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レッスン44回目 [ヴァイオリンのこと]

本日のレッスン。
『やさしいカイザー』9番。今までよりもテンポアップして2回通す。3箇所ほどつっかえながらも、音程が何とかついてきていたので、合格もらえました~
不思議なもので、あれだけ音程が取りにくかったC→B♭→D♭→Eや、C→D♯→F♯→Aのアルペジオも、速いテンポで弾いても音が取れるようになったのには、何回も練習すれば指が正しい幅を覚えてくれるようになるもんなんだなぁ~と、自分でもちょっと感動した!

次回は12番。8分音符4つのレガートだけど、最初は1音ずつ止めて音を確認しながら練習してとのこと。
帰ってから1音ずつデタッシェで音を取ってみた。この曲も臨時記号がいっぱい出てくるけど、9番でなんとなくコツを掴んだような。臨時記号が出てきても、どんな音かを頭の中でイメージできる速度が以前より速くなってきた気がする。
指の位置も『D♯=E♭=A線のEより半音低い1の指』っていう連想が一瞬で判断できるようになってきたみたいで、初見で弾いてみても、途中で挫折せずに最後までいいテンポで弾けたのでした。
これにも、ちょっと驚き。やっぱり訓練なんだ~、何度も同じことを練習することで脳が学習するんだ~と、当たり前のことなのに感心したのでした。

ヴァイオリンとかピアノとか楽器の演奏って、持って生まれた素質とか才能、センスで上手さが決まるもんかなって考えていたけど、後天的な、正しいやり方での学習や訓練によって上達するものなんだなぁと。
『サラサーテ』の連載記事の『壁を越える 楽譜を読む』で、相対音感や楽譜を読む能力は訓練によって向上する、ということが書いてあったけど、ほんとにそうなんだなって思いました。

さて、レッスンの話の続き。次はイ長調の音階練習。今日はポジション移動のことは特に注意されなかった。ここんところ飲み会続きで、あんまりポジション移動の練習してないんだけど……意識して指を離さないようにしたのがよかったのかな。

曲はボッケリーニの『メヌエット』。目標は2回目の今日でOKをもらうことなんだけど……今日の注意点。

①トリルの弾き方。GF♯を3回の後にEF♯と弾く。このEF♯を今まで弾いてなかったので、慣れなくてEF♯のところをダウンで弾いてしまうのでした。それとF♯が低い。GとF♯はきっちり指をあげて交互に弾くこと。
②10、12小節目の符点8分音符のC音、11、13小節目の符点8分音符のA音にヴィブラートを掛けること。
③10~14小節目の強弱をつけること。
④18、19小節目のDのフラジオレットはD線!! (前半5、6小節目と同じようにAのフラジオレットで弾いてました~大間違い!)
⑤後半オクターブAのスタッカートが続くところ、8分休符のあとの4分休符をちゃんと入れること。(リズム音痴な私です……)
それでも、これ以外のところはわりとスムーズに調子よく弾けてたので、『じゃあ来週からは、ヴィヴァルディのコンチェルトイ短調をやりましょう~』とのことで、OKもらえました~!!

ということで、いよいよ来週からヴィヴァルディです。自宅ではもうかなり前からこの曲は練習しているんだけど、後半の難易度A!のところ、半音ずつ音が変わる16分音符が続く9小節の音程がどうしてもピタッとはまらない。ここがきれいに弾けると、すごく格好いいんだけどなぁ。
今は4分音符=84くらいのテンポで練習しているんだけど、最終的には4分音符=100くらいで弾けるようになりたい。

さて今日の練習の最後に、『メヌエット、難しかったです~』っていうと、『でも、だいぶ良く弾けてたよ』って先生、言ってくれました!カイザーも曲も両方ともOKもらえたので、ちょっとホクホクしながら、帰途に着きました。

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