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レッスン122回目 [ヴァイオリンのこと]

夏休みを挟んで3週間ぶりのレッスン。
午後からだったので、レッスン前に自宅練習。
やっぱり、直前に練習していくと、レッスンでも落ち着いて出来るようです。

『小野アンナ音階教本』 C-major 3度、6度、オクターブの重音。3オクターブのスケール。
オクターブ重音終わったところで、先生が拍手(!!)してくれました~
拍手してもらったのなんて初めてだったので、うれしいデス。

『DONT Op37』21番。
途中から先生が、ピアノではなくヴァイオリンで一緒に弾いてくれました。
たぶん、ピアノだと音取りが難しいので、慣れたヴァイオリンの方が良かったんかな?

けっこう頑張って練習したつもりだったけど、まだまだ音が取れてないところがありました。
『前半はいいですけど、中盤、まだ音程が怪しいところがあるので、次回もう一回ね。それと、テンポアップしてね』

『ベラチーニ コンチェルト』第4楽章。
前回、リコシェの部分が出来なかったので、その部分だけ。
こちらも、何度も練習したんだけど、イマイチ。
出来たり出来なかったり、という感じ。
『とりあえず、練習しといてね。じゃあ、モーツアルトしましょう』と、微妙に見切りをつけられたよう?

『モーツアルト コンチェルト第3番』第1楽章。
先生と一緒に1ページ目を弾いたところで、ボーイングを書き込んでくれました。
楽譜にはスラーが実線と点線で書いてあって、私は実線のスラーで練習していったのだけど、点線のスラーを弾いてくださいとのこと。
指番号も2種類あって、私が練習していたのとは違う方で弾いてと。

その他の注意点としては、
①モーツアルトは“off”で弾く。
……うまく説明できないけど、例えば、ダウン→ダウンで弾くところを、弓を弦から離さないで弾くのが“on”で、1音ずつ弦から離して弾くことを“off”というような意味かな?
②フレーズの最後の4分音符も、長く伸ばさないで軽く収めるように。
③スタッカートが続くところ、手首だけで軽く、弓を落とす感じで。

③の弾き方を何度かやって、今日のレッスンは終わりました。

ところで、このモーツアルトのコンチェルトには、各楽章ともにカデンツァの部分が出てきます。
私が最初に持っていたモーツアルト コンチェルトのCDはグリュミオー演奏のもので、この第1楽章のカデンツァも、今使っているオイストラフ編の楽譜とは違っています。
今回この楽譜を買って初めて知ったんだけど、カデンツァの部分だけ、楽譜が別刷りになっているんですね~

オイストラフのカデンツァは、素人では弾けないと、ネットで見かけたことがあったので、
先生に、『カデンツァはやるんですか?』と聞いてみました。
そしたら『カデンツァは難しいから、しなくていいですよ』とのことで、ちょっと一安心。
だって、難しすぎるもん!!

グリュミオーとオイストラフの演奏を聴き比べると、同じ曲なのにぜんぜん違うのが、面白いなーと思って。
カデンツァもぜんぜん違うんだけど、カデンツァ以外のところも。
オイストラフの方がモーツアルトっぽい感じの弾き方なんだけど、グリュミオーの演奏の方が好きかな。

あまりにもメジャーな曲を演奏するに当たって、大家と言われる演奏家たちは、自分の解釈するモーツアルトを主張して、さらにこのカデンツァのところで、自分の腕の見せ所とでも言うように朗々と弾いているんですね。
なんか、すごいですね~

私もいつか、カデンツァのところ、弾けるようになるかなぁ~??





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