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レッスン54回目 [ヴァイオリンのこと]

5月17日、レッスンのため大阪へ。
調弦してもらう時、先生が『?!ヘンな音がするねぇ。何か共鳴しているみたい』『弦を変えてから、ヘンな音がしてたんですよ~』 
駒の調整の後、いろいろ調べてくれて原因が解明!! どうやら、E線のペグの頭についている金属の飾りが、しっかり定着していないために、金属が共鳴してしまっているらしい……先生がその部分を上から押し込むと、変な共鳴音が消え、元通りのきれいな音色になりました。良かったァ~
『表板が横板とずれてもこういう共鳴音がするし、こういう飾りがしっかり固定されていない時もこうなるよ。あんまりひどいようだったら、工房で見てもらったほうがいい』とのこと。今回はとりあえず音色が戻ったので良しとして、今後また頻繁に起こるようなら、楽器屋さんでみてもらおうっと。

まずは『やさしいカイザー』22番。
カイザー22番001.jpg
①最後の4音、D♯の音が高い、F♯とAの音が低い。
カイザー22番002.jpg
②1音目Eは2の指で、2音目Eは1の指で弾くこと。……1音目のEをとばして弾いてました。
カイザー22番003.jpg
③ピッチカートは、弓を弾く部分ではなく指板の上で弾くこと。人差し指を曲げないで3音同時に弾くこと。1stポジションで弾くこと(その前が3rdポジションだったのでそのまま弾いてたんだけど……?)

前回注意された小節の変わり目の音が変わるところは、わりとスムーズに音が取れてきました。あまり馴染みのない調なので、未だに慣れないけど……ちゃんと着地できる確率が増えてきたかな。
ただし、まだ音程を探りながら弾いているのと、注意点①~③を練習してくること、全体的なテンポを上げて引き続き練習してとのことで、まだ合格はもらえませんでした。
ところで、教本で使っている『やさしいカイザー』の他に、本物のカイザー2巻を持っています。巻末に各曲の練習ポイントが書いてあるからです。その練習ポイントによると、この22番が一番難しいそうです。

『やさしいカイザー』23番。
カイザー23番001.jpg
④前回言われたとおり、右手と左手の練習を分けてすること。符点16分音符と32分音符のスラーのリズムは開放弦だけで練習すること。音程をとるために16分音符2音のスラーで練習すること。
カイザー23番003.jpg
⑤4音目B♭をBで弾いている。
カイザー23番002.jpg
⑥1音目Bと2音目B♭は同じ2の指で弾くこと。半音ずつ移動する時、同じ音名の場合は同じ指で弾くこと。
後半のポジション移動のところからはまだ音が取れていなかったので、レッスンではそこまで。次回も引き続き22番と23番のレッスンです。

『小野アンナの音階教本』1・3・5・7ポジション移動の音階練習。
A
小野アンナ音階教本001.jpg
B
小野アンナ音階教本002.jpg
今回から写真Aパターンの音階練習です。No.1の各線を2音・4音ずつのスラーで弾いたところで、先生が『じゃあ、次回からはこれ(写真Bパターン)をやりましょう』と。自宅練習でも、ハイポジションでもわりとスムーズに弾けるようになってきていて、肘を入れるのも自然に出来るようになってきました。あとはハイポジション、特にG線のハイポジションの音をクリアに出せるようにしたいな。ピンポイントで弦を押さえることに注意して弾くことかな。

『ヴィバルディ コンチェルトト短調』第1楽章。
ヴィヴァルディ コンチェルトト短調1楽章004.jpg
⑦A線Dの音と次のD線B♭をそれぞれ4度ずつ低い音で弾いている。2小節後も同様。CDのオケ演奏で耳コピしているので、他の楽器の音を覚えていたようです……けっこうそのパターンで、違う音で覚えてしまうことが多いです。。。
ヴィヴァルディ コンチェルトト短調1楽章007.jpg
⑧最後の和音はヴィブラートを掛けて弾くこと。G線GとD線開放弦の2音は一瞬なので別として、A線B♭とE線Gの2音同時に押さえてのヴィブラートは……かなり難しいです。1音だけのヴィブラートのように手を震わすことが出来ません。動かしているうちに、B♭が上ずってくるし……ヴィブラート掛けなくても、このB♭の音をバッチリ合わせるのは難しいのになぁ~
ヴィヴァルディ コンチェルトト短調1楽章005.jpg
⑨前回注意されて何度もやった6度で移動するところ、E線からD線への移弦の時A線を擦らなくなってきました。
ヴィヴァルディ コンチェルトト短調1楽章006.jpg
⑩後半の6度の移動のところも、同様に弾けるようになってきました。

第1楽章を1度通したところで、先生が『今日注意したところ以外は、良かったですよ~ じゃあ、第2楽章やりましょう。みて来た?』ということで、第1楽章はOKもらえました~ 良かったァ~

第2楽章。
ヴィヴァルディ コンチェルトト短調2楽章001.jpg
⑪D線B♭の次のCの音、A線で弾くこと。……今までD線のまま思い切りハイポジションで弾いていました。“すっごく弾きにくいなぁ~”と思いながら。楽譜には“A線で弾くこと”という記号が書いてあるのにねぇ……
ヴィヴァルディ コンチェルトト短調2楽章002.jpg
⑫D線3rdでのAの音から、G線1stのAの音へのポジション移動が下手。移動のとき左手を弦から離しているので開放弦の音が入ってしまっている。弦からは指を離さないで、かつ素早く移動すること。
以上の2つの注意点があったけど、他のところは良かったですよ、とのお言葉。第2楽章の最後まで1回弾いたところで終わり。
『じゃあ次は、第3楽章ね』ということだったので、第2楽章はOKでいいのかな……?

最後に、『曲よりも、カイザーの練習時間を増やしてね』と言われました。時間的な配分としては同じくらいにしているんだけど……音階練習10分、カイザー25分、曲25分くらいの配分です。やっぱり曲の方が弾いてて楽しいから、上達度にも差が出てくるのかな。


 

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