免疫力アップ大作戦！㉒ in 伊豆半島3日目

伊豆旅行3日目です。

朝は8時過ぎに目が覚めて、まずはお部屋の露天風呂へ。宿の大浴場には・・・けっきょく行きませんでした。部屋の露天風呂でも充分リフレッシュ出来たし、なんだか部屋の外に出るのが面倒になって(^_^;)

朝食は9時から、個室の食事処で。
そうそう、この9時スタートについても、ひとこと言わせていただきます・・・
前日の夕食が終わった時に、『朝食の時間ですが、8時からと9時からの案内のところ、すでに8時がいっぱいになっておりまして・・・9時からでお願いできますか？』と。
前日の夕食は18時～と18時半～のところ18時半を選んだのですが、当然食事が終わるのは18時半スタートの人の方が遅いですよね。ましてや、この呑兵衛のようにお酒を飲みながらの場合は、夕食の終わる時間は遅くなる・・・夕食が早く終わった人から、朝食時間を選べるのって、変じゃないですか？
当初の予定では9時半に宿を出発して大室山に行く予定だったところ、チェックアウト時間が11時までだし、雨も降ってそうだし、出発はゆっくりでもいいかなぁ～と考えていたところだったので、9時からの食事でも問題なかったんだけど。それは、結果オーライってこと。
もし旅のスケジュール上9時過ぎに出発する予定だったら、朝食食べられないってこと？
たいてい朝食時間をずらして案内するとしても、7時半～、8時～、8時半～位が一般的。9時～の設定ってあんまりないような気がします。食事処が個室なので、ゆっくりと1組1時間取っているんだと思うんだけど、部屋数分の個室がないなら、夕食と同じように部屋食ということも出来るのでは？
それが出来ないなら、せめて宿を予約する時から、食事時間を選べるようにしておいてほしいですよね？もしくは、チェックインの時に確認するとか。チェックインの時なら到着順に選べるということで、チェックインが遅くなって希望時間が叶えられなくても、まだ納得できます。
この食事時間のことについては差支えがなかったので、そのまますんなりと『いいですよ』と言いましたが・・・とにかく、なにかもやもやと変な感じの接客サービスでした。

食事処からは竹林が見えて、個室だしゆっくり出来ます。ゆっくり朝食を楽しみたい人にとっては充分満足出来るものです。


朝食の内容も、充実しています。

どれも美味しくてご飯が進みました。ご飯も釜炊きで美味しく、お替りしました。
ただ・・・炭火焼の七輪がありますが、これは海苔を焙るためだけのもの。めざしとブリの塩焼きが出ましたが、せっかく炭火焼の七輪を出すなら、伊東らしく魚は干物にして自分で炙って食べられるようにした方がいいのになぁ～と。何だか、？でした。

朝食後は部屋でもう一度露天風呂に入って、ゆっくりと過ごして11時前にチェックアウトしました。

さて、ここで『淘心庵米屋』さんの採点です。ちなみに、じゃらんの口コミは4.8と高評価なんですが・・・
部屋4、風呂3、夕食3、朝食3、接客サービス2、癒され度3、コスパ2
総合評価は・・・2.8
かなり辛口の評価になってしまいましたねぇ～

部屋は静かで落ち着けるお部屋だったし、アメニティも化粧水・乳液・クレンジングの3点セットがあったり、作務衣の他にも部屋着があったりと、なかなかの充実度でした。ビールとミネラルウォーターのサービスもあったし。でも、満点かと言えば･･･何かがもう一つ足りない感じでした。あ、コンセントが一つしかなかったのは減点要因かも。なので4点。

風呂は、お部屋の半露天風呂は掛け流しでお湯の温度もちょうど良く、ほんとに気持ち良かったんですが・・・やっぱり宿の大浴場が狭かったのと、貸切風呂、空いていればいつでも入れるはずが・・・いつも空いていない！17部屋に対し、貸切風呂1つなので、やっぱり予約制にした方がいいのでは？空いているかどうか、お風呂の準備をしてからいちいちそこまで行かないと分からないのは、かなり不親切だと思いました。なので、3です。もし部屋に半露天風呂がなかったら・・・完全に1です。

夕食・朝食ともに、すでに書いた通り。至るところで？マーク満載でした。料理はそれなりに美味しかったけど、驚きや工夫は感じられなかったのも減点で3点。

癒され度は、部屋が静かで間接照明だったのと、掛け流しのお湯の音に癒されましたが、接客サービスで満足出来ずもやもや感があって、なんだかリラックス出来なかったので3点。

接客サービス、コスパは2点。これもこれまで書いた通りです。
このお宿、私の好きなドーミーインを運営している共立メンテナンスさんの系列とのこと。大手のホテルチェーン系列なので、たぶん接客マニュアルもしっかりとしていて、露天風呂付の部屋だとかアメニティとか、個室の食事処だとか、帳場のカウンターなどなど、ハード面は今人気のトレンドを充分取り入れて居心地の良い空間を造っているという印象を受けました。ソフト面でも、宿のお風呂にヤクルトが置いてあったり、夜泣き蕎麦のサービスや記念日の粗品サービスとか、人気のサービスもあるようですが・・・
ただ、ハード面ありきでソフト面を付け足しているようなかんじで、お客さんの目線から見てない気がしました。人気のサービスも不要な人にとっては、何の魅力もありません。
それよりも、食事の時間のこととか、貸切風呂がいつ行っても空いていないとか、おにぎりNGとか。実際にお客さんが不便に思っているようなことは改善されずに放置されているような気がします。
以前にもどこか大手さんの系列で、マニュアル化された接客にげんなりしたことがありますが、その時の不快感を思い出しました。
働いている従業員さん自身に、それぞれのお客さんをちゃんと見て、その人のためにおもてなしをしようという気持ちがあまり感じられないような気がしました。
なので、じゃらんの口コミを読むと、ほんとかなぁ～？、みんな大満足だったのかなぁ～？と思わずにいられませんでした。私の感覚が、おかしいのかな？
1泊目に泊まったお宿の接客サービスがあまりにも素晴らしい究極の接客だったので、余計に比較してしまったのかもしれませんが。

ちなみに、宿泊プランについていたお酒1合のサービス、朝食の時に前日の仲居さんがお詫びと最初に頼んだ『萬耀』をサービスにしますと言ってこられて、結果的には宿泊プランのサービスは、おかげさまで享受することが出来ました(^_^;)　全然うれしくないけど。

あと、同じくその仲居さんが、『昨夜は申し訳ありませんでした』と。何のこと？と思いましたが、たぶんおにぎり拒否の件かな？でも、別にその時、『嫌だ～　おにぎりにしてくれないと困る～』とだだを捏ねた訳ではなく、あっさり『わかりました』と言ったはずなのに。クレーマーに思われたか？
逆に謝られたことで、不快に思いました。ダメ元で聞いてみて、撃沈して、でもあっさり引き下がったのに・・・恥の上塗りとも受け取れるこの謝罪。お客さんの気持ち、分かってないなぁ～
滞在中様々な？がありましたが、一言も『えっ～』とか『何とかして』とか言ってないのに・・・

ということで、辛口評価になりました。大手さんの系列ってちょっと考え物かも。

ここでようやく3日目のことを書き始めます。。。辛口コメント、長くてすいません<(_ _)>
お天気は午前中は雨、昼からは雨は上がる・・・とのことでしたが、当初予定していた大室山に上るのは寒くない時期にしよう～ということでキャンセル。

なので、まずは伊豆高原ステンドグラス美術館へ。予定していた時間よりもゆっくり滞在することに。

美術館の中は撮影禁止だったので写真はありませんが、様々なステンドグラスが素敵でした。
教会や礼拝堂があって、ウェディングが出来るようになっています。
そしてこの教会ではパイプオルガンの演奏、礼拝堂ではオルゴールの演奏を聴くことが出来ます。それがほんとに素敵な演奏でした。ず～っと聴いていたいくらい。とても粛々と、そして厳かな気分になりました。
ショップも併設されていて、ステンドグラスを使った雑貨やアクセサリーなどいろいろワクワクするようなものがいっぱいありました。あんまり素敵だったので、ステンドグラスのランプとペンダント、老眼鏡をお買い上げ～

けっこうゆっくりと過ごしたのに、まだ時間的な余裕がありそうだったので、予定になかった所へ。伊豆テディベア・ミュージアムです。

可愛すぎる看板が目印。
敷地に入っていくと・・・

イギリス風の見事なガーデンとなっていました。


ミュージアムの建物の入り口にも、先ほどに劣らず可愛らしい看板。もう、すでにここでテンション上がりました。


入口正面には、大きなテディベアのお出迎えが。


私の身長よりも大きそうなテディベア。思わず抱きつきたくなる


なんと言っても目を惹くのがこちら、『テディベア・エクスプレス』　列車に乗っているメンバーのリストには、それぞれのプロフィールが書いてあって、読むだけでもワクワク楽しい気分になりました。

可愛すぎる～　しかも静止しているのではなくて、音楽に合わせてそれぞれ踊ったり、回転したり・・・みんな動いているんですヨ～


メリーゴーランドに乗るテディベアに、テディベア・ファクトリーでテディベアを造っているテディベアたち・・・

お蕎麦屋さんで食事をするテディベアやオズの魔法使いのテディベア。
日本人のテディベア作家さんの作品です。ミニチュアが何ともお見事


サンタクロースのテディベアや成人式を迎えた振袖姿のテディベアも。ちなみに、こちらの伊豆テディベア・ミュージアムは今年20周年だそうですヨ。

テディベアって、あんまり興味がなくて、当初スケジュールを立てる時もスルーだったんだけど・・・来てみて良かった　
外国では子供が生まれたら、最初の友達としてテディベアを贈るそうです。なので、大人になってもテディベアに対する親愛の情がずっと続くようです。
そのことが分かるように、長年大事に誰かのそばで過ごしたであろうアンティーク・テディベアもたくさんあって、一つ一つ見ていくうちに、思い出しました。
・・・私にも大事にしていたテディベアがいたってこと。『くまちゃん』と呼んで、妹と取り合いっこしていたなぁ～と。『くまちゃん』も、テディベアだったんだなぁ～って。
けっこう大きくなってからも、ぼろぼろになった『くまちゃん』がいつもそばにいたってこと、思い出しました。毛皮もツルツルになり、色も浅黒くなり、目が取れたり・・・それでもいつも私たちのそばにいました。
『くまちゃん』との別れは、何か悪いことをして母のお怒りに触れたその日に突然やってきました。『くまちゃん』が捨てられてしまって、妹と二人大泣きしたこと。。。

そんなことを思い出しながら、可愛いテディたちに心を癒されました。

そして、ミュージアムの2階では、『となりのトトロ』の特別企画展も。

巨大なトトロが、天井からぶら下がってます


トトロの登場人物？　まっ黒くろすけ～

森でメイがトトロに出会うシーンや、バスを待っている時に隣りにトトロが一緒に佇むシーン。
物語のワンシーンがそのまま目の前に広がります。


お父さんとのご飯のシーン、『歩こう～、歩こう～』の音楽に合わせてメイが散歩するシーン。


ボタンを押すと、トトロが大きな声で大あくびしますヨ。


猫バス～　中にはサツキとメイが乗ってますヨ。

テディベアミュージアムもとなりのトトロ展も、ほんとに可愛くて心温まる時間を過ごすことが出来ました。来て大正解　雨に、感謝ですね。

テディベアミュージアムを後にして向かったのが、大室山の近くにある『岩崎一彰宇宙美術館』。

かなり地味な選択です(^_^;)　プラネタリウムがあるのと、宇宙を描いた絵を観ることが出来るということで行ってみることにしたのでしたが・・・
平日だったこともあってか、お客さんは終始私一人。
プラネタリウムも貸切　8分間と短い時間でしたがなかなか楽しめました。
岩崎一彰さんは、天体望遠鏡で観察して星を描いたり、宇宙にまつわる詳細なデータを元に想像して描いたりされているそうです。
子供のころから宇宙が大好きで、私財を投じてこの美術館を造られたそうです。宇宙に関する本やサイエンスマガジンなどの蔵書もすごくて、宇宙好きには堪らない美術館ですね。星や宇宙については、まあまあ好き・・・程度の私でも、なかなか興味深い美術館でした。
本職は商品パーッケージのデザイナーさんで、私の好きなシャービックのパッケージデザインを考えられた方だそうです。
今はかなりご高齢ですが、インドネシアへの皆既日食観測ツアーの案内人もされるそうで、まだまだお元気のようです。

さて、この後は遠笠山道路から伊豆スカイライン、富士見パークウェイ経由で三島駅に向かう予定でしたが・・・実はこの日、東京が積雪で大混乱した日。午後から天気は回復して晴れ間も出ていたので、何も考えずに伊豆スカイライン入口あたりまで行ってみると、『伊豆スカイライン、積雪、チェーン必要』との案内板が。
まだ入口の手前なのに、路面にはなくても山肌には雪がけっこう積もっている・・・
なので、引き返して、伊豆スカイラインを通らないルート、国道135号線の熱海周りで帰ることにしました。

伊東から熱海に続く海岸線のルート、初めて走りましたが、けっこうワクワクする絶景ルートですね。道路が狭くて慎重な走りが必要なルートだけど、楽しいドライブになりました。

あと、熱海から三島に抜ける熱函道路、カーナビが捉えてなくて、更に北上するルートを案内され続けました　なので道路標識を信じて・・・カーナビに頼らずに進みました。
カーナビを信じすぎると･･･とんでもない方向に行ってしまうこともあるんで・・・前回6月がそうでした(^_^;)

何とかレンタカー返却予定時間前に着いて、レンタカーを返却。18時前のひかりに乗って名古屋まで帰ってきました。

今回の旅のお土産。

ステンドグラス美術館で買ったランプとペンダント、そして老眼鏡～　
老眼鏡は持ってなくて、まだもう少しなくても良いくらいなんだけど、いつかは必要になるだろう・・・と。フレームが赤の花柄で、ケースとお揃いでとても可愛かったので、買ってしまいました。

食べ物は・・・

奥石廊崎の売店で買った伊豆ジオパーク菓子の2種類（伊豆市下白岩の有孔虫化石ヌガーと伊豆市茅野のスコリア焼きチョコ）と金目鯛の炊き込みご飯の素、道の駅天城越えで買ったわさび金山寺みそ、静岡熱海の5種類の塩セット（緑茶塩、うめ塩、ゆず塩、わさび塩、粉塩）、テディベアミュージアムで買ったテディベアの形をしたクッキー、岩崎一彰宇宙美術館で買った2種類（たこやきとイチゴアイス）の宇宙食
この宇宙食、フリーズドライで封を開けてそのまま食べるタイプのものですが・・・たこやきはほんとにたこ焼き味　でもフリーズドライなのでパサパサ、たこ焼き味のお菓子を食べてる感じ。イチゴアイスは・・・おひがしのようでした(^_^;)

今度伊豆に行く時は、どこに行こうかなぁ～