レッスン８４回目

12月26日、2009年最後のレッスンでした。

『小野アンナ音階教本』　いつも通りのC-major　3オクターブのスケール、アルペジオ。オクターブ重音のスケールと6度の重音。

『ドントOp37』2番。
①②
①移弦してポジション移動する時、移動前の指を早く離しすぎているので、開放弦の雑音が入っている。右手の移弦と左手の移動を同時にすること。
②C→ACF→GCECと続くところ、Cはずっと押さえたままで弾くこと。和音を取る時、左手指を大きく上に上げて取らない。弦を押さえていない指は常に弦の上1センチくらいのところで待機して、そこから次の音に移動させること。

①のように雑音が入るということ、かなり厳しく先生に注意されました。①のパターンだけでなく、隣りの弦を弾いてしまうことや、E線からA線へ4の指で移弦する時にE線を掠る音など、雑音がメチャクチャ多い!!って。
『練習している時、そういう雑音が入るのを自分の耳で聞いてないでしょ!!　音程やリズムにだけ気を取られていて余裕がないから、雑音を聞くことが出来てないんですよ。楽譜に書いてある以外の音は出したらダメ。雑音が入ったら、入らないようにする弾き方を練習すること!!』と。
確かに……雑音のことは気にはなってたんです。雑音が聞こえていないのではなくて、聞こえているけどそのままにしているのでした(^_^メ)　
このドント、音を取るのが難しいんだよ～と言い訳したくなるところだけど、ヴァイオリンの演奏には、音程を正確に取ること以外にもまだまだ練習しなければならない技術があるってことなんですねぇ。移弦やポジション移動のタイミング、リズムの正確さ、ヴィブラート……そして美しい音色で弾くこと。
音が取れて弾けるようになったと言っても、まだまだなんだなぁ～ということに気がついたのでした。

3番は最後まで音取りが出来ていないので、前半部分を1音ずつ音程を確かめながらと6つずつのスラーで1回ずつ通して終わりました。

『ヘンデルのソナタ第3番』第2楽章
③
④⑤
③2つ続く8分音符の2つ目の音は、1つ目よりも軽く弾くこと。
④⑤A線とE線を交互に弾くところ、きっちり移弦すること。A線に移弦する時、E線を掠る雑音が入らないように。

この第2楽章でも、雑音が入ることについてかなり厳しく注意されたんだけど、最後まで弾いたところで、『第2楽章はよく弾けてるからもういいですよ。第3楽章やりましょう』ということで、一応合格をもらえました！

第3楽章は一通り最後まで弾いたところで、時間になりました。こちらも①と同じように、移弦しながらポジション移動するところは、雑音が入らないようにすること。

今回はとにかく雑音のことばかり言われて、かなり厳しいレッスンでした(>_<)　
でも、先生が“耳の良い”先生で良かったなぁ～とも思うのです。上手くなるためには、雑音のことはどうしても克服しないといけないことだから。

コメント 3

ビバルディの記事にたどり着いて以来、とても参考になるので、よくおじゃましています。過去の記事を読ませていただいたところ、同じ先生に習っていることが分りました。私はももんさんが1年前？にやった曲を練習していて、年もももんさんと同じくらいです。今は平日の夕方に通っているので、なかなか教室で会うことはないと思いますが、いつか、お会いできたらなあーと思います。
by Fuyuko (2010-01-04 12:58) 

Fuyukoさん、こんにちわ～

同じ先生ですかぁ～！！以前にも、同じ先生の生徒さんが、このブログに遊びに来てくれましたヨ。
世間は狭いですよねぇ。

先生にはこのブログのこと言ってませんので……よろしくお願いします。

私も2年前までは平日の夜に通ってたんですよ。大阪に帰れたら、また平日に通うことになると思います。
そしたら、お会いするかもしれませんネ（*^_^*）
by ももん (2010-01-05 18:45) 

ももんさん、コメントお返事ありがとうございます。

「10分前に着くとシャッターが閉まっていて、、、」というところで、もしかして、、、と思いました。

先生には、もちろん話していませんので、ご安心ください。

これからも、ももんさんのブログで勉強させて下さいね。
by Fuyuko (2010-01-06 19:23)