レッスン３６回目

今日のレッスン。いつもの音階練習。速いテンポのデタッシェでも、ポジション移動がスムーズに出来るようになってきた。

やさしいカイザー7番。
①またまた、1音ずつ指を離さないように、と注意される。前の音を押さえたまま弾くのは弾きにくいなぁ～と思っていたら、次の音を押さえたら前の音は離してもいいって。
②それと、速く弾こうとしないでとにかくゆっくりと、丁寧に弾かないと練習にならないとのこと。『初心者はとにかく速く弾こうとして暴走する。僕らはとにかくゆっくりと練習するよ』って。カイザーなどの基礎練習は、ちゃんと出している音を聴いたり、指使いを確認しながら、頭で考えて練習することが大事とのこと。

フラジオレットの練習。E線A線はわりときれいに弾けるようになってきたかな。先生にも『良くなってきた』って言われた。D線G線も同じように練習してきてとのこと。

ザイツの5番第3楽章。前半は、先生が時々ピアノ伴奏をしながら一通り通した。
③フェルマータで伸ばすEの音は、何も書いてないけど開放弦じゃなくて4の指でヴィブラートをかけて弾くこと。
後半。
④重音までの部分は先弓で。重音部分は、元弓で。
⑤重音部分は、元弓で弾くとすでに弓の重さがかかっているので、それ以上強く押さえないこと。(弓の重さを利用して弾く)
⑥重音の3和音のところは、3つ同時に弾くこと。
で、先生、私の楽譜を見て『ファーストポジションばかりの曲だから、指番号は書かないで。ポジション移動する時だけ指番号があるんだよ』と。
……新しい曲の音取りをするときに、わかりにくい箇所に指番号を書いてたんだけど。それは、NGってこと……？『指番号は消してきて。この次の曲もだよ』って～
確かにこの先ずっと、新しい曲やるたびに指番号書くわけにはいかないしね。音符を見るだけで、指使いも自然と出てくるようにならないと。楽譜に指番号書いてるとどうしてもそれを見てしまうし。ということで、これから消します～

さて、ザイツの5番も第3楽章の後半になったので、『じゃあ、次はベートーベンのメヌエットやりましょう。それが終わったらボッケリーニのメヌエット』って、先生は私の楽譜をめくりながら言いました。
書き込みしているヴィヴァルディのコンチェルトイ短調のページも先生が見てたので、私が『この曲、家でも練習してるんですよ』って言ったら、『じゃあ、メヌエットはとばして、来月からヴィヴァルディをやりましょう』って。

で、ヴィヴァルディのコンチェルトイ短調のページのところに“中級18,000円”って書きました～　先生のところでは、この曲から“中級”なんだって～
祝！脱・初心者。でも、お月謝がまた値上がりするとは～(^_^メ)　喜んでいいのか、悲しむべきか。ちょっと複雑な心境……

コメント 2

『脱・初心者』、おめでとーございまーす！
ついに、階段を４歩登ったのですね。（笑）
中級に進級されたご感想は？
何年かかりましたか？
ワタクシも中級目指して、がんばります！

で、ちょっと以前からの疑問なのですが。
＞⑥重音の3和音のところは、3つ同時に弾くこと。
とありますが、３つの弦を同時に鳴らすことって、できるんでしょうか？！
ワタクシの見立てでは、毛が３線をいっぺんに引くのは、物理的にムリな気が。。
特別な方法があるんでしょうかね？
by カバニーニ (2007-10-04 15:07) 

カバニーニさん、こんばんわ。

今の先生のところで『中級』となるのは、
ヴァイオリンを始めて、１年３ヶ月ということになります。
でも、たぶん、この『中級』というのは、今の先生でのお月謝を決めるための曲の目安だと思います。
いろんなサイトを見てみると、
一般的なヴァイオリンのお稽古の世界では、
初心者･初級･中級･上級のレベルの基準は、諸説あるようです。

私自身は、まだまだ自分のレベルが『中級』と言える程度とは、到底思えないのですよ～

３つの弦を同時に鳴らすことって、
確かに私も、“物理的にムリ！！”って思います。
でも、先生が弾くと、３つの音が同時に鳴っているんですよね～
真ん中の線が一番高くなっている、ということなので、
“山を平らにする”ってイメージを持っているんですけど。
でも、そうすると、真ん中の弦に一番圧力がかかるということで、音も真ん中だけ大きくなるような……
とういことで、私もよくわかってません～

なので、とりあえず気持ちだけ、“３つ一緒に鳴らす”つもりで弾いてます。
（解答になってなくてゴメンなさい）
by ももん (2007-10-05 20:19)