免疫力アップ大作戦!㊶長野2日目 [旅行]
信州旅行2日目。
上高地の朝は早いです。5時位に目が覚めると、もう既に散歩している人たちが楽しそうに通り過ぎていく声が聞こえました。
梓川、イイ感じ。
朝食も前日と同じレストランでのバイキング。夕食同様にテンション上がるラインナップでした
部屋にコーヒーを持っていけるので、梓川を眺めながらのコーヒータイム。なんとも優雅な気分。
さてそれでは、こちらのお宿『五千尺ロッヂ』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食5、朝食5、接客サービス4、癒され度5、コスパ3
総合評価は・・・4.3 じゃらんの口コミは4.4、ほぼ同じ評価になりました。
やっぱりこちらのお宿の売りは、河童橋徒歩1分という立地と朝夕のバイキングでしょう~ 上高地には20軒近くのお宿があるようですが、立地や食事、お値段からするとかなりリピーター率が高そうです。
この日の朝のお天気は 穂高連峰の尾根は雲が掛かってました。良かった、前日に良いお天気で。
焼岳はきれいに見えました。
上高地から沢渡駐車場へはこの日もタクシーに乗ることに・・・すると、びっくり タクシー乗り場で待っていたタクシー運転手さんに見覚えが・・・なんと、前日上高地まで乗ったタクシーの運転手さんだったんです~
上高地へ乗り入れているタクシーは数社、数十台。こんな偶然があるのか~と二人で感心しまくりでした。私、けっこうタクシーを利用する人なんですが、運転手さんにも当たり外れありますよね。名古屋駅から自宅まで帰る時などは、疲れているので黙っていてほしいし、観光地で乗る場合は、それなりに観光案内もしてほしいし。この運転手さんは感じの良い運転手さんで心地の良い会話を楽しめたので、とてもラッキーでした
沢渡駐車場です。
左側のアクア、今回の旅のお供です。
沢渡駐車場から車で30分弱で、乗鞍高原観光センターに着きます。この日の観光のメインは乗鞍畳平散策。乗鞍畳平へは長野県側から乗鞍エコーライン、岐阜県側は乗鞍スカイラインでアクセス出来ますが、どちらもマイカー規制があるので、上高地と同じようにバスかタクシーでしか行けません。バイクもダメ、自転車はOK。
長野県側の観光センターから、バスで約50分掛かります。観光センターの標高はだいたい1600mほど。そこから50分掛けて標高2702mの畳平まで狭いワインディングロードをバスが登って行きます。
さきほど自転車はOKと書きましたが、これがスゴイんです。ちょうどこの日から1週間後の8/27に、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍という自転車競技の大会が行われたそうです。この乗鞍高原観光センターから畳平までの全長20㎞、標高差1260mのルートを自転車で上って行くんですヨ~
優勝した方は、なんと55分というタイム バスで上って行くのとほとんど変わらないんですね~
ということで、練習しているサイクリストがいっぱい。上りはまだいいけど、猛スピードで下りてくる自転車もたくさんいて、めちゃくちゃ危険(^^; しかも見通しの悪いワインディングロードを大型バスが登っていくので、先頭バスにはガイドさんも添乗して、自転車や人などを早めに見つけてナビをしていました。
標高がどんどん上がって行くに連れて、眼下の景色もスゴイことになってました。写真では分かりにくいですが、山肌に見える道を登ってきたんですヨ~
乗鞍山頂に近づいてくると、大雪渓が。なんと、夏スキーを楽しんでいる人たちがたくさん見えます。リフトなどはないので、自力でスキーを担いで上って行って滑ってくるそうです。
壮大な景色が広がります。
畳平に着きました。シャトルバスだけでなく、観光バスもいっぱい停まってます。
この畳平バスターミナル、日本で一番高い所にあるバスターミナルなんですヨ。標高は2702m そして、長野県と岐阜県の県境でもあります。
8月の11時でも気温が14度。実は出発の前日、会社の飲み会があって信州に行く話をしたら、長袖がいりますヨ~と。後輩に言われるまでまったく長袖を持っていくことを考えてなかったのでした。今回の旅行の立ち寄り先のほとんどが標高1500~2700mのエリアだったので、おかげさまで、長袖が役に立ちました。
畳平のバスターミナルには、乗鞍山頂剣ヶ峰や周辺の山頂への登山に向かう人と、畳平近辺のお花畑散策に向かう人、バスの運転手やバス会社の人たち、そして休憩している自転車で上ってきた人たち…ほぼ4種類の違う目的を持った人に分けられます。そしてそれは服装を見ればいっぺんに分かります。
登山に向かう人は、本格的な登山ルック。畳平のお花畑に行く人は完全に軽装。バス会社の人たちは制服姿、自転車の人たちはもちろんサイクリストの格好。こんなにもたくさんの人たちがいるのに、その目的は限られているんですね~
で、私はお花畑散策組。
畳平のお花畑はゆっくり歩いても30~40分ほどで一周出来ます。
雲が掛かって来たり晴れたり。目まぐるしく景色が変わります。
運が良ければ、ライチョウをすぐ傍で見られるそうですヨ。
お花畑というだけあってたくさんの種類の花たちを見ることが出来ます。写真付きのパンフレットもあるので名前を確認したり、写真を撮ったり、散策といっても様々な楽しみ方が出来ます。
それでは、カワ(・∀・)イイ!!花たちを紹介します。
季節柄、夏枯れというイメージがあって花が少ないと思っていたけど、全然そんなことはありませんでした。逆にたくさんの種類の花の数に驚きました。
お花畑を違う角度から。
お花の紹介、まだまだ続きます。
写真では距離感が分かりにくいですが、左側の写真は剣ヶ峰に向かう急斜面の登山道です。右側はお花畑に面する山の斜面が崩れているところ。お花畑を囲んでいる周囲の景色は、ダイナミックな山岳そのもの。
三度、お花たち。
のんびりとお花の写真を撮っていたら、周りはこんなことに・・・
散策の後は休憩タイム。飛騨牛肉まんです
こちらはバスターミナルから見える鶴ヶ池。
この鶴ヶ池を一周することも出来るので、若干体力のある観光客はお花畑+鶴ヶ池散策というコースもありでしょう。
畳平から観光センターへ戻るシャトルバスは1時間に1本。夏シーズンはバスを待つ人の長蛇の列が出来ます。観光センターの停留所に『混雑シーズンは、希望時刻のバスに乗れないこともあります』って書いてあるんですヨ
なので早めにバス待ちの列に並んだんですけど、とても1台のバスじゃ乗り切れない数の人。やばいなぁ~と思っていたら、ご心配なく。3台のバスが用意されてました。
運良く私の前のグループから2台目に乗ることが出来ました。行きも前から3~4組目だったので、1列目窓際の席に乗れたんですが、帰りも同じ席に乗れました。
なので車窓からの写真もたくさん撮れました。
・・・今気づいたけど、なんで1列目の席が空いていたのか。事故があったら一番危険な席なんですね~
でも、バスに乗る時、空いていたら1列目の席に座ることが多いです。自分が運転しているような感じになるし、景色も良く見えるし
という訳で、帰りのバスの中から撮った写真です。
先頭のバスがカーブを曲がる度に、上手い事曲がるなぁ~と。
そういえばこの乗鞍エコーライン、何年か前まではマイカー規制がなかったので大渋滞になったそうです。ヘアピンカーブ連続、道幅狭いワインディングロードを運転するの、けっこう好きですが、バスだと眼下や周りの景色をゆっくり見ることが出来るので、バスの方が楽しいなぁ~と思いました。
乗鞍高原観光センターに戻ってきました。さっきまであの一番高い剣ヶ峰から少し下のところにいたんだなぁ~
このあとはこの日のお宿、白骨温泉の『泡の湯』さんに向かいました。観光センターからは7㎞という近い距離ですが、狭くてカーブの多い林道を行くので、なかなかエキサイトなドライブでした。
この道であってるのか?と不安になりながら行くと、突然森の中に建物が現れます。まさに秘境
お部屋から見える景色は、もちろん森。
お部屋は和室をベッドルームに改装したお部屋。広縁にはゆったりとしたソファーセットがあったり、椅子がたくさん用意されていたので楽ちんでした。
掛け軸が可愛い絵柄のカレンダーだったり、置いてあるものがさりげなくセンスがいいなぁと。
周囲にお店がないので、冷蔵庫には色々な種類の飲み物が用意されていました。
こちらのお宿、駐車場に車を停めたらスタッフさんが出てきて荷物を運んでくれただけでなく、玄関を入ると、女将さんたち3人が三つ指そろえてのお出迎え。
そのまま部屋に案内されてからのチェックイン手続きでした。
ウェルカムドリンクは美味しいお茶と女将さん手作りの杏子。
そしてこちらの泡の湯さんの一番の売りが『大野天風呂』、なんと混浴で~す 混浴はずいぶん昔に和歌山県の温泉で一度だけ入ったことがありますが、この免疫力アップ大作戦!の旅ではお初。チャレンジしましたヨ~
といってもこちらの混浴露天風呂、女性でも入りやすいようにいろいろ工夫されています。女性は湯あみを着て入ることが出来、女性専用の脱衣場内に階段があって、湯船に浸かったまま露天風呂へ行くことが出来ます。温泉は乳白色なので肩から下は見えない状態になるんです。
・・・男性は湯あみは着ないので、もしかしたら男性の方は見えてしまうかもしれませんが(^^; 男性だって恥ずかしいんでしょうね~
この日は平日だったので、私が入った時間帯はカップルが二組いたくらい。混浴は夫婦やカップル、家族で入れるのでいいですね。
ちょっとドキドキしましたが、なかなか楽しい温泉でした
ちなみにこの混浴露天風呂の他にも、男女別の内湯と露天風呂があり、そちらもすごく気持ちの良いいいお湯でした。
そして夕食。個室の食事処なんですが、掘りごたつ式になっていて、なかなか落ち着ける空間でした。個室と言えば隣りの個室の会話がよく聞こえるのが難点なんですが…今回はある意味で心地良いものになりました。どういうことかというのは、最後に。
窓際の席で、大野天風呂が見えるんですヨ~ うっすらと青白く見えているのが乳白色のお湯。夕食の時は暗くてよく見えなかったけど、朝食も同じ席で、なんと男性が入浴している所が見えました(^^;
まずは前菜五種盛と、チーズ羽二重豆腐の突き出し。
食前酒は葡萄のワイン。その後のお酒は『大雪渓酒造の辛口本醸造』です。
お造りは、カンパチ、目鯛、信州サーモン。
煮物。茄子の含め煮、穴子道明寺蒸し、粟麩
次のお酒、『大雪渓酒造生酒』。吞み口がオシャレ。
焼き物は、岩魚の塩焼き。仲居さんが『頭から丸ごと食べられますヨ~』と。もちろん仰せの通りに。
今回の宿泊プラン『せいろ会席』、盛りだくさんです
北海道産の牛肉、めばちのカマ、野菜もめちゃくちゃ美味い! 玉葱とニンニクのたれとポン酢でいただきます。
ちまきも、美味しかった~
揚げ物は、鱧の天婦羅。女将さんお手製の花豆。
食事は冷そば。このお蕎麦がめちゃくちゃ美味しい~ 信州は蕎麦処、食事でお蕎麦が出されるのはいいですね~
香の物がお蕎麦と一緒に出されるのもいいですね~ とても美味しいお漬物でした。
水菓子は、地元下原すいかと若女将お手製のミルクプリン。甘くてジューシーなすいかでした。
部屋に案内してくれた仲居さんが食事の時も担当してくれましたが、この方の接客が素晴らしい とてもよく気が付くだけでなく、会話がセンスがスゴイ。食事の時何組かのお客さんを同時に担当されていたのですが、お料理を運んでくるたびにそれぞれのお客さんとの会話を続けている・・・うまく説明しにくいんですが、会話が単発ではなくて、ストーリーになっているんですね。料理を1品運んできた時にはそんなに長く会話をしないけど、次の料理を運んできた時にさっきの話の続きをする・・・それを何組か同時並行でやっているのです。
例えば隣りの個室の夫婦連れのお客さんが京都から来ているという話を最初に聞いたあと、私とは夏休みで旅行中という話をして、次のお客さんの所へ行って違う会話をする。その次に夫婦連れのお客さんに料理を運んだ時には、自分が京都を旅行した時の話をする、その足で私の所に来て、明日はどこに行くんですか?と。それも小気味よい、お客さんが会話を楽しめるような口調で。
お見事でした。
食事が終わって部屋に戻ると、お夜食のおにぎりが。糖質ダイエット中なのに、おにぎり大好き人間には酷です・・・(^^; って、もちろん美味しくいただきましたヨ~
翌日のお天気と気温、手書きで書きこんであるのも有難いサービスですね。
3日目へ続く。
上高地の朝は早いです。5時位に目が覚めると、もう既に散歩している人たちが楽しそうに通り過ぎていく声が聞こえました。
梓川、イイ感じ。
朝食も前日と同じレストランでのバイキング。夕食同様にテンション上がるラインナップでした
部屋にコーヒーを持っていけるので、梓川を眺めながらのコーヒータイム。なんとも優雅な気分。
さてそれでは、こちらのお宿『五千尺ロッヂ』さんの採点です。
部屋4、お風呂4、夕食5、朝食5、接客サービス4、癒され度5、コスパ3
総合評価は・・・4.3 じゃらんの口コミは4.4、ほぼ同じ評価になりました。
やっぱりこちらのお宿の売りは、河童橋徒歩1分という立地と朝夕のバイキングでしょう~ 上高地には20軒近くのお宿があるようですが、立地や食事、お値段からするとかなりリピーター率が高そうです。
この日の朝のお天気は 穂高連峰の尾根は雲が掛かってました。良かった、前日に良いお天気で。
焼岳はきれいに見えました。
上高地から沢渡駐車場へはこの日もタクシーに乗ることに・・・すると、びっくり タクシー乗り場で待っていたタクシー運転手さんに見覚えが・・・なんと、前日上高地まで乗ったタクシーの運転手さんだったんです~
上高地へ乗り入れているタクシーは数社、数十台。こんな偶然があるのか~と二人で感心しまくりでした。私、けっこうタクシーを利用する人なんですが、運転手さんにも当たり外れありますよね。名古屋駅から自宅まで帰る時などは、疲れているので黙っていてほしいし、観光地で乗る場合は、それなりに観光案内もしてほしいし。この運転手さんは感じの良い運転手さんで心地の良い会話を楽しめたので、とてもラッキーでした
沢渡駐車場です。
左側のアクア、今回の旅のお供です。
沢渡駐車場から車で30分弱で、乗鞍高原観光センターに着きます。この日の観光のメインは乗鞍畳平散策。乗鞍畳平へは長野県側から乗鞍エコーライン、岐阜県側は乗鞍スカイラインでアクセス出来ますが、どちらもマイカー規制があるので、上高地と同じようにバスかタクシーでしか行けません。バイクもダメ、自転車はOK。
長野県側の観光センターから、バスで約50分掛かります。観光センターの標高はだいたい1600mほど。そこから50分掛けて標高2702mの畳平まで狭いワインディングロードをバスが登って行きます。
さきほど自転車はOKと書きましたが、これがスゴイんです。ちょうどこの日から1週間後の8/27に、全日本マウンテンサイクリングin乗鞍という自転車競技の大会が行われたそうです。この乗鞍高原観光センターから畳平までの全長20㎞、標高差1260mのルートを自転車で上って行くんですヨ~
優勝した方は、なんと55分というタイム バスで上って行くのとほとんど変わらないんですね~
ということで、練習しているサイクリストがいっぱい。上りはまだいいけど、猛スピードで下りてくる自転車もたくさんいて、めちゃくちゃ危険(^^; しかも見通しの悪いワインディングロードを大型バスが登っていくので、先頭バスにはガイドさんも添乗して、自転車や人などを早めに見つけてナビをしていました。
標高がどんどん上がって行くに連れて、眼下の景色もスゴイことになってました。写真では分かりにくいですが、山肌に見える道を登ってきたんですヨ~
乗鞍山頂に近づいてくると、大雪渓が。なんと、夏スキーを楽しんでいる人たちがたくさん見えます。リフトなどはないので、自力でスキーを担いで上って行って滑ってくるそうです。
壮大な景色が広がります。
畳平に着きました。シャトルバスだけでなく、観光バスもいっぱい停まってます。
この畳平バスターミナル、日本で一番高い所にあるバスターミナルなんですヨ。標高は2702m そして、長野県と岐阜県の県境でもあります。
8月の11時でも気温が14度。実は出発の前日、会社の飲み会があって信州に行く話をしたら、長袖がいりますヨ~と。後輩に言われるまでまったく長袖を持っていくことを考えてなかったのでした。今回の旅行の立ち寄り先のほとんどが標高1500~2700mのエリアだったので、おかげさまで、長袖が役に立ちました。
畳平のバスターミナルには、乗鞍山頂剣ヶ峰や周辺の山頂への登山に向かう人と、畳平近辺のお花畑散策に向かう人、バスの運転手やバス会社の人たち、そして休憩している自転車で上ってきた人たち…ほぼ4種類の違う目的を持った人に分けられます。そしてそれは服装を見ればいっぺんに分かります。
登山に向かう人は、本格的な登山ルック。畳平のお花畑に行く人は完全に軽装。バス会社の人たちは制服姿、自転車の人たちはもちろんサイクリストの格好。こんなにもたくさんの人たちがいるのに、その目的は限られているんですね~
で、私はお花畑散策組。
畳平のお花畑はゆっくり歩いても30~40分ほどで一周出来ます。
雲が掛かって来たり晴れたり。目まぐるしく景色が変わります。
運が良ければ、ライチョウをすぐ傍で見られるそうですヨ。
お花畑というだけあってたくさんの種類の花たちを見ることが出来ます。写真付きのパンフレットもあるので名前を確認したり、写真を撮ったり、散策といっても様々な楽しみ方が出来ます。
それでは、カワ(・∀・)イイ!!花たちを紹介します。
季節柄、夏枯れというイメージがあって花が少ないと思っていたけど、全然そんなことはありませんでした。逆にたくさんの種類の花の数に驚きました。
お花畑を違う角度から。
お花の紹介、まだまだ続きます。
写真では距離感が分かりにくいですが、左側の写真は剣ヶ峰に向かう急斜面の登山道です。右側はお花畑に面する山の斜面が崩れているところ。お花畑を囲んでいる周囲の景色は、ダイナミックな山岳そのもの。
三度、お花たち。
のんびりとお花の写真を撮っていたら、周りはこんなことに・・・
散策の後は休憩タイム。飛騨牛肉まんです
こちらはバスターミナルから見える鶴ヶ池。
この鶴ヶ池を一周することも出来るので、若干体力のある観光客はお花畑+鶴ヶ池散策というコースもありでしょう。
畳平から観光センターへ戻るシャトルバスは1時間に1本。夏シーズンはバスを待つ人の長蛇の列が出来ます。観光センターの停留所に『混雑シーズンは、希望時刻のバスに乗れないこともあります』って書いてあるんですヨ
なので早めにバス待ちの列に並んだんですけど、とても1台のバスじゃ乗り切れない数の人。やばいなぁ~と思っていたら、ご心配なく。3台のバスが用意されてました。
運良く私の前のグループから2台目に乗ることが出来ました。行きも前から3~4組目だったので、1列目窓際の席に乗れたんですが、帰りも同じ席に乗れました。
なので車窓からの写真もたくさん撮れました。
・・・今気づいたけど、なんで1列目の席が空いていたのか。事故があったら一番危険な席なんですね~
でも、バスに乗る時、空いていたら1列目の席に座ることが多いです。自分が運転しているような感じになるし、景色も良く見えるし
という訳で、帰りのバスの中から撮った写真です。
先頭のバスがカーブを曲がる度に、上手い事曲がるなぁ~と。
そういえばこの乗鞍エコーライン、何年か前まではマイカー規制がなかったので大渋滞になったそうです。ヘアピンカーブ連続、道幅狭いワインディングロードを運転するの、けっこう好きですが、バスだと眼下や周りの景色をゆっくり見ることが出来るので、バスの方が楽しいなぁ~と思いました。
乗鞍高原観光センターに戻ってきました。さっきまであの一番高い剣ヶ峰から少し下のところにいたんだなぁ~
このあとはこの日のお宿、白骨温泉の『泡の湯』さんに向かいました。観光センターからは7㎞という近い距離ですが、狭くてカーブの多い林道を行くので、なかなかエキサイトなドライブでした。
この道であってるのか?と不安になりながら行くと、突然森の中に建物が現れます。まさに秘境
お部屋から見える景色は、もちろん森。
お部屋は和室をベッドルームに改装したお部屋。広縁にはゆったりとしたソファーセットがあったり、椅子がたくさん用意されていたので楽ちんでした。
掛け軸が可愛い絵柄のカレンダーだったり、置いてあるものがさりげなくセンスがいいなぁと。
周囲にお店がないので、冷蔵庫には色々な種類の飲み物が用意されていました。
こちらのお宿、駐車場に車を停めたらスタッフさんが出てきて荷物を運んでくれただけでなく、玄関を入ると、女将さんたち3人が三つ指そろえてのお出迎え。
そのまま部屋に案内されてからのチェックイン手続きでした。
ウェルカムドリンクは美味しいお茶と女将さん手作りの杏子。
そしてこちらの泡の湯さんの一番の売りが『大野天風呂』、なんと混浴で~す 混浴はずいぶん昔に和歌山県の温泉で一度だけ入ったことがありますが、この免疫力アップ大作戦!の旅ではお初。チャレンジしましたヨ~
といってもこちらの混浴露天風呂、女性でも入りやすいようにいろいろ工夫されています。女性は湯あみを着て入ることが出来、女性専用の脱衣場内に階段があって、湯船に浸かったまま露天風呂へ行くことが出来ます。温泉は乳白色なので肩から下は見えない状態になるんです。
・・・男性は湯あみは着ないので、もしかしたら男性の方は見えてしまうかもしれませんが(^^; 男性だって恥ずかしいんでしょうね~
この日は平日だったので、私が入った時間帯はカップルが二組いたくらい。混浴は夫婦やカップル、家族で入れるのでいいですね。
ちょっとドキドキしましたが、なかなか楽しい温泉でした
ちなみにこの混浴露天風呂の他にも、男女別の内湯と露天風呂があり、そちらもすごく気持ちの良いいいお湯でした。
そして夕食。個室の食事処なんですが、掘りごたつ式になっていて、なかなか落ち着ける空間でした。個室と言えば隣りの個室の会話がよく聞こえるのが難点なんですが…今回はある意味で心地良いものになりました。どういうことかというのは、最後に。
窓際の席で、大野天風呂が見えるんですヨ~ うっすらと青白く見えているのが乳白色のお湯。夕食の時は暗くてよく見えなかったけど、朝食も同じ席で、なんと男性が入浴している所が見えました(^^;
まずは前菜五種盛と、チーズ羽二重豆腐の突き出し。
食前酒は葡萄のワイン。その後のお酒は『大雪渓酒造の辛口本醸造』です。
お造りは、カンパチ、目鯛、信州サーモン。
煮物。茄子の含め煮、穴子道明寺蒸し、粟麩
次のお酒、『大雪渓酒造生酒』。吞み口がオシャレ。
焼き物は、岩魚の塩焼き。仲居さんが『頭から丸ごと食べられますヨ~』と。もちろん仰せの通りに。
今回の宿泊プラン『せいろ会席』、盛りだくさんです
北海道産の牛肉、めばちのカマ、野菜もめちゃくちゃ美味い! 玉葱とニンニクのたれとポン酢でいただきます。
ちまきも、美味しかった~
揚げ物は、鱧の天婦羅。女将さんお手製の花豆。
食事は冷そば。このお蕎麦がめちゃくちゃ美味しい~ 信州は蕎麦処、食事でお蕎麦が出されるのはいいですね~
香の物がお蕎麦と一緒に出されるのもいいですね~ とても美味しいお漬物でした。
水菓子は、地元下原すいかと若女将お手製のミルクプリン。甘くてジューシーなすいかでした。
部屋に案内してくれた仲居さんが食事の時も担当してくれましたが、この方の接客が素晴らしい とてもよく気が付くだけでなく、会話がセンスがスゴイ。食事の時何組かのお客さんを同時に担当されていたのですが、お料理を運んでくるたびにそれぞれのお客さんとの会話を続けている・・・うまく説明しにくいんですが、会話が単発ではなくて、ストーリーになっているんですね。料理を1品運んできた時にはそんなに長く会話をしないけど、次の料理を運んできた時にさっきの話の続きをする・・・それを何組か同時並行でやっているのです。
例えば隣りの個室の夫婦連れのお客さんが京都から来ているという話を最初に聞いたあと、私とは夏休みで旅行中という話をして、次のお客さんの所へ行って違う会話をする。その次に夫婦連れのお客さんに料理を運んだ時には、自分が京都を旅行した時の話をする、その足で私の所に来て、明日はどこに行くんですか?と。それも小気味よい、お客さんが会話を楽しめるような口調で。
お見事でした。
食事が終わって部屋に戻ると、お夜食のおにぎりが。糖質ダイエット中なのに、おにぎり大好き人間には酷です・・・(^^; って、もちろん美味しくいただきましたヨ~
翌日のお天気と気温、手書きで書きこんであるのも有難いサービスですね。
3日目へ続く。
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