免疫力アップ大作戦!⑲ in 山形・福島2日目 [旅行]
山形・福島旅行二日目。
朝食はバイキング。山形の郷土料理がたくさんあって、またまた食べ過ぎた~(^_^;)(学習しない私・・・)
さて、1日目のお宿上山温泉あづま屋さんの採点です。
部屋4、風呂4、夕食5、朝食4、接客サービス5、癒され度5、コスパ5
総合評価・・・4.6
高得点、出ました~
5点満点だったのは・・・
なんといっても夕食。米沢牛のすき焼きが絶品。その他の料理もひと工夫されたものが多かったし、芋煮がむちゃくちゃ美味しかったです。料理が運ばれてくるタイミングも量もちょうど良く、自分のペースで食事を楽しむことが出来ました。それと、おひとりさまが5組もいたけど、それぞれ端っこの席で他の人の目を気にしないで済む配置に。
接客サービスは、ハキハキとしていてフレンドリーだけど、しつこくなくさばけた女性スタッフさんがとても良かったです。フロントの受付から部屋への案内、食事の給仕、翌日の会計まですべてこの方だったんですが、いつもお客様を和ませようと一声掛けられて楽しい会話になりました。フレンドリーな接客は、ともすれば忙しい時は他のお客さんを待たせてしまうこともあり、諸刃の刃ではあるんですが、このスタッフさんは短い会話で瞬時にフレンドリーさを発揮して、動きにも無駄がなくきびきびとしているので、すごく魅力で接客能力の高いスタッフさんだなぁ~と。こんなに好感の持てた接客はなかなかありません。
このスタッフさん以外にも、部屋からお酒などを注文して持ってきてもらえるサービスや部屋に浴衣やバスタオルが多く備えられていることなどなど、テンションの上がるサービスがいっぱいなお宿で感激しました。
そして、三連休にも拘らずおひとりさまを受け入れるお宿の方針そのものに、ホスピタリティの高さを感じました。
癒され度についても、接客サービスが良かったことやのんびりくつろげる部屋だったので、ストレスを感じることなくゆったりと過ごせたので満点。
コスパは、料理の内容や三連休でおひとりさまであることを考えると、この価格はかなり良心的です。
その他は4点。ほぼ5点に近い4点です。
部屋は、こじんまりとした和洋室だったけど、自分の家のような感じでとても落ち着けました。置いてある備品もけっこうサプライズ的なものが多くて、楽しかったです。
お風呂は広くて露天風呂もあって、お湯も最高。とても満足出来たけど、残念ながら客室露天風呂や貸切風呂ではなかったので満点にはならず。
朝食も、種類豊富で郷土料理もあったので大変満足。でも部屋食とか和食ではなくバイキングだったので。
驚きと感動があって、ストレスを感じることもなく楽しい時間を過ごせるとてもいいお宿でした。再訪あり。
因みにじゃらんの口コミは4.1。もうちょっと良くても良いと思いますねぇ。
宿を後にして、この日は福島県へ。途中米沢を通過して、約2時間。道の駅喜多の郷で休憩。
朝ごはんをたくさん食べたので、全然お腹は減っていないけど、この道の駅に寄った目的がこちら。
『喜多方ラーメンバーガー』 とてもインパクトのある食べ物でしょ?なるとやメンマも入ってましたヨ。
まったくお腹が減っていなかったので、半分食べてあとはテイクアウトに。お味は・・・?
さらに1時間走って、裏磐梯へ。道の駅裏磐梯から見えるのは桧原湖です。
この日の目的地、五色沼自然探勝路へ。ビジターセンターに車を停めて、いざ出発。
五色沼は磐梯山の噴火によって出来た30以上の沼の総称だそうで、この五色沼自然探勝路ではそのうちの10程度の沼を見ることが出来ます。ビジターセンターから裏磐梯高原駅まで片道約1時間10分歩くと、主だった沼をすべて見ることが出来ますが、車を停めているので途中で戻る人が多いようですね。
ビジターセンター側から行くと5分ほど歩いたところに、五色沼の中でも一番有名な『毘沙門沼』があります。
毘沙門沼の展望台のところには大きな売店があって、大型観光バスもたくさん停まっていて、ツアー客でいっぱいでした。
展望台からみた毘沙門沼です。
展望台まではとても整備されていて、気軽に景色を楽しめますが、そこから先へは、足元の悪い森の中の細い道を行かなければならず、ちょっとしたトレッキングコースになっています。
でも、せっかく来たのだから、往復で1時間位なら歩いてみようということでコースの半分くらいは行ってみようかと。
毘沙門沼はとても広くて、沼の淵沿いに遊歩道があるので、いろんなところでほんとにきれいなコバルトブルーの水面を見ることができます。
立派な鯉も泳いでいたりします。
こちらも毘沙門沼。展望台から15分ほど進んだところ。ここからは磐梯山をバックにしたほんとに美しい景色を見ることができます。
このような小道が続きます。階段のないアップダウンもたくさんあるし、雨が降った後なので、ぬかるんでいるところもたくさんありました。以前八甲田山で滑って転んだ記憶が蘇り・・・
紅葉の木々とその間から見える水面の色彩がほんとに美しくて。ため息が出ます。
水面には鮮やかな紅葉が鏡のように映っています。
こちらは『赤沼』。季節や天候によって、水面の色が変わるそうですヨ。
『みどろ沼』。赤沼とは少し違う緑色です。
ゆっくり景色を見たり写真を撮ったりしながら来たので、この辺りまでで1時間くらいは経っていたかも。あんまり長居も出来ないので、ここで引き返すことに。
とても疲れたけど、とにかく景色が素晴らしかったし、自然の中を散歩するのはほんとに気持ちが良かったです。
展望台のところまで戻ってきました。かなり歩いたので、やっぱりここで休憩。五色沼ソフトと桃のソフトのミックスを。五色沼ソフトは塩味です。
展望台のある売店のところには、コスモスがいっぱい咲いてました。秋ですなぁ~
この日は朝から雨が降ったり止んだりで、お天気が心配だったけど、どうにか散策中は雨に降られずに済みました。
駐車場へ戻って車に乗った途端、大粒の雨が 何ともタイミングの良いこと
五色沼からは国道459号線を通って、猪苗代湖へ。白鳥浜に行ってみようと思ったけど、まだ白鳥が来る季節ではなく。白鳥浜近くのコンビニでひと休憩。写真に見えているあたりが、白鳥浜のようです。
コンビニ駐車場から見た磐梯山。この頃は土砂降りの雨。
猪苗代湖岸を走る国道49号線を通って、この日のお宿に向かいます。
途中、猪苗代湖を一望できるパーキングで。土砂降りの中、スワンの遊覧船もひっそり。
40分ほど走って、会津若松市内を通過して、この日のお宿『くつろぎ宿新滝』さんのある東山温泉に着きました。
ところが。まだ17時過ぎというのに、外は真っ暗。東山温泉街は道が狭くて、宿への道が分かりづらい。
細い道を入って行ったところに旅館があったので、そこの駐車場に車を停めると、お出迎えの若い男性従業員がやってきて・・・『新滝さんはもう少し先ですヨ』と、嫌な顔をせずにこやかに道順を教えてくれました。車で出ていく時も、お辞儀して見送ってくれました。すごい このホスピタリティの高さにびっくりでした。ちなみにこちらの間違って行ってしまったお宿は『向滝』さんです。国の登録文化財で宮内庁御指定の由緒あるお宿のようですね。いつか泊まってみたい
今回のお宿『くつろぎ宿新滝』さんも、なかなか由緒あるお宿のようです。竹久夢二の常宿で、長く逗留していたとのことで、夢二の作品がいっぱい掲げられていました。
ウェルカムドリンクは、なんと日本酒を選ぶことが出来ます
こちらのお宿はもともと別の二つの旅館だったのを、改装して一つの旅館になったそうです。かなり古い建物のようですが、廊下や客室の水回りは今風の落ち着いたトーンでリニューアルされていて、古さを感じさせません。
部屋に案内されて、その広さにびっくり 畳の数を思わず数えてみたら、16畳+6畳の縁座敷。これまで二間続きの部屋に泊まったことはあるけど、一間でこれだけ広いのは初めてかも。
あんまり広すぎると・・・かえって落ち着けないかも。
レイトチェックイン(16:00~)&アーリーチェックアウト(~9:00)の宿泊プランで、食事時間も20:15からと、かなり遅い時間のスタート。
でも、お腹が全然空いてなかったので、ちょうど良かったです。
食事までの時間は、ゆっくり温泉を楽しみました。
こちらのお宿には、内湯と露天風呂合わせて4ヶ所の温泉があります。時間帯によって、男女入替があったり、貸切風呂タイムがあったり。22時から貸切露天風呂を予約することが出来たので、それ以外の二つの温泉をはしごすることに。
夕食の時間帯だったので、まあまあ空いてました。
温泉から上がった後は・・・こちらのお食事処で夕食。
個室ではなく、他のお客さんとの距離も近いテーブルの配置だったけど、他にもおひとりさまが数人いたし、食事スタートの時間をそれぞれずらしてあるようで、隣りの人たちはもうすっかり酔っぱらって他の人のことなんか気にならない具合だったので、こちらも周りを気にすることなく食事が出来ました。
スタートの時間を少しずつずらすことで、料理を出すタイミングも一時にならず、お客さんのペースに合わせやすいようです。
隣りの席には、白人男性のおひとりさまが。観光地では最近よく外国人観光客を見かけますが、温泉街の温泉旅館で、団体でなく一人で泊まっている外国人の人を見たのは初めて。しかも日本酒を升酒で飲んでいたので、かなりの日本ツウかも。
まず、一杯目は、その後すぐに地酒をオーダー。会津の地酒『宮泉』です。
こだわりの3品の一つ目。生トロ湯葉のお刺身。お刺身というと海鮮ものが定番の中、斬新です。トロ湯葉の名の通り、ほんとにトロトロで美味しかったぁ~
こだわりの3品、二つ目。会津の代表的な郷土料理『こづゆ』。お正月や冠婚葬祭で必ずふるまわれる料理だそうです。筍、人参、糸こんにゃく、きくらげ、シイタケ、山菜、ホタテ貝柱、豆麩などが入っていて、醤油出汁の味付けです。
先付は茄子の煮物。前菜7種は、イカの塩辛、サーモン手毬寿司、さつま芋と栗の甘露煮、若竹、チーズ、鰊の煮付。
会津野菜、豆腐ディップ添え。
こだわりの3品、三品目。特選国産牛の陶板焼きを会津味噌だれで。
蒸物。粒蕎麦の餡かけ。
銀鱈の二年味噌焼き。
さてここで、次なるお酒を・・・ 名倉山酒造の『鑑評会出品酒』。全国新種鑑評会で金賞を受賞しているお酒だそうです。
こちらのお食事処には地酒のバーカウンターもあって、たくさんの種類の地酒が備えられています。
地酒の解説も一品一品詳しく書かれていて、こだわりを感じる品揃えです。
美味しいお酒を利き酒する楽しさがあって、呑兵衛の心をとってもくすぐります。
締めのご飯は、会津産こしひかりの三分づき米。白米、三分づき米、玄米から選べます。三分づき米は、白米と玄米の良いとこ取りのお米だそうで、香ばしくておいしかったです。
香物は、いぶりがっこと小蕪、ごぼうの辛みそ。
いぶりがっこって秋田名産では・・・?と思って、給仕のお姉さんに聞いてみると、『ほんとは会津のものじゃないですけど、うちの料理長が秋田出身なので、美味しいから出しているんですヨ』と。東北つながりで、ぜんぜんOKですよ~
デザートは、トマトのジュレと粒羊かん、巨峰。
料理もお酒も美味しくて、上機嫌で食事を楽しむことが出来ました。
旅館の夕食時には珍しくBGMが流れていて、十八番の『未来予想図Ⅱ』が掛かっていた時には、思わず鼻歌を歌ってしまいました
食事の後は少し部屋で休んだ後、貸切露天風呂へ。
時間帯によっては誰もが入れる温泉を、貸切にしちゃってます。なので、この広い脱衣場もおひとりさまで
鍵が、なんとも風流。
こちらの温泉には大理石の内湯もあります。
が、なんと言ってもテンション上がったのが・・・
渓流沿いにある露天風呂~ 優に10人は入れそうな露天風呂を独り占め
渓流の心地良いせせらぎを聴きながら、最高のタイムになりました。
部屋に戻ってからは、前日の続き、お絵かきロジックで・・・またまた夜更かししてしまいました(^_^;) 3日目へ続く。
朝食はバイキング。山形の郷土料理がたくさんあって、またまた食べ過ぎた~(^_^;)(学習しない私・・・)
さて、1日目のお宿上山温泉あづま屋さんの採点です。
部屋4、風呂4、夕食5、朝食4、接客サービス5、癒され度5、コスパ5
総合評価・・・4.6
高得点、出ました~
5点満点だったのは・・・
なんといっても夕食。米沢牛のすき焼きが絶品。その他の料理もひと工夫されたものが多かったし、芋煮がむちゃくちゃ美味しかったです。料理が運ばれてくるタイミングも量もちょうど良く、自分のペースで食事を楽しむことが出来ました。それと、おひとりさまが5組もいたけど、それぞれ端っこの席で他の人の目を気にしないで済む配置に。
接客サービスは、ハキハキとしていてフレンドリーだけど、しつこくなくさばけた女性スタッフさんがとても良かったです。フロントの受付から部屋への案内、食事の給仕、翌日の会計まですべてこの方だったんですが、いつもお客様を和ませようと一声掛けられて楽しい会話になりました。フレンドリーな接客は、ともすれば忙しい時は他のお客さんを待たせてしまうこともあり、諸刃の刃ではあるんですが、このスタッフさんは短い会話で瞬時にフレンドリーさを発揮して、動きにも無駄がなくきびきびとしているので、すごく魅力で接客能力の高いスタッフさんだなぁ~と。こんなに好感の持てた接客はなかなかありません。
このスタッフさん以外にも、部屋からお酒などを注文して持ってきてもらえるサービスや部屋に浴衣やバスタオルが多く備えられていることなどなど、テンションの上がるサービスがいっぱいなお宿で感激しました。
そして、三連休にも拘らずおひとりさまを受け入れるお宿の方針そのものに、ホスピタリティの高さを感じました。
癒され度についても、接客サービスが良かったことやのんびりくつろげる部屋だったので、ストレスを感じることなくゆったりと過ごせたので満点。
コスパは、料理の内容や三連休でおひとりさまであることを考えると、この価格はかなり良心的です。
その他は4点。ほぼ5点に近い4点です。
部屋は、こじんまりとした和洋室だったけど、自分の家のような感じでとても落ち着けました。置いてある備品もけっこうサプライズ的なものが多くて、楽しかったです。
お風呂は広くて露天風呂もあって、お湯も最高。とても満足出来たけど、残念ながら客室露天風呂や貸切風呂ではなかったので満点にはならず。
朝食も、種類豊富で郷土料理もあったので大変満足。でも部屋食とか和食ではなくバイキングだったので。
驚きと感動があって、ストレスを感じることもなく楽しい時間を過ごせるとてもいいお宿でした。再訪あり。
因みにじゃらんの口コミは4.1。もうちょっと良くても良いと思いますねぇ。
宿を後にして、この日は福島県へ。途中米沢を通過して、約2時間。道の駅喜多の郷で休憩。
朝ごはんをたくさん食べたので、全然お腹は減っていないけど、この道の駅に寄った目的がこちら。
『喜多方ラーメンバーガー』 とてもインパクトのある食べ物でしょ?なるとやメンマも入ってましたヨ。
まったくお腹が減っていなかったので、半分食べてあとはテイクアウトに。お味は・・・?
さらに1時間走って、裏磐梯へ。道の駅裏磐梯から見えるのは桧原湖です。
この日の目的地、五色沼自然探勝路へ。ビジターセンターに車を停めて、いざ出発。
五色沼は磐梯山の噴火によって出来た30以上の沼の総称だそうで、この五色沼自然探勝路ではそのうちの10程度の沼を見ることが出来ます。ビジターセンターから裏磐梯高原駅まで片道約1時間10分歩くと、主だった沼をすべて見ることが出来ますが、車を停めているので途中で戻る人が多いようですね。
ビジターセンター側から行くと5分ほど歩いたところに、五色沼の中でも一番有名な『毘沙門沼』があります。
毘沙門沼の展望台のところには大きな売店があって、大型観光バスもたくさん停まっていて、ツアー客でいっぱいでした。
展望台からみた毘沙門沼です。
展望台まではとても整備されていて、気軽に景色を楽しめますが、そこから先へは、足元の悪い森の中の細い道を行かなければならず、ちょっとしたトレッキングコースになっています。
でも、せっかく来たのだから、往復で1時間位なら歩いてみようということでコースの半分くらいは行ってみようかと。
毘沙門沼はとても広くて、沼の淵沿いに遊歩道があるので、いろんなところでほんとにきれいなコバルトブルーの水面を見ることができます。
立派な鯉も泳いでいたりします。
こちらも毘沙門沼。展望台から15分ほど進んだところ。ここからは磐梯山をバックにしたほんとに美しい景色を見ることができます。
このような小道が続きます。階段のないアップダウンもたくさんあるし、雨が降った後なので、ぬかるんでいるところもたくさんありました。以前八甲田山で滑って転んだ記憶が蘇り・・・
紅葉の木々とその間から見える水面の色彩がほんとに美しくて。ため息が出ます。
水面には鮮やかな紅葉が鏡のように映っています。
こちらは『赤沼』。季節や天候によって、水面の色が変わるそうですヨ。
『みどろ沼』。赤沼とは少し違う緑色です。
ゆっくり景色を見たり写真を撮ったりしながら来たので、この辺りまでで1時間くらいは経っていたかも。あんまり長居も出来ないので、ここで引き返すことに。
とても疲れたけど、とにかく景色が素晴らしかったし、自然の中を散歩するのはほんとに気持ちが良かったです。
展望台のところまで戻ってきました。かなり歩いたので、やっぱりここで休憩。五色沼ソフトと桃のソフトのミックスを。五色沼ソフトは塩味です。
展望台のある売店のところには、コスモスがいっぱい咲いてました。秋ですなぁ~
この日は朝から雨が降ったり止んだりで、お天気が心配だったけど、どうにか散策中は雨に降られずに済みました。
駐車場へ戻って車に乗った途端、大粒の雨が 何ともタイミングの良いこと
五色沼からは国道459号線を通って、猪苗代湖へ。白鳥浜に行ってみようと思ったけど、まだ白鳥が来る季節ではなく。白鳥浜近くのコンビニでひと休憩。写真に見えているあたりが、白鳥浜のようです。
コンビニ駐車場から見た磐梯山。この頃は土砂降りの雨。
猪苗代湖岸を走る国道49号線を通って、この日のお宿に向かいます。
途中、猪苗代湖を一望できるパーキングで。土砂降りの中、スワンの遊覧船もひっそり。
40分ほど走って、会津若松市内を通過して、この日のお宿『くつろぎ宿新滝』さんのある東山温泉に着きました。
ところが。まだ17時過ぎというのに、外は真っ暗。東山温泉街は道が狭くて、宿への道が分かりづらい。
細い道を入って行ったところに旅館があったので、そこの駐車場に車を停めると、お出迎えの若い男性従業員がやってきて・・・『新滝さんはもう少し先ですヨ』と、嫌な顔をせずにこやかに道順を教えてくれました。車で出ていく時も、お辞儀して見送ってくれました。すごい このホスピタリティの高さにびっくりでした。ちなみにこちらの間違って行ってしまったお宿は『向滝』さんです。国の登録文化財で宮内庁御指定の由緒あるお宿のようですね。いつか泊まってみたい
今回のお宿『くつろぎ宿新滝』さんも、なかなか由緒あるお宿のようです。竹久夢二の常宿で、長く逗留していたとのことで、夢二の作品がいっぱい掲げられていました。
ウェルカムドリンクは、なんと日本酒を選ぶことが出来ます
こちらのお宿はもともと別の二つの旅館だったのを、改装して一つの旅館になったそうです。かなり古い建物のようですが、廊下や客室の水回りは今風の落ち着いたトーンでリニューアルされていて、古さを感じさせません。
部屋に案内されて、その広さにびっくり 畳の数を思わず数えてみたら、16畳+6畳の縁座敷。これまで二間続きの部屋に泊まったことはあるけど、一間でこれだけ広いのは初めてかも。
あんまり広すぎると・・・かえって落ち着けないかも。
レイトチェックイン(16:00~)&アーリーチェックアウト(~9:00)の宿泊プランで、食事時間も20:15からと、かなり遅い時間のスタート。
でも、お腹が全然空いてなかったので、ちょうど良かったです。
食事までの時間は、ゆっくり温泉を楽しみました。
こちらのお宿には、内湯と露天風呂合わせて4ヶ所の温泉があります。時間帯によって、男女入替があったり、貸切風呂タイムがあったり。22時から貸切露天風呂を予約することが出来たので、それ以外の二つの温泉をはしごすることに。
夕食の時間帯だったので、まあまあ空いてました。
温泉から上がった後は・・・こちらのお食事処で夕食。
個室ではなく、他のお客さんとの距離も近いテーブルの配置だったけど、他にもおひとりさまが数人いたし、食事スタートの時間をそれぞれずらしてあるようで、隣りの人たちはもうすっかり酔っぱらって他の人のことなんか気にならない具合だったので、こちらも周りを気にすることなく食事が出来ました。
スタートの時間を少しずつずらすことで、料理を出すタイミングも一時にならず、お客さんのペースに合わせやすいようです。
隣りの席には、白人男性のおひとりさまが。観光地では最近よく外国人観光客を見かけますが、温泉街の温泉旅館で、団体でなく一人で泊まっている外国人の人を見たのは初めて。しかも日本酒を升酒で飲んでいたので、かなりの日本ツウかも。
まず、一杯目は、その後すぐに地酒をオーダー。会津の地酒『宮泉』です。
こだわりの3品の一つ目。生トロ湯葉のお刺身。お刺身というと海鮮ものが定番の中、斬新です。トロ湯葉の名の通り、ほんとにトロトロで美味しかったぁ~
こだわりの3品、二つ目。会津の代表的な郷土料理『こづゆ』。お正月や冠婚葬祭で必ずふるまわれる料理だそうです。筍、人参、糸こんにゃく、きくらげ、シイタケ、山菜、ホタテ貝柱、豆麩などが入っていて、醤油出汁の味付けです。
先付は茄子の煮物。前菜7種は、イカの塩辛、サーモン手毬寿司、さつま芋と栗の甘露煮、若竹、チーズ、鰊の煮付。
会津野菜、豆腐ディップ添え。
こだわりの3品、三品目。特選国産牛の陶板焼きを会津味噌だれで。
蒸物。粒蕎麦の餡かけ。
銀鱈の二年味噌焼き。
さてここで、次なるお酒を・・・ 名倉山酒造の『鑑評会出品酒』。全国新種鑑評会で金賞を受賞しているお酒だそうです。
こちらのお食事処には地酒のバーカウンターもあって、たくさんの種類の地酒が備えられています。
地酒の解説も一品一品詳しく書かれていて、こだわりを感じる品揃えです。
美味しいお酒を利き酒する楽しさがあって、呑兵衛の心をとってもくすぐります。
締めのご飯は、会津産こしひかりの三分づき米。白米、三分づき米、玄米から選べます。三分づき米は、白米と玄米の良いとこ取りのお米だそうで、香ばしくておいしかったです。
香物は、いぶりがっこと小蕪、ごぼうの辛みそ。
いぶりがっこって秋田名産では・・・?と思って、給仕のお姉さんに聞いてみると、『ほんとは会津のものじゃないですけど、うちの料理長が秋田出身なので、美味しいから出しているんですヨ』と。東北つながりで、ぜんぜんOKですよ~
デザートは、トマトのジュレと粒羊かん、巨峰。
料理もお酒も美味しくて、上機嫌で食事を楽しむことが出来ました。
旅館の夕食時には珍しくBGMが流れていて、十八番の『未来予想図Ⅱ』が掛かっていた時には、思わず鼻歌を歌ってしまいました
食事の後は少し部屋で休んだ後、貸切露天風呂へ。
時間帯によっては誰もが入れる温泉を、貸切にしちゃってます。なので、この広い脱衣場もおひとりさまで
鍵が、なんとも風流。
こちらの温泉には大理石の内湯もあります。
が、なんと言ってもテンション上がったのが・・・
渓流沿いにある露天風呂~ 優に10人は入れそうな露天風呂を独り占め
渓流の心地良いせせらぎを聴きながら、最高のタイムになりました。
部屋に戻ってからは、前日の続き、お絵かきロジックで・・・またまた夜更かししてしまいました(^_^;) 3日目へ続く。
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