免疫力アップ大作戦!㉘島根・鳥取2日目 [旅行]
島根・鳥取旅行2日目です。
朝食もお部屋のダイニングテーブルで。
島根県と言えば宍道湖。宍道湖と言えば、しじみ
それでは、こちらのさぎの湯荘さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食3、朝食3、接客サービス4、癒され度5、コスパ4
総合評価は・・・4.1
ちなみに、じゃらんの口コミでは4.5です。
5点の部屋、お風呂、癒され度は、1日目のブログに書いた通り、とにかくどれも素晴らしかったです。露天風呂付の部屋に泊まることが多くなりましたが、これまでの中でも最高レベルです。な~んの不満もなく、とにかく癒された~
4点の接客サービスとコスパは、5を付けても良いレベルですが、夕食朝食ともにお料理の説明が一切なかったことが減点要因かな。従業員さんはみなさんにこやかで、気持ちの良い接客だったし、『明日はどちらへ行かれますか?』と、その行先のガイドマップなどを部屋に持ってきてくれたり、チェックイン可能時間前にもかかわらず部屋に通してくれたりなど、全体的に行き届いた接客なんですが・・・ちょっと惜しい。
コスパは、お料理の内容からすると3と言いたいところだけど、露天風呂付で3連休中、おひとりさまであることを考慮すると、こんなものかな・・・
3点なのが、夕食と朝食。どちらも特徴がこれと言ってなくて、工夫や驚きが感じられず。食材やメニューも普通。部屋食なので、どうしても冷めたものが多くなるんですが、器を工夫するとか、冷めたものなら氷などを使ってもっと冷たくするとか、マイナス要素をプラスに替える工夫がなかった気がします。
お料理については評価が低くなりましたが、全体的には良いお宿だと思いました。再訪、ありです。
さて2日目は、宍道湖方面へ。しんじこって読みますヨ。
本当はこの日、隠岐の島に住む学生時代の友人と会う約束をしていたのですが、彼女のお姑さんの許しが出ず、キャンセルに。。。
彼女とは同じクラスで、出席番号がお隣さんで仲良くなりました。学生時代はどちらかというと部活のメンバーとばかりつるんでいたので、同じクラスの人たちとはそんなに深く仲良くならなかったけど、唯一仲良くなったのが彼女でした。とてもきれいな人で、頭も良くて、なにより生真面目。英語を使う職業に就くために、勉強もしっかりしてました。部活に呆けて出席率の悪い私をいつも叱ってくれました。
そんな彼女とは卒業してからも時々会っていましたが、実家のある隠岐の島で彼女が暮らすようになってからはなかなか会えず、10数年ぶりに会う予定だったんですが。
その約束をする中で、2ヶ月前にご主人が大腸がんで亡くなったことを聞き・・・子供さんはいなくて、その代りご主人のお母さんの面倒を看ているとか。。。気難しくて意地悪なお姑さんのようで、10数年ぶりに友人に会うと言ったら、『行ったらいけん』と言われたそう。
本当にいろいろあるなぁ~と思ったのでした。
2日目の最初の目的地は、松江イングリッシュガーデン。宍道湖の北岸にある庭園です。
バラが咲き乱れていることを想像していったんですが・・・バラの季節は5月頃だそうで。
わずかにバラは数輪しか咲いてませんでした・・・残念
でも、イングリッシュガーデンというだけあって、手入れのされた色々な形式のガーデンには、たくさんの花が咲いていましたヨ。
それでは、数々の可愛らしいお花たちを・・・
カラフルでとてもきれいですよね~
こちらは屋内ガーデン。コンサートのホールや式場などとしても使えるようになっています。南国の植物が配されていて、トロピカル~
宍道湖の湖岸に降りられるようになっています。暑い日だったので、子供たちが水遊びしてましたヨ。
松江イングリッシュガーデンを後にして、次に向かったのが、中海。島根県って、メガネのような形をしていますよね。宍道湖が左側、中海が右側です。ちなみに眉間の所が松江。
その中海には、大根島と江島という島があるんですが、それらの島は長い海中道路で本土と繋がっています。
地図の左下が松江方面からの海中道路、右上が江島大橋、境港方面です。
わずかに見えるカーブした橋を拠点にして、4kmほどの海中道路、県道338号線が始まります。
海中道路と言えば沖縄の古宇利島や浜比嘉島への海中道路のように、両側が海というイメージですが、残念ながら、こちらは片側は高い堤防がずっと続いていて、片方の視界しか開けていません。
が、それでも中海沿いを走るのも、なかなか快適なドライブでした。
そしてこちらは、江島大橋を渡るところ。もう少し近づいてから写真を撮った方が良かったけど、交通量が多く運転に集中しないと危なかったので、断念。
かなりの急こう配で坂を上って行くので、橋の頂上辺りで横を見るとかなり怖い
何の知識もなく訪れた場所ですが…あまりのインパクトの大きさに、ネットで調べてみると、やっぱり超有名な橋だったようです。しかも全国区で。以前、ダイハツの「タントカスタム」のCMで、豊川悦司と綾野剛がすごい急こう配の坂を車で上っているのがありましたが、それがこちら。CGとも思えるほどの急こう配の坂を『ベタ踏みだろ~』綾野『いいえ~』豊川『ベタ踏みだろ~』綾野『いいえ~』と言いながら上って行くCM。このCMで『ベタ踏み坂』との別名も。アクセルベタ踏み=アクセル全開という意味です。
歩道もあるんですが、橋の欄干の高さが低いために、歩くのは車よりももっと怖いと思います。
最大の高さで45mだそうですよ。ビルの15階に相当しますね。
この写真だとその凄さがあまり分からないので、気になる方は、『江島大橋 ベタ踏み坂』で検索してみてくださいね。超怖そうな画像がいっぱい出てきますヨ
ベタ踏み坂を越えると間もなく境港に着きます。
境港と言えば、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』の街。とにかくものすごい人で、臨時駐車場も満車になるほど。
水木しげるロードが境港の駅前から水木しげる記念館まで続き、その沿道にはいろいろな妖怪グッズを売っているお店や飲食店が並んでいます。
妖怪神社の御神体と目玉おやじの石。
歩道を歩いて行くと、たくさんの妖怪のオブジェに出会ったり、マンホールの蓋も妖怪だらけ。
妖怪ポストも。ここから出すと、妖怪のスタンプを押してくれるそうです。
水木しげる記念館に近づいてくると、鬼太郎や砂かけババアが観光客を出迎えてくれます。
記念館に入ると、まずは2Fの展示室へ。こちらは、水木しげるの数々の作品が展示されています。
こちらは水木しげるの書斎。等身大写真パネル、ほんとうにそこに水木しげるさんがいるみたい。
そしてこの辺りからは、色々な妖怪が出てきますヨ~
最後に猫娘がお見送りしてくれました。
水木しげるさんの作品は『ゲゲゲの鬼太郎』くらいしか知らなかったのですが、ここに来る前にNHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』総集編を見て予習しました。そのおかげで興味深く見学することが出来ました。
思いの外、記念館や沿道のお店巡りを堪能したので、ゆっくりランチ出来ずに、お土産屋さんで売っていた目玉のばあむというバームクーヘンを車の中で食べました。
この頃はほんとの夏空で、がギラギラしてたんですけどねぇ~
境港を後にして、この日のお宿のある大山に向かいました。
すると・・・
大山は一面の靄の中の走行。真っ白でけっこう怖かったです。
道に迷いながらも何とかこの日のお宿『オーベルジュ天空』へ到着。
ダイニングルームとベッドルームが続いているインペリアルルームです。
6人掛けのダイニングテーブルと、なぜかクローゼットの中に冷蔵庫
冷蔵庫の中にはビールやミネラルウォーターが数本と、インペリアルルームのサービスとしてオリジナルワインとナッツ類のおつまみが 境港の水木しげるロードのお店で、この日の夜のお供にと地元のお酒をいくつか購入したので、『やぁ~、これは飲みきれませんなぁ~』とうれしい悲鳴だったのですが・・・
残念ながら、このワインを飲むことは叶わなかったのでした。。。詳細は、後半にて。
右側の赤いマシンは、何が出来るのか分からずじまい。ミネラルウォーターの横にある空のペットボトルのような容器や赤いマシンに『〇〇ソーダ』の文字があったので、たぶん炭酸水を作る機械なのかなぁ~とは思ったけど、試してみませんでした。ちなみにお宿の説明を見てみると、『ソーダストリームあり』と書いてありました。。。やってみたら良かった
ドリップコーヒーや紅茶などのサービスもあったし、CDデッキと小野リサのCDが用意されていたりと、のんびりゆったりと過ごすためのアイテムが色々と充実してました。
アイテムだけではありませんヨ~ こちらのベッドルームもすごい
天蓋付のキングベッドの高さと広さにびっくり。マットレスの厚さが50㎝くらいありました
家具は全てアンティーク。牛皮のリクライニングチェアが、とても年季が入っていて、むちゃくちゃゴージャスな感じ。フロアに敷かれている毛皮もすごいです。
ドレッサーやチェストも、年代物のアンティーク家具です。
チェストの中には、バスローブとパジャマが。アメニティもいろいろ揃ってます。
そしてこのお部屋の最大の売りは・・・部屋と同じくらいに広いウッドデッキと露天風呂
残念ながら、お天気が悪かったのでこの露天風呂から見える景色は真っ白。
それでも、夕方までは雨が降っていなかったので、靄で霞む景色を見たり鳥の声を聴きながら、のんびりお風呂に浸かりましたヨ。
お風呂上りには・・・待ってました、 水木しげるロードのお店で買った地ビール『鬼太郎ビール』。
さていよいよ夕食です。本当ならレストランでの食事となるところ、この日は夕方からレストランが結婚式会場となっていて貸切のため、各自お部屋のダイニングルームでの夕食となりました。
イタリアンのコース料理です。部屋食で、洋食のコース料理を食べるなんて初めて。ちゃんとテーブルセッティングされていて、本格的です。
メニューが書かれた紙の上に、ガラスの板が置かれています。写真ではちょっとわかりにくいけど。お洒落だなぁ~と思っていたら。。。後ほど、もう一度このメニュー表の写真が出てきますヨ。
このシャンパンと生ハムはお宿からのサービス。レストランが貸切で部屋食となったことへのお詫びのサービスだそうです。部屋でイタリアン食べられるなんてラッキーなことなのになぁ~
ただ、レストランの会場のかなり盛り上がった歓声が聞こえてきて少しうるさかったので、そういう意味でのお詫びかも。
何とも可愛らしいシャンパングラスですね~
隠岐の島産ヒオウギ貝の和風マリネ。貝はホタテ貝のような感じ。カラフル
山口県産鱧の梅肉醤油仕立て 冷製トマト麺と。鱧は前日の夕食でも出てきましたが、こちらは梅肉醤油で漬け込まれた鱧で、さっぱりとしながらも弾力のある食感で、すごく美味しかったです。
マクリーナというイタリアのワインを。
冷製メロンのスープ。
なんと、メロンが器になっている~ 先月のマンダリンオリエンタル東京ホテルに続いて、2ヶ月続きのメロンくり抜き~
スープもメロン。器になっている周りの部分は凍らせてあって、少しずつ削りながらスープと一緒に戴きました。めっちゃ美味かったです。スプーンも凍らせてあって、キンキン 冷たいものはとことん冷たく。。。という拘りが感じられます。
伊勢海老のトマトクリームスパゲティ。パスタにも伊勢海老の味噌が練り込んであるようです。伊勢海老のプリプリとした身もゴロゴロ入ってました
さて、先ほど予告したように・・・もう一度メニュー表が出てきましたヨ。なんと、パンのお皿になりました~ びっくり。そして楽しい
パンはブリオッシュ、バターとバルサミコ酢、オリーブオイルで。
そろそろメインディッシュです。
境港産鮮魚の鉄板焼き スプマンテ ザバイオーネソース 爽やかなエストラゴンの香り。
スプマンテとはスパークリングワイン、ザバイオーネとは卵クリームのことだそうで、卵クリームにスパークリングワインを入れたソースにエストラゴンという植物で味付けされているソースということのようです。
そしてもう一つのメインディッシュ。
鳥取県産の和牛ミスジのロティ ビーツのデクリネゾン。
ミスジは一匹の牛からわずかしか獲れない貴重な部位のこと。ロティはローストした肉という意味です。
ミスジ、あっさりとしているけどサシも入っていて淡泊でもなく、ほんとに美味しかったです。
デクリネゾンとは、一つの食材を色々な調理法で変化させること・・・と言う意味。お肉以外の赤いものは、いろいろな調理法で料理されたビーツです。
そしてデザートは、白桃のモヒート ミントとライムのアクセントで。
モヒートとはラムベースのカクテルの一種。カクテルが凍らせてあってシャーベットみたいな感じ。
どのお料理も今までに食べたことがないようなものが多くて、そして色々な工夫や拘りが満載のお料理でした。お料理が運ばれてくるたびに『わぁ~』『すご~い』『美味しい~』と言わずにはいられないほど、楽しい夕食でした。
さすが、オーベルジュというだけありますね。
食事中に、こちらのお宿を経営されているオーナーと奥様が挨拶に来られました。
こちらのオーナーはフレールというブライダル関係の会社を経営されていて、こちらのオーベルジュ天空のお隣にも桝水高原教会という教会が併設されています。
オーナーはダンディでとてもカッコいい方ですヨ。奥様もお綺麗な方で、お二人ともとてもにこやかにご挨拶していただきました。
夕食後、インペリアルルームのサービスのオリジナルワインを飲もうとして・・・ワインオープナーで一生懸命コルク栓を開けようとしましたが、上手く開けられませんでした かなり長い間コルク栓と格闘したんですが・・・最後にはコルクがボロボロになって割れてしまって。
普段あまりワインを飲まないので、ワインオープナーで開けるのに慣れていない私が悪いんですが・・・(ー_ー)!!
無理せず、スタッフさんに開けてもらえば良かったと、悔やんでも悔やみきれず。
酒を目の前にしてお預け状態になったので、ストレス溜まっちゃいました。
でも、そんなストレスも、『もう一回、お風呂入るぞ~』ということで、テラスにある露天風呂に入るとすっかり癒されて、忘れてしまいました。
夕食を食べている頃はが降ってたんですが、日ごろの行いが良いのでしょう、しばらくすると雨が止みました。
こちらの露天風呂は温泉ではないけど、カラフルな色のライトアップやジャグジーとなっているので、ほんとにハイテンション
のんびり湯船に浸かっているうちに・・・お月様が雲間から顔を出した
雲が消えていくと、そこにはたくさんの星も
お月様が明るすぎて、満天の星空というほどではなかったけど、それでも北斗七星の七つ星がしっかりと見えて、大感動でした
夕方には一面真っ白だった下界も、靄が晴れて夜景がきれいに見えました。
ほんとうに非日常を体験できた夜になりました(*^_^*)
ただ一つ、ワインを飲みそびれたことを除いては。。。
3日目へ続く。
朝食もお部屋のダイニングテーブルで。
島根県と言えば宍道湖。宍道湖と言えば、しじみ
それでは、こちらのさぎの湯荘さんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食3、朝食3、接客サービス4、癒され度5、コスパ4
総合評価は・・・4.1
ちなみに、じゃらんの口コミでは4.5です。
5点の部屋、お風呂、癒され度は、1日目のブログに書いた通り、とにかくどれも素晴らしかったです。露天風呂付の部屋に泊まることが多くなりましたが、これまでの中でも最高レベルです。な~んの不満もなく、とにかく癒された~
4点の接客サービスとコスパは、5を付けても良いレベルですが、夕食朝食ともにお料理の説明が一切なかったことが減点要因かな。従業員さんはみなさんにこやかで、気持ちの良い接客だったし、『明日はどちらへ行かれますか?』と、その行先のガイドマップなどを部屋に持ってきてくれたり、チェックイン可能時間前にもかかわらず部屋に通してくれたりなど、全体的に行き届いた接客なんですが・・・ちょっと惜しい。
コスパは、お料理の内容からすると3と言いたいところだけど、露天風呂付で3連休中、おひとりさまであることを考慮すると、こんなものかな・・・
3点なのが、夕食と朝食。どちらも特徴がこれと言ってなくて、工夫や驚きが感じられず。食材やメニューも普通。部屋食なので、どうしても冷めたものが多くなるんですが、器を工夫するとか、冷めたものなら氷などを使ってもっと冷たくするとか、マイナス要素をプラスに替える工夫がなかった気がします。
お料理については評価が低くなりましたが、全体的には良いお宿だと思いました。再訪、ありです。
さて2日目は、宍道湖方面へ。しんじこって読みますヨ。
本当はこの日、隠岐の島に住む学生時代の友人と会う約束をしていたのですが、彼女のお姑さんの許しが出ず、キャンセルに。。。
彼女とは同じクラスで、出席番号がお隣さんで仲良くなりました。学生時代はどちらかというと部活のメンバーとばかりつるんでいたので、同じクラスの人たちとはそんなに深く仲良くならなかったけど、唯一仲良くなったのが彼女でした。とてもきれいな人で、頭も良くて、なにより生真面目。英語を使う職業に就くために、勉強もしっかりしてました。部活に呆けて出席率の悪い私をいつも叱ってくれました。
そんな彼女とは卒業してからも時々会っていましたが、実家のある隠岐の島で彼女が暮らすようになってからはなかなか会えず、10数年ぶりに会う予定だったんですが。
その約束をする中で、2ヶ月前にご主人が大腸がんで亡くなったことを聞き・・・子供さんはいなくて、その代りご主人のお母さんの面倒を看ているとか。。。気難しくて意地悪なお姑さんのようで、10数年ぶりに友人に会うと言ったら、『行ったらいけん』と言われたそう。
本当にいろいろあるなぁ~と思ったのでした。
2日目の最初の目的地は、松江イングリッシュガーデン。宍道湖の北岸にある庭園です。
バラが咲き乱れていることを想像していったんですが・・・バラの季節は5月頃だそうで。
わずかにバラは数輪しか咲いてませんでした・・・残念
でも、イングリッシュガーデンというだけあって、手入れのされた色々な形式のガーデンには、たくさんの花が咲いていましたヨ。
それでは、数々の可愛らしいお花たちを・・・
カラフルでとてもきれいですよね~
こちらは屋内ガーデン。コンサートのホールや式場などとしても使えるようになっています。南国の植物が配されていて、トロピカル~
宍道湖の湖岸に降りられるようになっています。暑い日だったので、子供たちが水遊びしてましたヨ。
松江イングリッシュガーデンを後にして、次に向かったのが、中海。島根県って、メガネのような形をしていますよね。宍道湖が左側、中海が右側です。ちなみに眉間の所が松江。
その中海には、大根島と江島という島があるんですが、それらの島は長い海中道路で本土と繋がっています。
地図の左下が松江方面からの海中道路、右上が江島大橋、境港方面です。
わずかに見えるカーブした橋を拠点にして、4kmほどの海中道路、県道338号線が始まります。
海中道路と言えば沖縄の古宇利島や浜比嘉島への海中道路のように、両側が海というイメージですが、残念ながら、こちらは片側は高い堤防がずっと続いていて、片方の視界しか開けていません。
が、それでも中海沿いを走るのも、なかなか快適なドライブでした。
そしてこちらは、江島大橋を渡るところ。もう少し近づいてから写真を撮った方が良かったけど、交通量が多く運転に集中しないと危なかったので、断念。
かなりの急こう配で坂を上って行くので、橋の頂上辺りで横を見るとかなり怖い
何の知識もなく訪れた場所ですが…あまりのインパクトの大きさに、ネットで調べてみると、やっぱり超有名な橋だったようです。しかも全国区で。以前、ダイハツの「タントカスタム」のCMで、豊川悦司と綾野剛がすごい急こう配の坂を車で上っているのがありましたが、それがこちら。CGとも思えるほどの急こう配の坂を『ベタ踏みだろ~』綾野『いいえ~』豊川『ベタ踏みだろ~』綾野『いいえ~』と言いながら上って行くCM。このCMで『ベタ踏み坂』との別名も。アクセルベタ踏み=アクセル全開という意味です。
歩道もあるんですが、橋の欄干の高さが低いために、歩くのは車よりももっと怖いと思います。
最大の高さで45mだそうですよ。ビルの15階に相当しますね。
この写真だとその凄さがあまり分からないので、気になる方は、『江島大橋 ベタ踏み坂』で検索してみてくださいね。超怖そうな画像がいっぱい出てきますヨ
ベタ踏み坂を越えると間もなく境港に着きます。
境港と言えば、水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』の街。とにかくものすごい人で、臨時駐車場も満車になるほど。
水木しげるロードが境港の駅前から水木しげる記念館まで続き、その沿道にはいろいろな妖怪グッズを売っているお店や飲食店が並んでいます。
妖怪神社の御神体と目玉おやじの石。
歩道を歩いて行くと、たくさんの妖怪のオブジェに出会ったり、マンホールの蓋も妖怪だらけ。
妖怪ポストも。ここから出すと、妖怪のスタンプを押してくれるそうです。
水木しげる記念館に近づいてくると、鬼太郎や砂かけババアが観光客を出迎えてくれます。
記念館に入ると、まずは2Fの展示室へ。こちらは、水木しげるの数々の作品が展示されています。
こちらは水木しげるの書斎。等身大写真パネル、ほんとうにそこに水木しげるさんがいるみたい。
そしてこの辺りからは、色々な妖怪が出てきますヨ~
最後に猫娘がお見送りしてくれました。
水木しげるさんの作品は『ゲゲゲの鬼太郎』くらいしか知らなかったのですが、ここに来る前にNHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』総集編を見て予習しました。そのおかげで興味深く見学することが出来ました。
思いの外、記念館や沿道のお店巡りを堪能したので、ゆっくりランチ出来ずに、お土産屋さんで売っていた目玉のばあむというバームクーヘンを車の中で食べました。
この頃はほんとの夏空で、がギラギラしてたんですけどねぇ~
境港を後にして、この日のお宿のある大山に向かいました。
すると・・・
大山は一面の靄の中の走行。真っ白でけっこう怖かったです。
道に迷いながらも何とかこの日のお宿『オーベルジュ天空』へ到着。
ダイニングルームとベッドルームが続いているインペリアルルームです。
6人掛けのダイニングテーブルと、なぜかクローゼットの中に冷蔵庫
冷蔵庫の中にはビールやミネラルウォーターが数本と、インペリアルルームのサービスとしてオリジナルワインとナッツ類のおつまみが 境港の水木しげるロードのお店で、この日の夜のお供にと地元のお酒をいくつか購入したので、『やぁ~、これは飲みきれませんなぁ~』とうれしい悲鳴だったのですが・・・
残念ながら、このワインを飲むことは叶わなかったのでした。。。詳細は、後半にて。
右側の赤いマシンは、何が出来るのか分からずじまい。ミネラルウォーターの横にある空のペットボトルのような容器や赤いマシンに『〇〇ソーダ』の文字があったので、たぶん炭酸水を作る機械なのかなぁ~とは思ったけど、試してみませんでした。ちなみにお宿の説明を見てみると、『ソーダストリームあり』と書いてありました。。。やってみたら良かった
ドリップコーヒーや紅茶などのサービスもあったし、CDデッキと小野リサのCDが用意されていたりと、のんびりゆったりと過ごすためのアイテムが色々と充実してました。
アイテムだけではありませんヨ~ こちらのベッドルームもすごい
天蓋付のキングベッドの高さと広さにびっくり。マットレスの厚さが50㎝くらいありました
家具は全てアンティーク。牛皮のリクライニングチェアが、とても年季が入っていて、むちゃくちゃゴージャスな感じ。フロアに敷かれている毛皮もすごいです。
ドレッサーやチェストも、年代物のアンティーク家具です。
チェストの中には、バスローブとパジャマが。アメニティもいろいろ揃ってます。
そしてこのお部屋の最大の売りは・・・部屋と同じくらいに広いウッドデッキと露天風呂
残念ながら、お天気が悪かったのでこの露天風呂から見える景色は真っ白。
それでも、夕方までは雨が降っていなかったので、靄で霞む景色を見たり鳥の声を聴きながら、のんびりお風呂に浸かりましたヨ。
お風呂上りには・・・待ってました、 水木しげるロードのお店で買った地ビール『鬼太郎ビール』。
さていよいよ夕食です。本当ならレストランでの食事となるところ、この日は夕方からレストランが結婚式会場となっていて貸切のため、各自お部屋のダイニングルームでの夕食となりました。
イタリアンのコース料理です。部屋食で、洋食のコース料理を食べるなんて初めて。ちゃんとテーブルセッティングされていて、本格的です。
メニューが書かれた紙の上に、ガラスの板が置かれています。写真ではちょっとわかりにくいけど。お洒落だなぁ~と思っていたら。。。後ほど、もう一度このメニュー表の写真が出てきますヨ。
このシャンパンと生ハムはお宿からのサービス。レストランが貸切で部屋食となったことへのお詫びのサービスだそうです。部屋でイタリアン食べられるなんてラッキーなことなのになぁ~
ただ、レストランの会場のかなり盛り上がった歓声が聞こえてきて少しうるさかったので、そういう意味でのお詫びかも。
何とも可愛らしいシャンパングラスですね~
隠岐の島産ヒオウギ貝の和風マリネ。貝はホタテ貝のような感じ。カラフル
山口県産鱧の梅肉醤油仕立て 冷製トマト麺と。鱧は前日の夕食でも出てきましたが、こちらは梅肉醤油で漬け込まれた鱧で、さっぱりとしながらも弾力のある食感で、すごく美味しかったです。
マクリーナというイタリアのワインを。
冷製メロンのスープ。
なんと、メロンが器になっている~ 先月のマンダリンオリエンタル東京ホテルに続いて、2ヶ月続きのメロンくり抜き~
スープもメロン。器になっている周りの部分は凍らせてあって、少しずつ削りながらスープと一緒に戴きました。めっちゃ美味かったです。スプーンも凍らせてあって、キンキン 冷たいものはとことん冷たく。。。という拘りが感じられます。
伊勢海老のトマトクリームスパゲティ。パスタにも伊勢海老の味噌が練り込んであるようです。伊勢海老のプリプリとした身もゴロゴロ入ってました
さて、先ほど予告したように・・・もう一度メニュー表が出てきましたヨ。なんと、パンのお皿になりました~ びっくり。そして楽しい
パンはブリオッシュ、バターとバルサミコ酢、オリーブオイルで。
そろそろメインディッシュです。
境港産鮮魚の鉄板焼き スプマンテ ザバイオーネソース 爽やかなエストラゴンの香り。
スプマンテとはスパークリングワイン、ザバイオーネとは卵クリームのことだそうで、卵クリームにスパークリングワインを入れたソースにエストラゴンという植物で味付けされているソースということのようです。
そしてもう一つのメインディッシュ。
鳥取県産の和牛ミスジのロティ ビーツのデクリネゾン。
ミスジは一匹の牛からわずかしか獲れない貴重な部位のこと。ロティはローストした肉という意味です。
ミスジ、あっさりとしているけどサシも入っていて淡泊でもなく、ほんとに美味しかったです。
デクリネゾンとは、一つの食材を色々な調理法で変化させること・・・と言う意味。お肉以外の赤いものは、いろいろな調理法で料理されたビーツです。
そしてデザートは、白桃のモヒート ミントとライムのアクセントで。
モヒートとはラムベースのカクテルの一種。カクテルが凍らせてあってシャーベットみたいな感じ。
どのお料理も今までに食べたことがないようなものが多くて、そして色々な工夫や拘りが満載のお料理でした。お料理が運ばれてくるたびに『わぁ~』『すご~い』『美味しい~』と言わずにはいられないほど、楽しい夕食でした。
さすが、オーベルジュというだけありますね。
食事中に、こちらのお宿を経営されているオーナーと奥様が挨拶に来られました。
こちらのオーナーはフレールというブライダル関係の会社を経営されていて、こちらのオーベルジュ天空のお隣にも桝水高原教会という教会が併設されています。
オーナーはダンディでとてもカッコいい方ですヨ。奥様もお綺麗な方で、お二人ともとてもにこやかにご挨拶していただきました。
夕食後、インペリアルルームのサービスのオリジナルワインを飲もうとして・・・ワインオープナーで一生懸命コルク栓を開けようとしましたが、上手く開けられませんでした かなり長い間コルク栓と格闘したんですが・・・最後にはコルクがボロボロになって割れてしまって。
普段あまりワインを飲まないので、ワインオープナーで開けるのに慣れていない私が悪いんですが・・・(ー_ー)!!
無理せず、スタッフさんに開けてもらえば良かったと、悔やんでも悔やみきれず。
酒を目の前にしてお預け状態になったので、ストレス溜まっちゃいました。
でも、そんなストレスも、『もう一回、お風呂入るぞ~』ということで、テラスにある露天風呂に入るとすっかり癒されて、忘れてしまいました。
夕食を食べている頃はが降ってたんですが、日ごろの行いが良いのでしょう、しばらくすると雨が止みました。
こちらの露天風呂は温泉ではないけど、カラフルな色のライトアップやジャグジーとなっているので、ほんとにハイテンション
のんびり湯船に浸かっているうちに・・・お月様が雲間から顔を出した
雲が消えていくと、そこにはたくさんの星も
お月様が明るすぎて、満天の星空というほどではなかったけど、それでも北斗七星の七つ星がしっかりと見えて、大感動でした
夕方には一面真っ白だった下界も、靄が晴れて夜景がきれいに見えました。
ほんとうに非日常を体験できた夜になりました(*^_^*)
ただ一つ、ワインを飲みそびれたことを除いては。。。
3日目へ続く。
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