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ハーセプチン&タキソール1回目 [乳がんなんて吹っ飛ばせ!]

昨日から1泊入院。
いよいよFECが終わって、新しいお薬ハーセプチンとタキソールの投与です。

9:30 受付。9:45 採血室へ。
今回もいつもの看護師さん…多分もう顔を覚えられているのか、『今回は1回で行けるように頑張りますね~』と、最初から申し訳なさそうな言葉が。。。
で、やっぱり案の定。
1回目は前回OKだった右手首。ここは先生も使える血管があるから大丈夫と言っていたところだったので、かなり期待したけど[ふらふら]
2回目は、こちらも以前大丈夫だった左手の甲、人差し指と中指の間。こちらもまったく血が注射筒に入ってこない[もうやだ~(悲しい顔)]

看護師さん、すぐに男の先生を呼んできて3回目。先生も『なかなかいいのがないねぇ~』と言いながらしばらく血管を探してました。『先生でも一発で行けるとは限らないよぉ~』とまで[ちっ(怒った顔)]
でも、右手肘の内側近くに細めだけどある程度まっすぐな血管を見つけてトライ。
さすが、先生。一発OKでした[ぴかぴか(新しい)]

入院してから、入院病棟の看護師長さんと話していた時、『抗がん剤の針は長いので、入れられる血管が限られてくるけど、ハーセプチンは抗がん剤じゃないので針も短いから、もっと楽に点滴できるようになりますよ』と教えてもらいました。
抗がん剤点滴用の針は、正確には末梢静脈留置針というプラスチック製カテーテルといって、3~4㎝位と長いため、ある程度の太さがあって、しかも曲がっていない血管が必要なのです。
看護師長さんの言うとおりであれば、あと3回我慢すればいいのか~[グッド(上向き矢印)]

ちなみに自宅に帰ってから、2回目に失敗したところが青あざになっている[あせあせ(飛び散る汗)]
触ると何となく痛い。
乳がんになってからもう数えきれないくらい針を刺されたけど、青あざは初めてだなぁ~
ネットで調べてみると、原因は止血不足とか針の刺し方が悪いとか、色々ありそうです。
そう言えば、止血のテープがしっかり止められてなくて途中で取れて、血がぼわっと出てきてました。それと、針を刺した時、血管を探してグリグリされたような…
1回目と3回目の所は問題ないので、きっとその二つが原因のような。
う~ん[ダッシュ(走り出すさま)] なんとかしてほしい。。。
ちなみにしばらくしたら、自然消滅するそうですが。

さて、無事に点滴ルート確保して、診察室へ。
今回も白血球値は7900と、完全回復。予定通り、入院です。
今回から新しい薬になるので、その説明がありました。
ハーセプチンの副作用としては、初回投与後に発熱する場合があるとのこと。
それともう一つは心毒性と言って、心臓に悪影響を及ぼす可能性があるとのこと。そのため、心エコーで定期的にチェックする必要があるらしいです。
こちらの病院では心エコーの検査が出来ないので、近くの病院を紹介しますということで、来週中に受診しなければならなくなりました。

紹介されたクリニックに電話すると、今日の午後なら大丈夫とのことだったので、退院後さっそく受診。と言っても予約時間までに時間がかなりあったので、一度家に帰ってご飯を食べてから再度電車に乗って行ってきました。
14:35受付、14:50心エコー検査、14:55診察室へ。15:05会計、と超短時間で終わりました。
先生も『全然、問題ありませんよ~』とあまりに簡単に言われるので、心臓と言えばWPW症候群であることを伝えとかなきゃと思って申告すると、『特に心配ないと思うけど、頻脈がよく出るようならまた来てください』と。
多分、ハーセプチン治療中、何度か定期的に来ることになると思うけど、サバサバしすぎた感の先生だけど、なぜか好感が持てる先生で良かったかな。

話は戻って、3度目の入院ということもあって、今回はこれまでの経験を活かして荷物を厳選したつもりだったのに、大事なものをまた忘れてしまいました。
携帯電話の充電用のコード。携帯充電器は重いので直接コンセントにつなげるようアダプタは持って行ったのに、コードを忘れていたので、充電できず。
でも、本を読んだりテレビを見たり、DSしたりと、携帯電話なしでもOKでしたが。

点滴のことについては。
11:15 副作用防止の薬を点滴。前回も投与したデキサート注射液(化学物質アレルギー、アナキラフィーショック防止)、今回からのものでは、ザンタック注射液(上部消化管出血の抑制)、グラニセトロン点滴マイラン(鎮吐剤)。それから、レスタミンコーワ(アレルギー症状の改善)を経口。

11:45 ハーセプチン(溶解液付)660㎎。初回なので90分掛けて点滴です。ちなみに2回目は量も少し減って、初回投与の忍容性が良ければ、2回目以降は30分で良いそうです。

ハーセプチンは抗がん剤ではないので、点滴漏れの危険度も少ないとのことで、この間に食事を食べました。ただ、肘を伸ばしていないと点滴が落ちにくくなるので、冷製担担麺を食べるのに一苦労。お皿をほとんど口の前に持って行って、麺を掴むときだけ右手を一瞬曲げて、あとは右手を伸ばすの繰り返し。ま、お腹が空いていたので、パクつきました[るんるん]

13:15 生理食塩水を点滴。その間に前回も経口していたノバミン錠(嘔吐防止、精神安定剤)とマグラックス錠(便秘薬)を飲みました。そう言えば、前回FECの時に必ず最初に飲んでいた嘔吐防止のイメンドカプセルは今回は無しのようです。タキソールは強い吐き気は出ないらしいです。

14:00 抗がん剤のタキソール。こちらは330㎎を生理食塩水に混和して、3時間掛けて投与します。
タキソールは製品名で、一般名はパクリタキセルと言います。主な副作用は白血球減少などの骨髄抑制、手足のしびれなどの末梢神経障害、筋肉痛・関節痛、アレルギー症状、口内炎、全身の倦怠感、味覚障害、脱毛など。
FECの時とそんなに変わらないけど、末梢神経障害が新たに加わるようです。

この頃から、むちゃくちゃ眠くなってきました。
後でネットで調べると、ハーセプチン投与による眠気とタキソールのアルコールで眠くなる人が多いようです。
で、爆睡[眠い(睡眠)]
ただ、爆睡中ながらもやたらと暑くなってきて、頭が異常に汗ばんでいるのが気になってました。病院までは髪付ネットに帽子スタイルだったけど、入院中は帽子のみ。でもその帽子が汗だくになっている[あせあせ(飛び散る汗)]
その時に熱は測っていないけど、もしかしたらハーセプチン投与による発熱だったのかも。

17:00 やっとタキソールが終わり、何かあった場合の点滴のためにカテーテルを明日まで残すので、最後にノボ・ヘパリン(血液凝固防止剤)の点滴。
17:15 終了。

今回の点滴は合計6時間[exclamation×2]
次回からはもう少し時間短縮されると思うけど、やっぱり1日仕事になりそうだ~
ハーセプチン単独になれば、午前半休で乗り切れるか?

その後はテレビみたりDSしたり。特に熱も出ず、吐き気などもなく、21時の消灯過ぎて、24時の見回りを過ぎても眠らずにDSして、結局寝たのが26時。まあ、いつもの感じです。

今朝も6:50位に看護師さんが血圧を測りに来たので起きて、7:50に朝食。それからうだうだと過ごして10時頃に退院しました。

次回の投与日は3週間後の6/6。ただし、今回は新しい薬の初回なので、10日目に白血球の検査をするとのことで、5/26に通院しなければならなくなりました。白血球減少については、これまで毎回良好な成績だったけど、薬が変わるとどうかなぁ~
実は、5/24にヴァイオリンのレッスンがあるので大阪まで行くんだけど。前日の5/23も社長が来て飲み会があるし。
飲み会と言えば。今月はやたらと役員や本部スタッフの人が来て、飲み会に出なくてはならなくて。以前なら毎回出席、二次会もほぼ出席の私だったけど、なるべく断れるものは断るようになりました。行ってもビールだけで我慢。でも、断るのもけっこう気が引けるんですよねぇ。

でも、今月末に予定している伊勢志摩温泉旅行[るんるん]
こちらも前回同様露天風呂付き豪華料理の旅。その日は飲みますよ~

今日も長くなりました。お付き合いいただきまして、ありがとうございます[ぴかぴか(新しい)]










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