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録音・バッハの2つのバイオリンのための協奏曲第1楽章1st(2回目) [録音・ヴァイオリン]

昨日のレッスンで先生とドッペルして、一応とりあえず卒業になったので、録音をアップしてみます。



部分練習では出来ているのに、1曲を通して弾くと、音程が合ってなかったり、あいまいだったりするところが多いです。ヴィブラートも手を抜いているし(特に一番最後の音)。
それと、テンポが途中で速くなったり、ゆっくりになったりと安定していませんねぇ。(今後の課題デス)

教本CDの演奏が四分音符=92のテンポ(演奏時間4:03)なのに対し、私の演奏は四分音符=66(演奏時間4:57)だしイン・テンポには程遠いけど、これ以上の速さで弾くことは今は出来ません。
ちなみに1回目の録音は四分音符=63(演奏時間5:10)でしたが、1ヶ月でたった13秒しか短縮できなかったんですねぇ。けっこう早く弾けるようになったと思ったのになぁ。

ところで、さっき『イン・テンポ』と書いたけど、意味がよく解からなかったので調べてみると、『一定のテンポで演奏すること』とあり、これに対して『テンポ・ルバート』があり、『一定の厳格なテンポではなく、曲の解釈に合わせてテンポを揺らすこと』だそうです。
楽譜で指示されているリタルダントなどの速度記号以外の部分でも、人間の感覚に心地良い緩急があるということです。どなたかのブログでは、“道を歩くこと”に喩えておられました。平坦な道では一定のテンポで歩くことが出来るけど、大きな段差を上る時や勾配のきつい上り坂は、自然に歩みは遅くなるし、その逆もあると。
『イン・テンポ』で弾くことは、学習者にとっては演奏技術向上のためには大切なことだけど、演奏したり聴いていて心地良いのは、厳格な『イン・テンポ』ではないそうです。
……自分では一定のテンポで弾いているつもりだったのに、録音してメトロノームに合わせて聴いてみるとぜんぜんテンポが一定じゃないことにちょっと愕然としたんだけど、それほどこだわらなくてもいいのかも……と思ったり。あ、でも、移弦や指使いが追いつかなくてテンポが遅くなっている、ということは矯正しなきゃいけないけど。

ということで、今後の課題もいろいろと見えてきたところで、とりあえず今の段階ではこの曲は一旦終了です。
この曲は好きだし、またいつか誰かと(その人もこの曲もうすぐ練習するだろうし)ドッペルする機会があるかもしれないので(でも、たぶんそんな機会はないと思うけど)、これからも時々練習してみようと思います。
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コメント 6

sirousa-pyonko

はじめまして。
サーフしてたどり着きました^^
私も今ドッペルをさらってます。
すごく上手に弾けててびっくりーです^^
by sirousa-pyonko (2009-07-11 18:20) 

ももん

ご訪問、ありがとうございマス。

ぜんぜん上手くないんですけど・・・そう言っていただけると気が休まります(*^_^*)
また遊びにきてくださいネ。
by ももん (2009-07-13 19:08) 

sirousa-pyonko

スミマセンーー
随分前の記事だったのですね(汗)
歴からして難しい曲をやっておられて凄いです!
勉強させてくださいーー
by sirousa-pyonko (2009-07-15 21:16) 

レイトスターターA

バッハが綺麗なのでたどり着きました。
音色は落ち着いたお人柄を表しているのでは・・
と部下なら思いたい。。。
by レイトスターターA (2009-07-25 07:51) 

ももん

sirousa-pyonkoさん、他の記事も読んでいただいたんですね~ 
個人レッスンで発表会とかもなく、自分のレベルが他の人と比べてどうなのかはわからないので・・・
そういっていただけると、うれしいです!

by ももん (2009-07-26 11:09) 

ももん

レイトスターターAさん、こんにちわ!

落ち着いた人柄ではないんですけど・・・音色からそんなふうに思えるんですねぇ~

ところで、部下なら思いたい。。。というのは?? 私の部下の方ですか 
ごめんなさい、ちょっと意味がわかりませんでした~
by ももん (2009-07-26 11:17) 

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