レッスン４０回目

先週は会社の歓迎会があってお休みしたので、2週間ぶりのレッスン。

やさしいカイザー8番。調子よく弾けたので、OKもらえました。自宅での練習でも、音が取りにくい所もけっこうぴったり音程が合ってきてるかんじで、自分でも手応えがあったので、OKもらえて良かった～
ただ1箇所、また音を完全に間違えて弾いてるところがありました……33小節目Gの音を、思い切りG♯で弾いてました。勝手に、自分のしっくり来る調に変調してしまうクセが抜けない……
あ～、また楽譜見ないで弾いてるってことだわぁ～(^_^メ)
来週は9番。帰ってさっそく弾いてみると、中盤の臨時記号オンパレードのところで挫折。どうやら、転調しながらアルペジオで弾く練習みたいです。臨時記号は、キライだぁ～！！

音階練習は、いつものやつです。速いデタッシェでは、ちょっとまだ音程が甘くなるなぁ。

ザイツのコンチェルト5番第3楽章。先生がところどころピアノ伴奏をつけてくれて、一通り最後まで通しました。後半、a tempoからの16分音符6つのスラーのところも引っ掛かりなく弾けて、問題の重音25小節も1箇所音程が低いと言われたところを弾き直したくらいで通せました。
先生が『よく弾けてますねぇ～　重音の和音もきれいに響いてたし。じゃあ、来週は次の曲をやりましょう』と。
ってことは、ザイツ5番、終了ってことです～！！!(^^)!　
長かった～足かけ3ヵ月半だもんなぁ。

で、思わずうれしくなって『重音のところ、部分練習頑張ったんですよ～!!　弾けないと思ってたところが弾けるようになってくるんですねぇ』って言ったら、『うん、だいぶ練習したなって思いましたよ。和音がキレイに弾けてましたからね』って。
“先生が言ったとおり、通し練習禁止令を守ったんですよ!!”って言いそうでした。あ、でも。ほんとはそれはウソです。“通し練習禁止令”が発布されてからの1週間くらいは、ほんとに一度も通さなかったんだけど。でもやっぱり、まったくの部分練習のみには耐えられませんでした……
だって、ほかの弾けているところをまったく弾かなくなったら、今まで弾けてたところも弾けなくなってしまうって思ったし。何より、他の弾けているところも、まだまだ完璧に弾けているわけじゃないのだし。
と言うより、部分練習だけじゃ、つまらない！！やっぱり1曲を通して弾くほうが、ずっとずっと楽しいしんだもん。

ということで最近の1週間は、1曲の初めから通して、引っ掛かるところを後で部分練習するというスタイルにしました。まぁ、ほんとはそれが普通なのだとは思うけど。通し練習だけとか部分練習だけという極端な練習はダメだってことですね。
でも、部分練習を頑張った甲斐があったってこと、すごく実感できたから良かった。この曲を練習し始めてからの最初の3ヶ月は、“曲は通して弾けるようになったのに、なんだか全然上手くならない”“進歩がない”って思ってたけど、部分練習を重点的に始めたこの2週間で、すごく上手くなった気がするから。
“練習したら、ちゃんと上手くなる”“でも、練習の仕方次第。ダラダラとやっても意味がない。それに気付いたことは大きい”という収穫を得たから、なんだかすごくやる気になってきた～

で、先生、来週からの曲は？『じゃあ、3ｒｄポジションが出てくるベートーベンのメヌエットをやりましょう』
(え？先生、この前11月からヴィヴァルディのコンチェルトイ短調をやりましょうって言ってたのでは…?)
(しかも中級＝18,000円って楽譜に書いたんじゃあ…?)
(今月のお月謝、18,000円払ったヨ…12月分はいくら払えば…?)
ということは小心者の私は口に出して言えず、『この曲、2ndポジションも出てくるんですよね～』と言いながら帰ってきました。
ま、こういう誰もが聴いたことのあるメジャーな曲をレパートリーにすることは、家族の前で弾くにはいいかと。この曲はザイツの5番と比べると、曲も短いし16分音符もほとんど出てこないし、ポジション移動を除けば簡単そうだし。以前に譜読みしてポジションの確認もしてあるので、11月のあと2回のレッスンでOKをもらうことを目標にしよう。