SSブログ

年始早々、ご心配お掛けします [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

みなさま、あけましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いいたします(*^_^*)

今年、お初のブログです。

年末に突然の告知を受けて、ある意味良いタイミングだったのか、いろいろ乳がんのことについて調べたり、乳がん患者さんのブログを読んだり、じっくり今後のことを考える時間が持てました。

特に、乳がん患者さんのブログは、いくつか読ませていただいて、
本では分かりにくい、実生活への影響がどんなものか、
抗がん剤の副作用の具体的な症状や、
治療しながら仕事を続けることが出来るのかなど、
今私が一番知りたい生の情報を教えていただきました。

そして、抗がん剤や治療についていろいろと勉強して、
時には主治医の先生を説得してでも自ら治療方針や抗がん剤を選択されていたり、
副作用への対処法も、いろいろと工夫するなど、
とても前向きに“ガンガン”にがんと闘っている方がたくさんいることに、ほんとに勇気づけられました。

それと同時に、手術して術後の化学療法をやれば終わり、ではないということも認識しました。
再発や転移のリスクを抱えるということ。
もし再発や転移した場合、近い将来のうちにタイムリミットを迎える可能性が高いということ。

もちろん、今はまだ再発や転移した場合のことを考える段階ではないのですが、
その可能性はゼロではなく、
そうすると、なぜだか呑気に無限にあると思っていた命や人生が、
実は限りあるものだということを、実感したのでした。

たとえば、老後に備える必要がなくなったかもしれないから、
住宅ローンの繰り上げ返済は止めて現金で残そうとか、(住宅ローン完済までに死亡したら、団体信用生命保険でローンが完済になるのです)
いつか暇になったら観ようと思って、椎名桔平さんのドラマを全部DVDに焼いているんだけど、
そんな手間を掛けても、もう観る時間もないか…と思ったり。
断捨利、頑張ってやろう~とか。

そういう些細なことも、考え方が変わりました。
ただ、決して悲観的ではない、と自分では思っているのですが。
“飛ぶ鳥、跡を濁さず”の心境です。

そういえば、亡くなった母が、抗がん剤の治療を受けながら、実家の荷物の整理をしていたことを思い出しました。私たちが子供の頃の百科事典や本、古くなってもう使わないものなんかを、夜遅くまで片づけていました。

もちろん、まだ今はそこまでの行動はしないつもりですが… まあ、良い機会なので、断捨利には挑戦しようと思ってますが。


前回告知のブログで、手術のことについては詳しく書きませんでしたので、すこしだけ。

乳がんの手術は、がんの患部のみを切除する温存と、乳房全部切除する全摘とに大きく分かれます。
色々な要素によって、温存出来るかが決まります。

がんが乳房全体に広がっている場合やがんが大きい場合は全摘になります。
また、乳頭に近い場所にがんがある場合は、小さくても乳頭を残せないため、全摘になる場合があります。
ただ、温存の場合は、目に見えない小さながんが残っている可能性があるので、
放射線治療が必要になります。
また、温存しても、形がいびつになったり、陥没するなどの可能性もあるそうです。

今は、全摘の場合でも、再建手術の技術も向上して、インプラントの場合でも保険適用となったそうです。また、全摘手術と同時に再建手術をする場合もあります。
温存適用出来る人でも、全摘して再建する方を選ぶ人も多いようです。

乳がんと言えば、全摘で女性としての機能が損なわれてしまうというイメージが強いです。
でも、実際にはもっと恐ろしいことは、再発や転移する可能性があることだと思います。

私の場合、がんの大きさはそれほど大きくないけど、がんのある場所的に、全摘になります。
自分で言うのもなんですが、私は豊かな胸なので、
体のバランスが悪くなることが予想されます。
見た目もそうですが、歩いたり走ったりする際に転倒する可能性もあるとのこと。

再建については、抗がん剤の治療が落ち着いてから考えることにします。
これもまた、いろいろ情報を集めたところ、
胸の大きな人はインプラントではサイズが合わなかったり、自家組織手術(お腹や背中の脂肪や筋肉を使う)は身体的負担も大きいなど、簡単には決められそうにないです。
もう片方の胸を小さくして…という方法も出来るのかなぁ~と思ったり。


で、今日は年始、仕事始めでして。
直属の上司ともう1人の課長に話しました。毎週月曜日の定例課長会議の場で…

2人とも、とてもびっくりして、そして心配してくれました。
私が長期の休みを取ることによって、自分たちの仕事も増えるし、それよりも支店全体の業務に支障が出てくるのに、そのことについてはまったく嫌そうな顔はせず、『会社や仕事のことは考えずに、治療に専念して』と言ってくれました。
ほんとにありがたいことです。

そして、さらにその上の上司と人事部長に電話をしていただきました。

今の段階では術後の抗がん剤治療や分子標的治療がどういうスケジュールで行われるのかとか、副作用がどの程度あるのかが分からないので、具体的にどの位休むかとかは分からない状態だけど、とりあえず一報を入れていただきました。

自分でもさっそく就業規則を読んで、どういう扱いになるのかを調べてみました。
手術のための入院と退院後の自宅療養は、とりあえず2月下旬までを予定していますが、それは今年の分の年休で対応出来そうです。
もし、年休がなくなった場合でも、病気療養の場合は復活年休という制度があって、過去3年間で未消化で消えた年休が使えるらしいです。
ここ何年かはずっと年休は10日前後しか取っていないので、毎年10日程度が未消化で消えています。
3年分であれば約30日程度は復活出来るということかな。
ということは、来年度あらたにいただける20日と合わせて、約50日がリミットということですか。

他にも、傷病による休職の場合、2年間は退職までの猶予があるようです。
しかもそのうち1年間は無給ではないかも。

人事部長にまでいきなり話が行ってしまうのもどうかというところはありますが、一応管理職で役職がついているので、会社の人事にも影響が出てくることだから、早いうちから状況を報告する義務はあるかなと。
それに、一応営業担当者としての数字のノルマもあって、私の存在は支店の業績目標の頭数に入っている。
やっぱり戦力ダウンになる訳で、人員の補充も含めて、一支店の問題だけに留まらない…気がします。

たぶん状況次第では、課長職お役放免になる可能性もあるかなぁ。

半年くらい前までの一時期、すごく精神的にきつくて、『会社辞めようかなぁ~』と思ったことがあったけど、現実になりそう…です。

そういえば、がんの原因って、ストレスも大きな影響があるとか。
…すごく、思い当たるんですけど。

というか、その他リスクの高い生活習慣を送りつづけてきたということももちろんあるんですけど。

今日も、たくさん書いてしまいました。
まだ、書きたいことあるんだけど、今日はこの辺で。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0