免疫力アップ大作戦!⑮ in 伊豆下田1日目 [旅行]
6月20日から1泊2日で、伊豆半島に行ってきました。
伊豆半島へは何度か行ったことがあるので、今回は47都道府県制覇の旅!ではないですが、富士山を見たいと思って。
それに、伊豆にはまだまだ行ったことがない見どころがたくさんあるし、土曜日に一人旅でも泊まれる露天風呂付のお部屋が予約できたので、行ってみました。
レンタカーを借りて、伊豆半島一周の旅に出発!
8時半過ぎの新幹線に乗って、三島へ向かいます。この日の富士山は・・・
残念ながら、こんな感じ。。。晴れてはいるけど、雲も多い・・・(^_^;)
三島駅に着きました。ここでレンタカーを借ります。
最初の目的地は、箱根の十国峠。
晴れていたら富士山が大きく見えるはず・・・でしたが、残念。
それでも反対側の眺望は、こんな感じに良い眺めです。駿河湾と三島の市街地が見えます。。。
三島駅からは国道1号線と県道20号線で向かう予定が、カーナビちゃんが最短距離を選択してくれたようで・・・なんか、とんでもない山の中へ。写真の中あたりに見えている林道を走ってきたのでした。
とにかく、急カーブの連続。行きかう車もほとんどなく、めちゃくちゃ寂しい山道。
でも、運転好きな者としては走り甲斐のあるコースで、楽しかった~
十国峠から伊豆スカイラインへ。途中の滝知山展望台です。
伊豆スカイラインは、社会人2年目の初々しい頃、当時付き合っていた埼玉の彼と一緒に走ったなぁ~と懐かしみながらドライブ。
でも、景色を見ながらゆっくり走りたいのに、バイクのローリング族たちがビュンビュンスピードを出して走ってきて、すごく危なかった。事故もよく起きているようで、ツーリング禁止になりそうなほど問題になっているようです。
伊豆スカイラインの途中にあるスカイポート亀石で昼食を食べる予定だったところ、なんとレストランが店じまい!予定変更して、亀石峠で伊豆スカイラインを降りて、国道135号線で下田に向かってひたすら南下。伊豆半島の東海岸沿いを走ります。
すると途中に道の駅が。伊豆マリンタウンです。ようやく、お昼ご飯にありつけました
桜エビとしらすの釜揚げ丼とうどんのセット。桜エビのかき揚げも。美味しかった
伊豆マリンタウンから約1時間ほどで、この日の宿泊地下田へ到着。お宿に向かう前に、あじさい祭りで有名な下田公園へ。
下田公園の正面入口の駐車場が満車だったので、下田公園の海側にある水族館の駐車場に車を停めました。水族館の入り口にある水槽には、大きなウミガメが。思った以上に大きくて、びっくり。かなりの至近距離でウミガメくんたちを見ることが出来ます!
下田公園への登り口。あじさいがお出迎えしてくれます。
公園へは坂道をけっこう登って行かなくてはなりません。でも見事に咲き誇る紫陽花を愛でながら登っていくので、そんなに苦痛ではありません。
下田公園は日本一の紫陽花の名所で、150種類、15万株300万輪の紫陽花で埋め尽くされています。
見頃は6月の中旬から下旬とのことで、まさに6/20、満開の紫陽花のピークに訪れることが出来ました
といっても、狙ってこの日にスケジュールした訳ではなく、実は偶然。まずは露天風呂付客室のあるお宿を探して、予約が取れたのがこの日。その後に下田の観光名所を調べてみると、あじさい祭りをやっているので行ってみるか・・・という風にプランを立てたのでした。
いつもまずは泊まりたい宿を探してから日程や行先を決めていたので、花の名所に行くのに花の見頃に合わないということも多かったのですが。。。例えば、5月に行った角館のしだれ桜や花巻温泉のバラ園とか。でも、今回のように予期せず見頃にばっちりあたることも。4月に行った福岡柳川でも、思いがけず見事な満開の藤を愛でることが出来ました。
旅には、そういう楽しみもあるんですねぇ~
下田公園は小山になっているので、ところどころに展望台があって、太平洋や下田の街並みを眼下に望むことが出来ます。写真で見えているのは、さきほどウミガメ君がいた水族館です。イルカのショーをやっているのが、ここからも見えましたよ!
紫陽花の小径。
いろんな種類の紫陽花が咲き乱れています
小径だけでなく、山の斜面にもいっぱいの紫陽花
圧巻です
眼下に見えるのは、下田の街。右側奥には寝姿山のロープウェイ。左側には見事に三角のお山が見えます。
そして、写真のちょうど真下あたりに、黒船来航の時にペリーが上陸した港があります。吉田松陰がまさにこの地から黒船に乗り込んだのですねぇ~
まだまだ、あじさいの小径は続きます。
傾斜になっているので、下から見上げると、紫陽花が降って来るよう
ほんとにいろんな種類の紫陽花があるんですねぇ。
実はこの日の朝の目ざましテレビで、なんと下田公園のあじさい祭りを散策するコーナーが。前日の予告で知ったのだけど、ちょうど家を出る時間帯だったので、録画して帰ってきてから観ました。
すると、下田公園のこれだけの数の紫陽花の中で、たった1株しかない新種の紫陽花を探すクエストがあって・・・ とても可愛らしい『おはよう』という名の新種の紫陽花でした。
事前にこのコーナーを見ることが出来ていたら、私も探す楽しみがあったかも。。。
とにかく、紫陽花の海にいるみたい
白いあじさいや、グラデーションのあじさい。ほんとに、素敵です。
こちらのあじさいも、ちょっと変わった品種のようです。
ほんとに偶然の賜物ですが、この季節に下田を訪れることが出来て、とてもラッキーでした
下田公園を後にして、この日のお宿に向かいます。下田公園からは車で10分程度、多々戸浜にある『下田大和館』さんです。
玄関まで車を乗り付けるとすぐに、車のところまで宿の方がお出迎え。にこやかで、さわやかな、なかなかのイケメン
海の見えるロビーでおもてなしの和菓子とお茶をいただきながらの、チェックイン。対応してくれたフロントさんもなかなかの好青年。ちょっと舌足らずだけど、一生懸命に対応してくれましたよ~
その後お部屋に案内してくれた客室係のスタッフさんも、またまたイケメンの好青年(*^_^*) そして、なんとも礼儀正しく、愛想も良くて、久しぶりの若い男の子との会話に、ちょっと緊張~
このお宿は全室オーシャンビュー。長い長い廊下をひたすら歩いて、一番端のお部屋へ。
こちらがこの日泊まったお部屋。専用露天風呂付特別室。こちらのお宿で一番グレードの高いお部屋だそうで、12.5畳と次の間、そして海が見えるテラスがあって、広々としています。
テラスから見える海では、たくさんのサーファーたちが。
とにかく、このテラスで、サーフィンする人たちを見ながらボーっとしているのが、ほんとに気持ち良かった~
そして、このお宿に決めた一番の理由、それは・・・
岩風呂の露天風呂~
一枚の岩をくり抜いて造られた岩風呂で、源泉かけ流し。
陽が明るいうちは海を眺めながら、そして夜は、満天の星空を見ながら入ることが出来ました
この日のお天気はやや曇り空だったけど、夜にはいい感じに晴れて、月明かりや地上の明かりもほとんどなかったので、すごくきれいに星空が見えました
今回も、到着してからは宿の大浴場の温泉と露天風呂に入った後、お部屋の露天風呂へ。そして夕食後に1回、マッサージの後に1回、寝る前に1回、朝起きて1回、朝食後にもう1回。合計7回も入りました
泉質は、弱アルカリ性、低張性の単純温泉です。
女性には、浴衣が選べます。
浴衣だけでなく、このお部屋だけ特別に、バスローブも用意されていました。
5月に泊まった夏瀬温泉の都わすれさんで用意されていた高級そうなバスローブには敵いませんが、それでも、バスローブがあるのはかなりポイント高いです。
そして夕食。ダイニング『海』、個室でのお食事です。もちろんこちらも、オーシャンビュー。
個室なので、一人旅でも人目を気にせず、ゆっくりと出来ました。ただ、個室といっても天井が抜けているので、隣の個室の人の声が丸聴こえで。。。個室で人目を気にしなくて良い分、自分たちの世界に入ってしまって、テンションの高い会話が続くのには、ちょっとうんざりでした(^_^;)
やっぱり、部屋食が一番落ち着くなぁ~
とはいえ、美味しい料理とお酒を楽しんでいるうちに、こちらのテンションも上がってきて、隣りの会話は気にならなくなってきました。
まずはビールから。今回はお風呂上りにビールを飲まなかったので、もう、ゴクゴク
前菜と先付。先付は、南伊豆長尾さん家のヤーコン炒め煮、すり胡麻の香りで。ヤーコンとは、芋状の根菜で、シャキシャキとした食感です。今までに食べたことがありませんが、すり胡麻とよく合って、美味しかったです。
椀物。蛤真薯と帆立黄身衣、かぎ蕨、生麩、木の芽のお吸い物。
伊勢海老と地魚のお造り。カンパチ、アジ、金目鯛、平目、イカ・・・盛りだくさん やっぱり海辺のお宿ということもあって、どれも新鮮で美味しい
ワサビと生姜の薬味を使い分けられるよう、お醤油皿も2種類用意されていました。
板長さんがお造りを運んできて、説明してくれました。
お造りが来たからには、やっぱりこれがなきゃ。
恒例の利き酒セットです
左から、地元下田のお酒『黎明』、掛川の純米吟醸『開運』、そして静岡の辛口のお酒『臥龍梅』。静岡で人気No1のお酒だそうですヨ。
焼物。ブリのふわり信田。炙ったお揚げさんでブリが包んであって、香ばしくて、フワフワ。
静岡もち豚の角煮。
あっさりとした和風だしの角煮で、『こういう角煮もあるのか』と、新たな発見でした。
そして・・・今宵のメイン料理 鮑の陶板焼きでぇ~す
大っきな鮑です。火をつける直前まで活きていて、ぐにゅぐにゅ動いておりました~
あわびといえば、お造りで食べるコリコリとしたのが一番好きだけど、蒸し焼きにして柔らかくなったあわびも、やっぱり美味い
焙り鯖燻製のサラダ仕立て。明日葉のディップで。
さてここで、どうしても気になっていた追加メニューを頼むことに。お腹はそろそろ一杯になってきてはいるんだけど、やっぱり食べてみたいということで。
カサゴのから揚げです。堂々たるお姿。丸々一匹分。御頭も骨もしっぽまでも、全部食べられるそうで。。。かぶりつきましたヨ。
でも、やっぱり揚げ物なので、完食出来ず。。。もったいな~い。
もう一つのメイン料理に行く前に、次のお酒を。
こちらのお宿のオリジナル、大吟醸『浮世ばなれ』です。ネーミングが気に入って、頼んでみました。
そしてお目当ての・・・金目鯛の煮付で~す
この下田は、金目鯛の水揚げ量日本一だそうで、あじさい祭りと同じくまさにこの6月にきんめ祭りをやってます。この時期の金目鯛は産卵前で脂が一番乗っているそうです。
金目の煮付といえば、やっぱり姿煮を食べてみたかったけど、量的におひとり様には無理だったようですねぇ。
でも、味は姿煮も切り身も変わらない
とはいえ。。。テンションはMAXなのに、さっきのカサゴでお腹もMAX。頑張って食べたけど、食べることに必死で、味わうことを忘れてました
白ご飯できんめを食べる・・・これってほんとに最高のコンビネーションのはずなんだけど、とにかく満腹で。
こんなに美味しいものは、満腹になる前に出してもらいたかった。。。
で、締めのご飯が出されているにもかかわらず、お酒の追加。
伊豆産のニューサマーオレンジ酒をロックで。さわやかな柑橘系の味わいで、締めのお酒にピッタリ。
誰?お腹MAXって言ってたのは?
デザートは別腹でしょ~ ということで、デザートビュッフェです。
さすがに、ケーキ類は無理でしたけど。
食事を堪能したあとは、お部屋の露天風呂でまったり。
そのあと、中国整体のマッサージを60分。で、このマッサージ、中国人のお姉さんにやってもらったんだけど、ここでハプニングが。
外れたぁ~ウィッグが
中国式のマッサージって、ツボ押さえるというよりも、指の腹や肘を使ってゴシゴシと揉みしだくような感じなんです。意外とそれが気持ち良かったんですけど。。。
ヘッドマッサージもやってもらったんだけど、ウィッグでもお構いなし。揉みしだかれて、施術が終わってベッドから起き上がったら…ウィッグが外れてしまいました
遅い時間で、お客さんは私一人だけだったので、笑いものにはなりませんでしたが。
お姉さん、片言の日本語で『ありがとうございました。気持ち良かったですか?また遊びに来てくださいね』と、ウィッグを付け直している私に一生懸命話しかけてくれてました。
お姉さんは、びっくりしなかったのかなぁ?笑い出さなかったのが不思議。
っていうか、私、堪えきれずに笑ってしまいましたよ。
こういうハプニングも、旅ならではの良い思い出。
二日目に続く・・・
伊豆半島へは何度か行ったことがあるので、今回は47都道府県制覇の旅!ではないですが、富士山を見たいと思って。
それに、伊豆にはまだまだ行ったことがない見どころがたくさんあるし、土曜日に一人旅でも泊まれる露天風呂付のお部屋が予約できたので、行ってみました。
レンタカーを借りて、伊豆半島一周の旅に出発!
8時半過ぎの新幹線に乗って、三島へ向かいます。この日の富士山は・・・
残念ながら、こんな感じ。。。晴れてはいるけど、雲も多い・・・(^_^;)
三島駅に着きました。ここでレンタカーを借ります。
最初の目的地は、箱根の十国峠。
晴れていたら富士山が大きく見えるはず・・・でしたが、残念。
それでも反対側の眺望は、こんな感じに良い眺めです。駿河湾と三島の市街地が見えます。。。
三島駅からは国道1号線と県道20号線で向かう予定が、カーナビちゃんが最短距離を選択してくれたようで・・・なんか、とんでもない山の中へ。写真の中あたりに見えている林道を走ってきたのでした。
とにかく、急カーブの連続。行きかう車もほとんどなく、めちゃくちゃ寂しい山道。
でも、運転好きな者としては走り甲斐のあるコースで、楽しかった~
十国峠から伊豆スカイラインへ。途中の滝知山展望台です。
伊豆スカイラインは、社会人2年目の初々しい頃、当時付き合っていた埼玉の彼と一緒に走ったなぁ~と懐かしみながらドライブ。
でも、景色を見ながらゆっくり走りたいのに、バイクのローリング族たちがビュンビュンスピードを出して走ってきて、すごく危なかった。事故もよく起きているようで、ツーリング禁止になりそうなほど問題になっているようです。
伊豆スカイラインの途中にあるスカイポート亀石で昼食を食べる予定だったところ、なんとレストランが店じまい!予定変更して、亀石峠で伊豆スカイラインを降りて、国道135号線で下田に向かってひたすら南下。伊豆半島の東海岸沿いを走ります。
すると途中に道の駅が。伊豆マリンタウンです。ようやく、お昼ご飯にありつけました
桜エビとしらすの釜揚げ丼とうどんのセット。桜エビのかき揚げも。美味しかった
伊豆マリンタウンから約1時間ほどで、この日の宿泊地下田へ到着。お宿に向かう前に、あじさい祭りで有名な下田公園へ。
下田公園の正面入口の駐車場が満車だったので、下田公園の海側にある水族館の駐車場に車を停めました。水族館の入り口にある水槽には、大きなウミガメが。思った以上に大きくて、びっくり。かなりの至近距離でウミガメくんたちを見ることが出来ます!
下田公園への登り口。あじさいがお出迎えしてくれます。
公園へは坂道をけっこう登って行かなくてはなりません。でも見事に咲き誇る紫陽花を愛でながら登っていくので、そんなに苦痛ではありません。
下田公園は日本一の紫陽花の名所で、150種類、15万株300万輪の紫陽花で埋め尽くされています。
見頃は6月の中旬から下旬とのことで、まさに6/20、満開の紫陽花のピークに訪れることが出来ました
といっても、狙ってこの日にスケジュールした訳ではなく、実は偶然。まずは露天風呂付客室のあるお宿を探して、予約が取れたのがこの日。その後に下田の観光名所を調べてみると、あじさい祭りをやっているので行ってみるか・・・という風にプランを立てたのでした。
いつもまずは泊まりたい宿を探してから日程や行先を決めていたので、花の名所に行くのに花の見頃に合わないということも多かったのですが。。。例えば、5月に行った角館のしだれ桜や花巻温泉のバラ園とか。でも、今回のように予期せず見頃にばっちりあたることも。4月に行った福岡柳川でも、思いがけず見事な満開の藤を愛でることが出来ました。
旅には、そういう楽しみもあるんですねぇ~
下田公園は小山になっているので、ところどころに展望台があって、太平洋や下田の街並みを眼下に望むことが出来ます。写真で見えているのは、さきほどウミガメ君がいた水族館です。イルカのショーをやっているのが、ここからも見えましたよ!
紫陽花の小径。
いろんな種類の紫陽花が咲き乱れています
小径だけでなく、山の斜面にもいっぱいの紫陽花
圧巻です
眼下に見えるのは、下田の街。右側奥には寝姿山のロープウェイ。左側には見事に三角のお山が見えます。
そして、写真のちょうど真下あたりに、黒船来航の時にペリーが上陸した港があります。吉田松陰がまさにこの地から黒船に乗り込んだのですねぇ~
まだまだ、あじさいの小径は続きます。
傾斜になっているので、下から見上げると、紫陽花が降って来るよう
ほんとにいろんな種類の紫陽花があるんですねぇ。
実はこの日の朝の目ざましテレビで、なんと下田公園のあじさい祭りを散策するコーナーが。前日の予告で知ったのだけど、ちょうど家を出る時間帯だったので、録画して帰ってきてから観ました。
すると、下田公園のこれだけの数の紫陽花の中で、たった1株しかない新種の紫陽花を探すクエストがあって・・・ とても可愛らしい『おはよう』という名の新種の紫陽花でした。
事前にこのコーナーを見ることが出来ていたら、私も探す楽しみがあったかも。。。
とにかく、紫陽花の海にいるみたい
白いあじさいや、グラデーションのあじさい。ほんとに、素敵です。
こちらのあじさいも、ちょっと変わった品種のようです。
ほんとに偶然の賜物ですが、この季節に下田を訪れることが出来て、とてもラッキーでした
下田公園を後にして、この日のお宿に向かいます。下田公園からは車で10分程度、多々戸浜にある『下田大和館』さんです。
玄関まで車を乗り付けるとすぐに、車のところまで宿の方がお出迎え。にこやかで、さわやかな、なかなかのイケメン
海の見えるロビーでおもてなしの和菓子とお茶をいただきながらの、チェックイン。対応してくれたフロントさんもなかなかの好青年。ちょっと舌足らずだけど、一生懸命に対応してくれましたよ~
その後お部屋に案内してくれた客室係のスタッフさんも、またまたイケメンの好青年(*^_^*) そして、なんとも礼儀正しく、愛想も良くて、久しぶりの若い男の子との会話に、ちょっと緊張~
このお宿は全室オーシャンビュー。長い長い廊下をひたすら歩いて、一番端のお部屋へ。
こちらがこの日泊まったお部屋。専用露天風呂付特別室。こちらのお宿で一番グレードの高いお部屋だそうで、12.5畳と次の間、そして海が見えるテラスがあって、広々としています。
テラスから見える海では、たくさんのサーファーたちが。
とにかく、このテラスで、サーフィンする人たちを見ながらボーっとしているのが、ほんとに気持ち良かった~
そして、このお宿に決めた一番の理由、それは・・・
岩風呂の露天風呂~
一枚の岩をくり抜いて造られた岩風呂で、源泉かけ流し。
陽が明るいうちは海を眺めながら、そして夜は、満天の星空を見ながら入ることが出来ました
この日のお天気はやや曇り空だったけど、夜にはいい感じに晴れて、月明かりや地上の明かりもほとんどなかったので、すごくきれいに星空が見えました
今回も、到着してからは宿の大浴場の温泉と露天風呂に入った後、お部屋の露天風呂へ。そして夕食後に1回、マッサージの後に1回、寝る前に1回、朝起きて1回、朝食後にもう1回。合計7回も入りました
泉質は、弱アルカリ性、低張性の単純温泉です。
女性には、浴衣が選べます。
浴衣だけでなく、このお部屋だけ特別に、バスローブも用意されていました。
5月に泊まった夏瀬温泉の都わすれさんで用意されていた高級そうなバスローブには敵いませんが、それでも、バスローブがあるのはかなりポイント高いです。
そして夕食。ダイニング『海』、個室でのお食事です。もちろんこちらも、オーシャンビュー。
個室なので、一人旅でも人目を気にせず、ゆっくりと出来ました。ただ、個室といっても天井が抜けているので、隣の個室の人の声が丸聴こえで。。。個室で人目を気にしなくて良い分、自分たちの世界に入ってしまって、テンションの高い会話が続くのには、ちょっとうんざりでした(^_^;)
やっぱり、部屋食が一番落ち着くなぁ~
とはいえ、美味しい料理とお酒を楽しんでいるうちに、こちらのテンションも上がってきて、隣りの会話は気にならなくなってきました。
まずはビールから。今回はお風呂上りにビールを飲まなかったので、もう、ゴクゴク
前菜と先付。先付は、南伊豆長尾さん家のヤーコン炒め煮、すり胡麻の香りで。ヤーコンとは、芋状の根菜で、シャキシャキとした食感です。今までに食べたことがありませんが、すり胡麻とよく合って、美味しかったです。
椀物。蛤真薯と帆立黄身衣、かぎ蕨、生麩、木の芽のお吸い物。
伊勢海老と地魚のお造り。カンパチ、アジ、金目鯛、平目、イカ・・・盛りだくさん やっぱり海辺のお宿ということもあって、どれも新鮮で美味しい
ワサビと生姜の薬味を使い分けられるよう、お醤油皿も2種類用意されていました。
板長さんがお造りを運んできて、説明してくれました。
お造りが来たからには、やっぱりこれがなきゃ。
恒例の利き酒セットです
左から、地元下田のお酒『黎明』、掛川の純米吟醸『開運』、そして静岡の辛口のお酒『臥龍梅』。静岡で人気No1のお酒だそうですヨ。
焼物。ブリのふわり信田。炙ったお揚げさんでブリが包んであって、香ばしくて、フワフワ。
静岡もち豚の角煮。
あっさりとした和風だしの角煮で、『こういう角煮もあるのか』と、新たな発見でした。
そして・・・今宵のメイン料理 鮑の陶板焼きでぇ~す
大っきな鮑です。火をつける直前まで活きていて、ぐにゅぐにゅ動いておりました~
あわびといえば、お造りで食べるコリコリとしたのが一番好きだけど、蒸し焼きにして柔らかくなったあわびも、やっぱり美味い
焙り鯖燻製のサラダ仕立て。明日葉のディップで。
さてここで、どうしても気になっていた追加メニューを頼むことに。お腹はそろそろ一杯になってきてはいるんだけど、やっぱり食べてみたいということで。
カサゴのから揚げです。堂々たるお姿。丸々一匹分。御頭も骨もしっぽまでも、全部食べられるそうで。。。かぶりつきましたヨ。
でも、やっぱり揚げ物なので、完食出来ず。。。もったいな~い。
もう一つのメイン料理に行く前に、次のお酒を。
こちらのお宿のオリジナル、大吟醸『浮世ばなれ』です。ネーミングが気に入って、頼んでみました。
そしてお目当ての・・・金目鯛の煮付で~す
この下田は、金目鯛の水揚げ量日本一だそうで、あじさい祭りと同じくまさにこの6月にきんめ祭りをやってます。この時期の金目鯛は産卵前で脂が一番乗っているそうです。
金目の煮付といえば、やっぱり姿煮を食べてみたかったけど、量的におひとり様には無理だったようですねぇ。
でも、味は姿煮も切り身も変わらない
とはいえ。。。テンションはMAXなのに、さっきのカサゴでお腹もMAX。頑張って食べたけど、食べることに必死で、味わうことを忘れてました
白ご飯できんめを食べる・・・これってほんとに最高のコンビネーションのはずなんだけど、とにかく満腹で。
こんなに美味しいものは、満腹になる前に出してもらいたかった。。。
で、締めのご飯が出されているにもかかわらず、お酒の追加。
伊豆産のニューサマーオレンジ酒をロックで。さわやかな柑橘系の味わいで、締めのお酒にピッタリ。
誰?お腹MAXって言ってたのは?
デザートは別腹でしょ~ ということで、デザートビュッフェです。
さすがに、ケーキ類は無理でしたけど。
食事を堪能したあとは、お部屋の露天風呂でまったり。
そのあと、中国整体のマッサージを60分。で、このマッサージ、中国人のお姉さんにやってもらったんだけど、ここでハプニングが。
外れたぁ~ウィッグが
中国式のマッサージって、ツボ押さえるというよりも、指の腹や肘を使ってゴシゴシと揉みしだくような感じなんです。意外とそれが気持ち良かったんですけど。。。
ヘッドマッサージもやってもらったんだけど、ウィッグでもお構いなし。揉みしだかれて、施術が終わってベッドから起き上がったら…ウィッグが外れてしまいました
遅い時間で、お客さんは私一人だけだったので、笑いものにはなりませんでしたが。
お姉さん、片言の日本語で『ありがとうございました。気持ち良かったですか?また遊びに来てくださいね』と、ウィッグを付け直している私に一生懸命話しかけてくれてました。
お姉さんは、びっくりしなかったのかなぁ?笑い出さなかったのが不思議。
っていうか、私、堪えきれずに笑ってしまいましたよ。
こういうハプニングも、旅ならではの良い思い出。
二日目に続く・・・
2015-06-27 00:57
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0