治療にまつわるお金の話③【生命保険給付金のこと】 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]
今回は、第3弾、保険給付金のお話です。
これまで書いた高額医療費とか医療費控除よりも、かなり重要なことだと思います。
3.【生命保険給付金について】
生命保険の特約とか医療保険での『病気になったらもらえる』給付金って、健康な時はそれほど真剣に考えていなかったけど、実際に病気になってみて、とてもありがたいことだなぁ~と実感しています。
ただそれでも、もう少し、真剣に考えておいた方が良かったかなと。
せっかくなので、今健康な人には、こういう機会にしっかり考えてもらいたいなぁ~と思うのです。
保険給付金…つまり保険に入っていてもらえるお金のことですが、いろいろあります。
一般的には、生命保険の定期や終身契約に付ける医療特約か、がん保険などの医療に特化した保険があります。
主なものとしては、入院給付金、手術給付金、通院給付金。
それと、診断一時金。
ちなみに私が入っていたのは、生命保険とがん保険。
生命保険の方は、たまたま3、4年前に外交員さんから転換を勧められて、保険内容を見直したばかりでした。
でも契約する時いろいろ細かい項目が並んでいて、実はあんまりしっかりとみてませんでした。
ただ、入院給付金を1日5,000円にするか、10,000円にするか…とか、そういうところしか考えてなくて。
で、今回実際に病気になって保険のことを調べてみて、考えるべきポイントがずれていたことが発覚
入院給付金や手術給付金の額は、この前書いたように高額医療費制度があることから、1ヵ月あたり10万円くらい(差額ベッド代のことを考えると、入院期間によってはもう少し必要だけど)が自己負担となるので、それをカバー出来る位で良いということです。
乳がんの手術の場合、実は入院期間はそんなに長くないのです。
病気の状態にもよりますが、早ければ4日位、長くても2~3週間ってところのようです。抗がん剤治療開始後の入院での投与も対象となりますが、それほどの長さではないです。
それよりも大事なのは、通院給付金の額を充実させること
乳がんは(他のがんも同じですが)、退院後の治療の方がずっとお金が掛かるのです~
通院給付金といってもいろいろ制約はあるんですが、1日当たりの金額と、出来れば保障期間が長いものに入っておくということが大事です。
私の場合、この生命保険の特約では通院特約を付けてませんでした
保険会社に確認した時に始めて、『申し訳ございませんが…通院給付金はないご契約です』と。。。
…が、幸いにももう1つ入っていたがん保険が、通院給付金をもらえる契約だったので良かったんですけど。
それでも1日5,000円。
抗がん剤治療だと、1回の通院で30,000円前後は掛かるようです。それが月に1、2回。治療内容によってはもっと掛かります。
この額だと高額医療費の対象にならないことも多いので、全額自己負担に。
通院給付金の額を10,000円とかにしておけば良かったかな~と。
もちろん、その分保険料も上がる訳だけど、たぶんそんなに大きな負担ではないと思うし。
あとは、いつまでの通院が保障されるのか、も大事。
私の場合は、通院給付金は180日以内30回までという内容。で、もう1つ、特定治療通院給付金というのももらえる契約になっていて、これは通院給付金が終わってから120日まで、という内容。
実質10ヶ月分までということだけど、私の場合抗がん剤6ヶ月の後も分子標的治療が更に9ヶ月、そのあとホルモン治療が5年…
もし、再発転移した場合は、さらにもっと掛かるということで。
その時には何の給付金もなし…ということになりそうです。
毎年がん保険の会社から保険見直しの案内が来ているんだけど、お勧めの保険の内容を今ちゃんと見てみると、『通院給付金日数無制限でカバー』の文字が
12年前からがん保険に入っていたものの、最低限のものしか入ってなくて、しかもこの見直しの案内が来てもいつもスルーしていたので、何とも残念。
1ヵ月の保険料は大した金額じゃないのに…
これも、実際に経験してみないとわからないことですよね。
なので、特にこれを読んでいただいた方には言いたいです。
『通院給付金をしっかりカバー出来る保険に入って下さい』
あと、保険のことではもう一つ。
生命保険の方では通院給付金を付けずにいてがっくりだったけど、リガードといって、『特定疾病に罹った時にもらえる診断一時金』というのが付いていたので、こちらは大助かりです。
がん保険でも診断一時金がもらえるので、全部で300万円
通院給付金で賄えない分や医療用ウィッグなどの出費にも対応できるし、万が一再発転移した場合にも備えられるのです。
この診断一時金って、これもまたあまり深く考えていなかったけど、経済的な不安を和らげてくれる大切なものです。
なので皆様、今一度、しっかり保険を見直すこと もちろん、今何も入っていない方は、是非加入を検討してみてくださいね。
これまで書いた高額医療費とか医療費控除よりも、かなり重要なことだと思います。
3.【生命保険給付金について】
生命保険の特約とか医療保険での『病気になったらもらえる』給付金って、健康な時はそれほど真剣に考えていなかったけど、実際に病気になってみて、とてもありがたいことだなぁ~と実感しています。
ただそれでも、もう少し、真剣に考えておいた方が良かったかなと。
せっかくなので、今健康な人には、こういう機会にしっかり考えてもらいたいなぁ~と思うのです。
保険給付金…つまり保険に入っていてもらえるお金のことですが、いろいろあります。
一般的には、生命保険の定期や終身契約に付ける医療特約か、がん保険などの医療に特化した保険があります。
主なものとしては、入院給付金、手術給付金、通院給付金。
それと、診断一時金。
ちなみに私が入っていたのは、生命保険とがん保険。
生命保険の方は、たまたま3、4年前に外交員さんから転換を勧められて、保険内容を見直したばかりでした。
でも契約する時いろいろ細かい項目が並んでいて、実はあんまりしっかりとみてませんでした。
ただ、入院給付金を1日5,000円にするか、10,000円にするか…とか、そういうところしか考えてなくて。
で、今回実際に病気になって保険のことを調べてみて、考えるべきポイントがずれていたことが発覚
入院給付金や手術給付金の額は、この前書いたように高額医療費制度があることから、1ヵ月あたり10万円くらい(差額ベッド代のことを考えると、入院期間によってはもう少し必要だけど)が自己負担となるので、それをカバー出来る位で良いということです。
乳がんの手術の場合、実は入院期間はそんなに長くないのです。
病気の状態にもよりますが、早ければ4日位、長くても2~3週間ってところのようです。抗がん剤治療開始後の入院での投与も対象となりますが、それほどの長さではないです。
それよりも大事なのは、通院給付金の額を充実させること
乳がんは(他のがんも同じですが)、退院後の治療の方がずっとお金が掛かるのです~
通院給付金といってもいろいろ制約はあるんですが、1日当たりの金額と、出来れば保障期間が長いものに入っておくということが大事です。
私の場合、この生命保険の特約では通院特約を付けてませんでした
保険会社に確認した時に始めて、『申し訳ございませんが…通院給付金はないご契約です』と。。。
…が、幸いにももう1つ入っていたがん保険が、通院給付金をもらえる契約だったので良かったんですけど。
それでも1日5,000円。
抗がん剤治療だと、1回の通院で30,000円前後は掛かるようです。それが月に1、2回。治療内容によってはもっと掛かります。
この額だと高額医療費の対象にならないことも多いので、全額自己負担に。
通院給付金の額を10,000円とかにしておけば良かったかな~と。
もちろん、その分保険料も上がる訳だけど、たぶんそんなに大きな負担ではないと思うし。
あとは、いつまでの通院が保障されるのか、も大事。
私の場合は、通院給付金は180日以内30回までという内容。で、もう1つ、特定治療通院給付金というのももらえる契約になっていて、これは通院給付金が終わってから120日まで、という内容。
実質10ヶ月分までということだけど、私の場合抗がん剤6ヶ月の後も分子標的治療が更に9ヶ月、そのあとホルモン治療が5年…
もし、再発転移した場合は、さらにもっと掛かるということで。
その時には何の給付金もなし…ということになりそうです。
毎年がん保険の会社から保険見直しの案内が来ているんだけど、お勧めの保険の内容を今ちゃんと見てみると、『通院給付金日数無制限でカバー』の文字が
12年前からがん保険に入っていたものの、最低限のものしか入ってなくて、しかもこの見直しの案内が来てもいつもスルーしていたので、何とも残念。
1ヵ月の保険料は大した金額じゃないのに…
これも、実際に経験してみないとわからないことですよね。
なので、特にこれを読んでいただいた方には言いたいです。
『通院給付金をしっかりカバー出来る保険に入って下さい』
あと、保険のことではもう一つ。
生命保険の方では通院給付金を付けずにいてがっくりだったけど、リガードといって、『特定疾病に罹った時にもらえる診断一時金』というのが付いていたので、こちらは大助かりです。
がん保険でも診断一時金がもらえるので、全部で300万円
通院給付金で賄えない分や医療用ウィッグなどの出費にも対応できるし、万が一再発転移した場合にも備えられるのです。
この診断一時金って、これもまたあまり深く考えていなかったけど、経済的な不安を和らげてくれる大切なものです。
なので皆様、今一度、しっかり保険を見直すこと もちろん、今何も入っていない方は、是非加入を検討してみてくださいね。
コメント 0