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レッスン42回目 [ヴァイオリンのこと]

本日のレッスン。
『やさしいカイザー』9番。最初から7小節目くらいまでを弾いたところで、ストップ。
①右手のボーイング、アップの時、手首から戻ってない。ダウンで手首を外に伸ばしきった状態のままアップしている。
『手首から、手首から』と言われ続けながらしばらく弾き続けたけど、なかなか手首から戻らない。このところのレッスンで、右手の動かし方について注意されたことがなかったので気がつかなかったけど、たぶんずっとこういう弾き方になってたんだろうな……むちゃくちゃ基本的なことなんだけど、意識して弾かないとダメってことですね。習いたての頃、この右手の返し方をさんざん練習したはずなのに。

先生が『慣れない動きで今は難しいけど、自転車に乗るのと同じ。いろんなところの筋肉を使うけど、それを身体が覚えれば、なんでもなく乗れるようになるのと同じだよ』って言ってたのを聞いて、“慣れれば、当たり前に出来るようになるんだ~”と、妙に安心したのを覚えてる。
けど、自転車には乗れても、がに股で美しくなかったりバランスが悪くてよく転ぶ……ってこともあるんですよね。ボーイングも同じって思いました~

とりあえず9番の後半まで通す。先週先生が『ここは難しいから、よく練習しといて』って言ってたG→B♭→D♭→Eのアルペジオのところ、自宅でさんざん練習したにもかかわらず、撃沈。それでもゆっくりピアノに合わせて音程を取って、何とか先に進みました。
でも、全般的に音程は取れるようになってきているものの、音そのものを間違えたりつっかえたりするところが多いんですよねぇ。先生にもそれを注意されました。
②つっかかるところは先に進まないで、10回20回と繰り返して暗譜すること。暗譜をすれば、次の音を探らないで余裕を持って次の音を準備できるようになるから。(これは、最近よく言われることです……部分練習の勧め)

音階練習はいつもの二長調。

ベートーベンの『メヌエット』2回目。
前回の注意点、レガートとスタッカートを弾き分けること、指を弦から離さないでポジション移動すること、後半の音の間違い2箇所については、今日は特に注意なしでした。この3連休プラス1日休日で実家に帰り、練習しまくった成果かな?しか~し!今日も新たな注意点を頂戴しました……
③出だしの符点8分音符と16分音符が続くところ。符点8分音符をもっとためて(長く)弾くこと。
④5小節目、4分音符のあとの休符のところで雑音(弦をこする音)が入る。4分音符は軽く、ふわっと弾くこと。休符をちゃんと感じること。
⑤リピートの時、休符なしでまたは8分休符のみで、すぐ最初の小節に戻ること。(前回も注意されたこと。楽譜をよくみると、最後の小節と最初の小節を合わせて4分の3拍になってますね……アウフタクトっていうのでしたっけ?)
それでも、後半は良く弾けてましたっていうことで、メヌエットは今日でOKをもらえました!! 目標どおり!!

次回はボッケリーニの『メヌエット』です。この曲もこの前実家に帰ったときに本格的に練習を始めて、通して弾けるようになったので、2回くらいでOKもらえるようにしよう。この曲はよく耳にする曲なので暗譜もしやすそうだし。
ポイントとしては、本格的なトリルが初めて出てくること。3rdポジションでのフラジオレットが出てくること。(これも、初めて) ベートーベンのメヌエットと同様、レガートとスタッカートの組み合わせがたくさん出てくること。

スタッカートの弾き方は、いつもちょっと遠慮がちな(というか中途半端な思い切りの悪い)弾き方をしてしまうので、もっと極端なほどにしっかり弓をとめた弾き方をするようにしないと。スタッカートもレガートも、思い切り良くメリハリをつければ、けっこう格好よく聞こえるんですよね。

先生に調弦してもらってる時『E線以外の弦を全部換えたんですよ~』って言ったら、『音が張りのある音になってますね~』って。
それと、先生は私のピチノッティさんをけっこう気に入っているようで、いつも調弦するたび『いいですねぇ~』って返してくれます。先生が『今年の弦楽器フェアに行ってピチノッティのものをいくつか弾いたけど、今年のはあまりいい音がするのがなかった』って言ってました。
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