオリン弾いてて、ツライって、初めて思ったのでした。
でも早く上手くなりたいのです!なんだか、強迫観念に近いほどに“上手くなりたい”って焦っているんです、私。
ヴィブラート習得できたら、もっとヴァイオリンのこと好きになるだろうなって思うから、今は耐えて頑張るしかない、ってことも知っているのです。

他の人はどうやってヴィブラートと向き合っているんだろう……効率的なヴィブラートの習得方法ってないのかなぁ~と、夜は、ひたすら“ヴィブラートの練習”で検索して、他の人のブログやHPを観てます。
で、いろんな人のヴィブラートの練習について観ていて、ひとつ気になったことが。

還暦からヴァイオリンを始めたおっちゃんを除いては(この人のブログは、ある意味でおもしろかったヨ。自分は死ぬまでにあと何年もないから、一般的なヴァイオリンレッスン方法に異議あり!という観点で書いてます)、ヴァイオリンを習い始めて2~3年経ってから、ヴィブラートを習い始めている人が多いってこと。
新しいバイオリン教本では3巻の終わり、鈴木や篠崎の教本でも3、4巻あたりにヴィブラートのことが出てくる。ヴァイオリンの構え方やボーイングの基本、1ポジや2、3ポジの音階が正しく弾けるようになっている、というのが前提なら、やっぱりそれくらいの年数が掛かるってことなのかも。

でも、私はまだヴァイオリンをはじめて1年経ってないし、ヴィブラートの練習を始めてからだって、まだ1ヶ月も経っていないのに、先生はかなりのことを要求しているって感じがして。この前のレッスンでも“なんでヴィブラートが出来ひんねん”ってな感じで、きびしかったし。
勝手に都合よく解釈すれば、私の上達ぶりが早いので、もうヴィブラート始めても大丈夫っていうことかもしれないんだけど……
自分の中では、
①早く始めた方が、早く習得できる=早く、上手に好きな曲が弾けるようになる
②先生、飛ばしすぎ。もっと気長に見てやってヨ~ 
という相反する感情が渦巻いている、今日のこの頃なのでした。
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