免疫力アップ大作戦!⑰ in 青森・仙台1日目 [旅行]
8/5~8/9、青森県と宮城県に行ってきました。
『免疫力アップ大作戦!』の旅では、基本的に会社を休まずに休日を利用して行ってますが、昨年4月以降初めての長い休暇、夏休みが取れたので、今回の旅は4泊5日の長旅です。
最近駅でよく見かけるキャリーバッグ、実はこれまで何だか抵抗があって、持ってませんでした。なんか誰もかれもが持っていて、しかも、けっこうマナーの悪い人が多いし(人ごみの中でも自分よりも後ろでを引っ張る人とか・・・けっこう危ない)、キャリーバッグ自体が重そうで扱いにくそうなので、あえて買おうと思ったことはなかったのでした。それに、少々お高いグッチのボストンを買ったので、やっぱりそちらを使おう。。。ということで。
でも、さすがに4泊となると、いくら夏で薄手の物を宿で洗濯出来るといっても、やっぱり大荷物になる訳で。
なので、買っちゃいました~
小さめの物を買ったので、新幹線などは座席の足元に置けるし、持ち運びも、想像していたよりは楽でした。階段はちょっとNGだけど、長い距離を歩く時は、キャリーバッグの方が楽だったし。。。
これからは2泊以上の時は、キャリーバッグを使おうかなぁ~
さて、1日目は、青森市のねぶた祭りを観に行きます。青森へは新幹線を乗り継いで行くので、いつもより早めの7:30に自宅を出発。
この日の富士山は・・・
夏は水蒸気や浮遊物が多くて富士山がくっきりとは見えにくいそうですねぇ。晴れていても全景が見えにくい夏にしては、まあいい感じの富士山じゃないでしょうか
東京駅に着きました。ここからは東北新幹線はやぶさ13号に乗ります。最近お馴染みになった秋田行こまちとの連結部。というのも、これから乗るグランクラスは、この連結部に一番近い車両なのです。
前回秋田・岩手旅行からの帰りに乗って以来、すっかりグランクラスにはまってしまったのでした。。。
お値段は高いけど、新青森までは3時間10分の長旅だし、普通指定席やグリーン車とは全然乗り心地が違う。。。
それに何と言っても、軽食の和食弁当やおつまみ、洋菓子もとても美味しいし、ビールやワイン、ソフトドリンク飲み放題~
東北への長旅は、グランクラスと決めました
仙台の郷土料理のしそ巻(仙台味噌をしその葉で巻いて油で揚げたもの)や、山形の郷土料理、だし(夏野菜や香味野菜を細かく刻み和えたもの)など、東北地方の郷土料理が満載で、とても美味しかった~
お菓子もビールやワインのあてにピッタリ。パウンドケーキ、しっとりとしていて口の中でとろけて、甘さ加減もちょうど良い感じ。
飲み放題をいいことに、ビール1缶のあと、ワインを白・赤・白と3本、ホットコーヒーをいただきました。
新青森駅に着いた頃には、もうすっかり出来上がってました~
新幹線駅の新青森駅から、在来線に乗り換えて青森駅へ。
新幹線で和軽食を食べたというのに、どうしても行ってみたいところが。。。
自分で釣ったホタテを食べることが出来るお店です。
3分間で釣るんですが、ホタテがパクッと なかなかうまいこと食いついてくれません。。。
横にいる店員さんが手伝ってくれて(針をホタテの口の中まで持って行ってくれた~)、何とか釣れた
500円でホタテを2個、Get。けっこう大きくて、食べごたえがありました。
海鮮丼も美味しかった
この日の宿泊ホテルが近かったので、まずは荷物を置くためにチェックイン。
それから、青森駅から歩いてすぐのところにある物産店ビルのアスパムに向かいました。アスパムの北側は青い海公園になっていて、青森港に停泊しているフェリーも見えます。
アスパム横の広場にあるねぶたラッセランド、これから巡行するねぶたが格納されているエリアに行ってみました。
時刻は15時頃だったけど、19時10分のねぶた祭りの開始に向けて準備中のねぶたの曳手さんたちや関係者、観光客で賑わっています。
跳人(ハネト)の衣装も色鮮やか。
ねぶたは、幅9m、奥行7m、高さ5mととても大きいので、製作して保管する広い場所が必要になります。しかも20何基もあるし、ねぶただけでなくお囃子の台車もあるので、ここに専用の小屋が集約されているんですね。
昼間に見るねぶたも、圧巻です。
青森自衛隊ねぶた協賛会『南総里見八犬伝庚申山の妖猫退治』と、日本通運ねぶた実行委員会『波切不動』
NTTグループねぶた『張順、湧金門の勇姿』と、消防二分団ねぶた会・アサヒビール『進藤庄兵衛・津軽信義を諌める』
青森菱友会『つがる新田 信政公と水虎様』
こちらは、知事賞と最優秀製作者賞を受賞
作者は竹浪比呂央さんです。
この河童がいいなぁ~と思って、ズームで撮ってみたら、見事、賞を受賞されました~
この河童、水虎様といって、神様になった河童だそうです。
公益社団法人青森青年会議所『三升景清 分身不動』
日立連合ねぶた委員会『三井寺合戦 新田四天王大暴れ』
こちらが、平成27年のねぶた大賞と優秀製作者賞を受賞したねぶたです
作者は北村蓮明さんです。
こちらのねぶた、横向きになってまさに『大暴れ』しているような躍動感があって、数多くのねぶたがある中、とても目を惹きました。
やっぱり、ねぶた大賞を受賞しましたか~
ここで見るねぶたは止まっているので、じっくり見ることが出来ますね。
すぐ近くで見ることが出来るので、ねぶたをじっくり観察したい人は、お昼にここに来るのがお勧め。
まだまだたくさんありましたが、この日の青森、36.5度の猛暑日。すごく暑くて疲れてきたので、とりあえずアスパムの中へ避難。
お土産を買ったり、アイス食べたり、椅子に座って休憩タイム。
このアイスは、ホタテのソフトクリームとリンゴのシャーベット。美味しかったヨ~
休憩タイムの後にもう一度ねぶたラッセランドへ。
ちょうど、小屋からねぶたが出ていくところに遭遇。
後姿が現れました。
南総里見八犬伝のねぶたなので、伏姫と神犬八房かなぁ~?
里見八犬伝と言えば、32年前の薬師丸ひろ子と真田広之が主演した映画のインパクトが強すぎて、未だに忘れられないお話です。
1基ごとに順番に小屋から出ていきます。
ねぶたって、こんな風に引っ張っていくんですね。
実家に帰った時に青森のねぶた祭りに行くって話をしたら、ねぶたはどうやって動くのかという話になりまして。
で、とても大きいから人の力で引っ張るのは無理だろうから、TDLのエレクトリカルパレードのように、電動じゃないの?という結論になりました(^_^;)
・・・台車に車輪がついていて、それを人が前から引っ張り、後ろから押しているようですね。
ねぶたが出て行った後に、お囃子の太鼓を乗せた台車が続きます。
そうかぁ~、我が地元ではお囃子の人たちは屋台の中に乗っているので、こんなにたくさん太鼓が並んだ専用の台車があるとは思いませんでした。
ここで一旦ホテルに戻って、お土産などの荷物を置いてから、18:10頃にホテルを出発。
ねぶた祭りは、有料観覧席を予約していたので、そちらに向かいます。
有料観覧席には桟敷席とパイプ椅子の席があります。パイプ椅子が良かったので、大通りの角にある90号席を購入。
5列ほど並んだ椅子の席のうち、前から2列目。
ねぶた祭りの開始は19:10だけど、ねぶたがそれぞれのスタート地点に向かうために、早い時間から目の前を通っていきます。早めに行っても、十分楽しめました。
スポンサー企業の広告ねぶたもたくさん出てました。大太鼓も。
ねぶたの小屋から出ていくのを見送ったものも。
パナソニックねぶた会『三国志 荒武者、甘寧』
すぐ目の前を通っていくので、とても迫力があります。
ねぶた大賞をとった大暴れの四天王もやってきました。脚が、いいでしょ?
こちらは、あおもり市民ねぶた実行委員会『平将門と執金剛神』。
観光コンベンション協会会長賞と、優秀製作者賞を受賞したねぶたです。
作者は北村麻子さん。まだ32歳という若さの女性のねぶた師です。
目を惹く広告ねぶたが次々とやってきます。
大通りの交差点では、それぞれのねぶたが何回か高速回転していきます。回っているのが見えますか?大歓声です。回転した後に、こちらにやってきます。
青森山田学園『阿修羅と帝釈天』です。ゾウがいい感じ。
青森県板金工業組合『不動と竜王』。商工会議所会頭賞受賞です。
ヤマト運輸ねぶた実行委員会『羅漢』。
私の座っている席の前からスタートするので、祭りの開始まで目の前で待機していました。なので、日の明るいうちの写真と、日が暮れてからの写真があります。
手に持っている香炉の煙で秘術を使ってさまざまな悪を退治して、人々を守るそうです。
さて、ねぶた祭り、始まり始まり~
待機していたねぶたが動き出して、目の前を通り過ぎた後にお囃子が続きます。
迫力のある太鼓と、軽快な笛や鉦のリズムが、『ラッセラー、ラッセラー』という掛け声とともに、祭りを盛り上げていきます。
跳人も勢いよく飛んでます。動きが激しすぎて、ピンボケです(^_^;)
東北電力ねぶた愛好会『海峡~義経伝説 時を超えて』
一旦通り過ぎるかと思いきや、向きを変えて、私たちの座っているギリギリのところまでねぶたが前進。ものすごく迫力がありましたヨ~
ただ通り過ぎるだけでなく、ところどころで観客席側に前面を向けてくれます。大歓声~
サンロード青森『天慶の親皇 平将門』
後姿がとっても良かったです。守護神の北斗七星の化身『妙見尊星王』というそうですよ。
消防二分団ねぶた会・アサヒビール『進藤庄兵衛・津軽信義を諌める』
日本通運ねぶた実行委員会『波切不動』
お囃子の太鼓や笛も、しばらくその場に止まって演奏します。
若い女性も多いですね。私の田舎のお祭りでは、女性のお囃子はほとんど見かけません。笛や鉦ならまだあるかもしれませんが、女性の太鼓は珍しいんじゃないかなぁ~
JRねぶた実行プロジェクト『津軽海峡 義経飛龍』
こちらは、知事賞受賞のねぶたです。
小さな子供たちもたくさん、跳人として参加しています。
県庁ねぶた実行委員会『封神演義』
NTTグループねぶた『張順、湧金門の勇姿』 お昼ねぶたにラッセランドでも見ましたが、夜に見ると全然雰囲気が変わりますね~
こちらは映画『テッド2』の宣伝。『テッド』観ましたが、最高に面白いです。見た目はこんなにかわいいベアーなのに、中身が中年オヤジなんですよ。
に組・東芝『巴提便、大虎を退治す』
虎の顔と足がど迫力
青森菱友会『つがる新田 信政公と水虎様』 こちらもお昼に観た河童様ですが、電気が灯されると、躍動感が増しますね。
ねぶた愛好会『風神雷神』
私たちのねぶた自主製作実行委員会『蒙古襲来・風神、神風を起す』 風神続きですね(*^_^*)
自主製作だからでしょうか、後姿はメッセージになってます。
青森市役所ねぶた実行委員会『達磨大師 喝』
跳人の踊りも、最高潮~
跳人たちは祭りの間中ずっと踊り続けているものとイメージしていましたが、実際には、移動する時は歩いて、止まったら一斉に跳ねるといったかんじです。長い距離を移動しながら跳ね続けるのは、相当体力が必要でしょう。。。
片足で2ステップずつ、交互に、という跳ね方です。実際に、家で跳んでみると、ちょっとやっただけでギブアップでした。。。相当、キツイ。
青森自衛隊ねぶた協賛会『南総里見八犬伝 庚申山の妖猫退治』
こちらもお昼に観ましたねぇ~
ミスねぶたがオープンカーに乗って登場。こちらが先頭だそうです。
そして、大太鼓。
びっくりするくらいに大きな太鼓です。太鼓の上に座って叩いている人のバチが、弧を描いているのが分かりますか?けっこう大変な叩き方ですよねぇ~ とっても、かっこ良かったです
カラフルな広告ねぶたも続々と。
公益社団法人青森青年会議所『三升景清 分身不動』
こちらもお昼に観たので、二回目の登場です。
この日のねぶたは全部で21基。これでほぼ一周したんですが、この頃にはカメラの電池がなくなり・・・
実は最後のねぶただけ、写真が撮れませんでした。
マルハニチロ佞武多会『三国志より 張飛 長坂橋に吼える』
お昼にねぶたラッセランドで見たときは、頭にこちらの製品の鯖缶を被って、記念写真を撮れるようになってました(*^_^*)
ねぶた祭りはだらだらと終わると風紀上良くないので、今は21:00に一斉に終了になる、とパンフレットなどに書いてあったので、一斉にサーッと水が引いたように終わるのかなぁ~と想像してました。
が、実際には、21:00で終わっても、それぞれの場所からねぶたラッセランドまで帰っていくの間は、お囃子や跳人も続いてました。
なので、ねぶたが帰る方向に一緒に歩いて帰ったので、最後まで楽しめました。
ホテルまでは10分位歩くのですが、通りの商店街沿いにビールやかき氷、いろいろな食べ物を売っているので、晩ごはんを調達しながら帰りました。
有料観覧席を購入すると、公式パンフレットをもらえます。
このパンフレット、一つ一つのねぶたの解説や、作者のプロフィール、昨年のねぶたの写真などが掲載されていて、ねぶたの情報が満載です。
たくさん撮った写真も、パンフレットを見ながら、それぞれの作品名を記載しました。
今年の受賞作品は、ねぶたのホームページで情報収集しました。
ところで、ねぶた祭りでは、いろんな企業が協賛しているせいか、広告の載ったうちわやティッシュペーパーなどを配る団体がたくさんありました。隣のおばちゃんグループは、1人で5枚以上のうちわをもらってました。
広告ねぶたもたくさん出てたし。
これだけ、企業色が強いとは。ちょっと想像以上でしたねぇ~
ねぶたを1台運行するのに、約2千万円掛かるそうです。このうちねぶた師さんの報酬は5百万円ほどですが、そのほとんどは材料費や人件費に費やされるそうです。
この2千万円を捻出する以上、広告色が強くなるのは仕方ないことなんですね。
逆に、毎年300万人が訪れて、それぞれのねぶたを凝視している訳だから、広告費としての2千万円は、企業にとっては安い方かもしれませんね。
長々とねぶたのご報告、お読みいただいてありがとうございました。
壮大なお祭り、生で観ることが出来て、ほんとに楽しかったです
2日目へ続く。。。
『免疫力アップ大作戦!』の旅では、基本的に会社を休まずに休日を利用して行ってますが、昨年4月以降初めての長い休暇、夏休みが取れたので、今回の旅は4泊5日の長旅です。
最近駅でよく見かけるキャリーバッグ、実はこれまで何だか抵抗があって、持ってませんでした。なんか誰もかれもが持っていて、しかも、けっこうマナーの悪い人が多いし(人ごみの中でも自分よりも後ろでを引っ張る人とか・・・けっこう危ない)、キャリーバッグ自体が重そうで扱いにくそうなので、あえて買おうと思ったことはなかったのでした。それに、少々お高いグッチのボストンを買ったので、やっぱりそちらを使おう。。。ということで。
でも、さすがに4泊となると、いくら夏で薄手の物を宿で洗濯出来るといっても、やっぱり大荷物になる訳で。
なので、買っちゃいました~
小さめの物を買ったので、新幹線などは座席の足元に置けるし、持ち運びも、想像していたよりは楽でした。階段はちょっとNGだけど、長い距離を歩く時は、キャリーバッグの方が楽だったし。。。
これからは2泊以上の時は、キャリーバッグを使おうかなぁ~
さて、1日目は、青森市のねぶた祭りを観に行きます。青森へは新幹線を乗り継いで行くので、いつもより早めの7:30に自宅を出発。
この日の富士山は・・・
夏は水蒸気や浮遊物が多くて富士山がくっきりとは見えにくいそうですねぇ。晴れていても全景が見えにくい夏にしては、まあいい感じの富士山じゃないでしょうか
東京駅に着きました。ここからは東北新幹線はやぶさ13号に乗ります。最近お馴染みになった秋田行こまちとの連結部。というのも、これから乗るグランクラスは、この連結部に一番近い車両なのです。
前回秋田・岩手旅行からの帰りに乗って以来、すっかりグランクラスにはまってしまったのでした。。。
お値段は高いけど、新青森までは3時間10分の長旅だし、普通指定席やグリーン車とは全然乗り心地が違う。。。
それに何と言っても、軽食の和食弁当やおつまみ、洋菓子もとても美味しいし、ビールやワイン、ソフトドリンク飲み放題~
東北への長旅は、グランクラスと決めました
仙台の郷土料理のしそ巻(仙台味噌をしその葉で巻いて油で揚げたもの)や、山形の郷土料理、だし(夏野菜や香味野菜を細かく刻み和えたもの)など、東北地方の郷土料理が満載で、とても美味しかった~
お菓子もビールやワインのあてにピッタリ。パウンドケーキ、しっとりとしていて口の中でとろけて、甘さ加減もちょうど良い感じ。
飲み放題をいいことに、ビール1缶のあと、ワインを白・赤・白と3本、ホットコーヒーをいただきました。
新青森駅に着いた頃には、もうすっかり出来上がってました~
新幹線駅の新青森駅から、在来線に乗り換えて青森駅へ。
新幹線で和軽食を食べたというのに、どうしても行ってみたいところが。。。
自分で釣ったホタテを食べることが出来るお店です。
3分間で釣るんですが、ホタテがパクッと なかなかうまいこと食いついてくれません。。。
横にいる店員さんが手伝ってくれて(針をホタテの口の中まで持って行ってくれた~)、何とか釣れた
500円でホタテを2個、Get。けっこう大きくて、食べごたえがありました。
海鮮丼も美味しかった
この日の宿泊ホテルが近かったので、まずは荷物を置くためにチェックイン。
それから、青森駅から歩いてすぐのところにある物産店ビルのアスパムに向かいました。アスパムの北側は青い海公園になっていて、青森港に停泊しているフェリーも見えます。
アスパム横の広場にあるねぶたラッセランド、これから巡行するねぶたが格納されているエリアに行ってみました。
時刻は15時頃だったけど、19時10分のねぶた祭りの開始に向けて準備中のねぶたの曳手さんたちや関係者、観光客で賑わっています。
跳人(ハネト)の衣装も色鮮やか。
ねぶたは、幅9m、奥行7m、高さ5mととても大きいので、製作して保管する広い場所が必要になります。しかも20何基もあるし、ねぶただけでなくお囃子の台車もあるので、ここに専用の小屋が集約されているんですね。
昼間に見るねぶたも、圧巻です。
青森自衛隊ねぶた協賛会『南総里見八犬伝庚申山の妖猫退治』と、日本通運ねぶた実行委員会『波切不動』
NTTグループねぶた『張順、湧金門の勇姿』と、消防二分団ねぶた会・アサヒビール『進藤庄兵衛・津軽信義を諌める』
青森菱友会『つがる新田 信政公と水虎様』
こちらは、知事賞と最優秀製作者賞を受賞
作者は竹浪比呂央さんです。
この河童がいいなぁ~と思って、ズームで撮ってみたら、見事、賞を受賞されました~
この河童、水虎様といって、神様になった河童だそうです。
公益社団法人青森青年会議所『三升景清 分身不動』
日立連合ねぶた委員会『三井寺合戦 新田四天王大暴れ』
こちらが、平成27年のねぶた大賞と優秀製作者賞を受賞したねぶたです
作者は北村蓮明さんです。
こちらのねぶた、横向きになってまさに『大暴れ』しているような躍動感があって、数多くのねぶたがある中、とても目を惹きました。
やっぱり、ねぶた大賞を受賞しましたか~
ここで見るねぶたは止まっているので、じっくり見ることが出来ますね。
すぐ近くで見ることが出来るので、ねぶたをじっくり観察したい人は、お昼にここに来るのがお勧め。
まだまだたくさんありましたが、この日の青森、36.5度の猛暑日。すごく暑くて疲れてきたので、とりあえずアスパムの中へ避難。
お土産を買ったり、アイス食べたり、椅子に座って休憩タイム。
このアイスは、ホタテのソフトクリームとリンゴのシャーベット。美味しかったヨ~
休憩タイムの後にもう一度ねぶたラッセランドへ。
ちょうど、小屋からねぶたが出ていくところに遭遇。
後姿が現れました。
南総里見八犬伝のねぶたなので、伏姫と神犬八房かなぁ~?
里見八犬伝と言えば、32年前の薬師丸ひろ子と真田広之が主演した映画のインパクトが強すぎて、未だに忘れられないお話です。
1基ごとに順番に小屋から出ていきます。
ねぶたって、こんな風に引っ張っていくんですね。
実家に帰った時に青森のねぶた祭りに行くって話をしたら、ねぶたはどうやって動くのかという話になりまして。
で、とても大きいから人の力で引っ張るのは無理だろうから、TDLのエレクトリカルパレードのように、電動じゃないの?という結論になりました(^_^;)
・・・台車に車輪がついていて、それを人が前から引っ張り、後ろから押しているようですね。
ねぶたが出て行った後に、お囃子の太鼓を乗せた台車が続きます。
そうかぁ~、我が地元ではお囃子の人たちは屋台の中に乗っているので、こんなにたくさん太鼓が並んだ専用の台車があるとは思いませんでした。
ここで一旦ホテルに戻って、お土産などの荷物を置いてから、18:10頃にホテルを出発。
ねぶた祭りは、有料観覧席を予約していたので、そちらに向かいます。
有料観覧席には桟敷席とパイプ椅子の席があります。パイプ椅子が良かったので、大通りの角にある90号席を購入。
5列ほど並んだ椅子の席のうち、前から2列目。
ねぶた祭りの開始は19:10だけど、ねぶたがそれぞれのスタート地点に向かうために、早い時間から目の前を通っていきます。早めに行っても、十分楽しめました。
スポンサー企業の広告ねぶたもたくさん出てました。大太鼓も。
ねぶたの小屋から出ていくのを見送ったものも。
パナソニックねぶた会『三国志 荒武者、甘寧』
すぐ目の前を通っていくので、とても迫力があります。
ねぶた大賞をとった大暴れの四天王もやってきました。脚が、いいでしょ?
こちらは、あおもり市民ねぶた実行委員会『平将門と執金剛神』。
観光コンベンション協会会長賞と、優秀製作者賞を受賞したねぶたです。
作者は北村麻子さん。まだ32歳という若さの女性のねぶた師です。
目を惹く広告ねぶたが次々とやってきます。
大通りの交差点では、それぞれのねぶたが何回か高速回転していきます。回っているのが見えますか?大歓声です。回転した後に、こちらにやってきます。
青森山田学園『阿修羅と帝釈天』です。ゾウがいい感じ。
青森県板金工業組合『不動と竜王』。商工会議所会頭賞受賞です。
ヤマト運輸ねぶた実行委員会『羅漢』。
私の座っている席の前からスタートするので、祭りの開始まで目の前で待機していました。なので、日の明るいうちの写真と、日が暮れてからの写真があります。
手に持っている香炉の煙で秘術を使ってさまざまな悪を退治して、人々を守るそうです。
さて、ねぶた祭り、始まり始まり~
待機していたねぶたが動き出して、目の前を通り過ぎた後にお囃子が続きます。
迫力のある太鼓と、軽快な笛や鉦のリズムが、『ラッセラー、ラッセラー』という掛け声とともに、祭りを盛り上げていきます。
跳人も勢いよく飛んでます。動きが激しすぎて、ピンボケです(^_^;)
東北電力ねぶた愛好会『海峡~義経伝説 時を超えて』
一旦通り過ぎるかと思いきや、向きを変えて、私たちの座っているギリギリのところまでねぶたが前進。ものすごく迫力がありましたヨ~
ただ通り過ぎるだけでなく、ところどころで観客席側に前面を向けてくれます。大歓声~
サンロード青森『天慶の親皇 平将門』
後姿がとっても良かったです。守護神の北斗七星の化身『妙見尊星王』というそうですよ。
消防二分団ねぶた会・アサヒビール『進藤庄兵衛・津軽信義を諌める』
日本通運ねぶた実行委員会『波切不動』
お囃子の太鼓や笛も、しばらくその場に止まって演奏します。
若い女性も多いですね。私の田舎のお祭りでは、女性のお囃子はほとんど見かけません。笛や鉦ならまだあるかもしれませんが、女性の太鼓は珍しいんじゃないかなぁ~
JRねぶた実行プロジェクト『津軽海峡 義経飛龍』
こちらは、知事賞受賞のねぶたです。
小さな子供たちもたくさん、跳人として参加しています。
県庁ねぶた実行委員会『封神演義』
NTTグループねぶた『張順、湧金門の勇姿』 お昼ねぶたにラッセランドでも見ましたが、夜に見ると全然雰囲気が変わりますね~
こちらは映画『テッド2』の宣伝。『テッド』観ましたが、最高に面白いです。見た目はこんなにかわいいベアーなのに、中身が中年オヤジなんですよ。
に組・東芝『巴提便、大虎を退治す』
虎の顔と足がど迫力
青森菱友会『つがる新田 信政公と水虎様』 こちらもお昼に観た河童様ですが、電気が灯されると、躍動感が増しますね。
ねぶた愛好会『風神雷神』
私たちのねぶた自主製作実行委員会『蒙古襲来・風神、神風を起す』 風神続きですね(*^_^*)
自主製作だからでしょうか、後姿はメッセージになってます。
青森市役所ねぶた実行委員会『達磨大師 喝』
跳人の踊りも、最高潮~
跳人たちは祭りの間中ずっと踊り続けているものとイメージしていましたが、実際には、移動する時は歩いて、止まったら一斉に跳ねるといったかんじです。長い距離を移動しながら跳ね続けるのは、相当体力が必要でしょう。。。
片足で2ステップずつ、交互に、という跳ね方です。実際に、家で跳んでみると、ちょっとやっただけでギブアップでした。。。相当、キツイ。
青森自衛隊ねぶた協賛会『南総里見八犬伝 庚申山の妖猫退治』
こちらもお昼に観ましたねぇ~
ミスねぶたがオープンカーに乗って登場。こちらが先頭だそうです。
そして、大太鼓。
びっくりするくらいに大きな太鼓です。太鼓の上に座って叩いている人のバチが、弧を描いているのが分かりますか?けっこう大変な叩き方ですよねぇ~ とっても、かっこ良かったです
カラフルな広告ねぶたも続々と。
公益社団法人青森青年会議所『三升景清 分身不動』
こちらもお昼に観たので、二回目の登場です。
この日のねぶたは全部で21基。これでほぼ一周したんですが、この頃にはカメラの電池がなくなり・・・
実は最後のねぶただけ、写真が撮れませんでした。
マルハニチロ佞武多会『三国志より 張飛 長坂橋に吼える』
お昼にねぶたラッセランドで見たときは、頭にこちらの製品の鯖缶を被って、記念写真を撮れるようになってました(*^_^*)
ねぶた祭りはだらだらと終わると風紀上良くないので、今は21:00に一斉に終了になる、とパンフレットなどに書いてあったので、一斉にサーッと水が引いたように終わるのかなぁ~と想像してました。
が、実際には、21:00で終わっても、それぞれの場所からねぶたラッセランドまで帰っていくの間は、お囃子や跳人も続いてました。
なので、ねぶたが帰る方向に一緒に歩いて帰ったので、最後まで楽しめました。
ホテルまでは10分位歩くのですが、通りの商店街沿いにビールやかき氷、いろいろな食べ物を売っているので、晩ごはんを調達しながら帰りました。
有料観覧席を購入すると、公式パンフレットをもらえます。
このパンフレット、一つ一つのねぶたの解説や、作者のプロフィール、昨年のねぶたの写真などが掲載されていて、ねぶたの情報が満載です。
たくさん撮った写真も、パンフレットを見ながら、それぞれの作品名を記載しました。
今年の受賞作品は、ねぶたのホームページで情報収集しました。
ところで、ねぶた祭りでは、いろんな企業が協賛しているせいか、広告の載ったうちわやティッシュペーパーなどを配る団体がたくさんありました。隣のおばちゃんグループは、1人で5枚以上のうちわをもらってました。
広告ねぶたもたくさん出てたし。
これだけ、企業色が強いとは。ちょっと想像以上でしたねぇ~
ねぶたを1台運行するのに、約2千万円掛かるそうです。このうちねぶた師さんの報酬は5百万円ほどですが、そのほとんどは材料費や人件費に費やされるそうです。
この2千万円を捻出する以上、広告色が強くなるのは仕方ないことなんですね。
逆に、毎年300万人が訪れて、それぞれのねぶたを凝視している訳だから、広告費としての2千万円は、企業にとっては安い方かもしれませんね。
長々とねぶたのご報告、お読みいただいてありがとうございました。
壮大なお祭り、生で観ることが出来て、ほんとに楽しかったです
2日目へ続く。。。
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