免疫力アップ大作戦!㉙北海道6日目 [旅行]
北海道旅行6日目です。この日のお天気も
朝食は、和食と洋食から選べて、私は洋食をチョイス。
朝食も地産地消に拘ったメニューで、どれも美味しかったです。
それでは、ホテル清さとさんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ5
総合評価は…5 オール5点満点出ました~
部屋はツインの洋室で露天風呂付。40㎡と広くて、窓も大きく、眺望は緑の林。ソファとテーブルのセットも、使い勝手が良く、お夜食用のパンやブルーベリー、コーヒーなどのサービス、アメニティやバスローブ・部屋着なども充実していました。Wifiが使えない~と思ったら、有線LANが使えたのもGood。ブログの記事もリアルタイムで書けました。
部屋数が13室しかなく、平日ということもあってか半分以下の稼働率のようでしたが、お宿には申し訳ないけど、空いている方が何かと居心地良いものです。とても静かで良かった。
お風呂、まずは大浴場。内湯と露天風呂がとても広くて、ほとんど貸し切り状態だったので、思い切り満喫出来ました。部屋の露天風呂も、広い!湯船は石造りで寝湯が出来るように2段の高さになっています。源泉掛け流しで、温度調節も自動。そしてなんと言っても、びっくりするほど満天の星空を眺めながら入れるのが最高でした~
夕食は、地産地消に拘ったフレンチのコースメニューで、どれもとても美味しかったです。地元のならでは食材や野菜が新鮮で、驚きの連続でした。
朝食は、適量ながらも中身の濃いメニューで、とても美味しかったです。野菜たっぷりのミネストローネ風豆乳スープや蕗のジャム、地元の小麦粉を使った冷や麦など、夕食同様に地産地消に拘ったメニューで、『へぇ~』というものがたくさんありました。
接客サービス、支配人ご夫婦の他は、シェフと若い男性スタッフさん一人という少人数でされているとのことで、人手がない割には夕食等も待たされることはなく、バタバタとした感じもなかったです。みなさんとても丁寧な対応で、なかでも男性スタッフさんは、夕食朝食時にはそれぞれのお客さんにいろいろと話しかけて、お勧めスポットの紹介などもされてました。それから、夜食のサービスだけでなく、ロビーには知床観光のパンフレットや道路地図のコピーなどもたくさん用意されていて、とても役に立ちました。そういう一つ一つの接客やサービスに、お客様を喜ばせようという気持ちが感じられるおもてなしでした。
癒され度は、静かで落ち着ける部屋で、満天の星空を眺めながらの露天風呂は、ほんとに癒されました。そして美味しい料理に丁寧な接客…とノーストレスで快適な時間を過ごすことが出来ました。
コスパは、露天風呂付きの部屋で食事の内容からすると、かなり良心的と思います。そしてすごいのが、部屋の値段ではなくて、一人当たりの料金制をとっていることがスゴイです。一人でも二人でも同じ料金なんて、おひとりさま大歓迎~
じゃらんの口コミでは、5点満点!さすがにじゃらんの『2015年泊まってて良かった宿北海道エリア第3位』に選ばれているだけあるホテルです。絶対に再訪したいお宿でした。
お宿を出発して、車で30分ほど、知床方面へ向かう途中にある『天まで続く道』へ。…に行くつもりだったところ、カーナビは認知せず、事前にちゃんと調べてもいなかったために、目的地にたどり着けなかった~
後で調べると、国道334号線を斜里から10㎞ほど知床方面に走ったところに、それまでまっすぐだった国道が斜め45度に曲がるところがあります。そこを曲がらずにまっすぐ突き当りまで行ったところに展望台があるそうです。そこから今来た道を見ると…27㎞も続く直線道路が、天まで続いているように見えるそうです。
実はこの行き方だと、その景色に背を向けて走ることになるので、このルートではなく、334号線を斜め45度の所でそのまま曲がって、さらにもう一度カーブを通り過ぎた先の峰浜というところで右折。そのまま南下して二つ目の交差点を右折すると…目の前に天まで続く道が現れるというルートの方が感動も倍増。
国道334号線から峰浜のカーブで右折したとこまでは合ってたんですが、間違えて一本手前の道で曲がってしまいました…そのことには後で気が付いたのでした。『ここかなぁ~?』と…
一本手前の道もこんなかんじで、これはこれで良かったんですけどね(^^;
天まで続く道、8月中旬にオンエアされた土ワイ『温泉大作戦!』の最後のシーンにも出てましたね~ 次回、リベンジだ~
知床観光の拠点、ウトロの町に到着。この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんです。チェックイン時間は15時以降ですが、車だけホテルの駐車場に停めさせてもらいました。
ホッケの干物がクルクル回ってました。佐賀県の呼子でするめの回転干しは見たことあったけど、ホッケバージョンがあったのね~
知床五湖に向かうためにシャトルバス乗り場へ。
すると 17年前に泊まった民宿『知床ペレケ』さんが目の前に。懐かしい~ こちらのお宿では新鮮なツブ貝などのお刺身がたくさん出て、感激したのを覚えています。
夏の混雑する時期はマイカー規制があって、ウトロからシャトルバスが出ています。実はこの翌日からはマイカー規制解除となるのですが、シャトルバスの方が途中の景色をゆっくり堪能出来て写真も撮れるので良かったです。
岩尾別川の渓流。
知床五湖のパークサービスセンターに着きました。
知床五湖へは、地上遊歩道と高架木道の2種類の行き方があります。高架木道は2~4mの高さの木道で、ヒグマの危害を受けないような造りになっていて安全ですが、一湖までしか行けません。一湖へは片道800m、往復で40分ほど。なだらかなので足の悪い人でも大丈夫です。
地上遊歩道は有料(250円)で、二湖、三湖、四湖、五湖と、高架木道のある一湖も含めてすべての湖を見ることが出来ます。ただし、こちらはヒグマに出会う危険性も。5/10~7/31までのヒグマの活動期には、専門の引率者同伴でなければ行くことが出来ません。それ以外の時期にはガイド無しでも行けますが、いずれも事前に10分程度のヒグマに関するレクチャーを受けなければなりません。
ただし、この日は台風の影響で三、四、五湖を回るルートは閉鎖されていて、二湖を巡るルートのみでした。
レクチャーを受けなければいけないなんて怖いなぁ~とは思いましたが、せっかく来たのだからということで、地上遊歩道から高架木道を行くルートへ。約1.6㎞、40分ほど。
利用調整地区内への立ち入り申請書というものに住所や名前を書いて、ヒグマに遭ったらどうするかというレクチャーを受けた後、いざ出発。
地上遊歩道にも木道が作られています。これは植物を直接踏みつけないようにするという意味があるようです。
ヒグマの活動期ではないとはいえ、完全にいない時期でもないので、ちょっとおっかなびっくり。さすがに単独で行くのは怖いので、韓国人観光客のグループにくっついて歩きました。
二湖。知床連山をバックにした湖は、ほんとうに美しい
まだ雪が残っているところも。
一湖。地上遊歩道だと間際まで行くことが出来ます。
高架木道が見えてきました。こちらはワンウェイで扉があって、高架木道から地上遊歩道には降りられないようになっています。
高架木道の柵には電流が流れています。
高架木道のあるエリアは草原のような感じになっているので、とても見晴らしが良いです。
湖畔展望台。一湖のバックには知床連山が広がります。
本当に美しい風景で、ため息が出ました~
以下、360度パノラマの景色。
五湖以外にも小さな池がたくさんあります。水草がよく見えます。
ウトロから知床五湖に来る途中にも、この黄色いお花がたくさん咲いてました。何ていう種類なのかはわかりませんが…
地上遊歩道から高架木道を通るルート、1.6㎞の所要時間は40分となっていますが、実際には途中で写真を撮ったり、ビューポイントでじっくり景色を観たりすると、40分では足りません。シャトルバスの時間があるので、最後の方はかなり急ぎ足での散策になりました。
日差しは暑く、急ぎ足だったので、けっこう体力消耗しました。なので、バスの時間が迫っているにもかかわらず、ソフトクリームを。こけもものソフトです。
バスがやってきたので、一気食いしました(;'∀')
再びウトロに戻ってきました。次は、知床観光クルーズ船に乗ります。
やっぱり知床岬を見てみたい~ ヒグマも見てみたい~ということで。
知床半島クルーズは大型船と小型のクルーズ船の2種類があり、小型クルーズ船はいくつかの会社が運営しています。私は、観光船ドルフィンという小型クルーズ船を予約。
知床岬までのルートだと、大型船の料金は6,500円と小型クルーズ船よりは若干安くて、船の揺れも少なく水しぶきを浴びる心配も少ないです。
小型のクルーズ船の料金は8,000円とそれなりの値段ですが、小回りが利く分、岸や滝の近くまで行ってくれます。ただし、揺れるし、乗る場所によっては水しぶきがスゴイ。
小型クルーズ船の知床岬までのコースは、往復3時間。けっこうな長旅です。
出発時間の30分前までに事務所に集合。
すると、そこには…あらあら、こんなにかわいいワンちゃんがお出迎えしてくれました。お尻が可愛いでしょ?
この日はお天気は良いけど少し風があるとのことで、『2階のデッキ席でも、相当水しぶきが掛かりますので、必要な方はカッパの用意をしてください』とのこと。持参していなくても、レンタルもあります。せっかくなら、景色が良く見える2階デッキ席に乗りたかったので、カッパをレンタル。ついでに双眼鏡もレンタルしました。
船乗り場までは、事務所から5分ほど歩きます。オロンコ岩のすぐそばです。この日泊まる予定の北こぶしさんも目の前に。
予約の先着順で好きな席を選べるのですが、30人位のお客さんの中で、なんと私が1番 5ヶ月月前から予約してたからね~
一番見ごたえのあるのは船首だそうですが、椅子はなく足を踏ん張って乗らなければならないとのことだったのでNG。次に見ごたえのあるのは2階のデッキ席ということで、そちらを選びました。
カッパの上からライフジャケットを装着して、いざ出発、ももんさま…GO
まずは、出発してすぐのところにある『プレぺの滝』。この滝へは知床自然センターから往復で2㎞、地上からも行けます。前回は地上からこの滝を見ましたヨ。
滝が涙のようにも見えることから、別名『乙女の涙』とも言うそうです。
カヌー?を漕いでいる人たちも。
象の鼻のように見える岩。
洞窟のような大きな穴が開いているところもたくさん。
クンネポール。波や流氷で浸食されて洞窟のようになっていて、中にはコウモリがいるそうです。
こけし岩。中央上部の岩、上に乗っているだけだそうですヨ。
海から見る知床連山も美しいですね~
『カムイワッカの滝』。なんと、温泉 硫黄を含んだ温泉が流れているので、海水は緑色になってます。この滝の上流へは、知床五湖から先、シャトルバスで地上から行くことが出来ます。滝を登ることが出来ることで有名ですね。
緑美しい山々。知床半島がほとんど人の手が入っていない場所だということを感じさせてくれます。
人の手が入っていない…と書いたところですが、びっくりしたことに、車が走っている しかも小屋もある カムイワッカの滝からこのルシャ湾辺りまでは、道路があるようです。
この小屋は番屋と呼ばれる、サケ・マス定置網漁に従事する人が使っている小屋だそうです。
実はこのルシャ湾は、ヒグマがよく目撃される場所とのこと。ヒグマが頻繁に現れる場所に小屋があるってスゴイですねぇ~(;'∀')
『カシュニの滝』 虹が出てました
『観音岩』
山肌に大きな穴が開いていたり、観音様のように見える大きな岩があったり。圧巻です。
有名な滝ではないようですが…知床半島にはこういった滝がいくつもあります。
そろそろ知床岬に近づいてきました。
奇岩がたくさん。メガネ岩も。
岬の周辺には高い木はなく、平坦。岬というと断崖絶壁…というイメージだったので、ちょっと意外でした。
芝生の公園のようですね。
先端は少し高台になっていて、知床岬灯台があります。
離れて見る岬も、ほんとに素晴らしいです。
別のクルーザー船もやってきました。
往路は知床半島側ばかりを一生懸命見ていたので気が付きませんでしたが…
太陽の光を浴びてキラキラ光るオホーツク海、こんなにも美しい。
岬まで行くと今度は復路。往路は風向きが逆風だったので、波しぶきはそんなに掛からなかったんですが、復路になると順風。クルーザーにぶつかって舞い上がった波が、そのまま順風の風に乗って、2階デッキを直撃。ものすごい波しぶきを浴びることになりました。
カッパを着ていても、ズボンやスニーカーはびしょ濡れ。手に持っていたカメラや双眼鏡も派手に濡れました。
でも、こんなに素敵な光景を写真に撮らずにはいられません。
こんなにくっきりとした虹が近くで見られるとは、大感激。
復路は、かなり長い時間、虹を見ることが出来ました。
ルシャ湾に戻ってくると…いました ヒグマがいるではありませんか~
サケを獲っているようでした。
楽しかった知床半島クルーズ船の旅も、そろそろ終わりに近づいてきました。黄昏のオホーツクもきれいです。
カムイワッカの滝も見納め。
遠ざかっていく知床岬…
ウトロ港に戻ってくると、海鳥たちがみんなでお出迎え。
ゴジラ岩も、名残惜しい乗客たちにサヨナラを言っているよう。
カッパと双眼鏡を返却した後は、この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんへ。
こちらのお宿、さっきも書いたように8月中旬にオンエアされた土曜ワイド劇場『温泉大作戦!』の舞台になったお宿。たまたま偶然にこのドラマを見たんですが、『もしかして、もうすぐ泊まる予定のホテルじゃないの~?』 知床では有名な大きなホテルです。
大きなロビーには、クリオネちゃんや流氷が。
無料のウェルカムドリンクのコーナーもあって、温かい昆布茶を戴きました。クルーズ船の旅で体が冷え切っていたので、ものすごく美味しかったです。
お部屋は、西館オホーツククラブフロア・テラス露天風呂付洋室。リビングとベッドルームの二間で広いです。
暖炉などもあって、シックな感じのお部屋です。
ロッキングチェアや寝ころべる広いソファもあって、なかなか快適。
そしてテラスには…露天風呂
テラスには座り心地の良い椅子も。ここに座ってのんびりと海や星空を眺めて…
夕景のオロンコ岩とオホーツク。ずっと見ていたくなる景色。
アメニティも充実。大浴場に行く時のためのかごが可愛い
コーヒーミル&ドリップセットも。以前泊まったお宿でもこのサービスがあって、それをきっかけにコーヒーミルを買って、自分で豆を挽いて飲むようになりました。
オーディオセット、USBを使って聴くのは初めて。時代の流れですね~
チェックインが17時半頃と遅くなったので、大急ぎで宿の大浴場へ。
こちらのお宿も大きなホテルなのでお風呂も広い。大きなガラス張りの大浴場で、プユニ岬も見えます。屋上露天風呂からの眺めも良かったです。が、風が出てきて寒かったので、露天風呂は早々に退散。もう一度内湯に入ってから上がりました。
夕食に行く前に、もう一度テラスからの眺め。
夕食は、ブッフェダイニング波音でのバイキング。こちらのレストラン、ものすごく広くて300席以上はありそうなほど。
メニューの数も多いし、地元ならではのお料理もたくさんありました。
バイキングには禁物ですが…もう、我慢できません
豚のしゃぶしゃぶと五目揚げ麺。
自分でネタを自由に乗せる勝手丼とカニ汁。
デザートも充実。アイスと手作りプリン、ロールケーキ。
種類もたくさんあって、どのお料理も美味しかった~ 大満足
夕食後は売店で買った知床流氷サイダーを。
ロビーで実演販売していた流氷おぼろ昆布を購入。家に帰ってから作ってみましたが、いいお出汁が出て、ほんとに美味しいですヨ。
夕食後は部屋の露天風呂へ。
その後は…広いソファで寝そべっていたら、いつの間にか寝てしまっていました~ この旅2度目。
いやあ~ 何にもせずに寝るのって、ほんと贅沢ですよね(^^♪
7日目へ続く。
朝食は、和食と洋食から選べて、私は洋食をチョイス。
朝食も地産地消に拘ったメニューで、どれも美味しかったです。
それでは、ホテル清さとさんの採点です。
部屋5、お風呂5、夕食5、朝食5、接客サービス5、癒され度5、コスパ5
総合評価は…5 オール5点満点出ました~
部屋はツインの洋室で露天風呂付。40㎡と広くて、窓も大きく、眺望は緑の林。ソファとテーブルのセットも、使い勝手が良く、お夜食用のパンやブルーベリー、コーヒーなどのサービス、アメニティやバスローブ・部屋着なども充実していました。Wifiが使えない~と思ったら、有線LANが使えたのもGood。ブログの記事もリアルタイムで書けました。
部屋数が13室しかなく、平日ということもあってか半分以下の稼働率のようでしたが、お宿には申し訳ないけど、空いている方が何かと居心地良いものです。とても静かで良かった。
お風呂、まずは大浴場。内湯と露天風呂がとても広くて、ほとんど貸し切り状態だったので、思い切り満喫出来ました。部屋の露天風呂も、広い!湯船は石造りで寝湯が出来るように2段の高さになっています。源泉掛け流しで、温度調節も自動。そしてなんと言っても、びっくりするほど満天の星空を眺めながら入れるのが最高でした~
夕食は、地産地消に拘ったフレンチのコースメニューで、どれもとても美味しかったです。地元のならでは食材や野菜が新鮮で、驚きの連続でした。
朝食は、適量ながらも中身の濃いメニューで、とても美味しかったです。野菜たっぷりのミネストローネ風豆乳スープや蕗のジャム、地元の小麦粉を使った冷や麦など、夕食同様に地産地消に拘ったメニューで、『へぇ~』というものがたくさんありました。
接客サービス、支配人ご夫婦の他は、シェフと若い男性スタッフさん一人という少人数でされているとのことで、人手がない割には夕食等も待たされることはなく、バタバタとした感じもなかったです。みなさんとても丁寧な対応で、なかでも男性スタッフさんは、夕食朝食時にはそれぞれのお客さんにいろいろと話しかけて、お勧めスポットの紹介などもされてました。それから、夜食のサービスだけでなく、ロビーには知床観光のパンフレットや道路地図のコピーなどもたくさん用意されていて、とても役に立ちました。そういう一つ一つの接客やサービスに、お客様を喜ばせようという気持ちが感じられるおもてなしでした。
癒され度は、静かで落ち着ける部屋で、満天の星空を眺めながらの露天風呂は、ほんとに癒されました。そして美味しい料理に丁寧な接客…とノーストレスで快適な時間を過ごすことが出来ました。
コスパは、露天風呂付きの部屋で食事の内容からすると、かなり良心的と思います。そしてすごいのが、部屋の値段ではなくて、一人当たりの料金制をとっていることがスゴイです。一人でも二人でも同じ料金なんて、おひとりさま大歓迎~
じゃらんの口コミでは、5点満点!さすがにじゃらんの『2015年泊まってて良かった宿北海道エリア第3位』に選ばれているだけあるホテルです。絶対に再訪したいお宿でした。
お宿を出発して、車で30分ほど、知床方面へ向かう途中にある『天まで続く道』へ。…に行くつもりだったところ、カーナビは認知せず、事前にちゃんと調べてもいなかったために、目的地にたどり着けなかった~
後で調べると、国道334号線を斜里から10㎞ほど知床方面に走ったところに、それまでまっすぐだった国道が斜め45度に曲がるところがあります。そこを曲がらずにまっすぐ突き当りまで行ったところに展望台があるそうです。そこから今来た道を見ると…27㎞も続く直線道路が、天まで続いているように見えるそうです。
実はこの行き方だと、その景色に背を向けて走ることになるので、このルートではなく、334号線を斜め45度の所でそのまま曲がって、さらにもう一度カーブを通り過ぎた先の峰浜というところで右折。そのまま南下して二つ目の交差点を右折すると…目の前に天まで続く道が現れるというルートの方が感動も倍増。
国道334号線から峰浜のカーブで右折したとこまでは合ってたんですが、間違えて一本手前の道で曲がってしまいました…そのことには後で気が付いたのでした。『ここかなぁ~?』と…
一本手前の道もこんなかんじで、これはこれで良かったんですけどね(^^;
天まで続く道、8月中旬にオンエアされた土ワイ『温泉大作戦!』の最後のシーンにも出てましたね~ 次回、リベンジだ~
知床観光の拠点、ウトロの町に到着。この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんです。チェックイン時間は15時以降ですが、車だけホテルの駐車場に停めさせてもらいました。
ホッケの干物がクルクル回ってました。佐賀県の呼子でするめの回転干しは見たことあったけど、ホッケバージョンがあったのね~
知床五湖に向かうためにシャトルバス乗り場へ。
すると 17年前に泊まった民宿『知床ペレケ』さんが目の前に。懐かしい~ こちらのお宿では新鮮なツブ貝などのお刺身がたくさん出て、感激したのを覚えています。
夏の混雑する時期はマイカー規制があって、ウトロからシャトルバスが出ています。実はこの翌日からはマイカー規制解除となるのですが、シャトルバスの方が途中の景色をゆっくり堪能出来て写真も撮れるので良かったです。
岩尾別川の渓流。
知床五湖のパークサービスセンターに着きました。
知床五湖へは、地上遊歩道と高架木道の2種類の行き方があります。高架木道は2~4mの高さの木道で、ヒグマの危害を受けないような造りになっていて安全ですが、一湖までしか行けません。一湖へは片道800m、往復で40分ほど。なだらかなので足の悪い人でも大丈夫です。
地上遊歩道は有料(250円)で、二湖、三湖、四湖、五湖と、高架木道のある一湖も含めてすべての湖を見ることが出来ます。ただし、こちらはヒグマに出会う危険性も。5/10~7/31までのヒグマの活動期には、専門の引率者同伴でなければ行くことが出来ません。それ以外の時期にはガイド無しでも行けますが、いずれも事前に10分程度のヒグマに関するレクチャーを受けなければなりません。
ただし、この日は台風の影響で三、四、五湖を回るルートは閉鎖されていて、二湖を巡るルートのみでした。
レクチャーを受けなければいけないなんて怖いなぁ~とは思いましたが、せっかく来たのだからということで、地上遊歩道から高架木道を行くルートへ。約1.6㎞、40分ほど。
利用調整地区内への立ち入り申請書というものに住所や名前を書いて、ヒグマに遭ったらどうするかというレクチャーを受けた後、いざ出発。
地上遊歩道にも木道が作られています。これは植物を直接踏みつけないようにするという意味があるようです。
ヒグマの活動期ではないとはいえ、完全にいない時期でもないので、ちょっとおっかなびっくり。さすがに単独で行くのは怖いので、韓国人観光客のグループにくっついて歩きました。
二湖。知床連山をバックにした湖は、ほんとうに美しい
まだ雪が残っているところも。
一湖。地上遊歩道だと間際まで行くことが出来ます。
高架木道が見えてきました。こちらはワンウェイで扉があって、高架木道から地上遊歩道には降りられないようになっています。
高架木道の柵には電流が流れています。
高架木道のあるエリアは草原のような感じになっているので、とても見晴らしが良いです。
湖畔展望台。一湖のバックには知床連山が広がります。
本当に美しい風景で、ため息が出ました~
以下、360度パノラマの景色。
五湖以外にも小さな池がたくさんあります。水草がよく見えます。
ウトロから知床五湖に来る途中にも、この黄色いお花がたくさん咲いてました。何ていう種類なのかはわかりませんが…
地上遊歩道から高架木道を通るルート、1.6㎞の所要時間は40分となっていますが、実際には途中で写真を撮ったり、ビューポイントでじっくり景色を観たりすると、40分では足りません。シャトルバスの時間があるので、最後の方はかなり急ぎ足での散策になりました。
日差しは暑く、急ぎ足だったので、けっこう体力消耗しました。なので、バスの時間が迫っているにもかかわらず、ソフトクリームを。こけもものソフトです。
バスがやってきたので、一気食いしました(;'∀')
再びウトロに戻ってきました。次は、知床観光クルーズ船に乗ります。
やっぱり知床岬を見てみたい~ ヒグマも見てみたい~ということで。
知床半島クルーズは大型船と小型のクルーズ船の2種類があり、小型クルーズ船はいくつかの会社が運営しています。私は、観光船ドルフィンという小型クルーズ船を予約。
知床岬までのルートだと、大型船の料金は6,500円と小型クルーズ船よりは若干安くて、船の揺れも少なく水しぶきを浴びる心配も少ないです。
小型のクルーズ船の料金は8,000円とそれなりの値段ですが、小回りが利く分、岸や滝の近くまで行ってくれます。ただし、揺れるし、乗る場所によっては水しぶきがスゴイ。
小型クルーズ船の知床岬までのコースは、往復3時間。けっこうな長旅です。
出発時間の30分前までに事務所に集合。
すると、そこには…あらあら、こんなにかわいいワンちゃんがお出迎えしてくれました。お尻が可愛いでしょ?
この日はお天気は良いけど少し風があるとのことで、『2階のデッキ席でも、相当水しぶきが掛かりますので、必要な方はカッパの用意をしてください』とのこと。持参していなくても、レンタルもあります。せっかくなら、景色が良く見える2階デッキ席に乗りたかったので、カッパをレンタル。ついでに双眼鏡もレンタルしました。
船乗り場までは、事務所から5分ほど歩きます。オロンコ岩のすぐそばです。この日泊まる予定の北こぶしさんも目の前に。
予約の先着順で好きな席を選べるのですが、30人位のお客さんの中で、なんと私が1番 5ヶ月月前から予約してたからね~
一番見ごたえのあるのは船首だそうですが、椅子はなく足を踏ん張って乗らなければならないとのことだったのでNG。次に見ごたえのあるのは2階のデッキ席ということで、そちらを選びました。
カッパの上からライフジャケットを装着して、いざ出発、ももんさま…GO
まずは、出発してすぐのところにある『プレぺの滝』。この滝へは知床自然センターから往復で2㎞、地上からも行けます。前回は地上からこの滝を見ましたヨ。
滝が涙のようにも見えることから、別名『乙女の涙』とも言うそうです。
カヌー?を漕いでいる人たちも。
象の鼻のように見える岩。
洞窟のような大きな穴が開いているところもたくさん。
クンネポール。波や流氷で浸食されて洞窟のようになっていて、中にはコウモリがいるそうです。
こけし岩。中央上部の岩、上に乗っているだけだそうですヨ。
海から見る知床連山も美しいですね~
『カムイワッカの滝』。なんと、温泉 硫黄を含んだ温泉が流れているので、海水は緑色になってます。この滝の上流へは、知床五湖から先、シャトルバスで地上から行くことが出来ます。滝を登ることが出来ることで有名ですね。
緑美しい山々。知床半島がほとんど人の手が入っていない場所だということを感じさせてくれます。
人の手が入っていない…と書いたところですが、びっくりしたことに、車が走っている しかも小屋もある カムイワッカの滝からこのルシャ湾辺りまでは、道路があるようです。
この小屋は番屋と呼ばれる、サケ・マス定置網漁に従事する人が使っている小屋だそうです。
実はこのルシャ湾は、ヒグマがよく目撃される場所とのこと。ヒグマが頻繁に現れる場所に小屋があるってスゴイですねぇ~(;'∀')
『カシュニの滝』 虹が出てました
『観音岩』
山肌に大きな穴が開いていたり、観音様のように見える大きな岩があったり。圧巻です。
有名な滝ではないようですが…知床半島にはこういった滝がいくつもあります。
そろそろ知床岬に近づいてきました。
奇岩がたくさん。メガネ岩も。
岬の周辺には高い木はなく、平坦。岬というと断崖絶壁…というイメージだったので、ちょっと意外でした。
芝生の公園のようですね。
先端は少し高台になっていて、知床岬灯台があります。
離れて見る岬も、ほんとに素晴らしいです。
別のクルーザー船もやってきました。
往路は知床半島側ばかりを一生懸命見ていたので気が付きませんでしたが…
太陽の光を浴びてキラキラ光るオホーツク海、こんなにも美しい。
岬まで行くと今度は復路。往路は風向きが逆風だったので、波しぶきはそんなに掛からなかったんですが、復路になると順風。クルーザーにぶつかって舞い上がった波が、そのまま順風の風に乗って、2階デッキを直撃。ものすごい波しぶきを浴びることになりました。
カッパを着ていても、ズボンやスニーカーはびしょ濡れ。手に持っていたカメラや双眼鏡も派手に濡れました。
でも、こんなに素敵な光景を写真に撮らずにはいられません。
こんなにくっきりとした虹が近くで見られるとは、大感激。
復路は、かなり長い時間、虹を見ることが出来ました。
ルシャ湾に戻ってくると…いました ヒグマがいるではありませんか~
サケを獲っているようでした。
楽しかった知床半島クルーズ船の旅も、そろそろ終わりに近づいてきました。黄昏のオホーツクもきれいです。
カムイワッカの滝も見納め。
遠ざかっていく知床岬…
ウトロ港に戻ってくると、海鳥たちがみんなでお出迎え。
ゴジラ岩も、名残惜しい乗客たちにサヨナラを言っているよう。
カッパと双眼鏡を返却した後は、この日泊まるお宿『知床グランドホテル北こぶし』さんへ。
こちらのお宿、さっきも書いたように8月中旬にオンエアされた土曜ワイド劇場『温泉大作戦!』の舞台になったお宿。たまたま偶然にこのドラマを見たんですが、『もしかして、もうすぐ泊まる予定のホテルじゃないの~?』 知床では有名な大きなホテルです。
大きなロビーには、クリオネちゃんや流氷が。
無料のウェルカムドリンクのコーナーもあって、温かい昆布茶を戴きました。クルーズ船の旅で体が冷え切っていたので、ものすごく美味しかったです。
お部屋は、西館オホーツククラブフロア・テラス露天風呂付洋室。リビングとベッドルームの二間で広いです。
暖炉などもあって、シックな感じのお部屋です。
ロッキングチェアや寝ころべる広いソファもあって、なかなか快適。
そしてテラスには…露天風呂
テラスには座り心地の良い椅子も。ここに座ってのんびりと海や星空を眺めて…
夕景のオロンコ岩とオホーツク。ずっと見ていたくなる景色。
アメニティも充実。大浴場に行く時のためのかごが可愛い
コーヒーミル&ドリップセットも。以前泊まったお宿でもこのサービスがあって、それをきっかけにコーヒーミルを買って、自分で豆を挽いて飲むようになりました。
オーディオセット、USBを使って聴くのは初めて。時代の流れですね~
チェックインが17時半頃と遅くなったので、大急ぎで宿の大浴場へ。
こちらのお宿も大きなホテルなのでお風呂も広い。大きなガラス張りの大浴場で、プユニ岬も見えます。屋上露天風呂からの眺めも良かったです。が、風が出てきて寒かったので、露天風呂は早々に退散。もう一度内湯に入ってから上がりました。
夕食に行く前に、もう一度テラスからの眺め。
夕食は、ブッフェダイニング波音でのバイキング。こちらのレストラン、ものすごく広くて300席以上はありそうなほど。
メニューの数も多いし、地元ならではのお料理もたくさんありました。
バイキングには禁物ですが…もう、我慢できません
豚のしゃぶしゃぶと五目揚げ麺。
自分でネタを自由に乗せる勝手丼とカニ汁。
デザートも充実。アイスと手作りプリン、ロールケーキ。
種類もたくさんあって、どのお料理も美味しかった~ 大満足
夕食後は売店で買った知床流氷サイダーを。
ロビーで実演販売していた流氷おぼろ昆布を購入。家に帰ってから作ってみましたが、いいお出汁が出て、ほんとに美味しいですヨ。
夕食後は部屋の露天風呂へ。
その後は…広いソファで寝そべっていたら、いつの間にか寝てしまっていました~ この旅2度目。
いやあ~ 何にもせずに寝るのって、ほんと贅沢ですよね(^^♪
7日目へ続く。
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