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免疫力アップ大作戦!㉗東京2日目前半 [旅行]

東京旅行2日目の朝は、JR蒲田駅前の喫茶店でモーニング。
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エッグマフィン、美味しかった[るんるん]

さてそれでは、『SPA&HOTEL和』さんの採点を。
部屋4、お風呂4、夕食5、朝食なし、接客サービス4、癒され度5、コスパ4
総合評価は・・・4.3[満月][満月][満月][満月][三日月][ぴかぴか(新しい)]
じゃらんの口コミでは4.5。

5点満点は夕食と癒され度。
夕食は、素泊まりだったけどルームサービスがあったのでカウント。居酒屋風メニューやお酒の種類が豊富で、呑兵衛にとってはうれしくなるラインナップ。料理の味も美味しかったし、安い!
癒され度は、籐の床が裸足に気持ち良かったのと、部屋の広さが手を伸ばせば必要なものに手が届く適度な大きさで、家族風呂やルームサービスがあったりと、だいたい部屋に籠っても事足りる・・・面倒くさがり屋にとっては心地良い空間でした。

それ以外は4点。
部屋は、広さや籐の床など心地が良く、アメニティーや備品も揃ってました。家族風呂もあって、洗面所スペースも広くてきれいでした。
お風呂は、なんと言っても黒湯がスゴかった~ ぬるぬるで気持ち良かったけど、黒すぎてちょっと落ち着かなかったかも。でも、部屋の家族風呂はフロントに湯張りを頼まなきゃいけないけど24時間対応だったので、トータルとしては4点。
接客・サービスは、フロントの男性スタッフさんの対応も良く、ルームサービスを持ってきてくれた時も笑顔で、とても爽やかで好印象でした。難点というと・・・布団を自分で敷かないといけなかったんですが、その説明が一切なく、かなり迷いました。旅館なら布団を自分で敷くことはほとんどないですが、ここはどうなんだろう?と。フロントに聞けば敷いてくれたのかもしれないけど、部屋に入ってすぐに寝転びたかったので、自分で敷くことにしました。が、薄い敷布団しかない!なので敷布団を2枚重ねて敷いたところで、別の押入れを見たら、マットレス発見。いったん敷いた布団を敷き直ししなければならず、けっこう体力消耗しました。
布団敷きに関する説明があればいいのに…と思ったのでした。
コスパは、家族風呂付の部屋とは言え、素泊まりで2万円を超えるのは…3点と言いたいところですが、2人なら1人当たり1万円程度なので、やっぱりコスパは良い方でしょう。

ホテル自体は駅前で便利が良くて、温泉施設のほかに岩盤浴などもあるので、リラックスしたい人にはお勧めのお宿ですね。

EVで20~30代男性と、その両親らしき3人家族と一緒になりました。お父さんが「裸足で館内を歩くなんて、わしゃ、初めてだわ~」と楽しそうに言うと、息子さんが「こういうところは多いんだよ~(*^-^*)」と答えてました。一人暮らしをしている息子さんに会うために田舎から出てきた両親を、息子さんは自分の家には泊めてあげられないからこのホテルに連れてきてあげたんだろうな~と。なんとも微笑ましかったのでした[わーい(嬉しい顔)]

さて、モーニングを食べた後は、蒲田から秋葉原経由で両国へ。目的地は、江戸東京博物館。
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こちらの建物は高床式になっていて、とても素敵な建物です。お隣には両国国技館。

宮部みゆきの歴史ものを読むうちに、江戸時代の暮らしや町に興味を持つようになりまして。今回の旅を計画する時に初めてこういう博物館があるのを知って、とても楽しみにしていたところです。
江戸時代から現代の東京に関する常設展示と、期間限定の特別展示があります。特別展示は、まさに旬の『真田丸』[ぴかぴか(新しい)]
でも、興味があるのは真田丸よりも江戸[ひらめき] なので、まずは常設展示のエリアから。

いきなり目の前に現れたのが、日本橋。高さと幅は原寸大、長さは半分にして復元されています。
『お江戸、にっぽんばし、七つ立ち~♪』七つ立ちとは、朝の4時頃に出立するという意味。
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『寛永の大名屋敷』この門があまりに美しいので、町人たちが一日中眺めても飽きないことから「日暮の門」とも言われたそうです。
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この豪華絢爛な大名屋敷も江戸初期のみで、武家諸法度により華美な屋敷の建築が禁じられ、明暦の大火で焼けてしまった後は、このような豪華絢爛な建物は造られなかったそうです。

こちらは『寛永の町人地』
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ミニチュアの町人たちが、それぞれに活き活きと過ごしている様子が。

江戸城松之大廊下。忠臣蔵の発端、『殿中でござる、殿中でござる~!』
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明暦の大火。1657年3月に起きた江戸の大半を焼き尽くした大火の時間的な経緯が書かれています。江戸城の天守閣までも消失しました。
1ヶ所で発生した火事ではなく3ヶ所から連続して出火したそうです。知らなかった~
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私は誰でしょう~?
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お馴染み『徳川家康公』ですよね~

徳川幕府や武士に関する様々なことが大きなパネルを使って説明されています。旗本や御家人の人数とか、御台所の出身地などなど。一つ一つ見ていくとほんとに面白いのだけど、まだ先があるのでちょっと飛ばし読み。
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こちらは『大名駕籠』参勤交代の時にお殿様が乗っていた籠ですね。
籠の中に乗れる体験コーナーもありますよ。

『棟割長屋』町人たちの住んでいた一般的な長屋です。
寺子屋のお隣に大工さんの住まい兼作業場があったり。
興味深いのは、衣類などを仕舞っておくのは行李一つ。押し入れもタンスもありません。
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出産の様子も。当時は出産はしゃがんだ状態で産み、出産後も横になることは良くないということで、最低7日間は座ったままで眠ることさえもNGだったそうです。

『十手』与力や同心の小道具ですね。
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『町火消しの纏』
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ひとたび火事になると大変なことになるので、火消しの組織がしっかりとしていました。
いろはの一文字はその町火消しの名前です。い組とかろ組とか。…そういえば私の小学校も、い組、ろ組でした。。。
『町鑑(ちょうかん)』と『御触帳』 町鑑とは、町役人や火消し、名主等の名前や町名や橋などの地理案内などが書かれている市政名鑑、御触帳とは、幕府が町人たちに出した御触れを書いたものです。
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一般庶民は家を自分で持っている人は少なく、借地や借家がほとんど。そして差配人(家主から依頼された大家さん)が店子(賃借人)を管理監督していました。写真の冊子のように各住人の名前や年齢などが記されていて、どこにどんな人が住んでいるのか分かるようになっていました。このように町人を管理するシステムも盤石でした。

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江戸時代の町人と現代のサラリーマン家庭の収支を比べるなど、面白い解説がいっぱいです。
ちなみに江戸時代の大工さんの収入の半分近くが食費に消えていたようです。

『料理屋の引札』と『番付表』
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これ、料理屋さんのチラシですって。左上に書かれている文字はメニューの値段です。
右側は、グルメランキング[ひらめき] 美味しいと評判のお店の番付表です。

一般的な町人のお食事メニューです。
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どちらも子供向けの教科書ですね。鳥の絵の横にそれぞれの名前が書いてあったり、「士農工商」について説明してある本です。「士農工商」って言葉、江戸時代当時からあったなんてびっくりでした。

こちらからは『出版と情報』のエリア。
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製本の道具や木版の現物が展示されています。

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版画の元になる板。

錦絵を売っている版画屋さん。色とりどりの版画が飾ってあります。華やかですね。今でいう、本屋さんですね。
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『江戸の大ベストセラー』南総里見八犬伝と東海道中膝栗毛のシリーズ本です。
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当時はまだ本の値段は高く町人が本を買うことは難しかった中、今でいう小説の文庫本やコミックなどを扱う貸本屋が普及していて、一般庶民が手軽に本を読むことが出来ました。新刊が出ると、貸本屋さんがお得意さんを回って売り込みに行ったようですよ。

『江戸の商業』エリア。お寿司屋さんの屋台。
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二八そばの屋台。こちらは現代のラーメン屋さんの屋台とほとんど変わらないですね~
他には天ぷら屋さんの屋台もあったそうですよ。

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江戸時代から既に外食産業が盛んだったようですね。握りずし14貫と米2升4合の値段が同じ100文。今の貨幣価値と比べたらどうなんでしょうかね?

『棒手売(ぼてふり)』の体験が出来ますよ。
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棒手売は特別な技術や知識がなくても出来たので、社会的弱者の仕事として位置付けられていたようです。幕府は、50歳以上15歳以下の者と体が不自由な人に開業許可を与えていたとのこと。そういった人たちの生きる術を考えての施策だったんですね。

こちらは商店の番付表。、相撲の番付表にならって、いろいろなことを番付表にするのが流行っていたそうです。
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勧進帳は「三井越後屋」。三越百貨店の前身、江戸一番の大商人です。
東急百貨店日本橋店の前身、白木屋さんは東の大関に名を連ねていますね。

『三井越後屋』呉服商です。
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今にも動き出しそうな…

『江戸と結ぶ村と島』のエリア。玉川上水が整備された様子が展示されています。
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『神田明神のお祭り』
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祭囃子が聞こえてきませんか?

『江戸の四季と盛り場』エリア。両国橋西詰のジオラマがむちゃくちゃ面白い。
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隅田川に掛かる両国橋と屋形船。
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両国橋西詰には芝居小屋や水茶屋、寄せ場などがあって、一大歓楽街です。1500体ものミニチュア人形たちがいるそうですよ~
この中から「この写真に写っている人を探せ~」というコーナーもあります。ちなみに一番最後の写真の虫かご屋の屋台の左側にいる女の子、が答えですよ~

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当時の娯楽といえば歌舞伎。市川團十郎家のお家芸『助六』の世界が展示されています。
歌舞伎小屋の中村座の正面を原寸大で復元したものです。

ここから、明治以降の東京エリア。
実は、ここまでですでに2時間近く経ってました。疲れてきたのと時間がないので、東京エリアはさらにスピードアップ。写真だけ撮って細かい説明などは読んでません。

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旧朝野新聞社の建物。銀座4丁目の角、現在の銀座和光がある所に建っていました。人力車に乗れるようになっています。

『鹿鳴館』なんと足元の床下に展示されています。
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イベントの時間になると建物屋根が開いて、舞踏会で人形たちが踊っているのを見ることが出来ます。

『銀座4丁目煉瓦街のジオラマ』先ほどの朝野新聞社があった明治10年代後半の銀座を復元しています。
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馬でけん引する路面電車や人力車が行き交う中、人力車の事故の様子も。
たくさんの人(?)がいますがそれぞれに物語があるようで、何時間でも眺めていたい世界です。

『ニコライ堂』千代田区神田駿河台にある大聖堂です。高台に建っていて他に高い建物もなかったので、この界隈のどこからでもこの大聖堂の緑青のドーム屋根が見えたそうです。文明開化の象徴の一つです。
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こちらもイベント時間になると屋根が開いて、大聖堂の中にいる人たちを見ることが出来ますよ。

『浅草凌雲閣』当時珍しい12階建ての建物で、日本初のエレベーターがありました。用途は展望台だそうです。外観はモダンで浅草歓楽街の象徴でしたが、関東大震災で半壊後、取り壊されてしまいました。
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お隣は『浅草電気館』活動写真(映画)館です。

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この頃には、街には自動車も走るようになってきました。こちらはなんとタクシー。フォードの車ですって。

『明治から大正時代の庶民の家』一般庶民の家はまだまだ狭くて小さかったけど、お金持ちの家はモダンな造りでオシャレです。
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『昭和の戦時中の家』シンプルだけど、おもちゃなどもあって当時の生活は、今とあまり変わらなかったんだな~と。
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東京大空襲に関する展示も。

『戦後の団地』高度成長期時代にたくさん作られた団地が復元されています。ダットサンも。
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もうこの辺りまで来ると、実際に自分の知っているものが登場するので、懐かしさでテンションが一気に上がります。

私が小さい頃にはこういうテレビありましたね~ アルマイトのお弁当箱、私は『アタックNo.1の鮎原こずえちゃん』でした(*^-^*)
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『インベーダーゲーム』に『ボディコン』、すっかり知ってます[わーい(嬉しい顔)]

ここで江戸から東京を紹介した常設展は終わり。面白かった~
『真田丸に行かなきゃ!』と急いで特別展示室へ向かったところ、大・混・雑[むかっ(怒り)] 6月19日までの期間限定なので、駆け込みで来る人が多かったようで。
真田信繁に関する貴重な資料がたくさん展示されているのですが、とにかくすごい人で解説パネルどころか展示物自体もゆっくり見ることが出来ない。。。なので、ほんとに超特急で通り過ぎました。
ちょっと残念。でもすでに4時間近く歩き回っていたので体力も限界。
ということで、最後に館内の和菓子処でスィーツタイム[かわいい]
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黒蜜きなこロールケーキです。美味しかった~

2日目後半へ続く。。。
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