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免疫力アップ大作戦!㉙北海道4日目 [旅行]

北海道旅行4日目。なんとこの日の朝、北海道に台風が上陸!しかもこの日泊まっているお宿のすぐ近くを台風は通り抜け、この日向かう予定の網走方面からオホーツクに抜けるという。
9時過ぎに宿を出発する予定だったけど、台風の通過がちょうど9時ぐらいだったので、チェックアウトは10時にしました。激しい風雨の中の運転は危ないし・・・
朝の6時過ぎから、TVの台風情報をかぶりつきで見てました。

・・・その後のこの日のスケジュールについて書く前に、まずは朝ごはんのお話。
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前日と同じレストランで、和洋バイキング。
メニューの数は、客室数やホテルの規模からすると多いほうかな。北海道ならではのお料理もあったし、私の好きなたらこも[るんるん] でも炊き込みご飯があったので、たらこの出番がなかった~
デザートも朝から充実。手作りプリン、美味しかった[ぴかぴか(新しい)]

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レストランの窓から見えるお庭の木々たち。左右、同じ写真じゃありませんヨ。左端の木の枝の位置に注目。すごい角度で揺れているの、分かりますか?
ちょうどこの頃、このホテルのある川湯温泉付近を台風が通過しつつあるのでした。

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部屋から見た外の様子。
10時前にチェックアウトした時も、まだ大雨。ホテルのスタッフさんが、『荷物はここに置いといて、車を玄関前に横付けしてください』と言ってくれて、車に荷物も積んでくれたので助かりました。

そして、川湯温泉ホテル欣喜湯さんの採点です。
部屋3、お風呂5、夕食5、朝食4、接客サービス4、癒され度4、コスパ4
総合評価は…4.1[満月][満月][満月][満月][三日月]
じゃらんの口コミでは3.9.

とにかく、お風呂が強酸性泉で刺激的だったけど、THE・温泉[いい気分(温泉)]って感じで良かったです。
夕食のジャガイモ尽くし料理も、今までに食べたことがないコース料理で、驚きがあり、ワクワク感満載でした。ジャガイモって地味な食材だけど、いい味出してますよね~ いろいろな調理法で出されたお料理、全部美味しかったです。
なので、お風呂と夕食は5点満点。

4点は朝食、接客サービス、癒され度、コスパ。実はどれも5点に近い4点です…が、じゃあ5点にしたら?と言われると、減点要因はないものの、やっぱり4点かなぁ~という感じ。
朝食も充実していたし、美味しかった。
接客サービスも、レストランでの気配りや食事が運ばれてくるタイミングなどもちょうど良かったです。お酒を頼んでもすぐに持ってきてくれたり。部屋を和洋室にグレードアップしてくれたのも良かったです。
癒され度は、畳の上でゴロンと寝転べたのが気持ち良かったです。
コスパ、前日のお宿と比べると半額以下なので、相応にリーズナブル。

唯一の3点はお部屋。
和洋室にグレードアップしてもらえたのは良かったですが、まあ、普通かな~ 眺望がなかったことと、他の部屋から見える位置だったのがちょっと残念。

高級宿のカテゴリーではないけど、夕食もお風呂もすごく良かったし、接客サービスも心地良いお宿だったので、また泊まりたいなぁ~と思います。

まだ雨の中、宿を出発して、まずは近くのガソリンスタンドへ。北海道は大きな町同士の間隔が遠く、ガソリンスタンドもそれなりに大きな町にしかありません。なので、早めの給油を心掛けました。これ、大事です[ひらめき]

美幌峠から国道243、238、242号線を経て、太陽の丘えんがる公園のある遠軽町に行く予定でしたが…
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なんと[exclamation] 美幌峠に向かう243号線が通行止めになっていた~[あせあせ(飛び散る汗)] 和琴温泉や屈斜路湖プリンスホテルを過ぎたところにパーキングがあるんですが、その先が通行止めになっていて、道路管理者の方が待機してました。
実は、この頃には青空が出てすっかり雨も風も止んでいたので、悪天候でもないし大丈夫かなぁ~と思っていたんですが、倒木のために通行止めになっているそうです。
北海道の道は国道が一本道のところが多いので、町を抜けた辺りに、このような通行止めの柵が用意されているところがたくさんあります。悪天候や雪などの時にすぐに通行止め出来る体制になっているようですね。

ただ、この美幌峠を通れないとなると…パーキングで地図とにらめっこしながら、迂回路を探しました。とりあえず、朝出発したばかりの川湯温泉へもう一度引き返して、屈斜路湖の北岸を走る道道102号線を行くことに。

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川湯温泉に引き返したので、もう一度砂湯を通りました。雨で湖の水量が増したのか、前日たくさんあった穴がきれいさっぱりと消失していました。

102号線をしばらく走ると…藻琴山展望駐車公園という展望台がありました。
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なんと、思いも掛けず、屈斜路湖を一望[ぴかぴか(新しい)] 
美幌峠からの屈斜路湖の眺めはとても素晴らしいので有名ですが、こちらの展望台からの眺めも素晴らしかったです。美幌峠は前回行っているので、新たな発見。

道道102号線から美幌を経由して、国道39、333号線でサロマ湖展望台へ。
あまり事前のリサーチをせずに決めたところなので…そのことを悔やまれるほど、ものずごくサバイバルな感じになりました。
サロマ湖展望台へは、国道238号線から林道へ入っていくんですが、この林道がものすご~いダート道。車幅は1車線の上に、ものすごい凸凹の悪路。神の子池へのダート道の数段上を行ってました(;'∀') この道が5㎞も続くのです。対向車がきたら待避所へ譲り合って走らなければなりません。
サロマ湖を一望できる名所というだけあって、さぞかし観光客も多いだろう…と思っていたら、このダート道の故、観光バスどころか一般車もほとんど走ってません。この5㎞の間に後続車なし、対向車も3台しか出会いませんでした。それだけ寂しい状況の中、凸凹を避けて走りながら、『ほんとにこの道で大丈夫なんだろうか~[あせあせ(飛び散る汗)]』と。
一人で走るには、かなり勇気がいる道でした。しかも、トイレに行きたくなってきた[あせあせ(飛び散る汗)]
『ヤバいぞ~ ヤバいぞ~』と思っていたら三叉路に出て、そこに車2,3台が停められるスペースが。なんとそこにトイレがあるではありませんか~[exclamation] 神の恵み[るんるん]

このトイレがある三叉路の一つを行った先に、大きな駐車場がありました。あれだけ寂しい林道の先に、こういう場所があることが少し不思議でした。
この広い駐車場、私が到着した時は2台の車が停まっていて、2組の先客がいました。『良かった~ 人がいて~(^^;』
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展望台へは駐車場横の階段を上って行くんですが、それがまた、この階段がかなりの段数。何とか頑張って上ると、展望台が見えてきました。

そして、展望台に上がると…
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『なんだぁ~[exclamation] この絶景は~[ひらめき][ひらめき]
見事にサロマ湖が一望出来たのでした。

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サロマ湖は日本で3番目に大きな湖で、オホーツク海との間に長い砂洲があることで有名です。時間があれば、この砂洲の先端まで行ってみたかったですが、こちらの展望台からの眺めだけでも充分。
このサロマ湖展望台は標高376mの幌岩山の頂上にあって、サロマ湖を見るには一番眺めが良いそうです。右手奥には、知床連山も見えました。

サロマ湖を後にして、国道238号線オホーツク国道を走り、能取湖畔を経て、網走湖へ。
この日のお宿『北天の丘あばしり湖鶴雅リゾート』さんに到着。
こちらのお宿には大きな暖炉を備えたメインラウンジがあって、飲み物などのサービスがあります。このメインラウンジだけでなく、いろいろな椅子のギャラリーやバーなどもあって、北方民族とオホーツクをテーマにした空間が演出されています。
このメインラウンジで、ウェルカムドリンクと手作りプリンを戴きながらのチェックイン。
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お部屋は、特別フロア古の座の露天風呂付和洋室。この特別フロア、お部屋までの廊下がかなりゴージャスでした。
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間接照明や北欧民芸品などが飾られていて、シックな感じのお部屋です。

ウッドデッキには露天風呂もあります。
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デッキには違うタイプの椅子が二つ、のんびりくつろげます。
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ウッドデッキから見た眺め。残念ながら、2階なので網走湖は見えませんが、それでも林や丘の緑色が清々しいです。

いつもは部屋に到着すると、まずは部屋の設備やアメニティなどを確認しながらの撮影タイム。そこでだんだんテンション上がっていくパターンが多いんですが、今回はちょっと逆パターンに。

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マッサージチェア、オーディオやCDも用意されていたんですが…マッサージチェアは体に合わず痛かったので、やってみてすぐに止めました。オーディオもなぜかCDが再生出来ず。

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コーヒーマシンや冷蔵庫に飲み物(有料だけど)があるのはOK。ただ、コーヒーマシンセットは棚の引き出しに、冷蔵庫も棚の扉の奥にあったので、いちいち引き出したり、二つの扉を開けなければならないのが、ちょっと手間。

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そして驚いたことに…リビングから洗面所、ウッドデッキに行く間に、10~12センチほどの段差が[exclamation] けっこう頻繁に行き来する動線の中に、こんなに高い段差があるのにはびっくりでした。バリアフリーどころか、健常者でもけっこう危ない[むかっ(怒り)] 実際、慣れるまでは足を踏み外しそうになりました。

洗面所はおしゃれな感じの造りで、洗面台も二つあり、アメニティも充実していました…が、
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なんと、洗面ボウルの脇に、使用済みのカミソリが~[むかっ(怒り)] 見えにくい位置にあったとはいえ、使用済みのアメニティが残っているのって気持ち悪いですよね。ここで一気にテンション下がりました…
それから、洗面所のドアが内開きだったので、ドアを開けたままでは洗面台を使えなかったのと、洗面台が2つある割には、洗面所のスペースが狭かった…同時に二人が使うのはかなりキツイ。リビングルームが広いのに洗面所は狭い、二人同時に使えるように洗面台が2つあるのに狭くて二人同時に使えない…このアンバランスさが変な感じ。

そして極めつけは、こちら、コンセント~
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洗面所に4口、冷蔵庫やコーヒーマシンのある棚周りに8口、リビングのテレビ周りに2口。自由に使えるコンセントが14口もあるにもかかわらず、ベッド周りには0。このアンバランスさにびっくり。旅先では6種類ほどの機器の充電が必要になるので、コンセントの数とどこにあるかが大事になってくるんですが…ベッド周りに最低2口くらいは欲しいところです。

写真には撮ってませんが、けっこう厚手のしっかりとした作務衣が用意されていたんですが…サイズ選択の自由度がなくて、着れませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]

と、こんな感じにいろいろなことが?と思うようなアンバランスさが気持ち悪く、凝った造りになっているにも関わらず、なんとも居心地の悪いかんじのお部屋。
テンション下がったまま、宿の大浴場へ。

宿の温泉、内湯は広くて、洗い場も仕切りがあって良かったけど、露天風呂はけっこう狭かったです。野趣溢れた感を演出するためか、露天風呂の中央に大きな岩があるんですが、そのために元々狭いのに更に狭くなってます。誰かが入っていたら、湯船内を移動するのはちょっとためらわれる感じ。
なので、露天風呂は貸し切り状態だったにもかかわらず、落ち着かず、早々に引き上げました。

部屋に戻って、部屋の露天風呂に入った後、夕食会場へ。
お食事処は個室。ただこの場合、間仕切りが天井まではないために、隣の声が良く聞こえるんですよね。さらに、テーブルの位置が通常のフロアよりも近くに配置されていることになるので、その分声も良く聞こえるのです。見た目は個室なんだけど、耳はまったく個室ではない。。。
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それに個室だとスタッフを呼びにくく、けっこうストレス溜まることがあるんだけど…とりあえず呼び鈴のブザーがあるので、そこはOK。

席に着くと周りはとても静かで、『個室NGの心配は要らないかも~[るんるん]』と。

お料理は、灯灯御膳という和会席。
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先付け、雲丹ロワイヤル。雲丹の下にはコンソメのジュレになっていて、美味しかったです。

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宿泊プランについているとのことで、まずはシャンパンをいただきました。

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前菜。右から、オクラの生ハムまき、鯨のたたき、かすべの煮凝り、北海縞海老、スモークサーモン、帆立柚子。どれも美味です。

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お造り。牡丹海老、まぐろ、赤鰈(カレイ)、北寄貝、梅貝。牡丹海老の身がプリプリ[るんるん]

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2番目のお酒は、千歳鶴のなまら超辛。日本酒なのにこのグラス[るんるん] 吞兵衛さんはけっこう一度にたくさん入るグラス、好きなんですヨ。

この頃までは静かで落ち着いてリラックスしながら食べていたんですが…
次の時間帯スタートのお客さんがけっこう増えてきて、フロアはだんだん騒がしくなってきました。そして、隣の個室にもお客さんが案内されました。
すると、隣のお客さんが席に着くなり、何やらクレームを言い始めた[exclamation] 足の悪い年配のおばさまとその娘さんらしき3人グループ。どうやら、足が悪いのでと予約時に伝えてあったにもかかわらず、何か不都合があったようでした。足の悪いお母さんの方は控えめな感じなんだけど、娘さんがかなり怒ってました。
すると、たぶん支配人らしき人が隣の個室に謝罪にやってきて…懸命な謝罪。そして『ご迷惑をおかけしたお詫びに、こちらはサービスの一品です』と。娘さんの怒りは収まってきて、今度は運ばれてくるお料理のことをいろいろと聞くようになり、スタッフさんも『クレーム客だから』というように、かなり時間を割いて丁寧に受け答えしてました。

…と、こういうやり取りをしているのが丸聞こえ。その間、こちらのお料理はなかなか運ばれてこなくなり…お酒もなくなり…ブザーでスタッフさんを呼んでも、すぐには来てもらえず…
さっきまでいい感じだったのに、お客さんが増えてからは一気に気分を害したのでした。
誰かが怒っているのとかひたすら謝っているのとかは聞いていて良い気分じゃないし、こちらにはないのに別のお客さんにはサービスがつけられるのも気分悪いし。
隣の話し声以外にも、赤ちゃんがず~っと泣き続けてたし。。。このお宿、和会席やフレンチコースだけでなく、バイキングも選択できるようになっています。和会席やフレンチは、静かに食事を楽しみたい人が選択することが多いのだから、赤ちゃん連れだとバイキングを選択ししてほいなぁ~と思ったり。

この後のお料理、味は美味しかったんだけど、待ちくたびれて、隣の声と赤ちゃんの泣き声でストレスMAXの状態だったので、ゆっくり味わえませんでした。

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めんめの塩麹鍋。めんめとは、きんきのことだそうです。

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オホーツク産塩ゆで毛ガニ。

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帆立ベーコン巻きフライ。

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ここで3番目のお酒、シャルドネを。お料理が和洋折衷なので、お酒も日本酒からワインへシフト。

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津別産流氷和牛のはりはり蒸し。

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北海道産ななつぼし米釜飯。いくら添え。椀物はシジミ汁。

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デザートは、夕張メロンとぶどう、ケーキ。

最後の方は、とにかく早く部屋に戻りたかったので、ただ黙々と食べ続けました。お料理の味はそれぞれに美味しかっただけに、なんとも残念な夕食でした。

ただこのまま気分を害したままではNG。夕食後にフェイシャルエステの予約をしてあったので、エステルームへ。フェイシャルエステは、ハワイでの結婚式の前にブライダルエステでやってもらった以来2回目。
このエステティシャンの方の接客がとても丁寧で、フェイシャルエステの気持ち良さと相まって、すっかり気分を取り戻したのでした。

エステから戻った後、畳の上でゴロンとしていたら…なんと、寝てました。起きたら夜中[わーい(嬉しい顔)] 思い切りリラックスしてました~[ひらめき]

5日目へ続く。

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