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免疫力アップ大作戦!⑨in和倉温泉 [旅行]

12月13日、14日の土日で、石川県の和倉温泉に行ってきました。
この週末は全国的に、[雪]の予報。特に13日の夜から14日にかけて、北陸はかなりの積雪となる見込み・・・
“14日に大雪で特急が運休になったら、帰ってこられないかもしれない”という危険性はあったものの、“まあ、なんとかなるでしょう~”ということで、そのまま旅立ってしまいました。

今年2回目の特急『しらさぎ』。しらさぎは富山行きと和倉温泉行きを連結して走り、金沢で切り離されます。和倉温泉まで約4時間。
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今回行きの列車では、車窓を楽しむことはほとんどなく、ただひたすら寝てました[眠い(睡眠)]
というのも、この週は月・火は21時過ぎまで残業して、水曜日は忘年会、木曜日は本部の人が来ての飲み会で2日連チャンで飲み会があり、金曜日もハーセプチン投与でひたすら待ち時間が多かったりして、とにかくハードな1週間だったのでした。
4時間電車に乗っているのもたいがい疲れるけど、いい休息になりました。

あっという間に、和倉温泉駅に着きました。まだこの頃は、雪は降ってません。
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今回の旅はあちこち観光はせずに、時間的に余裕のあるゆったり旅。
お昼過ぎに着いたので、宿に行く前にお昼ご飯でも食べようということで、事前に調べておいたお店に立ち寄りました。
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和倉温泉駅の目の前にある『はいだるい』さんで、名物カレーを頼みました。
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カレーは中辛でもわりと辛いです。でも野菜の甘みと相まって、ちょうど良い辛さです。
具は、肉類は入っていなくて、イカが入ってます。野菜は煮込んであるのではなくて、炒めた野菜を最後にルーに絡めたといった感じで、野菜そのものの形も残ったままです。野菜は、キャベツ、ニンジン、ピーマン、ナス、コーンなど。キャベツやピーマンの食感が良くて、カレーと意外と合います。
ちょっと変わったカレーだけど、とても美味しかった[るんるん]
実は見た目、私が家で良く作るカレーとそっくり。小さめにカットした野菜をたくさん入れるのと、ご飯が見えないくらいに全体にルーを掛けるのは一緒。
なので、妙に親近感を覚えて、うれしくなってしまいました。

お店の名前『はいだるい』は、能登弁で『期待外れ』『思うようにいかない』『気が抜けた~』といったがっかり感を表す言葉だそうです。が、転じて、相手を励ます時にも使われる言葉だそうです。
『残念やったねぇ~ でも元気出していきなよ!』というような感じの時に使われるんでしょうね。

お店を出た頃には、雪混じりの雨が・・・でもこの後は、その日のお宿に向かうだけ。
チェックインは2時からだったので、チェックイン早々にお宿入り。この日のお宿は『十番館』さんです。
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お部屋は小さめの洋室ツインだったけど、食事と温泉目当てなので、全然気になりません。窓からの景色も充分楽しめたし。。。って、お天気が悪くて、こんな感じだったけど。

着いて早々、貸切風呂に。この頃は雨は降ってたけど、風はそんなに酷くなかったので、露天風呂でもいい感じに楽しむことが出来ました[いい気分(温泉)]
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貸切露天風呂のあと、食事までの時間はたっぷりあるので、今度は大浴場の方へ。まだ空いていて、ゆったり浸かることが出来ました。

そしてこの日の夕食は・・・[ぴかぴか(新しい)] 『活ズワイガニ&活あわび&のどぐろ 千両役者三つ揃え』
そしてまずは[ビール]のあとに日本酒。石川県白山市の車多酒造の『天狗の舞』でございます。山廃生搾り酒です。
出てきたグラスの大きさにびっくり[ひらめき] 私が大酒呑みと知ってか~?(^_^;)
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実は…ここだけの話、このお酒を2本頼んだんだけど、2本目の注文を取ってくれたお姉さんが伝票をつけ忘れていたようで・・・まあ、ありがたくサービスを享受することとしましょ。

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1人分の食事としてはすごい量!1品1品の量は少なめなんだけど、なんせ種類があります。さらに、ここには写ってないけど、この後、活ズワイガニ1杯のお皿もドーンと。

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お刺身は、寒鰤、鮪、甘海老、あおり烏賊。コース料理のメニューにはないサービスとして、別皿の甘海老も。

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やっぱり、北陸の味といえばホタルイカの沖漬けでしょう~
そして右側写真の奥は、鰆焼き、梅くらげ、さより巻き、手前は茶碗蒸しとのともずく合わせ酢。

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第一のメイン。のどぐろ焼~[ぴかぴか(新しい)] 小さ目だったからか2尾ついてきました。
焼き魚って、なんとなくどれも同じような味にしか思えないものだけど、のどぐろは高級魚と言われるだけあって、やっぱり他の魚とは違う美味しさがあります。かなり以前に煮つけを食べたことがあって、かなり感動したことを覚えてますが、焼き魚も美味しいですね~ 

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特大蒸篭。ちまき、豚肉、飲茶、すり身、かぼちゃ、さといも。これがまた、美味しかった[exclamation]
目の前の卓上コンロで蒸上げるので、アツアツを頂けました。

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第二のメイン料理、活あわび焼きでございます~ 美味過ぎて、ほっぺが落ちまする。。。
宿の人が目の前で焼いてくれて、殻から取って食べやすいように切ってくれたあとの姿なので、この写真ではちょっと感動に欠けるんですが。
さきほどの全体写真の右側奥に、焼く前の大きなお姿が写っております・・・

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第三のメインイベント[exclamation]いえ、メイン料理、『活ズワイガニ焼き』でございます[ひらめき]
写真では小さく見えますが、大皿です。1杯分の大きめのズワイガニです。カニみその甲羅焼、その大きさを見ていただければ。
でも、こんなに大興奮のズワイガニ、実はとっても残念なことに。宿の人が備長炭の焼き網の上にたくさん乗せて行ってくれたものの、他にも食べるものがたくさんあり過ぎて、そろそろお腹いっぱいになりつつ、お酒も進んでますます箸の動きが遅くなってきた頃。すっかり放置してしまった結果・・・焼き過ぎてパサパサになってしまったのでした。
でも、2回目に焼き網に乗せて以降は、ちゃんと焼き具合を見ながら、食べ時を見計らって美味しくいただきました。
しかし。食べるのに時間が掛かる焼きガニばかりを食べていられないので、他の物も頑張って食べていたらもう満腹になってしまって、なんと[exclamation] 焼きガニ、最後まで食べることが出来ませんでした~ 『もったいな~い!』 なんという贅沢[あせあせ(飛び散る汗)]
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焼きガニの他にも、ボイルガニも出されていたのに、こちらにはまったく箸をつけませんでした。。。
心残りですぅ~[たらーっ(汗)]

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第四のメイン料理。『能登鰤とみずだこのしゃぶしゃぶ』 ブリはポン酢、みずだこは梅だれで。
これがまた美味い!

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生ハムサラダとお吸い物。ほんとはこの後ごはんもあるはずだったけど、とても無理だったので、ご飯は無しにしてもらいました。

とにかく、1品1品どれも美味しかったし、何といっても品数の多さと、メイン料理の太っ腹の良さには感服いたしました。
このお宿、じゃらんの口コミで夕食の評価が4.8と高評価。和倉温泉には以前にも来たことがあったので、ほんとは選外だったところ、この食事プランに惹かれて予約しました。
この選択、間違ってませなんだ~
宿のご主人が、『天候が悪い日は漁に出られず、良い魚やカニが入ってこない日もあるけど、今日は良いものが入ってきて安心しました~』と言っておられました。

さて、長い食事を終えると(約2時間半!)、こんな景色になっておりました。雪が本格的に降り始めました。この勢いじゃ、翌朝はどんだけ積もるのだろ~ やっぱり、足止めか!?
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という心配をよそに、しんしんと降り積もる雪を見ているのが楽しくて、ウキウキ。窓を開けて、雪を手に取ってみたり。

この日も食事のあと、もう一度大浴場へ。そして読書を堪能。

そして目覚めると・・・朝方には雪がやんで、道路の雪も解けてました。窓から見える景色も、すこし陽が挿して明るい感じに。
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朝食は量は少なめだったけど、湯豆腐とかもあって、手が掛けられている美味しい朝食でした。

十番館さん、ご主人をはじめスタッフさんの接客も1人1人のお客さんのことを気遣っておられて、お客さんに喜んでもらえるようにと、とても一生懸命やっておられるお宿です。
また、美味しいものいっぱい食べたくなったら、行ってみようかな~と思える宿でした。再訪、アリです。
ちなみに、今調べてみると、年末年始はもう予約で満室のようです。

お宿を後にして、まずは和倉温泉の街を散策。
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前回和倉温泉に来たのは、社会人3年目の時に、大学時代の友人3人との旅行でした。その時泊まったのが、こちらの旅館。『渡月庵』老舗の旅館です。
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通り道には大黒天様も。出世の神様だそうです。
ちなみに、街めぐりとして7つの場所にある七福神めぐりを楽しむことも出来るようです。旅館で紙をもらって、七福神たちの顔に紙を当ててこすって、顔の浮彫を象る楽しみ方もあるそうですよ。

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湯元のひろば。和倉温泉はもともとは海中に湧き出た温泉で、漁師が白鷺が湯気立つ海で身を癒しているのを見て、温泉が発見されたそうです。
ちなみに和倉温泉の名前は、当初は“湧浦”(湯の湧く浦)だったそうですよ。なので“湧浦乃湯壺”と書かれています。

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高級旅館で有名な『加賀屋』さん。和倉温泉のランドマークですね。

街の散策の後に向かったのが『総湯』。名古屋に帰る前に、こちらでもう一風呂、[いい気分(温泉)]を楽しむためにやって来ました。
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江戸時代初期の寛永18年に、海中から湧き出る温泉に入りやすいように周囲を埋め立て、湯壺を作って、建物を建てたのが、総湯の始まりだそうです。今の総湯は7代目、平成23年に建て替えられた施設で、内湯も露天風呂も広く、とても清潔な公衆浴場です。
総湯の入り口には足湯も楽しむことが出来ます。

総湯で温まったあとは、バスで七尾駅に向かいます。名古屋に帰る前に、もう1ヵ所立ち寄りたいところが。
JR七尾駅へは、和倉温泉バスターミナルから約20分程度で着きます。
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駅前にもこんなに雪が積もってました。

最後の目的地は、七尾駅前の回転寿司屋『夢市』さん。こちらも事前リサーチの結果、美味しい地魚を頂けるということで、開店時間早々に行ってみました。
回転寿司屋さんだけど、廻っているものは少なくほとんどオーダー。普通のお寿司屋さんと変わりません。
まずはビールとお刺身盛り合わせを注文。そしていよいよ、握りを。
『のどぐろ』 前日ののどぐろ焼が忘れられず、真っ先にオーダー。少し炙ってあって、絶品[ぴかぴか(新しい)]
『ハタハタ』 子供の頃よく食べたハタハタ(うちの地元ではおけあじと言ってました)。
『赤にし貝』 七尾湾で取れる巻貝です。今まで食べたことがないので、オーダー。
『いわし』 口コミサイトで、こちらの店のいわしが絶品と書いてあったので。まさしくその通り。
『香箱ガニ』 軍艦で。ズワイガニのメスで北陸ではコウバコガニ、丹後ではセコガニと言います。コウバコガニは漁の期間が短いので、11月から年末位までしか出回りません。しかも丹後のセコガニもそうですが、都会にはほとんど出荷されないため、地元でしか食せない貴重なカニです。プチプチとした外子とコクのある内子、そしてカニみそが・・・激ウマです。
『なまこ』 軍艦で。ナマコ、好きです。コリコリした食感が最高~
『生サバ』 締めは生サバで。鯖も足の早い魚なので、生で食べるにはよほど新鮮じゃないと無理です。鯖はもともと脂がのっている魚なので、生で食べたらトロトロ。『こんなに美味しいのか~[exclamation&question]』と、目からうろこでした。
とにかく地物ばかりを行かせていただきました。大満足~[るんるん]

朝からお昼にかけてはほとんど雪も降らず、やっぱり私って晴れ女だわ~と喜んでいたら、帰りの電車に乗る頃にはまた雪が降り出しました。
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雪が降り茂っているところを撮ってみました。

帰りの電車ではこんな車窓が。真っ黒な雪雲の下側に、白い雪雲が何十キロにも亘って発生していました。方角的にはちょうど日本海がある辺りです。もしかして、外気よりも海の温度の方が高いために、こんなことになっているのかも。これまでに見たことがない現象です。
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そして米原あたりまでやってくると・・・穏やかな夕景が広がりました。
日本海側と太平洋側の気候の境界ってかんじですね。
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けっきょく、心配していたほどには雪は積もらず、無事に翌日出勤出来ました。
が、その週の水曜日17日は、北陸方面を走る特急『しらさぎ』『サンダーバード』は、終日運休となったようです。名古屋でも大雪でしたからね~ 和倉温泉でも相当積もったんじゃないかな。。。



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