免疫力アップ大作戦!⑲ in 山形・福島3日目 [旅行]
山形・福島旅行最終日。前日の空から一転、爽やかな雲一つない快晴に
朝起きて、部屋の窓から外を眺めてみると・・・目の前に山が迫り、その足元には見事な渓流が。
朝食はバイキング。和風中心で、山形の玉こんにゃく、宮城のしそ巻(仙台味噌を大葉で巻いて揚げたもの)など東北の郷土料理や、蕗味噌やごぼうの辛みそなどなど、ご飯のお供が充実。ご飯は前日食べた三分づき米を今一度。
またまた、毎度のことながら満腹~
前日到着した時は真っ暗で見えなかった宿の外観です。目の前には心地良い音の渓流。
この東山温泉は山の傾斜地に沿って街が造られているので、ちょっとお散歩するにも坂道や階段が結構キツそう。このお宿の姉妹館の温泉も無料で楽しむことが出来るそうですが、断念しました。
でも、風情のある温泉街です。
さて二日目のお宿『くつろぎの宿新滝』さんの採点です。
部屋4、風呂5、夕食5、朝食4、接客サービス5、癒され度5、コスパ4
総合評価は・・・4.6 前日に引き続き、高得点出ました~ じゃらんの口コミでも4.4と高評価です。
5点満点は、やっぱりお風呂。渓流沿いの広々とした貸切風呂を独り占め出来たこと。
夕食も、郷土料理や拘りの三品など、他の旅館ではあまり出されたことがないお料理がたくさんあって、驚きや感動を充分に感じさせてもらえる内容でした。美味しいだけじゃなく、驚きがないと5点はなかなか点けられません。
癒され度が5点だったのは、館内にコーヒーラウンジがあって、自由に本格的なコーヒーや紅茶などを飲むことが出来るようになっていたんですが、そこがまた本当にリラックス出来る空間だったから。囲炉裏端やゆったりとしたソファがたくさんあって、色んな本や写真集、絵本なども自由に読むことが出来ます。温泉から上がって湯冷ましに、静かにコーヒーを飲みながら読書・・・ずっとそこに居たいと思えるほど癒された時間でした。
接客サービスは、フロントの対応も良かったし、客室案内係のお姉さんも感じが良かったこと。そして、夕食時の給仕さんも、お料理の説明を丁寧にしてくれたり、料理が来るタイミングも良かったし、お客さんが何か頼もうとしたらすぐに対応していて待たせることもなく、気持ちの良い接客でした。
4点だったのは、部屋。広すぎてかえって落ち着かなかったです。古いホテルだけど洗面台やトイレはリノベーションされていてとてもきれいでした。アメニティや備品は普通かな。
朝食は、郷土料理など一工夫されたものが多かったけど、全体的な品数としては少なかったかも。
コスパは、前日のお宿と同じく、休前日のおひとりさまであることを考えると、良心的なお値段。あと5千円ほど安ければ・・・もちろん5点です。
いや~ 今回の山形・福島旅行は、当たりでしたねぇ~
最初に書いたように、当初は11月の予定で別の宿を予約していたんだけど、10月に変更出来なかったので、新たに予約したのでした。
それにしても・・・東北っておひとりさまを休前日に受け入れてくれて、なおかつ大満足なお宿が多い気がします。5月に行った秋田県夏瀬温泉や8月の青森県蔦温泉も4.3~4.4の高得点でした。
これまで東北へはほとんど行ったことがなかったけど、今回の旅で一応東北6県全部を制覇したことになります。が、まだまだ行ってみたいところがあるので、ちょっと遠いけどこれからも東北にどんどん行ってみようと思います。
さて、最終日の最初の目的地は。
東山温泉から車で5分のところにある、『会津武家屋敷』です。こちらは大きな駐車場があって、大型観光バスもいっぱい。ツアーのコースになっているんですね。
会津と言えば・・・やはり幕末の悲しい歴史の街。大河ドラマ『八重の桜』の舞台でもあります。
そしてこちらの武家屋敷は、会津藩家老、西郷頼母(たのも)の御屋敷を復元したものだそうです。『八重の桜』では、西田敏行さんが演じておられましたね。
こちらは『御成りの間』。藩主や重臣たちのみが通される部屋です。
幕末の藩主、松平容保に拝謁している様子が再現されています。
続いてこちらは、家臣が執務したり警備したりする部屋。
とても広いお屋敷ですが、身分によって使用出来る場所が分けられていたのですね。ちなみに部屋数は38もあるそうです。
そしてこちらは『自刃の間』。
先ほど悲しい街と書きましたが、幕末の戊辰戦争で会津が長州をはじめとする新政府軍に敗れた時の悲劇の一つが、この部屋で起こりました。
新政府軍が会津への最後の砦を突破して進軍が伝えられた時、西郷頼母以外の一族21人が自刃したのでした。男手はみんな戦に出ており、当主の頼母も不在だった中、侵略された時に辱めを受けないようにと、妻や娘たちは自刃したのだそうです。
会津では、多くの家臣の家族が頼母の家族と同じように自刃したそうです。
こちらは台所。広くて明るい台所です。天井は雪の重みに耐えられるよう少し弧を描いています。
武具や籠などが置かれている場所です。
独身の家臣のための長屋です。いわゆる従業員独身寮ですね。
塀の小窓から、会津のお城鶴ヶ城が見えます。当時は、このお屋敷は鶴ヶ城のすぐ近くにあったそうです。
いくつかある茶室のうちの一つ。そして弓道場もあります。体験できるようになっています。
この他にも資料館があって、いろいろな調度品や歴史的な資料などが展示されていて、当時の暮らし振りを知ることが出来ます。
武家屋敷から車で10分ほど走って、先ほど見えていた鶴ヶ城に着きました。
駐車場がお堀の中にあるので、駐車場からはそれほど歩かずに天守閣まで行けます。
当時の鶴ヶ城は、戊辰戦争での1ヶ月にもおよぶ戦いで砲弾にさらされボロボロになったため、政府の命令により取り壊されたそうです。その後、昭和40年に復元されたのが、こちらの天守閣です。
鶴ヶ城は五層の天守閣で、各階には会津の歴史や戊辰戦争や白虎隊などに関する展示がされています。
最上階からの眺め。会津の街並みや本丸跡地を一望できます。
本丸には城主やその家族が暮らす広い奥御殿がありました。
お天気も良く暑いくらいだったので、天守閣を登り降りした後に休憩タイム。八重の桜ソフトですヨ
この旅の最後の目的地、福島県の大内宿に向かって出発。会津若松市からは国道118号線で40分ほどのはずが。。。
大内宿まであと3kmのあたりから、大・渋・滞 山間のカーブの続く道に車がずら~っと。
ほとんど動かない・・・ヤバいです。
仕方がないので、周りの景色を楽しむことに。渓流や紅葉の木々を眺めながら待ちました。
山間を抜けたら、今度は長閑な田園風景。ススキやコスモスが風にそよいで、気持ちよさそう。
遮るものがないカーブなので、ずらりと並んだ車の数を数えることが出来ました。見えている先頭からだと約20台ほど。
これは渋滞と言うよりも、駐車場待ちのようです。
反対車線は大内宿から帰ってくる車しかいないようなので、反対車線をやってくる車を数えて待ちました。10台やってくるということは、10台駐車場に空きが出るということかと。そして20台車がやってきたら、20台分前に進むということで、ここから見えている先頭あたりまで進むということです。
実際に反対車線の車が20台になった頃、さきほど見えていた先頭車があったあたりまで進みました。
そんなこんな考えながら待つこと、1時間40分
やっと大内宿の駐車場までたどり着きました。
駐車場は臨時駐車場を含めて何百台も停められるのに、それに入りきれない車が100台以上あるってこと。電車はなく車でしか来れない場所だし、車は1台に多くても5人位しか乗れない訳だし、私のようなおひとりさまもたくさんいるだろうし。なんとも効率が悪い訳ですね。
山間の村らしい風景です。紅葉がとてもきれい。
大内宿までは駐車場から歩いて5分ほど。その道沿いに咲いていたお花です。
大内宿は、江戸時代に関東と会津を結ぶ下野街道にあった宿場町で、明治以降会津への幹線道路が別のところに整備されたことから、逆にこの大内宿は近代化の波から取り残されてしまい古い町並みが残ったままになったそうです。
今から30年以上前に重要伝統的建造物群保存地区として選定されたことから、住民が団結してトタン屋根を茅葺に替え、電柱を移設し、舗装された道路を昔ながらの道に替えて、今の姿になったそうです。
50戸近くの茅葺民家が整然と並んでいる様は圧巻です。
来てみて驚いたのは、人の多さ。みんなあの渋滞を辛抱してやってきたのか~と思うと、ちょっとした共感を覚えます。
予定では、この三澤屋さんで高遠そばを食べるつもりだったんだけど・・・
満員で待ち時間もハンパなさそうだったので断念。高遠そばとは、白ネギ1本ををお箸代わりにして食べるおそば。以前TVで食べているところを見たけど、白ネギ1本でそばが食べられるのかどうか試してみたかったなぁ~(家でやろうと思えば、やれるけどネ)
道の両側に民家がありますが、そのほとんどがお蕎麦屋さんや地元名産の食べ物や伝統工芸品などを売るお店となっています。店の前にベンチやテーブルが置いてあって、そこで食べることが出来ます。
お昼ごはんを食べていないので、まずは腹持ちしそうな芋もちを。ジャガイモをマッシュポテトにしたものを甘辛醤油だれで焼いてあります。もちもちで美味しい
時間があまりないというのに、どうしてもこれは食べてみたくなった 岩魚の塩焼きです。やっぱりこういうところで食べると、ほんとに美味しいですねぇ~
町並み展示館では、大内宿に関する展示がされていますが、時間がなかったので中には入らず。
大内宿の突き当りにある民家裏手に山があって、そこからは大内宿の町並みが一望出来るようです。神社や観音様もあるそうですが、ゆっくりと登ってみることは叶わず。
予定では大内宿滞在時間は2時間だったけど、大渋滞で1時間40分もロスしてしまったため、滞在時間は30分が限界。超高速で芋もちと岩魚を食べ、一通りお店を覗きながら、駆け足での滞在でした
それでも、ワクワク楽しい散策になりました。
ところがこのあとは・・・山間部の道を1時間超走って、レンタカーを返却して、新幹線に乗るまでがなんともスリリングな冷や汗もの 途中で少し渋滞したので、もう新幹線に間に合わないと覚悟したんですが。何とか、発車ぎりぎり5分前にホームへ滑り込み。
帰路は、新白河駅から新幹線なすのに乗り、約1時間25分で東京へ。東京からはのぞみで名古屋へ。
夕食は新幹線の中で。横浜の焼売炒飯弁当です。けっこうお気に入りの駅弁です。
今回の旅のお土産。山形の宿で期せずしてオーダーした地酒出羽桜。山形限定のさくらんぼハイチュウ。喜多方ラーメン。会津のこづゆ。大内宿で購入したしそ巻とごぼうの辛みそ。
今回もなかなか充実して楽しい3日間でした。大満足
朝起きて、部屋の窓から外を眺めてみると・・・目の前に山が迫り、その足元には見事な渓流が。
朝食はバイキング。和風中心で、山形の玉こんにゃく、宮城のしそ巻(仙台味噌を大葉で巻いて揚げたもの)など東北の郷土料理や、蕗味噌やごぼうの辛みそなどなど、ご飯のお供が充実。ご飯は前日食べた三分づき米を今一度。
またまた、毎度のことながら満腹~
前日到着した時は真っ暗で見えなかった宿の外観です。目の前には心地良い音の渓流。
この東山温泉は山の傾斜地に沿って街が造られているので、ちょっとお散歩するにも坂道や階段が結構キツそう。このお宿の姉妹館の温泉も無料で楽しむことが出来るそうですが、断念しました。
でも、風情のある温泉街です。
さて二日目のお宿『くつろぎの宿新滝』さんの採点です。
部屋4、風呂5、夕食5、朝食4、接客サービス5、癒され度5、コスパ4
総合評価は・・・4.6 前日に引き続き、高得点出ました~ じゃらんの口コミでも4.4と高評価です。
5点満点は、やっぱりお風呂。渓流沿いの広々とした貸切風呂を独り占め出来たこと。
夕食も、郷土料理や拘りの三品など、他の旅館ではあまり出されたことがないお料理がたくさんあって、驚きや感動を充分に感じさせてもらえる内容でした。美味しいだけじゃなく、驚きがないと5点はなかなか点けられません。
癒され度が5点だったのは、館内にコーヒーラウンジがあって、自由に本格的なコーヒーや紅茶などを飲むことが出来るようになっていたんですが、そこがまた本当にリラックス出来る空間だったから。囲炉裏端やゆったりとしたソファがたくさんあって、色んな本や写真集、絵本なども自由に読むことが出来ます。温泉から上がって湯冷ましに、静かにコーヒーを飲みながら読書・・・ずっとそこに居たいと思えるほど癒された時間でした。
接客サービスは、フロントの対応も良かったし、客室案内係のお姉さんも感じが良かったこと。そして、夕食時の給仕さんも、お料理の説明を丁寧にしてくれたり、料理が来るタイミングも良かったし、お客さんが何か頼もうとしたらすぐに対応していて待たせることもなく、気持ちの良い接客でした。
4点だったのは、部屋。広すぎてかえって落ち着かなかったです。古いホテルだけど洗面台やトイレはリノベーションされていてとてもきれいでした。アメニティや備品は普通かな。
朝食は、郷土料理など一工夫されたものが多かったけど、全体的な品数としては少なかったかも。
コスパは、前日のお宿と同じく、休前日のおひとりさまであることを考えると、良心的なお値段。あと5千円ほど安ければ・・・もちろん5点です。
いや~ 今回の山形・福島旅行は、当たりでしたねぇ~
最初に書いたように、当初は11月の予定で別の宿を予約していたんだけど、10月に変更出来なかったので、新たに予約したのでした。
それにしても・・・東北っておひとりさまを休前日に受け入れてくれて、なおかつ大満足なお宿が多い気がします。5月に行った秋田県夏瀬温泉や8月の青森県蔦温泉も4.3~4.4の高得点でした。
これまで東北へはほとんど行ったことがなかったけど、今回の旅で一応東北6県全部を制覇したことになります。が、まだまだ行ってみたいところがあるので、ちょっと遠いけどこれからも東北にどんどん行ってみようと思います。
さて、最終日の最初の目的地は。
東山温泉から車で5分のところにある、『会津武家屋敷』です。こちらは大きな駐車場があって、大型観光バスもいっぱい。ツアーのコースになっているんですね。
会津と言えば・・・やはり幕末の悲しい歴史の街。大河ドラマ『八重の桜』の舞台でもあります。
そしてこちらの武家屋敷は、会津藩家老、西郷頼母(たのも)の御屋敷を復元したものだそうです。『八重の桜』では、西田敏行さんが演じておられましたね。
こちらは『御成りの間』。藩主や重臣たちのみが通される部屋です。
幕末の藩主、松平容保に拝謁している様子が再現されています。
続いてこちらは、家臣が執務したり警備したりする部屋。
とても広いお屋敷ですが、身分によって使用出来る場所が分けられていたのですね。ちなみに部屋数は38もあるそうです。
そしてこちらは『自刃の間』。
先ほど悲しい街と書きましたが、幕末の戊辰戦争で会津が長州をはじめとする新政府軍に敗れた時の悲劇の一つが、この部屋で起こりました。
新政府軍が会津への最後の砦を突破して進軍が伝えられた時、西郷頼母以外の一族21人が自刃したのでした。男手はみんな戦に出ており、当主の頼母も不在だった中、侵略された時に辱めを受けないようにと、妻や娘たちは自刃したのだそうです。
会津では、多くの家臣の家族が頼母の家族と同じように自刃したそうです。
こちらは台所。広くて明るい台所です。天井は雪の重みに耐えられるよう少し弧を描いています。
武具や籠などが置かれている場所です。
独身の家臣のための長屋です。いわゆる従業員独身寮ですね。
塀の小窓から、会津のお城鶴ヶ城が見えます。当時は、このお屋敷は鶴ヶ城のすぐ近くにあったそうです。
いくつかある茶室のうちの一つ。そして弓道場もあります。体験できるようになっています。
この他にも資料館があって、いろいろな調度品や歴史的な資料などが展示されていて、当時の暮らし振りを知ることが出来ます。
武家屋敷から車で10分ほど走って、先ほど見えていた鶴ヶ城に着きました。
駐車場がお堀の中にあるので、駐車場からはそれほど歩かずに天守閣まで行けます。
当時の鶴ヶ城は、戊辰戦争での1ヶ月にもおよぶ戦いで砲弾にさらされボロボロになったため、政府の命令により取り壊されたそうです。その後、昭和40年に復元されたのが、こちらの天守閣です。
鶴ヶ城は五層の天守閣で、各階には会津の歴史や戊辰戦争や白虎隊などに関する展示がされています。
最上階からの眺め。会津の街並みや本丸跡地を一望できます。
本丸には城主やその家族が暮らす広い奥御殿がありました。
お天気も良く暑いくらいだったので、天守閣を登り降りした後に休憩タイム。八重の桜ソフトですヨ
この旅の最後の目的地、福島県の大内宿に向かって出発。会津若松市からは国道118号線で40分ほどのはずが。。。
大内宿まであと3kmのあたりから、大・渋・滞 山間のカーブの続く道に車がずら~っと。
ほとんど動かない・・・ヤバいです。
仕方がないので、周りの景色を楽しむことに。渓流や紅葉の木々を眺めながら待ちました。
山間を抜けたら、今度は長閑な田園風景。ススキやコスモスが風にそよいで、気持ちよさそう。
遮るものがないカーブなので、ずらりと並んだ車の数を数えることが出来ました。見えている先頭からだと約20台ほど。
これは渋滞と言うよりも、駐車場待ちのようです。
反対車線は大内宿から帰ってくる車しかいないようなので、反対車線をやってくる車を数えて待ちました。10台やってくるということは、10台駐車場に空きが出るということかと。そして20台車がやってきたら、20台分前に進むということで、ここから見えている先頭あたりまで進むということです。
実際に反対車線の車が20台になった頃、さきほど見えていた先頭車があったあたりまで進みました。
そんなこんな考えながら待つこと、1時間40分
やっと大内宿の駐車場までたどり着きました。
駐車場は臨時駐車場を含めて何百台も停められるのに、それに入りきれない車が100台以上あるってこと。電車はなく車でしか来れない場所だし、車は1台に多くても5人位しか乗れない訳だし、私のようなおひとりさまもたくさんいるだろうし。なんとも効率が悪い訳ですね。
山間の村らしい風景です。紅葉がとてもきれい。
大内宿までは駐車場から歩いて5分ほど。その道沿いに咲いていたお花です。
大内宿は、江戸時代に関東と会津を結ぶ下野街道にあった宿場町で、明治以降会津への幹線道路が別のところに整備されたことから、逆にこの大内宿は近代化の波から取り残されてしまい古い町並みが残ったままになったそうです。
今から30年以上前に重要伝統的建造物群保存地区として選定されたことから、住民が団結してトタン屋根を茅葺に替え、電柱を移設し、舗装された道路を昔ながらの道に替えて、今の姿になったそうです。
50戸近くの茅葺民家が整然と並んでいる様は圧巻です。
来てみて驚いたのは、人の多さ。みんなあの渋滞を辛抱してやってきたのか~と思うと、ちょっとした共感を覚えます。
予定では、この三澤屋さんで高遠そばを食べるつもりだったんだけど・・・
満員で待ち時間もハンパなさそうだったので断念。高遠そばとは、白ネギ1本ををお箸代わりにして食べるおそば。以前TVで食べているところを見たけど、白ネギ1本でそばが食べられるのかどうか試してみたかったなぁ~(家でやろうと思えば、やれるけどネ)
道の両側に民家がありますが、そのほとんどがお蕎麦屋さんや地元名産の食べ物や伝統工芸品などを売るお店となっています。店の前にベンチやテーブルが置いてあって、そこで食べることが出来ます。
お昼ごはんを食べていないので、まずは腹持ちしそうな芋もちを。ジャガイモをマッシュポテトにしたものを甘辛醤油だれで焼いてあります。もちもちで美味しい
時間があまりないというのに、どうしてもこれは食べてみたくなった 岩魚の塩焼きです。やっぱりこういうところで食べると、ほんとに美味しいですねぇ~
町並み展示館では、大内宿に関する展示がされていますが、時間がなかったので中には入らず。
大内宿の突き当りにある民家裏手に山があって、そこからは大内宿の町並みが一望出来るようです。神社や観音様もあるそうですが、ゆっくりと登ってみることは叶わず。
予定では大内宿滞在時間は2時間だったけど、大渋滞で1時間40分もロスしてしまったため、滞在時間は30分が限界。超高速で芋もちと岩魚を食べ、一通りお店を覗きながら、駆け足での滞在でした
それでも、ワクワク楽しい散策になりました。
ところがこのあとは・・・山間部の道を1時間超走って、レンタカーを返却して、新幹線に乗るまでがなんともスリリングな冷や汗もの 途中で少し渋滞したので、もう新幹線に間に合わないと覚悟したんですが。何とか、発車ぎりぎり5分前にホームへ滑り込み。
帰路は、新白河駅から新幹線なすのに乗り、約1時間25分で東京へ。東京からはのぞみで名古屋へ。
夕食は新幹線の中で。横浜の焼売炒飯弁当です。けっこうお気に入りの駅弁です。
今回の旅のお土産。山形の宿で期せずしてオーダーした地酒出羽桜。山形限定のさくらんぼハイチュウ。喜多方ラーメン。会津のこづゆ。大内宿で購入したしそ巻とごぼうの辛みそ。
今回もなかなか充実して楽しい3日間でした。大満足
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